社会人の英語やり直し:ゼロから独学で通訳になった私の勉強法【実体験】

「今度こそ、英語の勉強をやり直そう!」と決心して本屋さんに行ったものの、英語学習本が大量にありすぎて、しかもどれも良さそうで、書店を長い間さまよった挙げ句、何も買えずに帰ってしまった・・・(´·ω·`)
なんていう経験、あなたもおありかもしれません。
効果が出る英語の勉強法をネットで検索しても、情報が多すぎて何を信じていいのかわかりませんよね。
「仕事が忙しくて勉強時間が確保できず、モチベーション下がってしまい、いつの間にかフェードアウトしていた」という経験をしている人も、きっと多いと思います。
このページを書いている私は、今でこそ英語のプロとして通訳や翻訳として働き、多くの社会人の英語指導をしてきましたが、実は過去に数え切れないほどの失敗をしてきました。
お恥ずかしい話ですが、三日坊主で勉強が続かない、目標を立ててもすぐに挫折・・・という毎日だったんです。
私が社会人になってからゼロに近い状態で英語をやり直し、独学で通訳になるまでに、どんなことをして、どんな失敗を避けたか。
この記事では、その実体験と、多くの社会人を指導する中で見てきた「やり直しで陥りがちな失敗」とその対策をお伝えします。
社会人でこれから英語をやり直したいけれど、

何からはじめたらいいかわからない・・・

仕事が忙しいなか、勉強時間を確保できるか不安・・・
と悩んでいる場合は、きっと参考になると思います。では早速、参りましょう!
社会人で英語やり直し:私はゼロから通訳になった

まず、私がどんな状態から始めて、どうやって通訳になるまでに至ったか。実体験を短くお伝えします。
私の英語やり直しの出発点:はじめの状態
私は、三日坊主で勉強が続かない、目標を立ててもすぐに挫折・・・というタイプでした。
中高時代の英語は、「そこそこ人並みに」程度。大学時代も、何度となく「今度こそ英語の勉強を続けるぞ!」と本を買っては、三日坊主を繰り返していました。
大学時代は、恐ろしいことに、近所の中高生の家庭教師をさせてもらったり、塾で教えたりしていましたが、今思えば「あの英語力でよく出来たな」という感じです。(苦笑)
社会人になってから「もう一度、英語をちゃんとやり直そう」と思い立ったとき、文法の穴だらけ、単語も忘れている。ゼロに近い状態からのスタートでした。
独学でゼロから通訳になるまでの経緯
まず私は、スクールに通ったことはないし、英語圏への留学もしたことはありません。
大学時代に留学生ボランティアをしていて、英語を話す機会はあったので、それで多少英語が鍛えられた気はします。それでも、当時のTOEICは600点程度です。
私が社会人になって、英語のやり直しのためにまず始めたのは、NHKラジオ講座の「ながら聞き」でした。「基礎英語1」という、当時は一番下のレベルの講座から。
通勤や家事の合間に、耳が暇な時間に聞き続け、運転しながらシャドーイング(声に出して練習)していました。

それから、文法をやり直し、次に大学受験レベルまでの単語に取り組みました。学習塾に就職したので、自分自身が英文法をやり直すチャンスを得られて、本当にありがたかったです。生徒に教えるために中学・高校の文法と向き合ううちに、自分の穴も埋まっていきました。
中学と高校レベルの文法は、1年くらいで「完璧と言える」レベルまで持っていけた気がしています。(集中すれば、もっと短い時間でもできると思います)
そして、社会人2年目にはTOEIC980点になりました。その頃からは英字新聞を読み始めたり、NHKの英語ニュースを聞いたり、翻訳コンテストに応募したりしはじめました。
その結果、社会人で英語のやり直しをはじめてから6年後くらいに、通訳として働くようになりました。
私が英語のやり直しで成功できた理由
一つは、「何をやるか」を絞ったこと。あれもこれも手を出すのではなく、文法・単語・ながら聞きに集中したので、迷わず続けられました。
もう一つは、「日常をなるべく変えずに」始めたこと。通勤時間や家事をしながらの「ながら聞き」で英語のやり直しを始めたことです。
それまでの私は、何度も「今度こそ英語の勉強を続けたい!」と本を買ったり通信講座に申し込んだりしては、なかなか続かないということを繰り返していました。
今ならわかりますが、それは、すでに忙しい(と自分では思っている)日常に、さらに机での勉強時間を1時間も2時間も増やすことは、至難の業だからです。
だから、やることを絞り、生活をガラッと変えずに英語を組み込めば、負荷が小さいおかげで挫折しにくかったのだと思います。
これが、私が社会人でゼロからやり直して通訳になれた大きな理由だと思っています。以下では、失敗パターンと、私が実践した勉強法を詳しくお伝えします。
社会人英語やり直しの現実:なぜ多くの人が失敗するのか

