【これだけで1000単語覚えた】私の英単語帳の作り方を大公開


単語ノート、最初は張り切って書くんだけど、いつも続かない・・・(´・ω・`)

発音記号も例文も書いていたら、1ページ作るだけで力尽きてしまいます

ノートは何冊も作ったのに、覚えた単語はほとんど増えていない気がする・・・
あなたは、英単語を覚えるときに、単語ノート、単語帳、フラッシュカードなどを自作していますか?その勉強、うまくいっていますか?
私も、以前は単語ノートを作っては途中で諦め、また違う単語ノートを作っては途中で投げ出し・・・ということを繰り返していました。
でも、このページで紹介する方法で英単語帳を続けることができるようになり、この方法だけで1000以上の英単語を暗記することができました。
このページでは、私の英単語シートの作り方と単語の覚え方を公開します!よかったら、参考にしてみてください。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ 英単語ノートが続かない理由
✅ ハガキサイズでできる「単語シート」の作り方と使い方
✅ 単語シートに書く英単語の選び方(レベルの見分け方)
✅ ChatGPTで自分の仕事の単語シートを作る手順
✅ 単語シートと市販の単語本の使い分け
英単語ノートが続かないのは、書く情報が多すぎるから

単語ノート(単語帳)は多くの人が挫折したことがあると思いますが、それには理由があります。
ダメな英単語ノートの事例
多くの人は単語ノートを自作するとき、こんな感じで作りがちです。もちろん、私もこういうのを作ってました。

以下のような情報を辞書並みにぎっしり書き込んだ単語ノートです。
・発音記号
・類義語、対義語、派生語
・熟語
・例文とその日本語訳
ですが、この作り方は全くお勧めしません!
発音、類義語・対義語・派生語・熟語など、情報がぎっしりの単語ノートがダメな理由
こういう情報ぎっしりの単語帳がダメな理由は、以下です。
・ノートを常に持ち歩くのが面倒。ノートがないと書けない。
・丁寧に書きたいと気負ってしまうので、面倒になって続かない。
・欲張っていろんな情報を詰め込みすぎなので、面倒になって続かない。
まあ、結局全部「面倒だから」続かないっていう結論に尽きるんですけどね(笑)。
単語は、何度も何度も見返しながらやっと身につくものです。でも、上記のような単語ノートは、作っただけで「勉強した気」になるんですよね。それが危険なところです。
単語ノートを作ることでは、単語は身につかない
すごく大事なことですが、ノートを「作る」ことでは、単語は覚えられません。
きれいなノートが1ページできた日ほど、勉強した気になっていました。でも、覚えた単語が増えたかというと、ほとんど増えていません。
情報がぎっしり詰まった単語ノートを作る時間があるなら、情報が最初からたくさん入ってる単語本を本屋さんで買ってきて、何度も繰り返して覚えた方がよっぽどいいです。
英単語ノートの代わりに使う「単語シート」の作り方

で、持ち歩くのが面倒でなく、きれいに書きたいと気負うこともなく、辞書並みに情報を書きすぎることも決してない、とっておきの方法が「単語シート」です。
↓これが、わたしが実際に使っている単語シートです。

私はこのシートを使って、軽く1,000語以上の単語をスキマ時間で覚えてきました。
10年以上ずっと使い続けている方法なので、作り方も使い方も、細かいところまでお伝えできます。
単語シートはハガキサイズ|上半分に英単語、下半分に日本語
上半分が覚えたい英単語や熟語、そして下半分がその日本語です。気になる単語、覚えておきたい単語に出合ったときに、その都度書き加えています。
シート1枚の大きさは、ハガキ程度です。この単語シートはマスが小さいので、いろんな情報を書くスペースがありません。
普通は派生語とか対義語とか書きたくなるものですが、このシートだと訳語だけで精一杯です。アクセントや発音が不安なものだけ、余白にちょこっと書き加えられる程度。
でも、マスが小さくて情報が書けないことが、重要な長続きのコツなんです。
ちなみに、この単語シートのテンプレート(PDF)を無料でプレゼントしています。印刷してすぐに使えるので、あなたも今日から単語シートに単語を貯めていくことができますよ。
単語シートの書き方とそれを使った覚え方を私が実演している動画もセットです!
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書くのは英単語に対して「日本語訳1つだけ」がルール
書く日本語は、代表的なものを1つだけ。これが、書きすぎを防ぐいちばんのルールです。(意味が大きく異なる定義がある場合だけ、2個書くこともあります)
たとえば impediment なら、「障害」と1つ書いておけば十分。復習の時は、「なんとなく、何かを邪魔しているものなんだな」など、だいたいのイメージがつかめれば、それでいいです。
日本語を正確に当てる練習をしたいわけではないので、本や辞書に載っている定義と完全一致しなくても大丈夫です。
そして、発音やアクセントが怪しい単語だけ、余白にアクセント記号や、発音記号を適当につけます。カタカナでも構いません。

