ビジネス英語の勉強法が変わった|通訳が教える、AI時代の独学ロードマップ


ビジネス英語の勉強を始めたいけど、何から手をつければいいのか分からない・・・

フレーズ集も単語帳もアプリも買ったのに、どれも中途半端なまま積み上がっている・・・

TOEICの勉強はずっと続けてきたのに、仕事で英語を使う場面では役に立っていない気がする・・・
こういうご相談を、ほんとうにたくさんお聞きします。
真面目に勉強してきた。英語教材にもお金をかけてきた。それなのに、自分の仕事の英語が一向に楽にならない。この状態でモヤモヤしている方は、多いのではないでしょうか?
私も、外資系企業の秘書に転職したばかりの頃は同じでした。TOEICは980点。それでも「会社のホームページの製品紹介ページを英語に翻訳してくれ」と言われて、どうしていいか分かりませんでした。
そして今、ビジネス英語の勉強のやり方そのものが、AIの登場で大きく変わりました。私が3年前にこのブログで勧めていた勉強法も、そのままの形ではもう勧められません。
だからこの記事では、AI時代のビジネス英語の独学ロードマップを、やる順番までまとめてお伝えします!
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ ビジネス英語の独学ロードマップ|次の本番から逆算する4ステップ
✅ AIでビジネス英語の勉強法が変わった3つのこと
✅ 限られた時間をどの技能に集中させるか(読む・書くはAIで省力化)
✅ 忙しい社会人の1日60分の配分と、繁忙期に止まったときの戻し方
✅ 市販のビジネス英語教材が必要な部分と、必要ない部分
私は元・会議通訳者で、今はアメリカ人の夫と一緒に、経営者や会社員の方のビジネス英語を個別指導しています。留学経験はなく、英語は全部独学です。
ビジネス英語の独学ロードマップ|次の本番から逆算する4ステップ

ビジネス英語の勉強でいちばん多い失敗は、目的が決まらないうちに教材を次々に買って学習しようとしてしまうことです。
文法をやり直して、単語を増やして、フレーズ集を覚えて、それが全部終わったら実践する。このやり方だと、「実践」の日はいつまでも来ません。
だから、目的から考えます。英語を使うシーンを先に決めて、そこから必要なものだけを取りに行く。次の4ステップです。
ステップ1|英語を使う次の本番を1つ決める
ステップ2|その本番で必要な英語だけに絞る
ステップ3|AIで自分専用の想定問答を作る
ステップ4|声に出して口に入れ、本番で使う
ステップ1:英語を使う「次の本番」を1つ決める(会議・商談・出張・自己紹介)
まず、あなたが仕事で英語を話すことになる予定を1つ選びます。
来月のオンライン定例会議、3か月後の海外出張、展示会での立ち話、初対面の相手への自己紹介。どれでも構いません。

英語を使う具体的な予定なんて、今のところ何もないんですが・・・
その場合は、自分で日付を作ってください。「秋の展示会で、海外からの来場者に自社製品を説明する」「会社にいる外国人スタッフに、ランチのときに話しかけてみる」と決めてしまえば、それが本番になります。
本番が1つ決まると、勉強する範囲が一気に狭くなります。ここが決まらないうちにビジネス英語教材を買っても、また同じことの繰り返しです。
ステップ2:その本番で必要な英語だけに絞る(教材を増やさない)
次に、その本番で実際に必要な英語を書き出します。
たとえば定例会議で進捗報告をするなら、必要なのは自分の担当業務の説明、遅れている作業の理由と対策、そして質問への答え。「ビジネス英語」全体は要りません。
私が駆け出しの通訳だった頃も、やっていたことは同じでした。自分の会社の会議でよく使う表現や単語を集めて、会議の表現集のシートと、仕事で使う専門用語集のシートに分けて、ジャンル別にストックしていました。
集めたのは、自分が出席する会議で実際に飛び交う英語だけ。それ以外の、よくある「ビジネスで使いそうな表現」などは、あえて捨てていました。
私は通訳に採用された頃、ちょうど英検1級を受験中でしたが、「英検1級でよく出る単語」の勉強は捨ててました!英検合格より仕事が大事だったからです。
ステップ3:AIで自分専用の想定問答を作る
絞り込んだ場面を、ChatGPTに渡します。渡すときに必ず入れるのは、自分の立場(業種・職種)、場面と目的、そして英語のレベル(「中学英語レベルで」など)の3つです。
この3つが入っているだけで、出てくるものが「一般的な例文」からあなた専用の例文に変わります。
自分の状況を伝えないまま「ビジネス英語のフレーズを教えて」と頼むと、市販のフレーズ集と同じものが返ってきます。
コピペで使えるプロンプトの実例と、ChatGPTの回答例、教材を育てていく手順は、こちらの記事で全部お見せしています。ロードマップのステップ3を実際に手を動かしてやってみたい方は、こちらから読んでください。

