英語学習のモチベーションが下がっても英語の勉強が続くようになる方法
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英語学習のモチベーションが下がっても英語の勉強が続くようになる方法

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

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英語学習者が一番悩む問題は、ズバリ「モチベーションの維持」ですよね。

最初はやる気満々ではじめたはずの英語の勉強が、いつの間にか仕事や家庭のごたごたで後回しになり、モチベーションが下がって、勉強が続かなくなってしまう・・・

あなたも、そう悩んでいるかもしれません。

 

私自身も、本屋さんでいろいろ英語学習本を見て買ってきて、勉強の計画をたてて、その後数日間はやる気満々で勉強をしていました。

でも、すぐに計画外のことが起こって勉強できなくなり、モチベーションが下がり、そしていつしか勉強の計画を立てていたことすら忘れてしまう、そして英語は全く上達しないまま…という日々を繰り返していました。(;・∀・)

 

いろいろと試行錯誤して、モチベーションを一瞬でアップする方法を見つけて日々の勉強に取り入れたりもしてきました。

詳しくは、即効で英語学習のモチベーション爆上げ!勉強のやる気を出す5つの方法に書いています。

 

でも、「あること」に気づいてから、私の英語学習はガラッと変わりました。それまでの三日坊主が嘘のように、毎日英語の勉強を継続できるようになりました。

それは、モチベーションなんか関係なく英語の勉強は続けられる!ということです。

 

このページでは、英語学習の「モチベーション」の上下に振り回されず、勉強のモチベーションが下がっている時でさえ英語の勉強を継続し、英語力をアップさせる方法をお伝えします。

「英語のモチベーションがすぐに下がってしまう・・・」「勉強がいつも三日坊主・・・」と悩む方は、ぜひお読みいただいて参考にしていただけると嬉しいです。では、早速参りましょう!

 

衝撃の事実:英語学習の継続にモチベーションは不要

 

「仕事ができないやつほど『モチベーションが・・・』と言う。仕事ができるやつから、モチベーションがどうこうという話を聞いたことがない」

先日、何かでこんな記事を読みました。英語も、まさにそうなんです。

実際、英語ができる人の口から「今日は英語のモチベーションが湧かなくて・・・」「勉強のモチベーションが下がってしまった・・・」みたいな弱音が出てくることは聞いたことはありません。

 

かと言って、その人たちがみんなものすごい強い意志の持ち主で、どんな誘惑にも絶対に負けない人かというと、別にそういう特別な人たちではありません。

英語の勉強は続けられるけど、たとえば二度寝が大好きだとか、甘いものが辞められないとか(笑)、みんな普通の人たちです。

じゃあ、何が理由で、英語学習を続けられる人とそうでない人がいるのでしょうか?

 

まず、あなたに理解しておいて欲しい事実があります。

それは、「モチベーションを下げずに常に高く保つなんて無理」ということです。そうなんです。英語の勉強に大事なのは、モチベーションではないのです。

どんなに優れた結果を出している人だって、モチベーションが上がることもあれば下がることもあります。

 

優れた結果を出している人が、毎日どのように英語に取り組んでいるかというと、英語を勉強するモチベーションの上下に振り回されるのではなく、しっかりコントロールして毎日の勉強を積み重ねているんですね。

詳しくは、【私が20年英語を続けた方法】究極の英語学習モチベーションの保ち方を、あわせて読んでみてください。

では、モチベーションが下がっても英語の勉強が続けられる方法を公開します!

 

モチベーションが下がっても英語の勉強が続く秘密

 

最初にあなたにお聞きしたいのですが、あなたが大好きなことなら、継続するのは簡単ですよね?

好きなテレビ番組を見るとか、趣味の活動をするとか、別に努力しなくても、毎週、毎日と継続できていることは、たくさんあると思います。

でも、好きなことじゃなくて面倒だな、嫌だな、と思う時もありつつも継続できていることもたくさんありますよね?

