49歳、生きてるうちに英会話ができるようになるのは年齢的に無理?【50代、60代でも遅くない】
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49歳、生きてるうちに英会話ができるようになるのは年齢的に無理?【50代、60代でも遅くない】

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

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「最近、年齢のせいか疲れやすく、英語の勉強が続かない・・・」
「物忘れがだんだんひどくなってきて、単語が覚えられない・・・」
「もうこの歳になって、今さら英語の勉強をしても遅いのでは・・・」

といったお悩みを、たくさんたくさんいただきます。

 

若い頃から英語が好きで、海外に興味があって、いつか英語が自由に話せるようになったらいいなと思ってた。でも、毎日の仕事や育児に忙しくしていて、はっと気づいたら、もうこんな歳・・・今さら、もう遅いのでは?

あなたも、そんなふうに思っている人のお一人でしょうか?

 

このページでは、「年齢的に学習能力が衰えてきた気がするし、もうこれから英語を始めたって遅いかもしれない」と思う方たちに向けての応援メッセージを届けたいと思います!

ご自身の年齢と英語力にお悩みの方は、ぜひお読みいただけたらうれしいです。

 

49歳ですが、これから英会話ができるようになるのは無理でしょうか?

 

49歳の女性から、「生きているうちに英語が話せるようになりたいのですが、もう遅いでしょうか?」というご質問をいただきました。

今年49歳になりました。生きてる内に英会話が出来るようになりたいと思ってます。年齢的に無理でしょうか?

映画を字幕なしで見たり、英字新聞を読めるようになったり、外国の人と日常会話をしたりしたいのです。その為にはやはり文法を勉強しなくてはいけないのでしょうか?

勉強を上手に積み上げていくには最低毎日欠かさずやらなければいけない事とは、どんな事なんでしょうか?

 

「もう40代なので・・・」「もうこの歳では英語は遅いですよね・・・」といったご相談は、本当にたくさんいただきます。

で、私の答えですが、49歳なんてまだまだ若い。楽勝です。これからでも英語は話せるようになります。

 

自分より年上で同じ挑戦をしている人を思い浮かべる

ちょっとお聞きしたいのですが、あなたの周りを見渡して、50代、60代、70代になってから奮起して英語をやり直して、英会話が楽しめるようになった人はゼロでしょうか?

あなたの周りにはゼロだったとしても、そういう人をテレビで見たり本で読んだ経験はゼロでしょうか? きっと、心当たりがあるはずです。

これから年齢のことで不安になった時、「私より年上でも、できた人もいるんだ」と、その人たちのことを思い出してください。すると、勇気がわいてくると思います。

 

たとえば私の母は、語学が全然得意ではなく、私が子供の頃に英語を教えてくれたなんてことも一切ありません。でも、60代になってから韓国語を習いはじめて、ハングル文字を全部読めるようになりました。簡単な会話もでき、映画のセリフもところどころ分かるようになりましたよ。

語学音痴だったはずの母なのに、60代でもやればできるんだなと自分の親ながら感心しました。

母には、誕生日プレゼントにiPodを買って、その中に母の韓国語の教材CDの音声を入れてやり、「これを家事や庭仕事をしながら毎日聞いたら、単語も覚えられるよ」と、「ながら聞き」の指導もしておきました。(笑)

 

または、私の英語の師である松本道弘先生は、80歳を超えても毎日貪欲に英語を学び続けていた方でした。

 

先生が英語を学び始めた1960年頃は、今と比べて格段に英語を学ぶことが不便だった時期です。

amazonプライムやNETFLIXは存在しないのはもちろん、一般の家庭にはビデオデッキすらありません。当時手に入る英語素材と言えば、米軍のラジオ放送を受信するか、映画館で映画を見るときぐらいです。英語教材も、わずかだったと思います。

 

そんな状況で松本先生は英語を学び続け、80歳を過ぎても毎日勉強を積み重ねていました。少しでも暇があれば、すぐに耳にイヤホンを入れて英語を聞いて、お風呂では毎日音読をして・・・という日々を送っていらっしゃいました。

それを考えたら、今のようにNETFLIXなどで洋画や海外ドラマが見放題で、英語教材もあふれていて、オンラインで英会話レッスンが簡単に受けられる状況というのは、本当に恵まれていてありがたいことだと思いませんか?

