シャドーイングでリスニング・発音上達、能動言語も増える!

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シャドーイング、これをなくして私の英語学習歴は語れません。

もう、絶対にお勧めの学習法なのですが、
「しんどそう」と敬遠する人が多いようです。

でも、そんなことはありません。
シャドーイングはやり方さえ間違わなければ、
これは確実に最強の学習法のひとつだと私は思っています。

なぜなら・・・「ものぐささん」には、これほど良い勉強法はないからです。


シャドーイングとはどんな勉強法?


シャドーイングとは、文字通り「影」のように後をついて発音していくトレーニング法です。

たとえば、

(手本)   The predecessor gave a new manager a clap on the back.
(学習者)     The predecessor gave a new manager a clap on the back.

といったふうに、英語の音声を聞きながら、
そのすぐ後ろを追いかけるように口にだしていきます。

つまり、シャドーイングは
英語を「聞く」と「話す」を同時に行う訓練です。

「シャドーイングとは、乱暴に言うと
 同時通訳から訳すという作業を差し引いたものである」

と言っている学者さんもいるくらいで、
主に通訳者になるための訓練法として知られています。

でも、シャドーイングは、
通訳を目指さない人にも本当に本当に有効な訓練法です。
私が、英語学習において一番激しく行った訓練法で、もちろん今も続けています。


シャドーイングの効果


1.リスニング力がアップする

もちろん聞き取れないものは口にも出せません。

英語を聞くだけでは、何となく分かったつもりになってしまうことがあります。
でも、シャドーイングをしてみると、自分の弱点がたちどころに露呈します。

口に出してみたとき、「ごにょごにょ・・・」となってしまう部分が、

・単語を知らない
・単語は知っているけど、その発音に慣れていない
・単語と単語がくっついた音(リエゾン)に慣れていない

などが理由で、聞き取れていないところ。
※ 「リエゾン」とは、たとえば Did you…?が「ディド ユー」ではなく「ディジュー」と発音される状態のこと。

ひとつひとつの単語の発音を知っていることが大切なのは言うまでもありませんが、
特に「リエゾン」がきちんと聞き取れるようになることは、本当に大切です。
だって、生きた英語ではリエゾンのオンパレードですから。

リエゾンをマスターするには、黙って英語を聞いているだけでは不十分です。
やはり、シャドーイングで自分で口に出して体感するのが一番。

シャドーイングの練習を積んで、リエゾンにも慣れてくると

「聞いても全然分からなかったのに、
 文字を見たらこんなに簡単な英語だったのか!」

という、誰もが悩む状態から抜け出すことができます。

結果的に、シャドーイングによってリスニング力が大きくアップします。


2.発音やイントネーションが上達する

これは、シャドーイングの偉大な効果のひとつだと思います。

自分ひとりで音読やリピーティングをしていると、
どうしても自分流の発音に傾きがち。

でも、シャドーイングだと聞こえた音を再生することで精一杯なので、
逆にわざわざ自分流の発音に直すほうが手間なのです。

結果として、聞こえたとおりに発音し、
イントネーションをつけることになります。

私自身も、シャドーイングを継続することで
単語一つ一つの発音だけでなく、英語らしいイントネーションも
身に付けることができました。

シャドーイングの効果を最大にする秘訣は、
とことん真似をすることです。

発音に自信のない人は、是非しっかりシャドーイングをやってみてください。


3.「能動言語」が増える

「能動言語」とは、
完全に自分のものになっていて、すっと口から出てくる表現のことです。

当たり前ですが、どんな学習者でも(そしてネイティブでも)
「聞いて分かる」言葉(受動言語)と、
「自分で使える」言葉(能動言語)には差があります。

上でも書きましたが、「ごにょごにょ・・・」となってしまう部分は、
発音の問題のほかに、
「能動言語」、つまり自分の表現になっていない可能性があります。

「単語も発音も分かっているけど、自分があまり口に出したことのない表現」です。

たとえば、中級者なら関係代名詞を含む文など。

文法的には関係代名詞のことは分かっているし、読む分には問題ないのに、
関係代名詞の文をスムーズに口に出せない、ということが起こります。

シャドーイングの訓練によって、

「聞こえない」→「聞けば分かる」(受動言語)→「シャドーイングできる」
という段階を経て、

「その表現を自分の引き出しから出せる」ようになります。

いろんな英語のシャドーイングを繰り返していくうちに
文法的な知識も固まってくるので、
「こういう流れでくると、次はこの単語だな」と予想がつくようになってきます。

これが、
「自分の引き出しに整理されてきちんと入った」というサインです。
そうなると、シャドーイングは格段に楽になります。



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