英語がどんどん上達する人の10の特徴【結果が出る人の勉強法とマインド】
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英語がどんどん上達する人の10の特徴【結果が出る人の勉強法とマインド】

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

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私はこれまで20年以上、たくさんの英語学習者さんと関わってきました。そのなかで、

・短期間でどんどん英語力が上がっていく人
・何年もほとんど英語力が変わらない人

の両方を見てきました。

 

その人たちの特徴はそれぞれ何だろう?と、長い間観察をしてきて、「こういう人は英語が伸びるな!」「こういう人は残念な結果になることが多いな・・・」という違いが、わかってきました。

もちろん私自身も、英語の勉強が全然うまくいかなかったこともあれば、様々な試行錯誤を経て、「こうやったら英語が短期間で上達するな」というコツをつかんだ瞬間もありました。

 

このページでは、「英語が上達する人の特徴」を10個、ご紹介したいと思います。

あなたは、いくつ当てはまっているでしょうか? 読んでみて、「これ、いいな」と思うものがあったら、ぜひひとつでも取り入れてみてくださいね。

 

英語がどんどん上達する人の10の特徴

1.「英語を使ってこうしたい」という明確な目的がある

 

英語を使って何がしたいのかという目的がはっきりしていれば、自分が何をどのように勉強すればよいかもわかってきます。つらいときや怠けたいときにも勉強が続けられます。

「英語がこの程度できるようになって、これをするんだ!」と明確にイメージしながら勉強をすることができる人は、モチベーションも高いし、勉強にも集中できます。

 

逆に、「なんとなく、英語ができるようになったらかっこいいな〜」という、漠然とした憧れでは、毎日の忙しい生活のなかで、英語の勉強時間を確保して、勉強を継続するのは、本当に難しいです。

目的がなくても、英語の勉強そのものが好きな人は、趣味として続けることはできます。でも、具体的なイメージがないまま勉強をしても、「上達する人」になれる人は多くありません。

 

実は、英語が上手になりたいけど、「英語を学ぶ目的は?」と聞かれたら困る・・・という人は、かなり多いのです。私自身も、そうでした。

あなたもそういうお悩みがある場合、この記事も読んでみてください。

私が英語を学ぶ目的を見つけた方法【何のために英語を学ぶのか】

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2.英語を学ぶ過程を楽しんでいる

 

英語って、苦行のように向き合わないといけないものではありません。「新しいことを知るのが楽しい」という本能が、私たち人間にははじめから備わっているんです。

子供のように、新しい知識を得るたびに「へー、そうなのかー!」とわくわくした気持ちで英語を勉強できる人が、伸びます。

 

でも、英語を「眉間にしわを寄せて机でガリガリやるもの」と思っている人は、苦労する割に英語が伸びません。

私たちにとって、本来は学びは楽しいものだったはずなのですが、英語教育の環境や、親からの期待や、受験のプレッシャーなどのせいで、英語が楽しいと思えなくなってしまった人は多いと思います。

 

英語は単なるコミュニケーションのツールであり、自分の世界を広げてくれるものです。それが実感できている人は、楽しくラクラク勉強しながらレベルアップしていきます。

英語ができることを必要以上に特別視せず、また自分の英語コンプレックス解消の道具にするのでもなく、「コミュニケーションツール」「自分の世界を広げる窓」として英語に触れることができる人は、成長が早いです。

 

英語のモチベーションが出ない日にも、英語の勉強を毎日継続できる方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

英語学習のモチベーションが下がっても英語の勉強が続くようになる方法

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3.自分の小さな成長や変化を素直に喜べる

 

英語がなかなか上達しない人は、自分のレベルが上がっていても「まだこれができない」「まだ私はここがダメだ」と「できていないこと」ばかりに目を向けます。

でも、上達が早い人は「これができるようになった」「前と比べたらちょっと進歩したな」と、「できるようになったこと」に目を向けています。

 