松本先生なら、きっと「49歳なんて、まだまだ若い。人生これからだよ」っておっしゃると思います。

 

自分が無理と思っている限りは無理

ただし、ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、理由が年齢であれ別のことであれ、あなたが自分で「無理」と思っている限りは無理です。

まず、勉強法がどうとかいう話よりも、「まだまだ今から始めたって遅くないし、大丈夫なんだ」ということをまずは心から信じる、いやむしろ、それが当たり前と思っていただきたいと思います。

そうでないと、勉強をせっかく頑張っているのに、ふとした時に「やっぱり私の歳ではもうダメかも・・・」という不安が大きくなってしまって、あきらめたくなる時が絶対に来るからです。

 

「もう私の年齢では遅すぎる」それを決めるのはあなたです。あなたがそう決めれば、それは現実になります。

でも、「私くらいの年齢やもっと年上の人でも、英語をやり直して生活をエンジョイしている人がいる!私もできるはず!」と考える選択をすることも、あなたの自由です。

あなたは、どっちを選びますか?

 

日常会話には文法の勉強が必要なのか?

辞書

 

次に、以下の疑問についてです。

映画を字幕なしで見たり、英字新聞を読めるようになったり、外国の人と日常会話をしたり、したいのです。その為にはやはり文法を勉強しなくてはいけないのでしょうか?

 

「日常会話」とひとことで言っても、内容も会話の深さもピンキリです。天気の話から、家族の話、最近のニュースの話、趣味の話まで。

 

「私には高校生の娘がいますが、ダンスが好きなんです」「どんなジャンルのダンスですか?」といった家族の話。

「私はダイビングが趣味なんです」「そうなんですね!私もずっと挑戦したいと思ってるんです。今まで行った中でどこの海が特にきれいでしたか?」といった趣味の話。

こういう話を、海外の人と英語でできたら楽しいですよね。これらは「日常会話」に含まれるでしょう。

 

あるいは、日常会話でニュースの話をするにしても、ただ「今日こういうニュースがありましたね」「そうでしたね」といった表面的な会話もあれば、そのニュースについてお互いの考えを語り合って深めていく会話もありえます。

あなたは、英語で誰とどういう「日常会話」がしたいのでしょうか?

 

「日常会話ができるように」という願望を持っている人はとても多いですが、まず、誰とどういうシチュエーションで何について話せるようになりたいかをイメージしてみましょう。

それによって、あなたがやるべきことは決まります。文法が必要かどうかも決まります。

 

ケース1:「日常会話」に文法が不要な場合

 

あなたが思い描く「日常会話」が、挨拶や簡単な自己紹介、趣味や家族の話、旅行英会話などであれば、文法の勉強はいりません。そういう会話表現を、前もって準備して暗記しておきましょう。

たとえば近々海外旅行を控えているなら、旅行英会話の本とかを一冊買って、自分に必要な表現を丸暗記したら大丈夫です。チェックインするとか、料理を注文するとか、自分に必要な英語をシーンごとに覚えておいたらいいですよ。

 

ただし、いくら「日常会話」と言っても、相手の言っていることが分からないと、会話を成り立たせるのが難しくなりますよね。旅行であれば、たいていはこちらが言いたいことを伝えたら事足りますが、会話はそういった状況に限られるかもしれません。

それ以上の会話を楽しみたい場合は、リスニング力も単語力も基本的なところは押さえておいたほうが安心です。

 

ケース2:「日常会話」に文法が必要な場合

 

日常会話といっても、自己紹介からお互いの子育てについて話が発展したり、もしかすると芸能人や政治の話もしてみたいという場合は、文法の勉強が必要です。政治の話は難しいのはもちろん、芸能ネタも難易度が高いです。

自己紹介でも、こちらが仕事のことや家族のことを伝えた時に、相手が興味をもって具体的な質問をしてきた時とかは、丸暗記では対応できないですよね。

それはつまり、自分で英語を組み立てないといけないということです。

 

英語は自分の好きなように単語を並べてもダメですから、英語の組み立て方のルールをちゃんと知っておいて、その順番に沿って組み立てないと相手には通じません。

そして、この「英語の組み立て方のルール」こそが「文法」なわけです。

 

あなたが英語で本当にやりたいことを明確にしよう

 