ここからは、英語をゼロからやり直す社会人が陥りがちな失敗を3つ挙げます。これは私自身の痛い経験に基づいています!(笑)
これをお読みのあなたは、私と同じ失敗はしないでくださいね。
失敗パターン1:無謀な勉強計画を立てる

今まで勉強時間がゼロの人が、

毎日2時間勉強しよう!
と、いきなり無謀な計画を立てて、それをエクセルの表にきっちりまとめて、いざ勉強をはじめたものの、予定外の仕事や家庭の事情、体調不良に振り回されて、あっという間に挫折・・・
あなたはもしかして、こんな経験ないでしょうか? 私は、たくさんあります!(,,゚Д゚)
私たちは誰しも、自分の能力を過大評価しがちです。仕事であれ勉強であれ、「この時間でこれくらいできるはず」という見積もりは、たいてい外れる(後ろにずれ込む)と思いませんか?
だから、今までと同じ感覚で計画を立てることはお勧めしません。
その計画が達成できなかった時に、

自分って、どうしてこんなにだらしないんだ・・・!
と余計にセルフイメージが下がり、モチベーションもだだ下がりだからです。
自分が調子がいい時にだけ達成できる目標ではなく、「どんなに忙しくてもどんなに体調が悪くても、これだったら絶対できる」という簡単な目標を設定して、それを毎日確実にクリアするようにしてください。
私がお勧めするのは、通勤時間などの「どっちにしても消費しないといけない時間」を少しずつ英語時間に変えていくことです。
こんなことを言っている英語指導者はほとんどいませんが、「日常をなるべく変えずに」英語の勉強をはじめるのが、本当に大事です。日常がガラッと変わるようなやり方では、ほんとに一瞬で挫折します。
まずは通勤時間に、単語本の音声を聞き流しはじめる。湯船に浸かりながら、単語本を眺める。そんな感じで、気楽にはじめましょう。

そんな勉強量で、英語ができるようになるはずないじゃないか!
とお思いかもしれません。
でも、盛り盛りの計画を立てても短期間で挫折してしまうくらいなら、小さな努力を長続きさせる方が、長い目で見ると結果につながります。
小さな目標を確実に達成することで、勉強の習慣がつき、セルフイメージが上がります。勉強量を増やすのは、そこから少しずつでOKです。
「日常をなるべく変えずに勉強する」「英語はスモールステップではじめる」という点については、次の記事でも解説しています。ぜひあわせて読んでみてください。