「まだここがダメだから頑張ろう」と反省して、あとは気持ちを切り替えて勉強を続けられればいいのですが、多くの場合はそうではありません。

「やっぱり私はダメなんだ」「もう歳だから記憶力が落ちた」「私には英語の才能がない」など、ひどい言葉を自分自身に浴びせて自分を痛めつけてやる気を失くして終わり・・・という人が少なくないのが現実です。

 

こういうネガティブ思考は、自分に対する強烈な刷り込みになります。

「私はどんどんダメな人間にな〜る・・・」「私は、どんどん記憶力が悪くな〜る・・・」と、自分に繰り返し催眠術をかけているようなもの。そんな催眠術、イヤですよね?(;・∀・)

 

年齢などを言い訳に、英語を頑張りたい気持ちを持ち続けるのが難しくなったら、ぜひこの記事も読んでみてください。

49歳、生きてるうちに英会話ができるようになるのは年齢的に無理?【50代、60代でも遅くない】

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英語学習のなかで、あなたが新たに覚えたことや、できるようになったこと、わかるようになったことに、ちゃんと気づいてあげましょう。そして、自分を褒めて自分の努力を認めてあげましょう。

それができると、楽しくなります。そうすると、さらに頑張ろうと思えるし、結果もついてきますよ。

 

4.すぐに結果を求めない

 

英語を頑張っているのに、目に見える結果が出ないと、「この勉強法は間違っているのでは?」「この教材は本当は効果がないのでは?」と不安になること、ありますよね。

でも、英語というものは、そんなにすぐに結果は出ません。

 

英語は、かけた勉強時間に比例して直線的にレベルが上がるのではなく、二次曲線的な成長と停滞期を繰り返すものです。

やってもやってもたいして伸びていないように感じる時期があり、その後、急に自分でもはっきり成長が実感できる時期があり、その後、また成長がピタッと止まったように感じる時期が来ます。

 

「成長にはある程度時間がかかるもの」「誰にでも停滞期は訪れるもの」と、知っておいてください。それを理解したうえで、毎日やるべきことをコツコツと続けられる人が伸びます。

そして、結果が出ている人ほど、結果そのものにこだわっていません。毎日何をやるか、どう積み重ねるかという「過程」にフォーカスしています。

 

成長の実感にこだわらず、積み重ねた時間を励みにするというのは、英語学習において本当に大切な考え方です。ここにさらに詳しい記事を書いているので、ぜひあわせて読んでみてください。

英語の勉強が続かなかった私が独学で通訳になれた3つの秘訣

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5.いい意味で力が抜けていて、おおらか

 

「頑張ってるのになかなか上達しない人」と「楽に勉強しているようで上達が早い人」の大きな違いのひとつは、なかなか上達しない人が「深刻に考えすぎている」のに対し、すぐに上達する人は「真剣でありつつも力が抜けている」ということです。

 

「この勉強法で、本当に効果が出るんだろうか?」
「この教材で、本当に大丈夫なんだろうか?」
「私は、今こんなことやってていいんだろうか?」
「いつになったら、私は英語ができるようになるんだろうか?」

なんていう、答えのない疑問がいつも頭の中をグルグルしている人は、勉強に集中できません。

勉強に集中できないから、もちろん結果も出ません。

 

その一方、決して不真面目なわけではないけれど、気楽に構えていて、「毎日やってるんだから大丈夫。ほんのちょっとずつでも、前進はしてるはず」とおおらかにコツコツ勉強できる人には、結果もついてきます。

学習計画が思い通りにいかなかった場合も、「ああ、自分はなんてダメな人間なんだろう・・・」ではなく、「まあ、人間だから完璧じゃないのは仕方ない。また今日からできることを積み上げていこう」と気持ちを切り替えて、力を抜いて勉強できる人が伸びます。

 

頑張ってるのに、英語が話せるようにならない・・・という場合は、このページも参考になると思います。

あなたは大丈夫?頑張ってるのに英会話が上達しない5つの理由

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6.英語教材は、これと決めたものをやり続ける

 