「これ、どう読むんだっけ?」と毎回止まる単語だけでいいです。全部にふると、それだけで面倒になります。
英単語シートは英語→日本語の一方向で覚える
単語シートは、英語を見て日本語を当てます(英語→日本語)。下半分を隠して英語を見て、「どういう意味だったっけ?」と考え、下半分で答えを確認します。

日本語→英語はやらなくていいですか?
当面は、英語を見て日本語の意味を答えるだけで十分です。
単語学習のいちばんの目的は、その単語を読んだり聞いたりしたときに、パッと意味が分かること。日本語から英語を出す練習は、その先の話です。
そして、黙ってやらないこと。必ず正しい発音で、声に出します。声が出せない場所なら、頭の中で発音を再生するだけでもかまいません。
単語シートは持ち歩く|職場のデスクにテープで貼っていました
そして、ポケットの中やカバンの中に入れておいて、ちょっとした電車の待ち時間などに見直すんですね。私は前職では、職場のパソコンの画面の下にテープでこの単語シートを貼り付けていました。
ちょっと仕事が煮詰まったとき、コーヒーを飲んでいるときに、何度も眺めるんです。そうやって毎日何度も見ていると、だんだん覚えられます。
それに、職場の人には「勉強熱心な人」と思ってもらえて評価が上がる・・・かもしれません。
工夫次第で、日常の「スキマ時間」がボキャブラリー強化時間になります。そうやって、何回も何十回も単語を見続けると、勉強時間をあえて確保することなく、単語が覚えられます。
机に向かう時間を作ろうとすると、単語学習はまず続きません。目に入る場所に置く、が先です。
覚えたい英単語は、読んだ記事やドラマから拾う
私の場合は、Economistで英文を毎日読むことを目標にしていますが、記事を読んでいると、引くほど知らない単語にたくさん出合います。Σ(・∀・;)
そうしたら、読みながら知らない単語に印をつけておいて、後で調べて、覚えたいものは単語シートに書き込みます。

↑知らない単語は文脈から意味を想像しながら記事を読んで、読んだ後、気になる単語を調べます。そして、単語シートに覚えたい単語を書き込みます。
単語シートを使って単語を一通り覚えたら、さっきの記事をもう一度読み直します。すると、ぐっと記憶に残りやすくなります。
同じように、ドラマを見ながら知らない単語をチェックした場合は、単語シートに書き込んで覚えたら、そのドラマをもう一度見ます。文脈とともに記憶に残るので、格段に覚えやすいです。
その単語とどう出合ったかというのは、本当に重要です。「どう出合ったか」というのは、以下のような文脈や背景情報のことです。
・その単語はどこにあったのか?(英字新聞、ドラマなど)
・どういう文章の中で出てきたのか?(文脈の内容)
・どんな使われ方をしていたのか?(前後の単語)
このような背景と一緒に覚えることによって、記憶の定着度が全く違ってきます。
ここまで読んで、「やっぱり書いて覚えた方がいいのでは?」と思った方もいるかもしれません。
単語シートに書くのは訳語だけで、覚える作業は目と耳と口でやります。英単語を書いて覚えることをおすすめしない理由は、こちらの記事に7つ挙げています。

単語シートに書く英単語の選び方|レベルを見て「今は覚えない」を決める

単語シートを作ったあと、いちばん迷うのが「どの単語を書くか」です。ここを間違えると、シートだけが増えていきます。
知らない単語を何でもかんでもシートに記入していくと、覚えてない単語シートが大量にできるだけです。
英単語のレベルは英辞郎で調べる(SVL12000とは)
単語を調べるのに使うツールですが、アルクの英辞郎on the WEBを私は気に入って使っています。私はProという有料版を使っていますが、単語を調べるなら無料版でも十分です。
英辞郎を勧める理由は、豊富な文例が一瞬で見られるだけでなく、単語の「レベル」が表示されることです。試しに“ramification”という単語を英辞郎で調べると、「レベル12」と書いてあります。

これは、アルクが独自に設定している「Standard Vocabulary List (SVL) 12000」というレベルなのですが、各レベルにつき1000単語、全部で12レベル(12000単語)あります。

上記のようなカテゴリで、日本人の英語学習者にとって特に重要な12000単語をレベル分けしています。たとえば、レベル1はこのような感じ。→SVLレベル1
アルクのSVLページを開いてスクロールダウンすると、Level12までの全ての単語を見ることができます。リストに挙がっている単語リストの8〜9割くらいは知ってると思うレベルが、あなたのレベルと考えてください。
そして、先ほどの私の手書き単語シートですが、右上に10とか11とか書いてあるのが見えるかと思います。これがアルクのSVLレベルです。

知らない単語に出合ったら、英辞郎で単語を調べて、レベルも一緒に書き込んでいます。
覚えるべき英単語は「今のレベル+2〜3」|それ以上はスルーする
単語レベルをわざわざ書く理由ですが、これは単語を覚える上で重要なことと関係があります。
ボキャブラリー強化の最重要ポイントの1つ、それは「今」覚えるべきではない単語をスルーするということです。つまり、知らない単語を何でもかんでも覚えようとしないということです。これが、単語を覚える上でものすごく大事なことなんです。
アルクのSVLページで見た結果、レベル5ならほぼ知っているというレベルだったとしましょう。
すると、あなたが現状で重点的に覚えないといけないのは、現状プラス2~3レベルくらいです。つまり、今のあなたが覚えるレベルの単語は、レベル7〜8以下程度ということです。
つまり、調べた単語がレベル10とか12とかだったら、今はスルーしてOKです。
優先順位が高い単語は、仕事や趣味で必要な単語
ただし、必ずスルーしてOKかというと、そうとも言い切れません。あなたにとって覚える優先順位が高い単語とは、以下です。
1.現状のレベルの少し上の単語
2.仕事や趣味などで必要な単語
仕事や趣味で必要な単語なら、レベルを気にせず覚えるべきです。
私自身は、前職では医学系の通訳の仕事をしていましたが、レベル12を超える難関単語(病名など)がめちゃくちゃ多かったですが、当然最優先で覚えていました。
知らない単語を全部覚えることは、時間的にも能力的にも不可能です。なのに、多くの学習者が犯す間違いが、「知らない単語を片っ端から覚えようとして、結局挫折する」ということです。
でも、「今はこれは覚えない」という選択をあえてすることは、単語を覚えるのと同じくらい重要なんです。優先順位をつける、ということですね。
単語シートを使う上で良くないのが、あれもこれも覚えようとして、マスをどんどん埋めていった結果、シートが大量に溜まっていって覚えるスピードが追いつかなくなるということです。
必ず、今覚えるべき単語を絞りましょう。
仕事の単語は、出合うのを待つのではなく、本番の前に自分から集めることもできます。会議や商談を控えているときに、私が短期間で大量に詰め込むやり方は、こちらの記事に書いています。