旅行英会話や、あまり深くつっこまない会話であれば、文法を勉強する必要はありません。でも、外国人とどんな内容のことでも準備なく話せたり、映画や英字新聞を楽しめるようになりたいなら、文法があやふやでは厳しいです。

 

そして、

・どんな内容の会話でもネイティブと問題なくできる
・映画が字幕なしで理解できる
・英字新聞が楽しめる

というのは、英語レベルで言えば「本物の上級者」の域です。TOEICで言えばラクラク900点以上、英検ならラクラク1級程度というレベルです。そこまでの英語力に持っていこうと思えば、かなりの時間の投資が必要です。

 

以下の記事にも、「映画が字幕なしで楽しめるレベルになるのに、どれくらいの英語学習時間が必要か」という目安を示しているので、参考にしてください。そして、「私はこれほどの人生の時間を、英語に投資する覚悟があるか?」と、真剣にご自身に問いかけてみてください。

1日に何時間勉強すれば英語が上達しますか?に対する通訳翻訳者の答え

 

公式(=英文法)をマスターするか、テストの回答(=英語表現)を丸暗記するか

 

1日に何時間勉強すれば英語が上達しますか?に対する通訳翻訳者の答えでも書いてるんですが、厳しい現実をお伝えすると、「映画が字幕なしで見られる」「どんな話題でも準備なしで英語でペラペラ話せる」というレベルに達するには、10年くらいの時間がかかります。

でも、そこまでする必要がある日本人は、わずかしかいません。ほとんどの日本人は、日本語で問題なく生きていけるし、ネイティブと日常的に接する機会はないでしょう。

 

だから、あなたが日常的に英語が必要なわけではなく、海外旅行のときに自分でホテルにチェックインでき、自分の要望も簡単に伝えられて、旅先で知り合った外国人とちょっと交流ができたら、それで十分楽しそう!ということであれば、必要な表現の丸暗記をお勧めします。

その方が、どう考えても文法を覚えるより早いですし、楽です。

たまにあるテストの時だけ、落第しない程度の点を取ればいいのなら、わざわざ公式を覚えるより、テストの答えを丸覚えした方が確実なのと同じです。

 

でも、テストを何回も受ける必要がある場合は?問題数がすごく多い場合は?答えを丸暗記したテストの問題が直前にすり変わってたら?丸暗記では対応できませんね。

公式を覚えておいて、それを使って自分で答えを出していく方がずっと効率がいいでしょうし、確実にいい点が取れるでしょう。

 

英語の文法って、結局のところ「英語ってこうやって組み立てますよ」というルールなので、算数の公式と一緒です。

映画や英字新聞、ネイティブとの深い会話などの、何が出てくるか予測できない、しかも膨大な量の高度な英語を扱うなら、文法は絶対にやっておく必要があります。

 

あなたにとって必要なのは、テストの答え(=日常会話表現)の丸暗記でしょうか?

公式(=文法)をマスターして自分で使えることなのでしょうか?

あなたにとって必要なのは、どちらでしょうか? どちらが良い悪いはありません。

 

「英字新聞が読めるように」は、あなたの本当の望みですか?

 

もう一つ、あなたにお聞きしておきたいことは、「英字新聞を読むことが本当に目標ですか?」ということです。

 

よく「英字新聞を読めるようになりたい」という目標を聞きますが、「じゃあ日本語の新聞もかなり読んでます?」と聞くと、「いえ、そうでもないです」と言う方は少なくありません。(;・∀・)

もちろん、「海外のニュースや国際関係に興味があるから」という方も、たくさんいらっしゃいますけどね。

 

「英語ができる = 英字新聞を颯爽と読みこなす = かっこいい」というステレオタイプのせいで、本心からの望みではないのに「英字新聞が読みたい」と錯覚している人がとても多いと感じています。

でも、あなたがそもそも日本語の新聞を読むのが特に楽しくも好きでもないなら、英字新聞も絶対に長続きしません。そうであれば、この目標は忘れてしまってOKです。

 

同じく、「映画を字幕なしで楽しめるようになりたい」という人も多いですが、それも本当にあなたの望むことですか? さっきも言ったように、それには10年単位の時間が必要です。

日本語字幕があるのだから、日本語の助けを借りながら楽しめばいいじゃないですか。(笑)

 

なんとなく、「映画が字幕なしで見られたらカッコいい」と思って、無謀な挑戦をしようとしてはいませんか?