結果が出ている人ほど、家にある英語教材の数は少ないです。

同じ教材を何回も何回も繰り返す。これと決めた一つの勉強法をとことん継続する。これができる人が、伸びます。

 

「この教材で本当にいいのか」「もっと効果的な勉強法があるのでは」と不安に思いながらでは、集中して勉強できません。同じ時間を費やしたとしても、得られる結果が違います。

 

ちょっと厳しい言い方になりますが、他の教材を探したり、勉強法で迷ったり、本屋さんをウロウロしたり、ネットサーフィンしたりする時間は、勉強時間ではありません。

結果が出ている人は、そんな暇があったらコツコツと勉強を積み重ねています!

 

私の場合は、「シャドーイング」という勉強法に出会ってから10年以上、ひたすら愚直に毎日トレーニングを続けました。

その結果、TOEIC500点前後だった英語力から大幅にスコアアップし、通訳にもなることができました。

シャドーイングを5年続けて通訳になった私のやり方と継続のコツ

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7.英語学習が日々の習慣になっている

 

英語力は、根性のあるなしや自制心の強さでは決まりません。

では何で決まるかというと、「習慣化しているかどうか」です。

 

どんな分野でも、大成功をしている人を含め、「私は自制心が強い」と思っている人などほとんどいません。私自身も、とっても誘惑に弱い怠け者です。できることなら毎日、チョコを食べてゴロゴロしていたいです(笑)。

あなたも、チョコが食べたいかはさておき、ゴロゴロするの好きですよね? 私たちはみんな、怠け者な部分も持っているのです。

 

ダラダラしたいのはみんな同じ、みんな本質的には怠け者なのに、どうして差がつくのか? それは、「英語学習の習慣があるかどうか」です。

毎日、英語学習を日常に組み込んでコツコツと勉強時間を積み重ねていくことができる人だけが、結果を出すことができます。

 

英語の勉強を習慣にする方法については、ぜひこの記事もあわせて読んでみてください。忙しい人でも、英語時間が確保できるようになります!

英語の勉強する時間がない人集合!誰でも毎日1時間確保できる方法

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8.TOEICのスコアや英検を目的にしない

 

仕事や留学のためにどうしても必要であれば、TOEICや英検、通訳ガイド試験などを目的に勉強するのは、仕方ない時もあるでしょう。

でも、そのスコアや級があなたにとって「必要」ではない場合は、試験の合格やスコアアップを目的に英語を勉強することはお勧めしません。

 

試験に合格できるかどうか、TOEICの目標点数を取れるかどうかは、その日の体調や運など、いろんな要素に左右されるし、自分でコントロールすることができないからです。

そして、スコアアップや合格が一番の目的で勉強してしまうと、つい試験の小手先のテクニックに頼りがちになります。

 

そして、実際にTOEIC900点などのハイスコアをゲットしても、それに見合う英語力が身についた実感がなく、むしろそのハイスコアに反比例して、自分の英語力にもっと自信がなくなるのです。

私は、そういう人をたくさん見てきました。

 

たとえば、この記事でも、英検にこだわりすぎて本当の目的や英語のレベルアップが後回しになってしまう事例をご紹介しています。

通訳翻訳に英検1級は有利?「もう少し勉強してから」は禁句にしよう

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それよりも、「自分は何のために英語を勉強するか」という目的を明らかにし、そのために「今、自分は何をするべきなのか」「どれだけやるのか」という、自分でコントロールできる要素に目を向けることが重要です。

不思議なもので、点数や級に固執せずにやるべきことをやった方が、レベルアップも合格も早くやってきます。

 

9.「今の自分は過去の選択の結果」と考えられる

 

「あの英語教材が悪い」「この先生が悪い」と自分の外に責任転嫁する人は、なかなか上達しません。

でも、「今の現実は、これまで自分がやってきたこと(あるいはやらなかったこと)の結果である」ということを受け入れることができている人は、「未来も自分次第。良い方向に変えていけばいいだけ」と実感できます。

