2017年9月26日
話したいけど話題がない?留学先で友達ができる鉄板の会話ネタ
エバンス愛
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今日は、現在アメリカに留学中の方からの
というお悩みにお答えします。外国人と友達になりたいけど、そもそも何を話したらいいか分からない・・・
留学中でなくても、同じ悩みを持つ方は多いのではないでしょうか?
現在、私はアメリカに留学して英語を勉強しています。渡米して1か月経ちましたが、なかなか英語を話すことができず悩んでいます。
語学学校のクラス分けテストはペーパーテストのみのため中級クラスになりましたが、クラスメイトは日常会話はある程度は話すことができます。
私は文法などは理解できますが、リスニングやスピーキングが苦手で、クラスメイトとも上手くコミュニケーションできず、なかなか友達もできない状況です。
私は学生ではないため、単語も忘れてしまっているので、学校の宿題や単語の暗記などはやっていますが、実際に話すと混乱しまいます。
まだ留学して1か月なので、辛抱する時期なのだと思いますが、少しでも身に付くことがあれば実践したいと思いますので、何かアドバイスがありましたらお願いします。
文法は得意だけど、スピーキングやリスニングになると「これで大丈夫なのかな・・・間違ってないかな・・・」と戸惑ってしまうのが、私たち日本人。
間違いなんか一切気にせず、堂々と英語で自己主張できるラテン系の留学生を見ると、「私もあんなにガンガン話せたらな〜・・・」とうらやましくなってしまうのは、私だけではないと思います。
では、どうしたらクラスメートに話しかける勇気が出るかというと、「いろんなクラスメートと仲良くなりたいな。でも話しかけるのは恥ずかしいな・・・」と思っているのはあなただけではなく、相手も同じなんだと知ることです。
あなたが「誰か自分に話しかけてくれないかな」と思ってるのと同じように、他の人もそう思っているんです。
だから、あなたが勇気を出しさえすれば相手も話しかけてもらって嬉しいですし、そこでその人と友達になれるチャンスが生まれます。
じゃあ、具体的にどんな風に話しかけたらいいか?
大事なことは、まずは相手のことに興味があると示すことから始めることです。
人間は誰でも、自分のことや自分の国のことについて興味を持ってもらえると嬉しいものです。だから、自分のことを話すのではなく、相手のことについて質問するんです。
一番簡単なのは、相手の国のことを話題にすることです。
“Where are you from?”(どこ出身?)
と。
そして、相手の国についてまずは自分が知っていること、聞いたことがあることをいろいろ言ってみましょう。観光地でもいいし、その国のアーティスト、食べ物、工業製品でもいいです。
相手の国のことをほとんど知らない場合、とりあえず「日本にいる時、あなたの国のことをテレビで見た!」というのが、私の常套句でした。(笑)
(私の場合は、英語圏には留学したことないので、フランスに短期留学していた時ですが・・・)
そうすると、相手が「そうなんだ!何についてだった?」って食いついてくるので、適当に思いつくことを言えば大丈夫です。
正直、相手の国にそんな興味がなくても問題ないです。「テレビでこんなのやってたな」と思い出せることを話題にするだけで、相手はとても喜ぶので。
あなたも、留学先でクラスメイトが日本のことについて自分に話しかけてきてくれたら、嬉しいでしょう?
相手の英語が少々たどたどしくても、自分の国のことなんだから気にせず一生懸命聞くし、その人と会話を続けようと思うはずです。
「でも・・・そんなことスラスラ話せないし」と思うかもしれませんが、問題ありません。
聞きたいことを、前もって英語にしておきましょう。まずは書いてかまいません。そして、それをスラスラ言えるまで何度も練習してください。で、実際にクラスメイトに聞いてみてください。
次の日には、その人と同じ国出身の別のクラスメイトに同じ質問をしてみたらいいんです。
だんだん上手になってリラックスして言えるようになります。
親しくなる効果があるけど、聞くタイミングに注意が必要な話題
宗教や性的嗜好(同性愛者かどうかなど)についての質問はタブーだというのは、誰でも知っていることだとは思います。
でも、私の場合は、何度か話してある程度親しくなったイスラム教徒のクラスメートに、宗教にからんだ食習慣などについて興味を持って質問をして、仲良くなれたことはよくありました。
宗教の話題は、相手の宗教を否定するようなことを言ったり、神が存在する・しないなどの議論をするのは絶対にNGです。
でも、相手に興味を持ち、相手の信仰を尊重し、その宗教のことについてもっと知りたいという思いがこちらにある限りは、「宗教のことは口にしちゃいけない」と必要以上にタブー視することはないと私は思っています。
そして、もう一つ聞くタイミングに気をつける質問は、恋人や結婚相手についての質問です。
仲良くなる前の相手にいきなり「彼氏(彼女)いるの?」とか「結婚してる?」などプライベートな質問を日本人はしがちなのですが、そういう質問はあまり好まれないので気を付けてください。
相手が日本人なら、いきなりそんな質問はしないのに、なぜか、相手が外国人だったらそういう質問をしてもいいと勘違いしてしまう人がいるようですが、ダメですよ〜。
逆に、何度か話して親しくなったら、
など、私的な会話を振ってみることで、そのクラスメートとの距離が一気に縮まることがあります。(聞くだけじゃなく、自分のプライベートも明かすことを忘れずに!)
