2020年3月4日
英語のリスニング学習に適したおすすめイヤホン・ウォークマンは?
エバンス愛

イヤホンってめちゃくちゃ種類がありすぎて、値段も数百円から1万円を超えるものまでピンキリだし、いったいどれを選んだらいいのか迷いませんか??
amazonでレビューを読んでも、結局どれがいいのかさっぱり分かりませんよね。(;・∀・)
このページでは、英語学習に適したイヤホンと英語学習には向かないイヤホンとその理由を徹底解説します。そして、私が現在進行形で英語学習に使いまくっているお勧めイヤホンを厳選してご紹介します!
気になったものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。
コンテンツ
英語学習のためのイヤホンを選ぶポイント
私が考える英語学習に適したイヤホンを選ぶ上で重要なポイントは、以下の2点です。
1.カナル型であること
イヤホン、ヘッドホンと言ってもいろいろタイプがあって、主に3つに分類されます。
(1)ヘッドホン型
主に映画や音楽を楽しむことを目的として作られているのが、このヘッドホンです。
英語学習に使う場合、机で勉強するときにはいいのですが、重くて持ち歩くにもかさばるので、ながら聞きを中心とした英語学習には適しません。
(2)インナーイヤー型
Apple端末の付属イヤホンでよく見る形状です。音漏れしやすく、シャカシャカ音が周囲の人に聞こえやすいです。
密閉型ではない分、周囲の音を遮断しないので、道路を歩く時など周囲の音に注意を払う必要があるなら、このタイプが適しています。
逆に、周囲の音を拾ってしまうため、通勤電車やバスの中など騒々しい環境で英語を聞くには適しません。
(3)カナル型
このような耳栓タイプのイヤホンを「カナル型」と呼ぶのですが、私が英語学習に最もお勧めするのがこのタイプです。密閉型なので、周囲の雑音をシャットアウトしてくれます。
通勤電車やバスでの移動中や、水をザーザー流しながらお皿を洗っている時にも音量をそこまで上げなくても音が聞きやすいので、耳にもやさしいです。
カナル型イヤホンの場合、シリコン部分(イヤーピース)が3サイズくらい同梱されていることが多いです。自由に付け替え可能なので、自分の耳にフィットしないのでは・・・という心配は不要です。
2.ワイヤレス(Bluetoothタイプ)であること
次に、コードの形状も大事なポイントです。
(1)差し込み型
プレーヤー本体のイヤホンジャックに差し込むタイプの、最もオーソドックスなイヤホンです。
このタイプは、動き回りながら英語を聞いていると、コードが引っかかって邪魔でストレスです。英語のながら聞きを快適に続ける点ではお勧めしません。
ただ、充電が必要ない手軽さはあるので、飛行機や新幹線で長時間座っている時には私はこのタイプも使っています。
(2)Bluetooth&首掛け型
プレーヤー本体とはワイヤレス接続です。家事や移動中に、手元でコードがブラブラする不快感がありません。ただし、プレーヤー本体がBluetooth対応でない場合は使えません。
Bluetooth(ブルートゥース)とは、パソコンや携帯電話とイヤホンを、ケーブルを使わずにワイヤレスで接続して音声やデータをやりとりする仕組みのことです。
私が英語リスニングに使う端末としてお勧めするiPhone、iPad、iPod touchは、Bluetoothに対応しています。Androidスマホもほぼ対応していると思います。
(3)Bluetooth&完全ワイヤレス型
これが私が2020年現在、最も愛用しているタイプです。
首の後ろのコードすらない、完全ワイヤレスタイプ。全くストレスなく装着していられるので、私は朝起きてから洗顔も掃除も着替えもこれをつけたままです。
顔を洗ったりメイクしたりという身支度の時は、耳の後ろのコードも結構邪魔なので、この完全ワイヤレスタイプの使い勝手がやっぱり最高です。
2020年現在、私のお勧めの英語学習用イヤホン
Bluetoothイヤホン(完全ワイヤレス型)
私が2020年3月現在最も愛用しているイヤホンは、これです。
本体ケース(筒部分)からイヤホンを外すと勝手に電源がオンになり、ペアリングしているiPhoneに接続されます。ものすごく楽です。
このケースは、携帯充電器の役割も果たしています。イヤホンのバッテリーがなくなったら、ケースに入れて充電。ケースをフル充電した状態だと、3回くらいはイヤホンが充電できます。
