英語の聞き流しが苦手で、結局ほとんど頭に入りません

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今日は、聞き流し(ながら聞き)をしても
無意識のうちに違うことを考えたりしてしまって
英語に全然集中できないという方のご質問にお答えします。

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聞き流しについて
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英検準2級
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こんにちは。 えいみさんのメルマガ、毎日楽しみに読んでいます。

今は大学受験に向けて追い込んでいます。
英語だるいなーと思う日も、えいみさんのメルマガを読んで
やる気が復活してます(*´ー`*) ありがとうございます。

聞き流しについて質問です。

朝の電車や歯磨きのときなど聞いているのですが、流れていても聞いていないことが多くあります。持っている教材で1番簡単なものを0.75倍速くらいにして聞いているので、少し耳を傾ければ簡単に理解はできます。

しかし、何かをしながら聞くというのが苦手なようで、無意識のうちにシャットダウンしてしまっています。“歩く”とか”歯磨き”に集中してしまって、ほとんど聞いていない気がします。

どういう意識でいれば、英語をききながら・・・ということができるのでしょうか?
よろしくお願いします。



さて、私は、ことあるごとに「ながら聞き(聞き流し)」を推奨しています。

ながら聞きとは、
「目」「手」などが忙しくても「耳」が空いている時間で英語を聞く
ということです。

たとえば、運転中は
しっかり前を見てハンドルを握っていなければならないので
目と手は忙しいですよね。

お皿を洗っている時間も、手は泡だらけですし
目も手元を見ていないといけません。

でも、この時間、耳は空いているんですよね。

こういう時間をどんどん活用して
英語のインプット時間を積み重ねていきましょう、といつも言っています。

ながら聞きのやり方や使う教材については
詳しくはメール講座に書いているので、ご興味があれば。



留学経験なし、英文科卒でもない私が外資系役員秘書、翻訳者、通訳者になった方法


で。

この質問者さんだけではなく、普段クライアントさんとスカイプでお話ししていると
こう言ってくる方がたくさんいます。

「私、ながら聞きが苦手なんですよ。
 料理をしながら聞いていると、つい料理に集中してしまって
 英語が全然頭に入らないんです」

「どうしてもながら聞きが性に合ってないみたいで・・・
 気がついたら英語が右から左に抜けてしまうんです」


あなたは、「ながら聞き」が得意な方でしょうか。
それとも苦手な方でしょうか??


私自身は、これまで10年以上のながら聞きを続けてきたからこそ
今の私があると思っています。

通算したら何千時間という時間をながら聞きで積み重ねてきましたが、
そのおかげでたくさん単語や熟語を覚えたし、
日本人の発想にはないネイティブ表現を覚えたし、
もちろんリスニング力もアップしました。

だから、きっと「私はながら聞きが得意なんだろう」
そうなんとなく思っていました。


だから、たくさんの読者さんやクライアントさんが
「私はながら聞きが苦手なので、ダメなんです」と言うのを聞いて、

「私と違って苦手な人もいるんだな・・・
 人によってはどうしても体質的に無理なのかもしれない」

そう思っていました。


が、ある時ふと見た「ナショナルジオグラフィック」という科学番組で、
私の自信はもろくも崩れ去りました。

最新の科学結果によると、人間の脳の仕組み上、
2つ以上のことを「同時に」行うのは無理
なんだそうです。

同時に2つ(それ以上)のことをやっていると思っても、
実はそれはただ「断続的に」行っているにすぎない
ということでした。

で、この「断続的に」というキーワードが私にはすごくピンときまして、
これがながら聞きができないと悩む人を救う言葉に
なるのではないかと、そう思っています。


考えてみてください。

あなたが料理をしている間、ずっと料理に100%集中していますか?
料理をしながら、リビングのお子さんの様子を気にかけたりしませんか?

あなたが歯磨きをしている間、ずっと歯の汚れを落とすことだけに
100%集中していますか?

手に持った歯ブラシを動かしながらも、
鏡に映ったあなたの髪型やメイクを気にしたりしませんか?

しますよね??

それと同じなのです。


料理をしているからと言って、料理のはじめから終わりまで
意識が常に100%料理に向かっているのではないのです。

意識が断続的に料理から離れてお子さんに行ったり、
あるいは明日の予定や家事の段取りに行ったりするのです。

そして、よそに行った意識がまた料理に戻ってくるのです。

だから、あなたがながら聞きをしているからと言って
英語に意識を100%向け続けるのは無理です。

というか、それだと「ながら」じゃないし・・・


はい。
ではこれをふまえて。

「料理をしながら英語を聞いていると
 料理につい集中してしまって英語が聞こえてないから
 私はながら聞きダメなんです」

これ聞いて、あなたはどう思います?


おかしいですよね?
意味不明ですよね?

つい料理に集中して英語が聞こえなくなるなんて
当たり前なわけです。

だって料理してるんだから。

料理をしながら英語を聞いているなら、
料理と英語の間を意識が行ったり来たりしながら
料理も英語もやればいい
、ただそれだけのことです。

「断続的に」英語を聞けばいいのです。


「でも、簡単な作業の時ならいいですが、ちょっと集中力を要する作業の時は
 かなりすっぽりと英語が頭から抜けてしまうんですが・・・」

そう言う人もいます。

でも、冷静に考えてみましょう。

たとえば1時間、料理をしている間に
ただ料理をしているだけたったら、英語の勉強時間はゼロです。

しかも、1時間をまるまる100%、
意識を料理に費やしてるわけじゃないというのは
先ほど言った通りです。

料理をしながら、お子さんの様子を気にかけたりするだけでなく、
リビングでつけっぱなしのテレビの音をなんとなく聞いたり、
あるいは昨日あった嫌なことを思い出して落ち込んでしまったり
ろくなことをあなたはしていないはずなのです。

この時間であなたが英語を聞いていたらどうですか?

1時間聞き流した英語の半分が仮にすっぽ抜けたとしても、
30分もの英語インプット時間が積み上がるわけです。


しかも、テレビのくだらない情報を耳に入れなくて済むし、

嫌なことも、もしかしたら
英語を聞きながらも思い出してしまうかもしれないけれど
絶対にその時間は減ります。

そう思ったら、ながら聞きが苦手とか集中できないとか心配せず
どんどんやったもん勝ちだと思いませんか?
(※もちろん、ちゃんと自分のレベルに合ったものじゃないとダメですが)


最後に、「どういう意識でいればながら聞きができるか」という疑問ですが、
所詮、片手間で聞いているだけなので、「意識」を変えるのはなかなか難しいです。
その代わり、「聞く素材」を工夫してみてください。

具体的には、

・簡単なものを聞く
・自分が興味を持てるものを聞く
・学習済みの教材を復習のつもりで聞く

という感じですね。

すでに簡単なものを聞くということはされているようですが、
スピードを落として聞くのはあまりお勧めできないので、
できれば中学生レベルのものを普通のスピードで聞いてください。


あと、やはり何と言っても私にとっては
ながら聞きがよく頭に入る時とそうでない時の違いは
自分がどれだけその英語を「聞きたい!」となるかです。

私も当然、聞いてて楽しくないものは、右から左です。
なので、自分が興味のある分野のオーディオブックやポッドキャストを
ながら聞きに使っています。

オーディオブック等がまだ使えるレベルに達していない場合は、
中学生レベルの物語文や基礎英語のようなストーリー性のある会話文がいいと思います。


というわけで、もしかしたらあなたも
「ながら聞きが苦手」と思い込んでいたかもしれませんが
今回のお話で少しでも気が楽になったら良いなと思って書きました。

お役に立ったら幸いです。

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