TIME誌の一番お得な購入方法【岸田首相や安倍元首相も表紙に登場】
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TIME誌の一番お得な購入方法【岸田首相や安倍元首相も表紙に登場】

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

サムネイル

英語学習者の憧れの英雑誌TIMEを買って読んでみたい!でも、どこで買えるの?

TIMEって本屋さんで見たことあるけど、高いし・・・TIMEのお得な購入方法ってある?

 

このページでは、そんな疑問にお答えするべく、これまで様々な方法でTIMEを購読してきた経験者の私が詳しくお伝えします!

TIMEのいろいろな購入方法を比較し、一番お得な買い方もご紹介しますので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

TIME誌の購入方法と費用の比較

TIMEを手に入れるには、いろんな方法があります。ここでは、私が使ったことがある購入方法を挙げてそれぞれ費用を比較し、一番のお勧め購入方法をお伝えします!

 

楽天マガジン(デジタル版・月418円)

rakutenmagazine

 

愛

単刀直入に言って、楽天マガジンが一番お勧めです。

楽天マガジンは、たった月418円でTIMEだけでなく日本や英語圏のいろんな雑誌のデジタル版が見放題という、とんでもないサービスです。2023年11月時点で、なんと1,200誌以上が読み放題

 

バックナンバーも読めます。TIMEだと、2020年8月までの70冊以上のバックナンバーが読めるようになっています。

 

TIMEだけでなく、NewsweekFortune、その他おしゃれなインテリア英雑誌なども読み放題に入っています。

2023年11月現在の海外雑誌のラインナップは、こんな感じ。↓

 

でも、「デジタル版」って紙の雑誌と何か違うの?と思いますよね。

結論から言うと、同じです。つまり、楽天マガジンでデジタル版を購入したとしても、紙の雑誌と全く同じものが読めます。

ただ、後で詳しく説明しますが、表紙が違う場合があります。たとえば岸田首相が表紙の号は、楽天マガジンでは違う表紙でした。(全ページ比較しましたが、中身の記事やレイアウトは全て同じでした)

 

なお、月々の支払いだと418円ですが、1年分を一括で支払う場合は3,960円となり、年間で約1,000円程度お得になります。

それも、今なら初めての人限定で年額プランが1,980円だそうで・・・その場合、なんと月165円です。(,,゚Д゚)

 

楽天ポイントで支払えるのも、楽天市場で時々買い物をする私にはありがたいです。期間限定のポイントが有効活用できますよ。

楽天マガジンは、初回31日間は無料でお試しできますので、年間一括にするかどうかを決める前に、まずは気軽にいろんな雑誌をパラパラ読んでみるといいと思います!

楽天マガジンを31日間無料でお試ししてみる

 

kindle unlimited(デジタル版・月980円)

 

kindle unlimitedも上記の楽天マガジンと同じく、バックナンバーも含めてデジタル版が読み放題です。

 

kindle unlimitedはamazonの日本語や英語の書籍が何万冊も読み放題という、これまたすごいサービスです(読み放題になるのは「¥0 kindleunlimited」と書いてある書籍のみ)。

kindle unlimitedの会費は月々980円。上記の楽天マガジンよりは高いですが、それでも他にも大量の本やマンガ、洋書が読めると思ったら安いものだと思います。

愛

雑誌だけじゃなく書籍もたくさん読みたい場合は、楽天マガジンよりkindle unlimitedの方がいいですね。

 

kindle unlimitedも初回は30日間無料でお試しできます。kindle端末を持っていなくても、タブレットやPCでも読めますよ!

kindle unlimitedで読めるTIMEのバックナンバーを見てみる

 

Magazine World(紙版・月1,960円〜)

 

アメリカから紙の雑誌を郵送してくれるサービスです。1ヶ月分(2冊)まとめて送られてくるのと、アメリカで発行されたTIMEの米国版をアメリカから郵送するのもあって、届くのがかなり遅くなるのがデメリットです。

他で扱ってない英語雑誌があったりするので、欲しい雑誌があれば検討するといいと思います。

 

3ヶ月の購読で7,080円(月2,360円)、6ヶ月なら12,960円(月2,160円)、1年間の購読で23,520円(月1,960円)です。送料込みで、2023年11月現在の価格です。

Magazine Worldの詳細を見てみる

 

fujisan(紙版・月2,082円〜)

