1日にどのくらい勉強すれば英語が上達するのでしょうか?

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今日は、勉強時間が1日に1~2時間ほどしかないのに本当に英語が上達するのだろうか? とお悩みの男性のメールにお答えします。


—– 件名 —–
英語を聞く時間の長さについて
—– 現在の英語レベル(TOEIC、英検など) —–
変更になる前のTOEICで860点
—– メッセージをどうぞ —–
(省略)

さて、先日頂いたメールで「私の日々のスケジュール」を拝見しました。

私も先月から1000時間ヒアリングマラソンに再チャレンジしていますので、できるだけ英語に触れようと、暇を見つけてはヒアリングやシャドーイングに取り組んでいます。
ただし、日中は残念ながら100パーセント英語とは関係ない仕事、また単身赴任生活のため、なかなか、空いた時間を見つけるのも難しい状況です。

そこで、えいみ様のスケジュールを拝見して、素朴な疑問なのですが、えいみ様のように、一日のほぼ大半を通じて英語に触れていいらっしゃっても、まだ日々、学ぶこともあるという状態なのに、私のように一日に1~2時間、ひねり出すのがやっとというレベルで、本当に英語が上達するのでしょうか。

というのも、私、来年、五十代に突入しますが、東京オリンピックまでに、ボランティアで通訳ができるようなレベルになりたいと思っています。
年齢的にも若い訳ではなく、文法など一からやり直さなければならないような状態で、本当に、こんなとんでもない野望が実現できるものでしょうか。

もちろん、えいみ様の様々なアドバイスを参考に、「負けるもんか」と日々、頑張っていますが、ふと心配になりました。

やるしかないとは思っていますが、何かアドバイスやヒントが頂ければ幸いです。

—– 引用について —–
名前は伏せた上で引用可



「1日に1~2時間の勉強時間で英語が上達するか?」というご質問ですが、答えは「上達します」です。(もちろん、レベルが適切な教材を使って正しいやり方で勉強していることが前提です)

勉強時間がゼロであれば、記憶は薄れてスキルは落ちる一方なので、英語力はどんどん下がりますよね。そして、もちろん人にも状況にもよりますが、私の感覚では、1日30分~1時間弱くらいの勉強をしていれば、だいたい「現状維持」です。下がりはしないけど上がりもしない、という状態です。

で、現状維持以上の学習を毎日積み重ねていれば、英語力は上がります。どの程度の上昇カーブを描いて上達していくのか、目指す英語力にたどり着くのにどれくらい時間がかかるかというのは、日々の勉強時間とその濃さによります。


私が個別に指導をするクライアントに課している1日の勉強時間は「3時間以上」で、その時間が確保できない方はお断りしています。とは言え、毎日机で3時間の勉強時間を確保できる人なんてほとんどいませんので、「ながら聞き」も含みます。

3時間と言っている理由は、ほとんどの人の場合、少なくともそのくらい(1日3時間)やらないと、仕事で英語を不自由なく使えるようになりたい、英語の専門職に就きたい、といった目標には到達できないからです。

個人差はありますが、だいたい「1000時間」ごとにブレイクスルーがやってきます。と言っても、私の経験では、突き抜ける感覚や何かが大きく変わる感覚というより、「あの頃と比べてちょっとはマシになったかな・・・」くらいにうっすら思えるという感じです。(勉強をやり始めた頃ほどブレイクスルーは感じやすく、学習を積み重ねるごとに感じにくくなります)

1000時間というのは、毎日3時間勉強して、1年かかります。
1日に2時間だったら、1年半です。
1日に1時間だったら、3年です。



ご参考までに本当にざっくりした計算をすると、私は英語のやり直しを始めて通訳の仕事に就くまでに、だいたい10,000時間くらい費やしたと思います。期間としては8年程度です。ボランティア通訳と企業内通訳を単純には比べられませんし、あなたの現状にもよりますが、何かのヒントにはなるでしょうか。


ところで、「単身赴任生活のため空いた時間がない」とのことですが、私なら、単身赴任生活をしたら今より確実に「空いた時間」が増え、勉強時間は増えますね(笑)。実際、そう思う人は多いと思いますよ。

料理は自分が食べる分だけパパっと作ればいいし(ながら聞きしながら)、1人分なら買い物も洗濯も簡単ですし。ご家族と同居だと、お子さんの相手をしたり週末に一緒に出かけたりということもあると思いますが、一人暮らしなら家にいる時間は全て自分のものです。

過去のクライアントさんで、同じく単身赴任をしていた男性がいるのですが、仕事が夜遅く終わるにも関わらず、しっかり勉強時間を確保していました。「もうすぐ家族がこっちに引っ越してくるから勉強時間が今より取れなくなる。なので今のうちに猛烈にやる!!」と頑張っていましたよ。


何が言いたいかというと、

「単身赴任である」という事実から
・「だから時間がない」
・「だから時間がある」

という二通りの解釈ができるということです。


年齢にしても、同じです。今はまだ40代のあなたはご自身のことを「若くない」とおっしゃいましたが、あなたの年齢を「若い」と感じる人も当然います。「いいなあ、私も50代になる前に気づいて英語のやり直しを頑張れば良かった」と思っている人は、山のようにいますよ。要するに、何事もあなたの解釈次第ということです。

ぜひ、今の環境を「できる理由」に変えて、可能ならもう少し勉強時間を捻出し、東京オリンピックのボランティア通訳になる目標を叶えてくださいね!


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