もしかしたら、映画が字幕なしで楽しめるようになるより、片言でも、海外の人と家族や趣味のことを話したり、個人旅行を楽しめて、旅先で友達ができたりするほうが、よっぽど楽しいと思うかもしれません。

 

まずは、あなたが誰とどんなシチュエーションで何について英語で話したいのか、それをはっきりさせることです。「なんとなくカッコいいから」ではなく、本当にあなたが手に入れたい、ワクワクする未来を思い浮かべましょう。

その方が、目標に到達する可能性が高くなりますよ。

 

今の年齢のあなたらしい英語の楽しみ方は、無限にある

 

たとえば、私が製作者として参加した英語教材SPEEDIER READINGのコミュニティには、50代、60代の方もたくさんいます。もう定年退職をされて、人生100年時代をさらに充実させて楽しむために、生涯学習として英語の勉強を続けている80代の方もいます。

英語がお仕事で必要というわけではなく、英語を学ぶのが楽しくて毎日続けていて、それが結果的にその方たちの若さを保つことにつながっていたり、あるいは英語がつらい時の心の支えになっていたりします。

 

そんな方たちに私がいつもお伝えしているのは、英語をただの「趣味」で終わらせるのではなく、日本の美しさ、素晴らしさを、それぞれの得意分野で世界に発信する親善大使になっていただきたいということです。

 

たとえば、料理が趣味なのであれば、普段の何でもない家庭料理を簡単な英語で紹介したり、和食に興味がある海外の方にレシピを教えてあげることができます。

あなたが国内旅行によく出かけるなら、行った土地の風景や神社仏閣、郷土料理などを簡単な英語で紹介したり、近々日本への旅行を計画している外国人に、日本の旅情報を教えてあげることもできます。

20代の若者ではなく、たくさんの人生経験を積んだあなただからこそ伝えられる、素晴らしい日本があるはずです。

 

 

「そんな外国人の知り合い、身近にいません」と、あなたは言うかもしれません。でも今の時代、海外の人と本当に簡単につながることができます。オンラインで、たくさんの日本に興味がある外国人と知り合うことができます。

 

SPEEDIER READINGの個別コンサルでも、海外の人と知り合う具体的な方法や注意点をお伝えしたりもしています。実際に、その一歩を踏み出した方もいます。

完璧な英語ではなくても、海外のお友達と楽しく交流ができたら、それは「英字新聞をスラスラ読みたい」「映画を字幕なしで楽しみたい」という目標よりも、ずっと楽しいことだとあなたは気づくかもしれません。

 

今の年齢のあなただからこそできる英語の楽しみ方は、無限にあります。海外の人とも簡単に知り合えます。あなたにとって楽しくモチベーションが上がるやり方で、楽しく英語を勉強することを考えてみてください。

そして、「まあ、最終的には映画も字幕なしで楽しめたらうれしいけど、今のままでも十分英語で楽しめているし、海外にたくさん友達もできたし、英語のおかげで人生がますます楽しくなったな」って思えたら、それが一番だと思います。

 

もちろん、海外にたくさん友達を作ることにそれほどモチベーションが湧かないなら、海外ニュースを理解できる英語力を目指すのはすごくお勧めです。

日本では都合よく隠されているニュースが、世界にはたくさんあります。メディアの嘘に騙されず、人生のより良い選択をしていくために、英語は大きな味方になります。20代の時のあなたは疑問に思わなかったメディアの闇にも、今のあなたならきっと気づけるでしょう。

 

40代、50代、60代でも英語を学ぶのに遅すぎるなんてことはありません。今の年齢のあなただからこそできる学びを積み重ねて、英語で人生をさらに楽しく輝かせていただけたらうれしいです。そういう人は、例外なく実年齢より若々しいですよ。

というわけで、いかがだったでしょうか? あなたの本当の望みを明確にして、これからまだまだ長く続く人生を、英語を活かして楽しんでくださいね。

 

大学生から80代の方まで、幅広い年齢層の方が参加しているSPEEDIER READINGでも、毎週英会話を楽しんだり、日本では報道されない海外ニュースを紹介したり、洋楽から英語を学んだり、英文記事を読んだり、それぞれのレベルと目的に応じていろんなコンテンツをご用意しています。

ご興味があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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