 

fujisanは国内外の雑誌や新聞を定期購読できるサービスです。私は長らく英雑誌や英字新聞の購読で利用しています。

 

fujisanは、TIMEのアジア版をアジアの支局(多分シンガポール)から毎号配送してくれます。紙版を購読するなら、郵送に時間がかかるMagazine Worldよりfujisanがお勧めです。

ちなみにfujisanでTIMEのデジタル版もありますが、これは最新号だけで305円(執筆時現在)です。それだったら、419円でバックナンバーもNewweekとか他の雑誌も読み放題の楽天マガジンの方がいいですね。

 

3ヶ月の購読で6,929円(月2,310円)、1年間の購読で24,980円(月2,082円)です。送料込みで、2023年11月現在の価格です。

fujisanでTIMEの詳細を見てみる

 

書店で購入(紙版・1冊1,540円)

洋書

 

紀伊国屋や丸善など、大型書店には洋書のコーナーがあり、そこで手に入る可能性が高いです。でも、売り切れていたり、取り寄せになったりすることもあるかもしれません。

「とりあえず試しに一冊買って、どれだけ読めるか試してみたい。デジタル版は読みにくいので、やっぱり紙がいい」という方は、大型の本屋さんで探してみましょう。

 

デジタル版のTIMEを英語学習に活用する方法

TIME

(『TIME』September 27, 2021号「世界で最も影響力のある100人」より)

 

デジタル誌は書き込みができないし、線も引けないので、勉強には使いにくいですよね。

 

でも、『TIME』誌を紙で購入したとしても、隅から隅まで全ての記事を読むことなんてないはず。(英語の達人・松本道弘先生は、やってましたが。)

そうであれば、デジタル誌で「この記事を読もう!」と決めた記事だけ、プリントアウトすれば解決です。

 

あるいは、スクリーンショットをiPadの手書きアプリと組み合わせることも可能です。

私は、「GoodNotes」という手書きアプリを使っていますが、以下のようにGoodNotesで記事のスクリーンショットを読み込んで、下線や蛍光マーカーを引いたり、余白に書き込んだりすることが可能です(汚い字ですみません)。

time

 

デジタル誌の良いところは、字が小さかったら指で拡大できること。上記も、そのままだと小さくて線が引きにくかったので、拡大して書き込んでいます。

有料ですが、超優秀なアプリなのでiPadユーザーにはぜひお勧めしたいです。

GoodNotes 5

GoodNotes 5

Time Base Technology Limited¥980posted withアプリーチ

 

なので、どうしても紙の雑誌にこだわる必要はありません。じっくり読むページだけ印刷してもよし、手書きアプリを使ってもよしです。

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TIMEの表紙を飾った日本人

 

1.岸田文雄首相

2023年5月22日/29日号で、岸田首相がTIMEアジア版の表紙を飾りました。

 

ただ、日本人として喜んでいい内容とは言えません。表紙には「日本の選択:岸田首相は平和主義を放棄し、日本を真の軍事大国にすることを望んでいる」とあります。Σ(゚д゚;)

(その後、日本政府から抗議して見出しは変更になったようです)

 

どんな内容だったか、要約はインスタにまとめています。

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ちなみに、この記事を読んだアメリカ人のマイクの感想をSPEEDIER READINGのラジオで語っています。

 

なお、TIMEには米国発行の「アメリカ版」のほかに「ヨーロッパ版」「アジア版」「南太平洋版」「デジタル版」があり、それぞれ表紙が違う場合があります。

私は現在手持ちで確認できるのが「アジア版」と「デジタル版」なのですが、たとえば岸田首相が表紙の号はアジア版限定のようで、デジタル版の表紙は違いました。

 

2.安倍晋三元首相

 

安倍元首相の銃撃事件後、2022年7月25日/8月1日号でTIMEの表紙になりました。

これは、岸田首相の時とは違ってデジタル版の表紙も同じでした。世界中に大きな衝撃を与えた事件だったので、全世界のTIMEの表紙を安倍首相が飾ったようです。

 

この時も要約してインスタに載せました。↓

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3.大谷翔平選手

みんな大好き大谷翔平選手も、2022年4月25日/5月2日号の表紙になりました。

ただし、表紙になったのはアジア版限定。多分、野球が盛んじゃないヨーロッパとかでは、「この人誰?」ってなるでしょうしね。

 