IPX5防水(防水の規格で、「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」)なので、水が少しくらいかかる程度なら問題ないようです。シャワーで使ってみましたが、大丈夫でした。
シャワーの時には、こっちを使っています。
これは、「IPX7防水」(一時的に水没しても内部に浸水しない)というレベルです。
防水スピーカーも使うのですが、スピーカーだと湯船に静かに浸かっている時しか使えません。体を流したりしている時は水しぶきの音で聞こえないので。なので、お風呂にいる間中ずっと使える防水ワイヤレスイヤホンを探していました。
上記(2)のような首の後ろにコードがあるタイプの防水イヤホンも過去に使っていましたが、首周りを洗うときに邪魔なので、すぐに使わなくなりました。完全ワイヤレスタイプなら、その煩わしさもありません。
まあ、リアルな話をすると、シャンプーをする時に頭皮を指でモミモミすると、耳の穴の形が変わるのか、すぐ外れてしまうんですよね。あと、髪の毛をザーザー流している時は、水音が耳に響くので音が聞こえません。
なので、シャンプーの時は外して、髪や耳を洗い終わってから装着して体を洗っています。
Bluetoothイヤホン(首掛け型)
上記の完全ワイヤレス型は、外で落としたりするとすぐ失くすので(実際、落として失くした経験あり・・・)、首の後ろにコードがあるタイプもまだ愛用しています。
このTaoTronicsは、耳によくフィットして周囲の雑音をシャットアウトしてくれるだけでなく、イヤホンヘッドに磁石がついているので、使わないときは首にかけて磁石をくっつけておくと落とす心配がないのが良いところです。
そして、もう一つ愛用しているのがこれなんですが、もう5年以上前から何度か買い替えています。
何がいいかというと、ボタンの凸凹がはっきりしていて私にとっては上のイヤホンより再生や停止の操作がしやすいことと、余計な点滅がないので寝室で使うのに重宝することです。(上のTaotronicsは、電源が入っている間はずっと点滅します)
ソニーのウォークマンのヘッドホン一体型
そして、Walkmanのヘッドホン一体型も使っています。
このウォークマンは、ただのワイヤレスイヤホンではなく音源が収納されている本体との一体型です。
つまり、このイヤホン部分だけで完結しているmp3プレーヤーです。プレーヤーをポケットに入れる必要もなく、耳にこれをひっかけたらおしまい。
本体と一体型なのでイヤホンだけよりは当然高いですが、運動中など、プレーヤー本体を持ち歩きたくない(または持ち歩けない)場合はお勧めです。
ただし、このwalkmanには注意点があって、それは「外音取り込み機能」という外の音があえて聞こえやすくなる機能が搭載されていることです。これは、近づく車の音やクラクションなどが聞こえやすくするためで、ジョギング中などに使う人を主に想定しています。
そして、ソニーは他のツールと互換性がない場合が多く、私が愛用しているaudible.com(オーディオブック購入サイト)のデータもウォークマン本体にそのまま取り込むことはできません。iTunes経由などでできないことはないのですが、設定がいろいろ面倒です。
さすがの SONY製なので壊れにくくて丈夫で長持ちしますが、私の場合、完全ワイヤレスを使うようになった現在は出番がなくなりつつあります。
英語学習にお勧めのイヤホンまとめ
以上、英語学習にお勧めのイヤホンをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?私のお勧めは、断然「カナル型(耳栓タイプ)」の「完全ワイヤレス」イヤホンです。
なお、英語のリスニング用にイヤホンを買う場合、amazonのレビューはあまり参考にしなくていいと思います。レビューはほとんど、音楽を聴く際の音の良しあしが書いてありますが、英語学習者と音楽を楽しみたい人とは求めるものが違いますし、英語には重低音とか高音がどうとか関係ないので。
それよりも、周囲の音が聞こえたほうがいいか、聞こえない方がいいか、音漏れがしにくいか、ボリュームを上げないと聞こえにくいかどうか、そういった自分のリスニング環境に応じて選ぶことが大事です!
最後に、イヤホン含めた、英語学習者に必要なツールについては以下のページで詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてください!