2024年7月25日
英会話が上達しない人に捧ぐ!伸びない理由5つと解決策10選
エバンス愛
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英語がスラスラ話せるようになって、海外旅行の時にもっと会話できたら・・・
もっと英語が話せたら、今より自分に自信が持てるのに・・・
英会話ができたら、もっと仕事の幅も広がるし、お給料も上がるのに・・・
そう思ったこと、誰でもあると思います。
でも、「英語が話せるようになりたい!」という強い思いを何年間も(人によっては十年以上)持ちつつ、なかなか思うように英会話が上達しない・・・と悩んでいる人が本当にたくさんいます。
私は、以下のようなメールを読者さんからよくいただきます。
「何年間も英会話スクールに通っているのに、いっこうに話せるようになりません。
数年前、一大決心して英会話スクールの年間契約をした時は、『これで私は来年には英語がペラペラになれるんだ!』と希望でいっぱいだったのに、結局、数年間が経って進歩したことと言えば、外国人に英語で話す度胸くらいです・・・」
どうして、長い時間とたくさんのお金をかけて頑張って英会話レッスンを受けたり、教材で勉強しても、英会話が上達しないのでしょうか?
このページでは、頑張っているのに英会話が上達しない5つの理由と、その解決策を10個お伝えします! ぜひ、できるものから実践してみてください。
英会話が上達しない5つの理由
まず、英会話の勉強を頑張ってるけど伸びない人にありがちな、「英会話が上達しない5つの理由」についてお話しします。
あなたに当てはまっているものは、いくつありますか?
1. 英会話フレーズの丸暗記で話せるようになると思っているから
英語が話せるようになりたい!と思う人が本屋さんで手に取ってしまうのが、「英会話使えるフレーズ○○集」とか「これだけで大丈夫!すぐに使える英会話表現集」みたいな本です。
でも、こういったフレーズの丸暗記では、英会話は上達しません。フレーズを覚えても、その場面どんぴしゃでなければ使えないからです。
また、こういった本には、「えっ、その英語でそんな意味なの?」という、私たち日本人が想像がつかないようなフレーズがたくさん紹介されていることが多いのも問題です。
「へぇ~、そうなんだ」と勉強している気にはなるのですが、こういった表現はいくら覚えたところで応用がききません。
ただ一つの場面でしか使えないので、せっかく覚えても勉強効率がかなり悪いんです。
2. 「ネイティブらしさ」にこだわっているから
英会話を上達したい人がよく買ってしまう本は、「こういう英語を話すとネイティブに笑われる」という本です。
誰だってネイティブに笑われたくないし、ネイティブが使うようなこなれた表現を使いたいですよね。もちろん私だってそうです。
でも、その結果、英語を話すときに、「もしかしたらこれも変かも?」「こういう言い方はネイティブらしくないのかな・・・」と、全てが疑わしくなって、怖くて何も話せなくなってしまう・・・という経験、ありませんか?
私は、めちゃくちゃあります!
これは、通訳時代の私が実際に体験したことですが、以下のページに詳しく書いています。
▶苦手な英会話で伸び悩んでいた私がブレイクスルーした魔法の言葉
冷静に考えてみていただきたいのですが、不自由な日本語で一生懸命言いたいことを伝えようとしている外国人を目の前にして、あなたは「何その変な日本語?マジうけるんだけど」ってバカにしたりしますか?
そんな意地悪なこと、しませんよね。
実は、こういう「こんな英語を話すとネイティブに笑われる」という本がこんなに売れるのは、日本だけだそう。
他の国だったら、「こっちはお前の言葉をわざわざ話してやってるんだぞ」と開き直ってます(笑)。
「恥をかきたくない」という思いが人一倍強い日本人の習性を利用して、お金を儲けている人がいるということですよね。
あなたに絶対に覚えておいてほしいことは、英語は、日本語と違って非ネイティブ話者がネイティブをはるかに上回る言語だということです。
つまり、私たちのように「外国語として英語を使っている人」が世界中にめちゃくちゃたくさんいるんです。当然、ネイティブらしい表現でなくてもかなり寛容に受け入れられます。
だから、私たちも「ネイティブじゃないんだから仕方ない」「笑う人は(そんな意地悪な人はほとんどいないけど)放っておけ」でいきましょう。
3. 英語を話していないから
私は「英会話が上達しない」と悩む人とよくスカイプ相談でお話しすることがあります。
その方たちに、「じゃあ、昨日は何分くらい英語を話しました?」って聞くと、ほとんどの人が「いえ・・・・や、やってません・・・」と口ごもります。
みんな、英語教材の音声を聞いたり、英単語やフレーズを覚えたり、問題集をやったりするのには熱心です。
でも、実際に「英語を声に出す」ということが習慣になっている人は本当に少ないです。
英会話の上達には、英語を毎日話すしかないです。
当たり前すぎてがっかりですよね。でも、これが事実。
テニスが上手になりたい人が、上達マニュアルを読んでテニスの試合をテレビで見ているだけでは、上達しませんよね。
英語も、机の上で黙々とやる「学問」ではなく、「スポーツ」と同じです。
4. 英会話レッスン以外の時間で勉強をしないから
「英会話レッスンを何ヶ月も(または何年も)受けているけど、いつまでたっても英会話が上手にならない」と嘆いている人には、共通点があります。
それは、「英会話レッスン以外の時間に勉強をしていない」ということ。
たとえば、週1回25分のオンライン英会話レッスンを、1年間受けたとしましょう。合計で、いったい何時間の授業になると思いますか?
答えは、
月4回 x 25分 x 12ヶ月 = 20時間
です。
たった丸1日にすら満たないのです。
こんな少ない時間で英語が話せるようになるなら、誰も苦労しません。
こうやって数字にしてみると、「たいした量をやってないんだな」とほとんどの人が気づくはず。
残念ながら、冒頭でご紹介したメールのように、外国人に英語で話す度胸だけはつくかもしれませんが、ほとんど変化なしというのが現実です。
5. 基礎がないまま英会話を実践しようとするから
多くの日本人は、英会話ができるようになりたいと思ったら、まず英会話レッスンを受けることを考えます。でも、実はそれが効率よく英会話力が伸びない原因です。
もちろん、効果ゼロではないし、モチベーション維持のためにレッスンを受けるのは良いことです。でも、学習の成果の現れ方としては、かなり効率が悪いんです。
英語の基礎がないままに英会話レッスンを受け始めた人は、たいてい「出せる英語がそもそも自分の中にない」ということに気づきます。
英語で話そうにも、わからない単語だらけ。単語は思いついても、どうやって文章を組み立てたらいいかわからない。そんな状態です。
最低でも、中学レベルの文法と単語はしっかり習得済であることが大前提です。でないと、英会話レッスンをやっても単なる表現の丸暗記になってしまいます。
なので、中学レベルが怪しいという場合は、英会話よりまずは基礎のインプットからやり直しましょう。
英会話が上達するための解決策10選
では、ここからは英会話が上達するためにの解決方法を10お伝えします!
全部を実践する必要はないので、できそうなところから取り組んでみてください。
1. 毎日の学習習慣を確立する
まずは、毎日の学習習慣を確立しましょう! 英会話の上達には、毎日コツコツと練習するのが一番の近道です。少しの時間からでも構わないので、毎日英語に触れることが大切です。
例えば、朝の通勤時間にNHKラジオ英語講座を聴いたり、夜寝る前に英語を音読する習慣をつけるなど、日常生活の中に英語学習を組み込む工夫をしましょう。
英語の勉強時間を確保して、学習習慣を作るには、この記事も参考にしてください。
▶今度こそ本気出す!三日坊主さん向け英語学習の習慣化完全ガイド
2. 英会話の目的を明確にする
あなたには、「誰に、何について英語で話したいか」というイメージはありますか? これがあいまいな場合、何を勉強していいかわからなくなり、必要のないビジネス英会話本などに手を出してしまうのです。
今のあなたが、「何となく英語をペラペラ話せたらいいなという憧れはあるけど、具体的にどう英語を使いたいかがぼんやりしている」という場合、まずはそれを決めましょう。
海外旅行、英会話の先生との会話、外国人の友人との会話、外国人の同僚との会話、英語の電話会議、海外出張での交渉、外国人に道を尋ねられたときの道案内・・・あなたは、どんな場面で、誰と英語で話したいですか?
それが決まれば、そのシーンにより適したフレーズや単語の学習に集中することができ、より早く結果を出すことができます。
とは言え、英語の目的って難しいですよね。仕事で英語がどうしても必要という人以外は、「何のために英語が話せるようになりたいんですか?」って聞かれると悩むと思います。
そんな場合は、ぜひこの記事も読んでみてください。
▶私が英語を学ぶ目的を見つけた方法【何のために英語を学ぶのか】
3. オンライン英会話を活用する
オンライン英会話を活用することで、実践的な英会話の練習をすることができます。自宅から世界中の英語の先生と気軽に会話できるので、コミュニケーション能力を高めるのに効果的です。
自分のスケジュールに合わせてレッスンを受けられるので、忙しい人にもおすすめです。月額数千円からと手が届きやすいので、使わない手はないですね。
先生との会話の中で互いの文化の違いを学ぶこともできるので、国際的な視野を養うこともできます。日本ではOKでも国によってはタブーなことなども、たくさんあります。
また、英会話には「話すネタの豊富さ」も重要なので、先生との会話で知識や教養を身につけることもできます。
英会話の上達にはどれくらいかかるのかについては、以下の記事をどうぞ。
▶英会話の習得にかかる時間の目安はどのくらい?【毎日の勉強時間別で必要な年数も掲載】
4. 音読で英語の発声に慣れる
英会話の勉強は、黙ってやるものではありません!とにかく口を動かし、声を出すのは大前提。初心者の人にも一番やりやすいのは「音読」です。
毎日10分でもいいので、英語を読みながら口に出すことを継続すると、口がだんだんなめらかに動くようになります。また、音読で発音も改善されるので、相手に聞き取ってもらいやすくなります。
ボソボソと発音するのではなく、普段の話し声と同じボリュームで音読してください。また、自己流の発音にならないように、お手本の音声を用意して、それをそっくり真似するつもりで音読してください。
音読に使う教材は、自分のレベル似合った教材で、音声CDやダウンロード音声があるものを選んでください。
たとえば、以下のページで私がシャドーイング用としておすすめしている教材は、音読にも適しています。
▶シャドーイングで英語力大幅アップ!レベル別おすすめ教材10選
5. シャドーイングをする
シャドーイングは、英語音声を流しながら、その英語のすぐ後ろを影のようにぴったりくっついて発音していくトレーニング法です。
上記の音読よりは少し高度になるので、ある程度の英語の勉強を積み重ねてきた中級レベル以上の人にお勧めです。
私自身は、シャドーイングを続けたことで、英語を口から出すことへの抵抗感が減りました。発音も良くなり、スラッと英語が口から出ることが増えました。
シャドーイングについては、以下のページに詳しく書いています。
▶シャドーイングを5年続けて通訳になった私のやり方と継続のコツ
6. 中学文法を復習する
「文法の勉強しても、英会話には関係ないでしょ?」と多くの人は文法を軽視しがちですが、正しい文法の理解は、自分の言いたいことを英語で組み立てるのに必須です。
中学で習った文法をもう一度見直して基本的な構文や時制を確認するだけでも、かなり変わります。たとえば、「受動態」「現在完了」などを使って英語をスラスラ話せますか?
中学文法の再復習で、英会話の土台がしっかりと築けます。
文法のやり直しの方法や使う教材については、以下のページで紹介しています。
▶社会人がゼロから英語のやり直しで必ず成功する勉強法【挫折した人集まれ】
7. 瞬間英作文をする
上の音読やシャドーイングはあくまでも既にそこにある英文を声に出すだけなので、残念ながら「自分で英語を組み立てる力」はつきません。
そこで、自分でイチから英語を組み立てるトレーニングとして、瞬間英作文がお勧めです。
私自身の体験では、瞬間英作文のトレーニングが英会話力の向上に最も効果がありました。言いたいことがパッと口から出てこない・・・という人は、瞬間英作文をやる価値があります。
以下のページに瞬間英作文のやり方を詳しく書いていますので、ご参照ください。
▶瞬間英作文のやり方とおすすめ教材。私はコレで独学で通訳になりました
8. AIを活用する
最近では、AI技術を使った英語学習アプリがたくさん登場しています。たとえば、発音矯正やスピーキング練習をリアルタイムで行い、即座にフィードバックを受けることができるアプリなどがあります。
「人間の先生が相手だと緊張してしまう」という場合、まずは機械を相手に気兼ねなく英語を話す練習をはじめてはどうでしょう?
たとえばAI英会話アプリの「スピークバディ」などは、こちらの話した内容をふまえて返答が変わり、かなり自然なやりとりをすることができます。
オンライン英会話レッスンのような予約も必要なく、いつでも好きな時に5分からでもトレーニングができるので、子育てで忙しい人や事前の予定が立ちにくいビジネスマンにもおすすめです。
▶AI(人工知能)英会話アプリ「スピークバディ」を通訳が使ってみた!【効果的な学習法】
9. 映画やドラマ、Youtube動画を英語で観る
英会話には、相手の英語を聞き取れるリスニング力も必要。毎日英語を聞く習慣をつけることで、英会話レッスンの効果がより早く出ます。
そのために、娯楽の一環として楽しみながら映画やドラマを観たり、海外YouTuberのYouTube動画を観ることは、楽しくリスニング力を高めることができます。
最初は字幕を使いながら視聴し、理解度を高めていきましょう。お気に入りのシーンを繰り返し観て、フレーズを真似してみると、自然な表現やイントネーションを身につけることができます。
Netflixを使った英語学習のやり方と、私のおすすめジャンルは以下のページをどうぞ。
▶【保存版】Netflixで楽しく英語学習!リスニング力が劇的に上がる5つの方法
Netflixの映画のおすすめは以下のページでご紹介しているので、ぜひあわせてどうぞ!
▶英語の勉強になるおすすめNetflix映画15選&リスニングのポイント解説!
Netflixにはいいドラマがたくさんあります!日本のドラマを日常的に見ている人は、それを海外ドラマにするだけでも英語時間が格段に増えます。
私のおすすめドラマは、以下をどうぞ。
▶通訳の私が何度も見るNetflixの英語学習におすすめ海外ドラマ10選
私は、自分の趣味や興味に関係したYouTube動画を入浴中などによく見ています!日本人の英語系YouTuberの動画ではなく、英語話者の英語による動画です。内容を楽しみながら英語力も上がり、一石二鳥です。
私のおすすめYouTuberは、以下をどうぞ!
▶英語学習におすすめの海外YouTuber30選【リスニング力爆上がり】
10. モチベーションを維持する
英語学習で誰もが悩むのが、モチベーションの維持ですよね。
まずは、あなたの英語学習の目的を明確にして、「◯◯になったら楽しいだろうな」と常に自分のモチベーションを思い出し、確認しながら勉強を続けてください。
お友達や家族と進捗を共有したり、学習グループを作ることでも、互いに励まし合いながら続けることができます。
私の英語コミュニティでも、メンバーさんがzoomで集まって朝活をやっています。一人では続かない勉強も、仲間がいると続きやすくなります。
英語のモチベーションが下がった時には、オーディオブックを聞くのもおすすめです。
▶英語の勉強のモチベーションが上がるおすすめ本10選【全部Audibleで聴き放題】
英会話が上達するための5段階
最後に、「英語が話せるようになるための5段階」についてお話しします。
わかりやすくするために、英会話を野球で例えてお話しします。野球に詳しくない人でも理解できるようにお伝えするので、少しお付き合いください。
ステージ1:素振り(単語、文法、音読、発音などの基礎学習)
英会話を野球に例えるならば、まず必要なのは「素振り」、いわゆる「基礎練習」です。
野球を始めたばかりの初心者が、いきなりプロ野球選手の豪速球を打ち返すことはできません。
最初は素振りから始めて、バットの正しい握り方、正しいフォーム、力の入れ方を体に覚え込ませることが必要ですよね。
これは、英会話でも全く同じです。
初心者がいきなりめちゃくちゃ早いスピードで英語を話すネイティブ相手に会話をしようとしても、きっと相手の英語が速すぎて理解できないでしょう。
英会話で言う基礎練習とは、基礎的な単語や文法の復習、音読、発音練習です。いきなりオンライン英会話レッスンを探す前に、まずは基礎の復習をすることをお勧めします。
ステージ2:バッティング練習(リスニングや瞬間英作文などの実践的学習)
素振りを繰り返して正しいフォームがある程度身につき、正しくスイングする筋力もついてきたところで、次に必要なのは実際にボールを打つバッティング練習です。
英会話も、それと同じ。基礎的な単語、文法、発音をひととおり学んだら、まずは相手が話している英語のスピードで正しく理解できることが必要なので、リスニングの練習を積み重ねることが必要になります。
リスニングの訓練については、以下の記事に詳しく書いています。
▶生の英語がバッチリ聞き取れるようになるためのリスニング勉強法