失敗パターン2:4技能をバランス良く勉強しようとする

これも、英語関連のブログなどでよく書いてあることです。
「リーディング、ライティング、スピーキング、リスニングの4技能をバランス良く勉強するようにして、英語力が偏らないようにしましょう」と。
あなたも、聞いたことがあるのではないでしょうか?
でも、私は「4技能まんべんなく」というやり方は、全くおすすめしません。
そもそも、「4技能バランス良く」なんて、英語に全時間を捧げられる外語大生や留学生でもなければ、無理です。
異なる分野を同時並行で勉強すると、それぞれの勉強の濃度が薄くなるからです。
仮に、1日に30分しか勉強時間が取れないとして、それを4分割すると、一つの分野に割く事のできる時間はわずか7分。一瞬で終わってしまいますよね(汗)。
「たとえば毎週水曜日はリーディング」などと決めたとしても、次のリーディングまで1週間も空いてしまうと、その頃には学習した内容を忘れてしまいます。リーディングの感覚も身につかないし、効率が悪いです。
ただでさえ仕事で忙しい社会人が、時間を見つけて英語のやり直し勉強をはじめるわけです。しかも、まだ英語の勉強の習慣ができていない場合、4つの異なる技能の学習の進捗状況を管理するのは、かなり大変です。
それぞれの技能ごとに教材を選ぶのも、大変ですよね。
もちろん、全技能がバランス良く上達すれば理想です。でも現実は、自分にとって特に優先順位が高い分野に集中して、ある程度の期間で集中的に取り組んだほうが、絶対に早く成果が出ます。
英語学習の優先順位の付け方や、今何を勉強するべきかを決めることについては、この記事が参考になると思います。この年代に当てはまらない方にもきっと役立つ記事なので、ぜひ読んでみてください。

なお私自身、その時の状況や自分の課題に応じて、優先順位を変えて取り組んでいます。この記事の初稿の執筆時点(2023年3月)では、リーディングに最も力を入れていました。
私は新教材 SPEEDIER READING で英語のリーディングを教えている立場であり、また海外のニュース記事をリアルタイムで紹介するラジオコーナーも担当しているので、今の私にとって優先順位が高いからです。

ちなみに、リーディングに力を入れている時期だからといって、全くリスニングをしない、全く単語は覚えないという意味ではありません。
エコノミストを読んでいる時間以外で「ながら聞き」は毎日していますし、記事に出てきた知らない単語を覚える努力もしていますよ。
失敗パターン3:すぐに結果を期待してしまう

英語は、勉強時間がそのまま結果として現れにくいものです。
初心者の時や、やり直しをはじめたばかりの時が、英語は一番伸びます。そして、その伸びはだんだんと緩やかになり、やがて、毎日勉強を積み重ねていても、自分が成長しているのかどうか、まったく実感が持てなくなります。
ご紹介するか迷ったのですが・・・英語の勉強をはじめる前に、現実をしっかり知っておいていただきたいので、先を読みすすめる前に、ぜひこの記事を読んでみてください。

読んでいただけたでしょうか?
これを読んで、

あれ?通勤時間だけでは足りないのでは・・・?
と思ったあなたは、鋭いです(笑)。
確かに、通勤時間だけでは足りないでしょう。あなたの目標レベルに達するには、もっともっと時間をかける必要があるはず。もちろん、可能なら勉強時間は増やせるに越したことはありません。
でも、ぶっちゃけ、机での勉強時間って、忙しい社会人はそんなに確保できないですよね?
繰り返しますが、「これまでの日常をガラッと変えて一気に勉強時間を増やすと、一瞬で挫折する」のです。だから、日常をできるだけ変えず、これまでの生活に英語を上手に組み込んで、英語の勉強時間を積み重ねていく必要があります。
日常をできるだけ変えずに英語の勉強時間を確保するには、「すきま時間」「ながら時間」を確保するしかないのです。どんなに効率よい勉強法で学習するより、どんな素晴らしい教材に取り組むより、英語学習は長く続けたもん勝ちです。
私が実践した英語やり直しの勉強法:ゼロから学び直す方法

英語を久しぶりにやり直す社会人がまず何から手を付けたらいいか、単刀直入にお伝えします。私が実際にやったのは、次の3ステップです。
ステップ1:中学レベルの文法を復習する

文法と聞いて、学生時代の嫌な思い出が蘇る人も少なくないでしょう。確かに、学校の文法の授業って、めちゃくちゃつまらなかったですよね。でも、文法は本当に大事です。文法とは、英語の「骨」だからです。

中学レベルだったら、さすがに大丈夫なはず。高校文法からやればいいかな?