 

その一つは・・・

「義務」であること。

仕事に行くのが面倒だなと思っても、モチベーションがないなと思っても、やっぱり毎朝ちゃんと起きて、遅刻しないように会社に行きますよね。「義務」だから。

 

そして、ここからが本題です。

好きでもないことが続けられるのは、「義務だから」以外に、もう一つだけ理由があります。

分かりますか?

 

ちょっと、考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

好きでもないことが続けられる理由、それは、

「習慣だから」

です。

 

朝ごはんを食べて歯磨きをせず、汚れた歯の気持ち悪い感触のままで仕事に行く人はいないと思います。習慣だからです。

ということは・・・

英語の勉強が「好き」なわけではないし、英語が仕事で必要なわけでもないからどうにも「義務」にするのも難しい・・・という場合、それでも英語の勉強を続けるためには、英語を「習慣」にするしかないんです。

 

・義務
・習慣

たったこの二つしか、好きでもない何かを継続できる理由はありません。

 

上がったり下がったりするモチベーションに振り回されて勉強をやったりやらなかったりするのではなく、英語を毎日やるのが当たり前という、英語を日常の完全な一部にするのです。

これが、英語学習のモチベーションが下がっても、勉強が続けられる最大の秘密です。

 

私が英語を日常に組み込んで英語を習慣にした方法

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ここでは、私が実際に英語時間ゼロだった時から、どのように日常に英語を組み込んで英語に触れる時間を増やしてきたかをお伝えします。

 

通勤(通学)時間を英語時間にする

私は、大学生で英語学習のやり直しを決心したとき、通学の移動時に音楽を聞く代わりにラジオ英語講座を聞くことからはじめました。最初は、それ以外はほぼ何もしませんでした。

 

注目していただきたいのは、これは、負荷が限りなく小さい活動だということです。

それまで、通学時間の「暇つぶし」だった、音楽をなんとなく聴くという行為。でも、音楽を聴くか聴かないかに関係なく、通学時間は、どちらにしても消費しなければならない時間です。

 

ということは、どうしても必要な時間なのだから、それを音楽の代わりに英語をに費やしたとしても、自分の毎日のスケジュールは、全然変えなくていいんです。睡眠時間も、友達と過ごす娯楽時間も、一人のんびり時間も、そのまま。

最初は、「音楽を聴いて歌ってすっきりしたい」と、時々ストレスに感じることもありました。でも、負荷が小さい分ストレスも小さいので、ほとんど気にならずに続けることができました。

 

その後私は社会人になり、車通勤の生活が始まりましたが、その車中でも英語を聞き続けました。10年以上、運転中は必ず英語を聞く毎日を送っていたことになります。

 

ちょっと計算してみましょう。私が週5日、往復1時間の通勤時間の英語学習を10年続けたとすると、

1時間 x 週5日 x 年間50週 x 10年間 = 2500時間

合計、なんと2500時間にもなるんです。

 

語学の基礎を一通り身につけるために必要な学習時間は1000時間と言われているので、2500時間という時間は、その倍以上になります。

英語習得に必要な勉強時間については、1日に何時間勉強すれば英語が上達しますか?に対する通訳翻訳者の答えに書いてありますが、結構膨大な時間が必要です。

その時間を机での勉強で確保するのは、学業に専念できる留学生でもなければ無理ですが、こうやって毎日の通勤通学時間に英語を積み重ねればいいなら、割と楽だと思いませんか?