ステップ4:声に出して口に入れ、本番で使う
作った想定問答は、まだ紙の上にあるだけです。紙の上の英文と、口から出る英文は別物です。だから、次のステップを行いましょう。
・AIの読み上げ音声でお手本を作り、それを聞いて音読する。
・日本語を見て英語が出てくるまで、瞬間英作文で練習する。
・最後は人を相手にロールプレイして、本番に向けて精度を上げていく。
そして、仕事で英語を話すチャンスが一回あったら、それで終わりではありません。
本番で「あれが言えなかった」ということは、必ず次の教材に足す。これで、あなたのオリジナル教材が仕事の実態にどんどん近づいていきます。
ビジネス英語の勉強法がAIで変わった3つのこと

私は2023年に、このブログで「私がビジネス英語を独学で身につけるためにやった勉強法3つ」という記事を書きました。オーディオブック・英字新聞・翻訳の3つです。
あの3つは、今でも英語の土台を作る方法として有効です。でも、AIが登場したことで、勉強の全体の中での位置づけが変わりました。
変わったこと1:「あなたが何を言うか」が一番大切になった
発音は、AIアプリが採点して直してくれる。文法のミスは、ChatGPTに突っ込めば一瞬で直る。ネイティブっぽい言い回しも、「自然な英語に書き換えて」と頼めば数秒で出てきます。
つまり、How(どう言うか)については、もうAIが解決してくれる時代になりました。
でも、What(何を言うか)は、AIには出せません。「あなたが何を考えているのか」「あなたが何を伝えたいのか」は、あなたの中にしか存在しないからです。
なのに日本の英語学習業界は、今も「発音をネイティブに近づけよう」「ネイティブがよく使うフレーズを覚えよう」というHow一辺倒の指導ばかり。その結果、英語は上手になったのに自分のメッセージがない学習者が増えています。
もちろん、発音やフレーズも大事。でも、英語が世界共通言語になり、発音や訛りも多様性が増しています。ネイティブしか知らないようなこなれたフレーズは、ビジネスシーンでは避けられるようになりました。
How(発音、フレーズ暗記など)に使っていた時間を、部分的にWhat(自分は何を伝えたいか)のブラッシュアップに回す。これが、AI時代に生き残れる勉強法です。
変わったこと2:私が勧めていた英字新聞・オーディオブックは、「土台づくり」の位置に下がった
当時勤めていた外資系企業で秘書をしていた、石田純一さん似のイケオジ専務からお古の英字新聞をもらって、読みはじめました。最初は苦労しましたが毎日、赤ボールペンを片手に電車の中で一生懸命読んでいました。
そのおかげで、英検1級の読解問題は「間違える気がしない」と思えるくらい、自信を持って満点を取れるようになりました。オーディオブックも、ビジネス・経営・マインド・フィットネス関連を毎日聞き続けて、実践的なリスニング力が身につきました。
ただ、当時これをやっていたのは、他に手段がなかったからでもあります。英字新聞にもオーディオブックにも、あなたの会議の議題は載っていません。
だから今は、役割を分けます。土台づくり(生きた英語の感覚・リスニング・語彙)は英字新聞やオーディオブックで、自分の仕事で使う英語はAIで自分専用に作る。
秘書時代に私が何をどうやって独学したかは、こちらの記事にくわしく書いています。英語で仕事をする前と後で何が変わったのか、当時の生々しい失敗も含めて読んでみてください。