ビジネスレベルを目指してるのに、中学文法なんてやってる場合じゃない・・・
と、あなたは思うかもしれません。
でもここであえて、私は中学レベルからもう一回やり直すことをお勧めしたいです。
私も、社会人になってから英語の勉強をやり直した時、プライドを捨ててbe動詞からやり直しました!
というのは、ネイティブの日常英会話の9割以上は、中学レベルの文法で成り立っているから。
多くの人は誤解していますが、ビジネス英語も、中身はほぼほぼ中学文法で成り立っています。単語が分野によって特殊なだけ。
そして、中学文法には、現在完了形や仮定法など、日本人の多くが苦労する文法項目が入っているから。(※仮定法は2021年から中学生で学習する項目になりました)
だから、中学文法から復習しないわけにはいかないのです。
私はbe動詞から全てやり直したおかげで、文法の穴がなくなり、基礎がガッチリ固まりました。それが自信になり、その後の英語力の伸びも順調だったと思います。
文法をやり直すには、問題集を使うのが一番お勧めです。
中学生の文法が総復習できる文法問題集を1冊買って、それをやり込みましょう。見開きで左側に解説、右側に問題があるスタイルの問題集がやりやすいです。
これは私がいつも個別指導の生徒さん(社会人)におすすめしている問題集です。
この問題集が難しすぎると感じる場合は、同じシリーズでさらに詳しく学べる問題集があるので、それを中学3年レベルまでやるのもお勧めです。
なお注意点として、解答は問題集の中には書き込まず、別の場所に書くようにしてください。そして、最低でも3周しましょう。
具体的には、以下のようなイメージです。
・1周目:ひととおり解説を読んで、問題を解く
・2周目:もう一度問題を解き、間違った部分だけ解説を読み直す
・3周目:解答は書かず、口頭で解いていく(英作文や並び替え問題も、書かずに口に出す)
3周目についてですが、英作文や並び替えは、答えを「書く」ならそれほど苦労なくできても、口頭で答えるのはかなり負荷がかかります。
中学レベルの英作文でも、書くなら考える余裕があるけど、 “口頭で”解くのって、思った以上にハードですよ!
だからこそ、1周目、2周目を経てだいたい正答できるようになったら、口頭でどんどん解いていくのがお勧め。声が出せない環境なら、頭の中でも構いません。それなら通勤電車の中でもできますね。
3周すれば終わりではありません。3周しても口頭だと詰まることが多いなら、4周目、5周目と口頭でやりましょう。
目的は、「問題に正解できる」ではありません。正しい文法を体に染み込ませ、必要な時にぱっと出せること。なので、そういう感覚に近づいてくるまで、何度も繰り返してください。
口頭で解けば、かなりのスピードで問題集を進めることができます。慣れてきたら、1周が3日くらいでできるようになるはずです。
なお、文法の分厚い参考書を読み込むという方法をお勧めしている英語指導者の方も多くいらっしゃいます。たとえば、こういう本。一冊手元に置いておくには、いい本です。
が、私は個人的にはこういう分厚い本を最初から全ページ読み込むことはお勧めしません。理由は、文法書をただ読むだけでは頭に入らないからです。
文法参考書をノートに手書きでまとめようとする人がいますが、絶対にやめましょう!その勉強法はタイパ最悪です。
文法参考書は、全部読むのでもなく、ノートにまとめるのでもなく、疑問が出てきた時に辞書として使うのが正しい使い方です。
ステップ2:大学入試レベルの単語を覚える

文法の次は、単語です。中学生レベルの単語(go, like, breakfastなど)は覚えているという前提で、大学入試レベル程度までの単語を復習しましょう。
具体的には、こういった本がお勧めです。
こんな感じで、覚えるべき複数の単語が一つの会話や長文の中に入っています。

これも、文章の中に学習単語が複数入っています。上記の速読速聴シリーズより一つの文章が短めです。

目で見て覚えるだけでなく、必ず音声もセットで覚えてください。(上記のDUOの場合、別売CDを購入する必要があります)そして、ぜひ文章もネイティブ音声を聞いて音読してください。
スペルは正確に覚える必要はありません。手で書かず、目と口と耳を使って覚えてください。
だって、もう私たちって手書きで英語を書く機会なんて、ほぼほぼないですよね?「スペルは、だいたいわかればOK」です。適当にPCやスマホで入力すれば、間違ってたら直してくれますから。