 

NHKニュースを副音声(英語)で見ながら夕食

 

次に、私が実践している、日常生活を変えないでいい英語の勉強例はというと・・・

私は、夕食をとりながらテレビを見ることが多いのですが、できる限り7時までに夕食の支度を終えて、7時ぴったりに食べ始められるようにしています。ご飯を食べながら、7時のNHKニュースを副音声で見るためです。

 

「ご飯を食べる」という時間は、絶対に消費しなければならない時間。そして私の場合、この間はどちらにしてもテレビを見ている。そうであれば、これを英語学習時間にしてしまえばいいんです。

これをやっても、日常生活には何の無理も生じません。ほぼ毎日、30分ニュースを英語で見ています。(※7時に間に合わない人は、9時からも英語ニュースはありますよ)

 

耳が暇な時間をとにかく英語にあてる

通勤時間や夕食の時間以外にも

・料理しながら
・皿洗いをしながら
・洗濯物を干しながら
・洗濯物を畳みながら
・部屋の掃除をしながら
・ウォーキング中

など、「耳が暇」な時間は、英語に費やしています。

 

これらは、1日で考えると大したことのない時間です。でも、これが毎日となると、本当に膨大な時間の積み重ねになります。

通学時に英語を聞くだけという小さな習慣から、だんだんと英語時間が増えていき、今では仕事で英語を使う以外に1日3時間程度の英語時間を確保できるようになりました。

 

英語学習を習慣にする方法(私の生徒さんの事例)

 

次に、私が英語を指導している生徒さんが、それぞれの生活スタイルやスケジュールに合わせて、「英語のモチベーションが下がっても、毎日勉強時間が勝手に積みあがる習慣」を作っていただいている事例を紹介します。

 

毎日の犬の散歩中に英語を聞く

犬を飼っていて、毎日散歩に連れて行くのが日課の生徒さんには、毎日の犬の散歩中にイヤホンで英語を聞いてもらうことにしています。(もちろん、周囲の車などに気を付けていただきつつ)

彼女が言うには、犬の散歩はモチベーション関係なく、決まった時間になれば、「仕方ない、行くか」と毎日続いている活動です。なので、犬の散歩の時間に英語を組み込めば、犬の散歩に行く限りは勝手に英語勉強時間も増えるんですね。

 

バスや電車の通勤時間に単語を覚える

通勤時間にバスや電車を使う会社員の方については、座席に座れる場合、せっかく耳だけでなく目も使える時間をリスニングだけに費やすのはもったいないので、テキスト片手に単語を覚えてもらうようにしています。

 

ジムでのワークアウト中に英語を聞く

ジムに行くのが日課の生徒さんであれば、ワークアウトの時に英語音声を流しながら行うようにお伝えしています。特に、ひたすらマシンの上で歩いたり走ったりする単調な運動は、英語を聞くのにぴったりの時間です。

 

このように、ながら時間やスキマ時間を活用して英語の勉強を積み重ねる方法は、以下の記事にも詳しく書いています!あわせて参考にしてください。

英語の勉強する時間がない人集合!誰でも毎日1時間確保できる方法

 

英語の勉強を続けるために避けるべきこと

お茶

 

どんなに忙しくても、英語の勉強時間をゼロにしない

誰だって、家族の突発的な問題(病気、引っ越しなど)や心配事や気がかりなことがあって、モチベーションが上がらないことだってあるし、やる気があっても時間がないこともあります。

そういうときにも、できるだけ勉強時間をゼロにはしないようにしてください。5分でも、1分でも英語に触れるようにしましょう。モチベーションが下がってても、1分ならできるはず。

 

毎日、何であれ少しでも英語の勉強時間が確保できていれば、ほんの少しであっても必ず前進はします。「今日も英語に触れることができた」と、自己肯定感も高まります。

ああ、今日は勉強しなかった」「やっぱり私はダメだ」という落胆や自分を責める気持ちは、エネルギーを無駄に消費してしまい、英語をやる気力がなくなるため、どうしても避けたいからです。

 

自分に厳しくしすぎず、大袈裟に褒める

私がいろんな方からの英語のメール相談をいただいて思うことは、「みなさん、自分に厳しいな!!!」ということです。皆さん、正直言って、私なんかよりよっぽど真剣に英語学習に取り組んでいます(笑)。