変わったこと3:手作業でやっていたフレーズ集めが、一瞬できるようになった
2008年頃の私は、会議で使う表現を集めて、1行ずつエクセルに打ち込んでいました。自然な英語フレーズをいろいろ調べたり、ネイティブの同僚にチェックしてもらったり。
会議1回のために、その何倍もの時間を準備に使っていました。
今なら、同じことがChatGPTに頼めば数分です。「私は◯◯の会社で設計をしています。今度海外出張に行き、◯◯を話し合う必要があります」など、あなたのシチュエーションを具体的に伝えれば、ChatGPTがいくらでも必要なフレーズを出してくれます。
忙しい社会人でも、一瞬でフレーズ集を作り、それをもとに準備ができる。 ここが、勉強法の設計を変えたいちばん現実的な理由です。
ビジネス英語の勉強で時間を集中すべきは「聞く・話す・準備」|読む・書くはAIで省力化

個別指導で学習計画を作るとき、私が最初に決めるのが時間の配分です。4技能を平等にやろうとすると、社会人の時間では絶対に足りません。
だから優先順位をはっきりつけます。時間と労力を集中するのは「聞く」「話す」「事前準備」。「読む」「書く」はAIで省力化する。 これが基本の方針です。
ビジネス英語で話す練習だけは、AIに代わってもらえない(自分の口を動かすしかない)
英文を作るのはAIができます。でも、その英文を自分の口で言えるようにする作業は、誰にも代わってもらえません。
英語は、口の筋肉を使うスポーツのようなもの。読んで分かる英文と、とっさに口から出る英文の間には、想像以上に距離があります。
作った想定問答を1回も声に出さないまま本番に行くのが、いちばんもったいないパターンです。
日本語を見て英語がすぐ出てくる状態を作る練習が、瞬間英作文です。私が独学で通訳になれた土台もこれでした。やり方と教材の選び方は、こちらでくわしく解説しています。

ビジネス英語の聞く力は「ながら聞き」で伸ばす|ポッドキャストとオーディオブックの使い方
机に向かえる時間だけでリスニングを伸ばそうとすると、社会人にはまず無理です。だから、手がふさがっている時間を使います。
通勤中、家事の最中、支度の時間。ここにビジネス系のポッドキャストやオーディオブックを流します。
ただし、聞いていて理解度が3割くらいしかない素材は、難しすぎます。 その場合は迷わずレベルを下げてください。
あなたの業界によりますが、できれば同じジャンルあるいは近いジャンルの英語ポッドキャストが探せればベストです。英語の勉強にもなるし、海外の最新の情報もキャッチアップできます。
レベル別のおすすめのポッドキャストや、自分に合ったポッドキャストの選び方は、こちらにまとめました。

英語で仕事の知識も一緒に入れたい方には、ビジネス書のオーディオブックがおすすめです。私が19年聞き続けて選んだ20冊を紹介しています。

英文メールなど読む・書くはAIで省力化していい(ただし送信前の確認は自分でやる)
英文メールを書くとき、ほとんどの人はまず日本語で内容を考えて、それを英語にします。それって、つまり「翻訳」です。
私が秘書時代、ほんの数行のメールにものすごく時間がかかっていたのも、この翻訳を全部自分の頭でやっていたからでした。
今は、英文メール執筆はAIに渡せます。日本語で伝えたいことを箇条書きにして下書きを作らせれば、英文メール作成は一瞬で終わります。
今でも「ビジネス英語」と言うと英文メールの書き方を勉強したいと思う人が多いですが、その発想はもう時代遅れです。
ただし、AIに丸投げでいいわけではありません。自分が指示していない内容が混ざっていないか、送信前の最終確認だけは人の仕事です。
「次の会議の準備」も、ビジネス英語の勉強に数える
多くの人は、「勉強」を机に向かって教材を開くことだと思っています。だから、会議の準備は勉強とは別のもの、仕事の雑務だと考えてしまう。
でも、次の会議の想定問答を作って声に出す時間は、いちばん効率のいいビジネス英語の勉強です。本番が迫っている勉強ほど、集中できますから。
「勉強する時間がない」という方には、まず会議の準備を勉強に数えてもらいます。それだけで学習時間が倍になる方もいます。
英語会議の準備は、何をどの順番でやるかで結果が変わります。出席者と議題から質問を予測する具体的な手順は、会議の記事にまとめました。