ChatGPTで自分の仕事の単語シートを作る|紙に書き写す手間をなくす

今の時代、AIをうまく活用することができます。
ChatGPTに自分の仕事の場面を伝えて、単語と訳を並べたリストを出してもらい、そこから選んでシートに書くという流れにすると、単語を探す時間がまるごと消えます。
ぜひ、このままコピペして使ってみてください。業種と場面を自分のものに書き換えるだけでOKです。
ChatGPTに単語リストを作ってもらう方法
私は日本の[製造業]で働いていて、来週[海外の取引先とのオンライン会議]があります。
その場面でよく使われる英単語・英語表現を30個、リストにしてください。
条件は次のとおりです。
・1行につき「英単語(またはフレーズ)+日本語訳を1つだけ」
・日本語訳は、いちばん代表的なものだけ。複数書かない
・専門用語だけでなく、会議の進行で使う一般的な語も混ぜる
・難しい順ではなく、実際によく使う順に並べる
製造業のオンライン会議でよく使われる表現を、実際の使用頻度を意識して30個まとめました。
- 1. kick off:始める
- 2. agenda:議題
- 3. follow up:フォローする
- 4. deadline:締め切り
- 5. postpone:延期する
- 6. on track:順調である
- 7. bottleneck:ボトルネック
- 8. lead time:リードタイム
- 9. capacity:生産能力
- 10. yield:歩留まり
- 11. defect:不良
- 12. sample:サンプル
- 13. specification:仕様
- 14. revise:修正する
- 15. confirm:確認する
- 16. shipment:出荷
- 17. inventory:在庫
- 18. shortage:不足
- 19. supplier:仕入先
- 20. quote:見積もり
- 21. negotiate:交渉する
- 22. compromise:妥協する
- 23. concern:懸念
- 24. clarify:明確にする
- 25. action item:宿題事項
- 26. takeaway:要点
- 27. wrap up:まとめる
- 28. next steps:次のステップ
- 29. as of:〜時点で
- 30. tentatively:とりあえず
必要なら、このリストを英単語シート用に「上段:英語/下段:日本語」の形に並べ替えた版も作れます。
出てきたリストを、全部シートに書き写す必要はありません。知らない単語と、知っているけど口から出てこない単語だけを選んで書きます。ここでも、選ぶ作業がそのまま学習になります。
ChatGPTなどのAIでは一瞬で時間が溶けるので注意
ただし気をつけたいのは、AIに延々と質問をしたり、例文を作り込みすぎることです。

チャッピーに「◯◯と△△という単語の意味の違いは?」って質問すると、すごく丁寧に答えてくれるんです!
という方が多いですが、やりすぎは禁物です。時間が溶けます。
単語のニュアンスを教えてもらって、例文を作ってもらって、それを表にまとめて・・・とやっていると、いつまでも覚える段階に入れません。
チャッピー(ChatGPT)に質問している時間は、多くの場合は勉強時間ではありません。
単語シートは補助|英単語の土台は音声と例文つきの単語本で作る

この単語シートの使い方を説明すると、よく、このシートだけで単語学習を済ませようとしてしまう人がいます。
でも、単語シートはあくまでも補助です。単語シートをスキマ時間にちょこっと見るだけで済むほど、ボキャブラリーは甘くない。(´;ω;`)
いわゆる「教材」を買うレベルを超えた上級者は別ですが、それ以外の学習者さんは、普段は市販の単語本や単語教材を使って、しっかりボキャブラリーを強化していく必要があります。
音声や例文が収録されている単語教材で、きちんと勉強をしていってください。
どの単語本を選べばいいか迷っている方は、対象レベルの見方や「例文の音声がついているか」という基準を、こちらの記事にまとめています。

そもそも単語が頭に残らない、覚えてもすぐ忘れる、という悩みがあるなら、大人の脳に合う覚え方から見直した方が早いです。

その上で、英字新聞で英語を読んだり、海外ドラマを見ているときに、知らない単語に出合ったら
1.英辞郎で意味を調べて
2.レベルをチェックして
3.(自分が覚えるべきレベルの単語だったら)単語シートに書き込む
という流れです。
まとめ|英単語ノートより単語シートが続く理由
ハガキサイズの単語シートに、英単語と訳語を1つ。
書ける情報がこれだけしかないから、私は10年以上使い続けられました。
英単語を覚えるという行為は、私たちが英語学習者である限り、一生やり続けなければならないことです。(文法なら、ある程度のことを学べば、ほとんど勉強の必要がなくなるんですが・・・)
私は、英単語を覚えるのがすごく苦手で、これまでさんざん苦労してきました。挫折の回数も数え切れません。
その中で、飽きっぽい私が継続できたのが、この単語シートでした。単語ノートが続かなかった方こそ、この単語シート、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、この単語シートのテンプレート(PDF)を無料でプレゼントしています。印刷してすぐに使えるので、あなたも今日から単語シートに単語を貯めていくことができますよ。
単語シートの書き方とそれを使った覚え方を私が実演している動画もセットです!


