イヤホンは英語で何と言う?アメリカ人の夫に聞いてみた結果


「イヤホン」って英語でなんて言うんだろう?earphoneで合ってるのかな?

カタカナのまま言って、通じなかったら恥ずかしい・・・
そんな疑問を持って、検索してくださったのではないでしょうか?
「イヤホン」は、いかにも英語っぽい顔をした単語です。それなのに、いざ英会話や英作文で使おうとすると、earphone?earphones?それともearbuds?と、急に自信がなくなりますよね。
この記事では、通訳翻訳者の私が、アメリカ人の夫に「実際、なんて言ってるの?」と聞いて確かめた答えをお伝えします。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ イヤホンの一番自然な英語(結論:earbuds)
✅ earbuds・earphones・headphones・headsetの違いと、ネイティブの頭に浮かぶイメージ
✅ 有線イヤホン・ワイヤレスイヤホン・骨伝導など、種類別の英語での言い方
✅ 「イヤホンをつける・外す」「充電が切れそう」など、そのまま使える英語フレーズ
イヤホンは英語で「earbuds」|アメリカ人の夫に聞いた答え

耳に入れる小さなイヤホンは、英語でearbuds(イアバッズ)と言うのが一番自然です。
スペルは ear(耳)+ buds(つぼみ)。イヤホンの形が花のつぼみに似ていることから、こう呼ばれています。左右2つで1セットなので、必ず複数形のearbudsで使います。

日常会話で出てくるようなイヤホンと言えば、ほぼ “earbuds” です。こんな感じで使います。
・Have you seen my earbuds?(私のイヤホン見なかった?)
・I bought new wireless earbuds.(新しいワイヤレスイヤホンを買ったんです)

じゃあ、学校で習ったあのearphoneは間違いなの?
と思いますよね。
間違いではありません。ですが、夫に聞いてみたら、ネイティブの頭の中ではearphonesはちょっと違うものを指していることが分かりました。
earbuds・earphones・headphones・headsetの違い|ネイティブの頭に浮かぶイメージで解説

earbuds・earphones・headphones・headset、辞書的な意味はどれも「イヤホン・ヘッドホン」ですが、単語を聞いたときに相手の頭に浮かぶ絵が、それぞれ違います。
earbuds|AirPodsのような耳に入れる小型イヤホン
私たちが英語学習に使うようなイヤホンは、earphoneではなくearbudsと言います。
ですが、ネイティブは商品名のAirPodsをそのまま普通名詞のように使うこともよくあります。「Where are my AirPods?」のような言い方は、アメリカの日常会話では定番です。
・My earbuds fell out of my ears.(イヤホンが耳から落ちちゃった)
・Can I borrow your earbuds?(イヤホン借りてもいい?)
earphones|ネイティブはミュージシャンやアナウンサーの「イヤモニ」を想像する
さて、問題のearphonesです。夫(アメリカ人)に「イヤホンってearphoneじゃないの?」と聞いたところ、返ってきた答えはこうでした。
マイク“earphones” と聞くと、ミュージシャンやアナウンサーが着けてるものを想像するよ。
つまり、ステージで歌手が耳に着けているあの機材(日本語でも「イヤモニ(インイヤーモニター)」と呼ばれるもの。英語ではin-ear monitors)のような、プロ用の道具のイメージが浮かぶそうなんです。
earphonesと言っても意味は通じます。イギリス英語では今も普通に使われています。
でも、アメリカの日常会話で「通勤中に音楽を聴くイヤホン」のつもりで言うと、相手の頭にはちょっと違う絵が浮かんでいるかもしれません。
なお、単数形のearphoneは、ほぼ使いません。耳は2つ、イヤホンも左右で1セット。earbudsと同じく、使うなら複数形のearphonesです。
headphones|耳をすっぽり覆うタイプ(常に複数形)
日本語の「ヘッドホン」にあたるのが、headphones(ヘッドホン)です。頭(head)に乗せて、耳を覆う大きなタイプ。これも常に複数形で、数えるときは a pair of headphones と言います。
・I put on my headphones and started the movie.(ヘッドホンをつけて映画を見始めました)
・These headphones have great sound quality.(このヘッドホン、音質がすごくいいんです)
headset|マイク付きタイプ(オンライン会議・ゲーム用)
マイクが付いているものは、イヤホン型でもヘッドホン型でもheadset(ヘッドセット)と呼びます。日本語の「イヤホンマイク」「ヘッドセット」にあたる単語です。
コールセンター、オンライン会議、ゲーム実況。「話す」ことが前提の場面では、headsetの出番です。
・Please wear a headset during the online meeting.(オンライン会議中はヘッドセットを着けてください)
hearing aids|補聴器のこと(これもearphonesとは呼ばない)
夫によると、耳が遠い方が使うものはhearing aids(補聴器)と言い、これもまたearphoneではないそうです。
「耳に着ける機械」つながりで混同しそうになりますが、hearing aidは「聞こえ(hearing)を助ける(aid)道具」。音楽を聴くイヤホンとは、はっきり区別されています。
・My grandfather wears hearing aids.(祖父は補聴器を着けています)
有線イヤホン・ワイヤレスイヤホンは英語で?種類別の言い方