忙しい社会人のビジネス英語の勉強時間の配分|1日60分を3つに割る

「勉強時間が取れません」というご相談が、いちばん多いです。まとまった1時間を作ろうとすると、確保できない日が続いて、そのまま止まります。
だから、1日60分を3つに割って、性質の違う時間に振り分けます。
☀ ながら聞き30分(通勤・家事・支度)
🖊 机で15分(想定問答づくり・単語の書き足し)
🗣 声出し15分(音読・瞬間英作文)
通勤・家事の30分:ビジネス英語のながら聞きに使う
ここは、手も目もふさがっている時間です。だから、聞くだけでできることを入れます。
いわゆる「ながら聞き」で、通勤の電車や、家でお皿を洗っている時間などに英語時間を確保することができます。
具体的にどんな英語をながら聞きすればいいかは、この記事を参考にしてください。

机に向かう15分:想定問答を作り、覚える単語を書き足す
1日で唯一、手を動かす時間です。ここでやるのは、想定問答づくりと、覚える単語の書き足し。
単語は「今日聞いた音源や会議資料に出てきて、自分が使いたい語」だけを入れていきましょう。単語本から大量に書き写したりはしないでください。
単語を覚える作業は、シートの作り方でかなり楽になります。私が1000単語を覚えた自作シートの作り方は、こちらで公開しています。

声に出す15分:音読と瞬間英作文をして、作った英語で口を動かす
作った想定問答を、AI読み上げ音声のお手本で聞いてから音読します。お手本を聞かずに読むと、自分の中にある日本語風の英語で固まってしまいます。
そのあと、日本語だけを見て英語が言えるか試す(瞬間英作文)。
自分が使う英文を音読の素材にする方法は、プロンプトつきでこちらに書きました。声に出す15分の中身に困ったら、参考にしてください。

繁忙期に勉強が止まったときの戻し方|ながら聞きだけ残す
決算期、出張ラッシュ、繁忙期。勉強がまるごと止まる週は、必ず来ます。そのときは、3つのうちながら聞きだけは残してください。机の15分と声出しの15分は、お休みして大丈夫です。
英語の勉強をゼロにしてしまうと、勉強習慣を戻すのに時間がかかります。
戻るときは、また「次の本番」を1つ決め直すところから。時間の作り方をもっと具体的に設計したい方は、私の1日の使い方を公開したこちらの記事が参考になります。

ビジネス英語の教材は、市販とAI自作を使い分ける|土台は本、実務は自分専用

「結局、どの教材を買えばいいですか?」と、よく聞かれます。私の答えは、土台は市販の本、実務の英語は自分で作るです。
境目は、はっきりしています。英語の土台は誰にとっても共通なので本に載っていますが、あなたの仕事の英語はこの世に1冊も売っていません。
市販のビジネス英語教材が要るのは、中学英語の文法と語彙の土台づくりまで
AIが作った英文を覚えるにも、中学英語の文法が分かっている必要があります。ここがあいまいなままだと、覚える作業そのものが苦しくなります。
文法の土台づくりは、市販の本が向いています。説明の順番が整理されていて、練習問題までついていますから。
中学英語の文法は、分厚い本を1冊やり切らなくて大丈夫です。薄い文法問題集を1冊完璧にしましょう。
中学英語の文法のやり直しは、私も社会人になってからやりました!それが英語力の大幅アップにつながりました。詳しくは以下に書いています。

自分に今どれくらいの英語力が必要なのか、TOEICだとどのあたりが目安になるのかは、こちらの記事で通訳の実感を交えてお話ししています。

ビジネス英語の語彙は、市販の単語集で「自分の業界の外側」を埋める
AIで自分専用に作る教材には、弱点が1つあります。自分の仕事の話ばかりになるので、語彙が自分の業界の内側に偏るのです。
でも実際の仕事では、他業界の話、経済のニュース、会食での雑談が飛んできます。ここを埋めるのが市販の単語集の役目です。
私が生徒さんに勧めているのは『速読速聴・英単語 Business 1200』。例文が音声つきの文章で、ながら聞きの素材としても使えます。
自分の仕事の英語は、市販のビジネス英語教材では手に入らない

