2012年8月28日
多読用のリーディング素材(ペンギンリーダーズ、ラダーシリーズ)
エバンス愛

英語の小説を読んでみたいと思って、いきなりハリーポッターのペーパーバックを買ってみたものの、難しすぎてほんの数ページで挫折した・・なんていう経験があなたにもあるかもしれません。
「ネイティブは子供でも読んでるのに、なんで?」
と思うかもしれませんが、ネイティブの子供は当然知っている単語でも、私たちにはなじみのないものというのはたくさんあるのです。
くだけた言い方や、幼児語など、私たちが学校で習わないけどネイティブの子供は使っている表現は多いです。
「ネイティブの子供が読めるんなら自分にも読めるのでは」という考えは、捨てましょう。そして、ネイティブ用ではなく英語学習者用の素材を選ぶようにしてくださいね。
ペンギンリーダーズ
映画や文学が充実しており、英語学習者用のペーパーバックでは一番取扱い数が豊富だと思います。
ペンギンリーダーズのレベルは、以下のようになっています。
レベルは7段階に分かれていて、下のラダーシリーズより自分のレベルに合ったものが選びやすいかもしれません。
特に、中学レベルも自信がないかも?という場合はラダーシリーズのレベル1かEasy Startersから始めた方がいいです。
ラダーシリーズ
中学校レベルから中級者レベルまで5段階に分かれていて、小説だけでなく伝記やノンフィクションなど面白そうな本がたくさんあります。
ラダーシリーズのレベルは、以下のようになっています。
使用語彙について:
レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語
レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語
レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語
レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語
レベル5: 語彙制限なし
巻末のワードリストで単語の意味を確認できます。レベル1、2では、文中の全ての単語が、レベル3以上は中学校レベル外の単語が掲載されています。