4.大坂なおみ選手

大坂なおみ選手も、TIMEではよく取り上げられます。2021年7月19日/26日の表紙を飾りました。なお、2019年にも表紙になっています。

いずれもアジア版限定ではなく、デジタル版の表紙も同じでした。世界の他の地域でも、大坂なおみ選手の表紙のはず。

 

最近のTIME誌について物申したいこと

 

最後に・・・これは書くかどうか迷ったのですが、最近のTIMEの姿勢に対していろいろ思うことがあります。

TIMEは英語学習者にとって憧れの雑誌であり、「英語を学んで、いつかTIMEを読めるようになりたい!」と思う方がたくさんいます。そんな方のお役に立てばという思いで、正直に書くことにします。

 

以下、あくまでも私の個人的な意見です。

 

TIMEを購読して実際に届く冊数は月に1〜2冊

2020年のパンデミック以降、人員不足なのかその他の要因なのかはわかりませんが、TIMEは「double issue(合併号)」という形を取るようになりました。

 

具体的には、TIMEは週刊誌(毎週発行)という扱いなのに、実質的には2号分の合併号を1冊として発行するようになったんです。これは、紙の雑誌もデジタル版も同じです。

愛

つまり、2週間に1回しか届かないんです。

 

たとえばfujisanのサイト上では「1年44冊」と書いてありますが、実際は22冊しか届きません。fujisanのTIME販売ページに以下の注意書きがあります。

なぜか、ここだけ英語のままで日本語に翻訳されていません。

TIME is published by Time Magazine Singapore Pte. Ltd. TIME publishes weekly, except for 22 double issues that count as two of 44 issues in an annual subscription. Frequency of magazine issues is subject to change without notice, which may include changes in the number of double issues.

(私の適当訳:TIMEはタイムマガジン・シンガポール社が発行しています。TIMEは週刊誌ですが、年間購読に含まれる44冊は、2冊分の合併号である22冊として届きます。雑誌の発行頻度は予告なく変更する可能性があり、その変更には合併号の数も含まれます。)

 

現在楽天マガジンで確認できるバックナンバーの発行頻度は、こんな感じ。

 

下の日付を見てもらえばわかるように、月2冊しか発行してないですよね。そして、合併号だから分厚いかというと、全然そんなことないのです。fujisanの星1つの口コミにも、その旨の記述があります。

愛

8月はみんなバカンス中なのか、発行はたった1冊。しかも、4冊分の合併号のはずなのに、現物はいつもよりさらに薄っぺらかった!(怒)

 

TIMEとThe Economistの比較

 

そこで、私がTIMEと同時に購読している、イギリスの雑誌The Economistを比較して表にしてみました。

発行頻度、ページ数や記事数に特に注目してください。

 

金額は2023年11月現在。TIMEは合併号を1冊としてカウントしています。ページ数と記事数は、2022年11月に発行された両雑誌で比較しています。

 

ご覧いただくとわかるように、「合併号」であるはずのTIMEの方が、毎週発行されるThe Economistよりページ数も記事数も少ないのです。

愛

The Economistはちゃんと毎週届きます。夏と冬の休暇の時期だけ合併号が発行されますが、その時は普段よりページ数を増量した、本来の意味での合併号が届きます。

 

TIMEは隔週しか発行しなくなったことで、世界のニュースを報じる新聞としての価値が薄れ、左派ライターたちが個人の体験や主張を述べる雑誌に成り下がってしまったのではないかと思っています。

TIMEを読む人が求めるであろう、「世界の今がわかる」といった世界各地の情勢を伝える記事は、毎号に数えるほどしかありません。

 

その代わりにTIMEの紙面の多くを占めるのが、「世界で最も影響力のある100人」「世界で最も影響力のある会社100社」「次世代の注目人物100人」「今年注目の発明100」などのリストアップ記事(たとえば下記)。

 

100もの何かの紹介なので、そのコーナーだけでかなりのページが割かれます。上記なら、200ですね。

たまになら面白いですが、かなりの頻度なのでお腹いっぱいです。正直、こういう記事は通常の報道記事を作るより簡単なんだろうな(もしかして手抜き?)と感じてしまいます・・・(;・∀・)

 

本当に本当に正直に言うと、あくまでも個人的な感想ですが・・・

愛

TIMEは、読んで「面白い!」と思える記事が、ほんとにないのです・・・

これは、アメリカ人の夫マイクも同意見です。

 