1周目に発音と意味を確認した後は、2周目以降は英単語と日本語の定義を1単語2秒くらいのスピードでどんどん見ていきましょう。
それを何度も何度も繰り返す。英語を見てパッと日本語の定義が思い浮かぶ状態になるまで、10回転でも20回転でも50回転でも、高速で回していきましょう。
なお、同義語や対義語、派生語は、ザーッと見るだけでOKです。
決して同義語や派生語まで全て覚えようとしたり、ノートに書き写したりしないでください。
同義語などは、ターゲット単語が覚えられたら、そのうちわかるようになります。安心してください。
単語学習は机でじっくりやるというよりは、ちょっとしたスキマ時間を利用するのがお勧めです。
・仕事の休み時間
・待ち時間
・通勤電車の中
・ベッドで眠りにつく前
こういう時間に、「何度も何度も、ことあるごとに見る」そして「音読する(声が出せない場合は口パク)」ということを繰り返していきましょう。
そのうち、どうしても覚えられない単語、相性の悪い単語というのが出てくると思います。そういった単語を集中的に覚える方法は、以下のページも参考にしてください。

ステップ3:独学で英語を学び直すには「ながら聞き」を極める

英語の勉強時間がなかなか確保できない忙しい大人は、「耳が暇な時間」つまり「目や手はふさがっているけど、耳は空いている時間」を活用することが絶対に不可欠です。
例えばお皿を洗っている時、手は濡れて泡々なのでテキストをめくったりすることはできませんし、目は手元を見ていないといけないので、何かを読むことも難しいですよね。
でも、その時の「耳」はどういう状態かと言うと、テレビの音声とか、外を走る車の音とか、生活の雑音が聞こえるだけです。
こういう「手と目は忙しいけど、耳は暇」な時間に、英語を「ながら聞き」することで、自動的に英語時間を積み重ねていくのです。
ながら聞きの時間で何を聞くかというと、たとえば上記の単語本の音声などが最適です。
何度も聞くことでだんだんと単語は定着してきますし、正しい英語の発音やリズムも身につきます。また、できるところだけでも音声の真似をして声に出したり、シャドーイング(英語のすぐ後について繰り返す)するのもお勧めです。
なお、耳が暇な時間は、ほかにこんなものがあります。
・通勤時間
・運転中
・洗濯物を干している時間、たたんでいる時間
・お皿洗いの時間
・エクササイズ中
・お風呂に入っている時間
・身支度の時間(メイク、ひげ剃り、着替え、ドライヤー)
・掃除中
・犬の散歩中
私自身も、こういったスキマ時間を利用して、英語の勉強時間を積み重ねてきました。
あなたのライフスタイルやご家庭の事情に合ったやり方で、こういう「何か作業をしているけど、耳は空いている時間」を最大限に利用して、英語に触れることからはじめましょう。
この記事で、「ながら聞き」についてさらに詳しく解説しています。あわせて読んでみてください。

大人の英語やり直しでぜひ持っておきたいツールも、以下のページでご紹介しています!