プライベートな質問は、タイミングを見て、二人の親密度を増すための道具として使うのがお勧めです。
留学先で自分の好きなテーマでプレゼンをする場合
語学学校でよくやらされるのが、「自分の好きなテーマでのプレゼン」です。自分の出身国や都市について発表する人が多いです。
私がフランスに短期語学留学したとき、一人ずつ好きなテーマでプレゼンをする機会があったのですが、ネタは「手相」でした。
手相のはじまりは日本ではなくインドや中国のようですが、日本人の有名な手相学の専門家がハリウッドスターの鑑定をしているらしいですしね。
そういう意味でも、東洋的で他の国の生徒の興味を引く話題だと思います。
私はホワイトボードに大きく手のひらの絵を書いて、「はい、あなたの手のひらを見ながら聞いてください!この線がこうなってる人!(挙手させる)あなたはスケベです!」てな感じで。(「スケベ」ってもう死語ですかね??)
もちろん、私は手相の専門家ではないので、表面的な知識をネットで調べて、それをしゃべっただけですが。
当たるか当たらないかは別として、自分の性格や結婚、寿命のことが分かるとなれば、誰でも興味があるので、楽しんでくれました。
授業が終わったら、「ねえねえ、私の手相見て!」とクラスメイトが殺到したほどです。それまであまり話したことがなかったのに、それがきっかけで親しくなれたクラスメイトもいました。ちなみに、やっぱり誰もが気になるのは「結婚線」のようでした(笑)
また、自分に興味を持ってくれたクラスメイトに見せるために、自分の町や家族などの写真を持ち歩いている人も留学先で出会いましたが、それもいい考えだと思います。
写真があれば会話も広がりやすいですし、楽しいですからね。
でも、たとえば家族の写真を見せながら自分の不幸な身の上話をするとか、そういったことはやめましょう。自分が話したい、聞いてほしいことを話すというより、お互いに楽しめる、ライトな会話がいいです。
私は広島出身ですが、まだ親しくないクラスメイトに原爆の悲惨な状況を語るとか、そういうことはしないです。
ただ「広島出身です」と言えば、「ああ、被爆した町ね」とはみんな認識します。その上で広島の原爆のことについて興味を持って聞いてくれたら、それに答えればいいわけですし。(たとえば、「広島ってまだ放射能が残ってるの?住んでも安全なの?」という質問は、私はよく受けました)
でも、仮にあなたが、留学なんかする予定もないし、普段は全く英語を話す機会がなくて(その場合は、フィリピン英会話などで機会を作りましょう!)前もって言うべきことを考える必要すらない場合は?
簡単です。妄想しましょう。(笑)
と、日常生活や仕事のあらゆる場面での会話を頭の中で英語にしてみるんです。私も、毎日めっちゃくちゃやってます。
いろんな場面で、「こういう時、英語ではどう言うのかな?」その状況で言えそうな英語を自分の中で作ってみる。
最初は文章が作れないと思うので、その場合は必要な単語を思い浮かべるだけでもいいです。あるいは、複雑なことを言おうとせずに、まず、ものすごーく簡単な日本語から英語にするようにしましょう。
これは「勉強」と考えて時間を割いて机でやるのではなく、日々のあらゆる時間でふと気づいたときにやってみてください。
そのうち、「こういう状況は英語でどう言ったらいいんだろう?」と考えるのが癖になりますので。これをたくさんやればやるほど、英語を話せるレベルに近づくことができますよ。
というわけで、外国人と仲良くなる会話ネタについてお話ししましたが、お役に立ったら幸いです。英語を自信を持って話せるようになりたいなら、こちらのページも参考にしてください。