また、単語や文法を使って英語を実際に話せるように練習することも必要です。シャドーイングなども使いながら、英語らしいイントネーションで口がなめらかに動くように練習します。
▶TOEICリスニング満点に私を導いたシャドーイングの7つの効果
英語で何でも言いたいことを言えるようになるには「自分で英語を自由自在に組み立てられる」ことが必要ですが、そのためには瞬間英作文がお勧めです。
瞬間英作文とは、提示された日本語(ボール)をどんどんひたすら英語にしていく(打ち返していく)という練習です。そうやって、だんだんと英語が瞬時に打ち返せるようになっていきます。
参考:瞬間英作文のやり方とおすすめ教材。私はコレで独学で通訳になりました
ステージ3:バッティングセンター(AI英会話)
次の段階で私がお勧めしたいのが、バッティングセンター(つまり、機械を相手に英会話を実践すること)です。
まだ人間の先生相手に英会話をする勇気がない、会話が続く気がしない・・・という場合は、まずはスマホで手軽に英会話の実践ができるアプリなどがお勧めです。
たとえば、スピークバディなどがその例です。
▶AI(人工知能)英会話アプリ「スピークバディ」を通訳が使ってみた!【効果的な学習法】
今流行りのChatGPTも、会話練習にも使えますよ。
ステージ4:練習試合(英会話レッスン)
たくさん野球の練習を積んだら、実力を試すために練習試合をしますよね。
そこで自分の弱点や勝負弱さを認識して、さらに基礎練習やバッティング練習を積み重ねて、次の練習試合に臨み、だんだんと実力を上げていくはずです。
英会話で言うと、この練習試合が「英会話レッスン」です。
練習試合で勝敗やスコアは重要ではないように、英会話の先生の前で少々間違ったことや誤解を与えるような英語を言ったりしても、たいした問題ではありません。
なので安心して練習試合(英会話レッスン)に臨み、終わったら上手に英語で言えなかったところを復習したり、単語を覚えたり、「こう言えば良かったんだ」という文章を何度も発音して、次に同じような場面に出くわしたときはスラッと口から出るように練習しましょう。
英会話レッスンは、「受けっぱなし」では残念ながら効果はとても低いです。効果が出ないから長期間続けることになり、お金ばっかりかかってしまいますので、気をつけてくださいね。
英会話レッスンを受けっぱなしにしないためのコツはこのページに書いてあります。
ステージ5:公式試合(本番の英会話)
練習試合でたくさん経験を積んで、試合の雰囲気にも慣れたところで、次はいよいよ結果が全ての公式試合です。練習の成果を発揮して、勝負に出るときが来ました。
相手は英会話の先生ではないので、こちらの英語力に配慮してゆっくり話してくれたり、簡単な単語を使ってくれたりという配慮をしてくれないかもしれません。
でも、緊張感が大きい分、もっと英語が上手になりたい、もっと成長したいという思いは、練習試合の英会話レッスンとは比べ物にならないほど強いはず。
公式試合も、試合をやりっぱなしでは進歩しないし、試合に出るだけで日頃の練習を怠っていてはいつまでたっても上手になりません。
自分の課題をしっかり認識して、少しずつ日頃の練習を積み上げながら、また次の試合に臨んでくださいね。
頑張ってるのに英会話が上達しない5つの理由まとめ
英会話が上達しない理由は、以下の5つでした。
1. 英会話フレーズの丸暗記で話せるようになると思っているから
2. 「ネイティブらしさ」にこだわっているから
3. 英語を話していないから
4. 英会話レッスン以外の時間で勉強をしないから
5. 基礎がないまま英会話を実践しようとするから
その解決策として提案するのは、次の10項目です。
1. 毎日の学習習慣を確立する
2. 英会話の目的を明確にする
3. オンライン英会話を活用する
4. 音読で英語の発声に慣れる
5. シャドーイングをする
6. 中学文法を復習する
7. 瞬間英作文をする
8. AIを活用する
9. 映画やドラマ、Youtube動画を英語で観る
10. モチベーションを維持する
自分に合いそうな勉強法や、ピンと来たものがあれば、ぜひ実践してみてください。
いかがだったでしょうか?英会話ができるようになるのに必要なことは、多くの日本人が勘違いしているのが現状です。
でも、あなたはこれをしっかり理解して練習を正しく積み重ね、英語が話せるようになってくださいね!
なお、英会話上達の総仕上げは、言いたいことを発想転換力を使って素早く口に出していくことです。それができる教材が見つからなかったので、自分で作りました!
ご興味があれば、こちらもぜひ読んでみてください。教材を実践しなくても、読むだけで参考になると思います。
▶【発想転換ブートキャンプ】英語がペラペラな人は誰でもやってる「発想転換」とは?