少し前までは、TIMEは日本の英語学習者が世界を知るために読む雑誌としてふさわしい、質が高く英語表現も洗練された記事が多かったはず。

でも、TIMEの現状を見ると、とてもそうは思えないというのが、私の偽らざる感想です。

 

 

2022年に83歳でお亡くなりになった私の英語の師匠である松本道弘先生は、新婚旅行中にTIMEに出会い、そこからTIMEを読み始められました。

TIMEのcover to cover(表紙から裏表紙まで全ページ)を新幹線の東京-大阪間(当時は3時間)で読破していたという話は、今も伝説として語り継がれています。

 

でも、そんな松本先生が晩年にお読みになっていたのは、TIMEではありませんでした。先生の最期の日まで先生の病室にあったのは、TIMEではなくThe Economist。

私も松本先生に憧れ、少しでも先生に近づきたいと思って読み始めたのが、The Economistです。

 

eonomist

松本先生が表紙にまでびっしりメモをして愛読されていた、The Economist。

 

The Economistを経済や金融の専門誌だと思っている人が多いですが、それは誤解です。政治経済だけでなく、文化、宗教、言語、エンタメ、スポーツ、IT、医療、環境など、様々なジャンルの記事があります。

実際、金融などに携わる人を意識した雑誌なのは間違いないと思いますが、そのためには様々な分野の世界中の事象を知る必要がありますからね。

 

The Economistには、面白い記事がたくさんあります。イギリスの雑誌らしく、英語も洗練されています。TIMEの英語は、エコノミストと比べるとダイレクトすぎてつまらないな〜と私は思ってしまいます。

英語はTIMEより難しいですが、短い記事もたくさんあるので、長い記事が多いTIMEより読みやすいのではないかと私は思います。

 

松本道弘先生も、「TIMEはスラスラ読めたけど、エコノミストは読めないなぁ〜。めちゃくちゃ面白いけど難しいなぁ〜」と、いつもおっしゃっていました。でもめっちゃ楽しそうに読んでましたけど。

 

TIMEには日本の記事はめったに載りませんが、エコノミストはほぼ毎号何かしら取り上げられてます。たとえば、最新号にあった記事はこれでした。

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そういうわけで、私はエコノミストの回し者でも何でもないですが、日本の英語学習業界の新スタンダードとして、「英語学習者はエコノミストを読め」と提唱したいと思います。

 

ただ・・・TIMEと比べてだいぶ高いので、お財布には厳しいんですけどね(苦笑)。私はfujisanでずっと定期購読して自宅に届けてもらっています。

fujisanでThe Economistの詳細を見てみる

 

TIMEのお得な購入方法・まとめ

というわけで、長い記事になりましたが、いかがだったでしょうか?

 

TIMEを読む方法は、主に以下があります。

1. 楽天マガジン(デジタル版・月418円)
2. kindle unlimited(デジタル版・月980円)
3. Magazine World(紙版・月1,960円〜)
4. fujisan(紙版・月2,082円〜)
5. 書店で購入(紙版・1冊1,540円)

 

私の一番のお勧めは、一番安くていろんな雑誌(Newsweek、Peopleなどの洋雑誌を含む)が読み放題の楽天マガジンです。

 

そして、あくまでも私の超・個人的な意見ではありますが、上で書いたような理由で、TIMEはもはや高いお金を払って雑誌を定期購読する価値はなくなったのではないのかなと思います。

私も、定期購読を停止することにしました。

 

購読するかどうか迷っている場合は、先にデジタル版で安く試してみるといいと思います。上でも述べましたが、紙版とデジタル版は、中身は全く同じです。

そして、いずれはThe Economistにもぜひ挑戦してみてくださいね!

 

私がThe Economistをどう読んでいるかといった実践方法は、以下の記事にまとめています。

英語を読むスピードを劇的に上げる10の秘策【通訳翻訳者が公開】

英語を読むスピードを劇的に上げる10の秘策【通訳翻訳者が公開】

 

「The Economistに興味はあるけど、今はまだ読むのは難しそうだな」という場合は、SPEEDIER READINGへぜひどうぞ!

毎週ひとつ注目記事を取り上げ、私と夫のマイクが記事の内容や英語表現をラジオで解説しています。上記の「ワラビスタン」の記事も、ラジオで取り上げて解説しましたよ。

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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