 

もちろん、子供時代の家庭環境などは、自分の責任ではありません。

でも、大人になった私たちは、自分自身の選択に責任を持たないといけません。「家庭であれ仕事であれ、自分のこれまでの選択の結果が今の自分である」と、受け入れる必要があります。

 

こう聞くと、なんだか厳しい言葉のように思うかもしれません。でも、自分に全ての責任があると分かると、実はいろんなことが楽になります。選択を変えれば、結果が変わるとわかるからです。

「自分はもっとやれるはず」「もっと高いレベルにいけるはず」という気持ちも生まれ、うまくいきやすくなります。

 

「私の英語力は今はこの程度ということは、結局自分はやるべきことをやっていないだけ。教材が悪いのではなく、その教材を選んだのは自分である。先生が悪いのではなく、その先生を信じたのは自分である」

そう思えれば、教材やスクールに責任を転嫁しません。これからは、より賢く選択することができるようになります。あとは、自分が成長するのみだと分かります。

 

この記事には、私がどんな選択をして翻訳の仕事をゲットしたかを詳しく書いています。当時の恥ずかしい失敗談も含めて、よかったら読んでみてください。

翻訳者への道ー私が未経験から翻訳の仕事をゲットして転職した方法

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10.周囲の目を気にしすぎない、人と自分を比べない

 

「自分のヘタな英語が同僚に聞かれたら恥ずかしい」「英語が自分よりうまい人の周りではしゃべりたくない」といった自意識過剰な人は、非常に上達が遅いです。

そう感じてしまうお気持ちは、とてもよくわかります。私も、そういう気持ちになったことは何度もあります。

 

でも・・・・真実をはっきり言ってしまうと、

愛
誰も、あなたのことなんて気にしてないですよ?(笑)

 

誰よりもあなたのことを気にかけているのはあなた自身ですし、誰よりもあなたのことを厳しい目で見ているのもあなた自身です。

みんな、自分のことに精一杯です。

 

周囲の目を気にしすぎることなく、自分のやるべきことに集中できる人。人は人、自分は自分と割り切って自分が今やるべきことに冷静に向き合える人。そんな人が上達します。

一方、他人と自分を比較しては落ち込む癖のある人は、うまくいきません。

 

多分、あなたが比較している相手は、きっと今まであなたよりずっと時間をかけて真剣に英語に取り組んできたはずです。

そんな他の人が努力を積み重ねて獲得した「強み」と、これから頑張ろうというあなたを比較するなんて、あなた自身にとっても失礼ですよね。

 

英語を人前で話すのが恥ずかしい・・・という人は、この記事もぜひ読んでみてくださいね。

英語を話すのが恥ずかしい?自信を持って話すために事前にやるべき5つのこと

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英語がぐんぐん上達する人の10の特徴・まとめ

というわけで、英語が上達する人の特徴を以下の10個挙げましたが、いかがだったでしょうか。

 

1.「英語を使ってこうしたい」という明確な目的がある
2.英語を学ぶ過程を楽しんでいる
3.自分の小さな成長や変化を素直に喜べる
4.すぐに結果を求めない
5.いい意味で力が抜けていて、おおらか
6.英語教材は、これと決めたものをやり続ける
7.英語学習が日々の習慣になっている
8.TOEICのスコアや英検を目的にしない
9.「今の自分は過去の選択の結果」と考えられる
10.周囲の目を気にしすぎない、人と自分を比べない

あなたに当てはまる特徴は、いくつありましたか?

 

中には、「この10個の特徴に、全然自分が当てはまってなくて辛い・・・」という人もいるかもしれません。(汗)

でも、これから少しずつ自分の考えグセに気づいて直していけばいいだけですから、心配することはありません。ぜひ、ひとつでもピンときたものがあれば、取り組んでみてくださいね。

 

英語をゼロからやり直してスキルアップするには、この記事も参考にしてみてください。英語のやり直しに挫折した人にはきっとお役に立つと思います^^

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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