「自分なんてまだまだダメだ」と思うからこそ、上を目指したいと思えるし、「もうこの程度でいいや」と満足した途端、成長は止まってしまうのは事実です。

 

でも、「まだまだダメだ」という気持ちや言葉は、私たちの潜在意識にとって毒になることがあるんです。潜在意識というのは、深いところで自分を動かしている『もうひとつの自分』のことです。

頑張りたいという気持ちはあるのに、行動はその気持ちに反することをしてしまう。いけないと分かっていても、ついやるべきことを先延ばしにしてしまう。これらは、すべて潜在意識の仕業です。

 

「自分の潜在意識を褒めておだててその気にさせる」これは、英語学習に効果があります。

どんな小さなことでも、「よくやった、私!!」と自分を褒めてやり、「私なら、もっと上を目指せるはず」と自分を信頼する。こうすることによって、潜在意識が一生懸命働いてくれるようになります。

 

逆に、「私はできない」「こんなんじゃダメだ」と自分をけなしていると、潜在意識もやる気をなくし、そっぽを向いてしまいます。だから、ますますモチベーションが下がってしまうのです。

「自分がまだ出来ていないこと」ばかりに注目するのではなく、「自分がこれまで成し遂げてきたこと」に注目し、それを、(どんな小さなことでも)「頑張ったね、エライよ、私!」と褒めてあげることで、英語学習の効果は加速します

 

 

かくいう私も、極度の「私ってダメだわ人間」でした(笑)。自分に全然自信が持てなかったし、あらゆることについて、「どうせ私にはできない」と思っていました。

でも、今の私は、英語学習が予定通り進まなかったとしても、「少なくとも、昨日の私よりは進歩したよね。これまでも頑張ってきたんだもん、明日はもっとできるはず」と、心の中で自分に言うことにしています。(人前でこんなことを言うのは変なので、心の中でですよ)

 

「少なくとも、昨日の私よりは進歩した」と言えるためにも、上記で書いた「毎日1分でもいいから英語に触れる」ということが大事なんです。

1分でもやれば、1分でも英語時間が積み重なります。「昨日よりは、1ミクロンだとしても進歩している」と思えるんです。

 

学習量だけを見ると、英語の勉強時間が1日1分ではもちろん足りません。でも長期的に考えると、自分を責めることを辞めることで、モチベーションが下がりにくく、英語が継続しやすくなります。

自分に、必要以上に厳しくしないでください。甘やかすのではなく、「私にはできる」と自分を信じてあげてください。自分を信じることが出来ない人は、まずは、毎日のほんの些細な頑張りを、大袈裟に褒めてあげてください。

 

英語のモチベーションが下がっても勉強が続く方法・まとめ

英語学習は、モチベーションに頼ってはいけません。

「やる気が出たら勉強しよう」と思うから、いつまでたっても勉強が始められないし、「なんでこんなに私ってダメなんだろう・・・」と自己嫌悪に陥るばかりで何もいいことがありません。

そうではなく、英語学習は「習慣」を味方につけることが必要です。

 

英語が勝手に続く習慣を作るためのコツは、「習慣として既にやっている行動と英語学習を組み合わせる」ということです。

通勤や犬の散歩といった、すでに習慣としてやっている行動と、英語を組み合わせるんですね。そうすると、無理なく苦労せず英語が続きます。

ぜひ、「日常生活を変えない、苦しくない」英語学習を取り入れて、ラクラク勝手に英語時間がどんどん積み重なる快感を体験してください!

というわけで、お役に立ったら幸いです。

 

なお、どうやって英語の勉強を毎日継続するかや、勉強中に眠くならないコツ、飽きないコツなど、さまざまな英語学習のテクニックを、勉強法のプロである大学受験塾講師のよなたんと二人で、定期的にSPEEDIER READINGでラジオ配信しています!

 

ご興味があれば、ぜひSPEEDIER READINGをチェックしてみてください!

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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