イヤホンの基本の言い方が分かったところで、種類別の表現です
有線イヤホンは英語でwired earbuds
コードでつなぐ有線イヤホンは、wired earbuds(有線イヤホン)。またはwired earphonesです。wire(ワイヤー・線)が「ある」のでwiredと言います。
ワイヤレスが主流になった今、「私はあえて有線派」という文脈で使われることが増えました。
・I still use wired earbuds because they never run out of battery.(充電切れがないから、私はいまだに有線イヤホンを使っています)
ワイヤレスイヤホンは英語でwireless earbuds(完全ワイヤレスはtrue wireless)
ワイヤレスイヤホンは、そのままwireless earbuds。Bluetooth earbudsとも言います。
左右が完全に分かれているタイプ(AirPodsのような形)は、true wireless earbuds。「完全ワイヤレス」という日本語に、きれいに対応しています。
・My wireless earbuds won’t connect to my phone.(ワイヤレスイヤホンがスマホにつながらないんです)
骨伝導イヤホンは英語でbone conduction headphones
骨伝導イヤホンは、bone conduction headphones(骨伝導イヤホン)。bone(骨)+conduction(伝導)と、日本語の直訳どおりで覚えやすい単語です。耳を塞がないオープンイヤータイプは、open-ear headphonesと呼ばれます。
・Bone conduction headphones let you hear your surroundings.(骨伝導イヤホンなら周りの音も聞こえます)
ノイズキャンセリングは英語でもnoise-cancelling
ノイズキャンセリングは、英語でもnoise-cancelling(アメリカ式のスペルはnoise-canceling)。noise-cancelling earbudsのように形容詞として使います。「アクティブノイズキャンセリング」の略のANCも、製品説明でよく見かけます。
・Do your earbuds have noise cancelling?(あなたのイヤホン、ノイキャン付いてる?)
ちなみに、私はこのAppleのノイキャン付きAirPodsを毎日愛用してます!
イヤホンを「つける・外す」は英語で?そのまま使える例文フレーズ

単語が分かったら、次は文で使えるようになりましょう。日常会話でそのまま使えるフレーズを集めました。
どれも短いフレーズなので、ぜひそのまま口に出して練習してみてくださいね。
イヤホンを「つける・外す」はput in / take out
イヤホン(earbuds)は耳に「入れる」ので、つけるはput in、外すはtake out。ヘッドホン(headphones)は頭に「乗せる」ので、put on / take offです。
・Let me put in my earbuds.(イヤホンつけるね)
・He took out his earbuds to talk to me.(彼は話すためにイヤホンを外しました)
「イヤホンをつけたまま」の状態は、with my earbuds in。電車でよく見るあの光景、英語ならこう言います。
・I always have my earbuds in on the train.(電車ではいつもイヤホンをつけています)
「イヤホンの充電が切れそう」はMy earbuds are dying
ワイヤレスイヤホン時代の必須フレーズがこれ。充電が切れそうなときはdying、完全に切れたらdeadです。人間みたいな言い方をするのが、英語の面白いところ。
・My earbuds are dying.(イヤホンの充電が切れそう)
・My earbuds are dead. I need to charge them.(イヤホンの充電が切れた。充電しなきゃ)
「ペアリングする・接続する」はpair / connect
Bluetooth接続の「ペアリング」は、英語でもそのままpair。「つながらない」トラブルはwon’t connectで表現します。
・I paired my earbuds with my laptop.(イヤホンをパソコンにペアリングしました)
・My earbuds won’t connect.(イヤホンがつながらない)
まとめ|イヤホンは英語でearbuds、迷ったらコレ
というわけで、「イヤホンは英語で何と言う?」の答えは、earbudsでした。
✅ 耳に入れる小さいイヤホンはearbuds
迷ったらコレ。必ず複数形で使います。
✅ 耳を覆う大きいタイプはheadphones、マイク付きはheadset
形とマイクの有無で呼び分けます。
✅ earphonesも通じるけれど、ネイティブの頭には「イヤモニ」が浮かぶかも
日常のイヤホンなら、earbudsを選んでおけば間違いありません。
夫に聞いてみて面白かったのは、単語の「正解・不正解」よりも、その単語で相手の頭にどんな絵が浮かぶかが大事だということでした。通訳の仕事でも、この感覚にはいつも助けられています。
ちなみに、「英語のリスニング学習にはどのイヤホンがいい?」という選び方については、20個以上イヤホンを買って試してきた私が、こちらの記事にまとめています。
earbudsを新調したくなった方は、ぜひのぞいてみてくださいね。