こんなフレーズを使うシチュエーション、私の仕事にある?
本屋さんでフレーズ集を開いて、こう思ったことはありませんか?
市販の教材は、想定読者の平均に合わせて作られています。だから、あなたの業界・取引先・会議の話は1行も入っていません。
だから、ビジネス英語を学びたい人の多くが、「市販の教材では自分のシチュエーションで使えない」と悩んでいます。
ここを埋める手段が、自分専用に作る教材です。市販の教材が悪いのではなく、役割が違うというだけです。
ビジネス英語アプリ・オンライン英会話は「練習を披露する場」として使う
アプリやオンライン英会話は、教材ではなく「披露する場」として考えると、使い方がはっきりします。
先生に想定問答を渡して、質問役をお願いする。模擬会議をやってもらう。自分で作った英語を、人前で出してみる場所です。
レッスンを受けっぱなしにして伸び悩む人は本当に多いので、レッスンの組み立て方はこちらを読んでからにしてください。模擬会議やロールプレイの頼み方も紹介しています。

ビジネス英語の勉強が続かない原因は、仕事と切り離して勉強しているから

仕事が忙しくなると、予定表から最初に消えるのが英語の時間ですよね。
その理由は、使う予定のない英語を、使う予定のない状態で勉強しようとしているからです。締め切りのある仕事と並べれば、負けるのは当たり前。
「いつか使うため」のビジネス英語の勉強は続かない|締め切りのある本番を1つ作る
人間は、締め切りがあるものを優先します。だから、英語にも締め切りを作ります。
海外出張、英語の会議、展示会、オンライン英会話の予約。日付が入った予定を1つ入れるだけで、勉強の優先順位が上がります。
本番のない勉強は、どうしても後回しになります。だから私は、生徒さんの英語の「予定」を先に埋めてもらいます。
ビジネス英語の成果を、TOEICの点数だけで測らない
TOEICの点数だけで成果を測っていると、伸びを見失います。私自身、980点を持っていた時期に、ホームページの翻訳を頼まれて固まりました。
だから、測る指標を変えてください。会議で発言できた回数、英文メールを書き終える時間、相手の質問に答えられた数。この方が、仕事の実感と一致します。
私のコンサルティングを受けてくださっている経営者の方は、指導を始めた頃の英語力がTOEICで言えば400点台程度でした。それでも想定問答を準備して、初対面・通訳なしで50分の英語ミーティングをやり遂げています。
英語のスコアが高いほど、英語でたくさんビジネスが動かせるわけではありません。
ビジネス英語の勉強を1人で抱えない|英語を見てもらう相手を決める
自分の英語が本当に通じているかは、自分では判定できません。ここだけは、人の目と耳が必要です。
オンライン英会話の先生でも、社内のバイリンガルの同僚でも構いません。誰に見てもらうかを、先に決めてしまうのがポイントです。
私たちの個別指導では、ネイティブである夫のマイクが実務のロールプレイ相手を務めて、生徒さんを質問攻めにしています(笑)。自分の仕事の話で質問攻めにされる経験は、教材何冊分にもなります。

まとめ|ビジネス英語の勉強は、次の本番のために始める
ビジネス英語の勉強は、幅広く積み上げてから使うものではありません。次の本番を決めて、そこから逆算して取りに行くものです。
1日の流れにすると、こうなります。
・朝の通勤でポッドキャストやオーディオブックをながら聞き
・机に向かえる15分で次の本番の想定問答をChatGPTに作らせる
・声を出せる15分でお手本を聞いて音読する
そして、どうしても机での勉強時間が取れない繁忙期も、「ながら聞き」だけは死守しましょう。
私がTOEIC980点でも現場で使い物にならなかったのは、文法問題を解いて、長文を読んで、正しい英作文をするという試験勉強の延長をやっていたからです。
そこには、私が実際に直面している仕事の英語が1行も入っていませんでした。だからこそ、実践的な英語を勉強するようになって、一気に仕事の成果も上がり、上司からの評価も変わりました。
あなたも、ビジネス英語の目的をしっかり定めて、AIを活用して実践的な勉強をしていってくださいね。
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