社会人だからこその英語勉強時間の捻出方法

「仕事が忙しくて、勉強時間が取れない」というお悩みは、誰もが抱えているでしょう。社会人で英語をやり直すなら、時間の作り方と習慣の作り方を押さえておくことが大事です。
なぜ社会人は「英語の勉強時間がない」と感じるのか
忙しい社会人が英語の勉強をするとなると、「毎日1時間や2時間のまとまった勉強時間を確保しなければ」と考えがちです。その結果、「英語の勉強時間がない」と感じやすくなります。
ですが、まとまった時間を「新規で」確保する必要はありません。 すでにある時間の使い方を、ほんの少し変えることから始めるだけでいいんです。
だって、仕事や家事や子育てがあるのに、1時間や2時間のまとまった時間なんて、どうやっても無理ですよね?
通勤時間の30分、職場の昼休憩に10分、身支度の時間に10分、家事をしながら、入浴中・・・など、英語に使えそうな時間をかき集めていけば、実は1時間や2時間はそんなに難しくないんです。
スキマ時間とながら時間の活用法とおすすめ方法
すでにこの記事でお伝えした「ながら聞き」や、通勤電車での文法問題・単語、湯船での単語本。これらはすべて、「すでにある時間」に英語を組み込んだ例です。
・通勤時間に、単語本の音声を聞く
・メイクしながら、英語を聞く
・洗濯物をたたみながら、英語を聞く
・寝る前にベッドで単語を5分眺める
まずは「毎日続く」ことが大事で、続いた先に伸びがあります。私も「純粋な勉強時間」だけじゃなく、ながら時間で何年も積み重ねてきました。
「今日から毎日3時間勉強するぞ!」と決めて続かないより、「通勤の往復30分だけ聞く」を毎日続けるほうが、長い目で見ると確実に結果につながります。英語学習は長く続けたもん勝ちです。
日常を変えずに英語やり直しを習慣にする方法
英語学習を習慣にするには、「いつ・どこで・何をやるか」を決めて、毎日同じパターンで実行するのがお勧めです。
日常を変えずに習慣にする具体的な方法は、次の4ステップです。
ステップ1:すでにある時間のうち、英語を入れられそうな「1つ」を決める
通勤の往路、寝る前、メイク中、洗濯物をたたむ時間など、毎日ほぼ同じように過ごしている時間のなかから、「ここに英語を組み込む」と決める時間を1つだけ選びます。
新しく「勉強時間」を作るのではなく、すでにあるルーティンのなかの「ここ」と決めることがポイントです。
ステップ2:その時間で「何を1つだけやるか」を決める
「単語を5分眺める」「文法問題を5問解く」「ラジオ講座を聞く」など、1つだけ決めます。あれもこれもにしないこと。「この時間には、これだけ」と固定します。
ステップ3:毎日、同じ「いつ・どこで・何を」で実行する
「いつかやろう」では続きません。毎日同じ時間に、同じ内容をやるようにします。負荷は小さくてOKです。
「今日から毎日5分」「今日から毎日1個単語」からで十分。こんなに少ない負荷なんだから、毎日守ってください。慣れたら、時間を少し延ばすか、もう1つやることを足していけば大丈夫です。
ステップ4:続いたら、もう1つの「時間+やること」を足す
最初に決めた1つが2週間〜1ヶ月続いたら、別の時間に「もう1つ」を足します。いきなりたくさん増やさず、1つ習慣になったら、次の1つを足していくイメージです。
いきなり大きな負荷をかけるのではなく、小さな負荷を積み重ねて、数年後には英語学習が習慣の一部になるようにしましょう。
そのために、「いつ・どこで・何を」を決めて、毎日同じパターンで実行する、という方法を試してみてください。
まとめ:社会人の英語やり直しで大切なこと
というわけで、社会人の英語やり直しについて、私の実体験と、やるべきこと・避けるべき失敗・時間の作り方をお伝えしてきました。
最初にやるべきことは、以下です。
1.中学レベルの文法
2.大学入試レベルまでの単語
3.ながら聞きを極める
そして、社会人の英語のやり直しでありがちな失敗は、以下の3つ。
1.無謀な勉強計画を立てる
2.4技能をバランスよく勉強しようとする
3.すぐに結果が出ることを期待する
すでにある、あなたのルーティンに英語を組み込むことからはじめてください。
・通勤電車の中で文法問題を解く
・メイクしながら英語を聞く
・湯船に浸かりながら単語を覚える
など。そうやって、毎日英語を勉強する習慣をつけることからはじめてください。
私がこれからもう一度英語をやり直すとしても、同じようにやります。
あなたも、少しずつ英語時間を増やしていってみてくださいね。お役に立ったら幸いです!
英語の習慣を身につけたあとは、実際に英語力をぐんぐん伸ばしていくコツを以下の記事で書いています。あわせてどうぞ!

英語学習を始める時に気になる費用をなるべく抑えて、かつ英語を学びながら収入まで得てしまおうという話です。知らないと損!



