英語をざっくり聞き流すと全く頭に入りません

bell-pepper-569070_640

ながら聞きが苦手でざっくり聞き流すことができないという方から
悩みのメールをいただきました。

シャドーインクでは、K/Hシステムなどが有名ですよね。
この方式では、100%の精度に仕上がるまで一つの教材をやり込むことが
推奨されており、仕上げたおりにはとても有用なことは分っています。
(一回はやってみました。とても良かったです。)

しかし、一方で飽きるのも確かなので、
えいみさん方式をとりいれ、
ほどほどの精度でいろいろチャレンジ…と思っています。

(つまり、どっちも正しいことがわかっている。)

しかーーーし、
どのパートをどこまでやればいいの。
どれかのパートに集中したほうがいいの。
それとも、一度は満遍なく聞いたほうがいいの。

と、悩んでしまいます。

何度もつっかえるところをやり直していると、
あっという間に時間がすぎます。
「あ、次のコーナーも今日やるはずだった」と思うと、あせります。

えいみさんのところに、このたぐいの質問は山のようにきており、
たいがい飽き飽きされていることと思います。

でも、あえて不器用人間の代表として言わせていただくと、
インタビューなどの口語は、多聴のつもりでざっくり聞き流せばまったく頭に残らず、

ディクテーションすれば時間がかかりすぎて進捗の遅さにイライラし、
それでもしっかり身に付いていればやった甲斐があるのですが、
その割には後で確認しても、これまた振り出しに戻っており…。

シャドーイングは、テキストを持ってしっかりやらないと
ながら聞きでは完成しません。


それと、ながら聞きが苦手なんです。
ラジオや音楽を聞きながら受験勉強するタイプの人っていますよね。
そのほか、人の家に行くと小さくBGMがずーっとかかっている人とか。
こういう人は、ながら聞きがむいているのでしょう。

私は、ダメです。

料理してるときは、まったく聞けません。
イヤホンを耳につけていても、すぐ料理に集中したくなってしまうんです。

アイロンがけのときも、洗濯をたたむときも考えごとをするのが好きなので
すぐに聞いてるものから意識がそれてしまうんです。

歩いているときはOKですが。

「甘えてる」、「受身の態度」、「だからダメなんだ」
と思われるかもむしれませんが、迷い多き人には
「楽しく続けていればいいんですよ。精度も8割でいいんです。」
って、言われるとますます混乱します。

「何をもって8割とすればいいんだろう」って。

それより、
「このコーナーを10回聞いてディクテーションし、次の日に300回繰り返して聞きなさい」
と言われるほうが、まだ目標が見えるから楽なんです。

大事なコーナーはこことここだから、絶対やるのはここで
できたらやればいいのはここって、決まっていると楽なんですけど。

「とりあえずつづけること」これだけは、守ってます。

でも、毎日勉強を欠かしたことはないのに
ここ4年も全然リスニングの伸びが感じられず、(TOEICは900点からぴたっと伸びない)
最後の駆け込み寺と思って始めたHMも自分の心の迷いのせいで、
あっちへふらふら、こっちへふらふら
自分のやっていることに自信も確信も持てません。

これが一番いけないと、メールで教えて下さってるのに…。

えいみさんのところにとどく、
相談メールには、こんな人も一定数いるのではと思って
勝手に代表気取りで書いてしまいました。


お悩みに対していくつか提案をさせてくださいね。

> 何度もつっかえるところをやり直していると、
> あっという間に時間がすぎます。
> 「あ、次のコーナーも今日やるはずだった」
> と思うと、あせります。

別に、いいじゃないですか。^^
その時間を無駄に過ごしているわけじゃなく、勉強しているんですから。

「今日はこのコーナーまでやろう」って決めるより
「今日は○分やろう」の方が、達成感が大きいので、
あなたのように「これができなかった」って焦る方は時間で区切る方がいいかもしれません。

> でも、あえて不器用人間の代表として言わせていただくと、
> インタビューなどの口語は、多聴のつもりでざっくり聞き流せばまったく頭に残らず、

だったら、その素材を多聴に使うのはやめてください。
それは不器用とは関係ないです。
誰だって、レベルが合ってない英語を聞いても頭に残らないです。

多聴は、自分にとって簡単な素材を中心にするのがコツです。
「ざっくり聞き流して」頭に残るものを使ってください。
ヒアマラの簡単なパートとか、NHKのラジオ講座のやさしめのものとか。

あとは、精聴をバッチリやった後で、しっかり理解している素材とか。
この辺は、レポートにも書いていると思います。


> ディクテーションすれば時間がかかりすぎて
> 進捗の遅さにイライラし、
> それでもしっかり身に付いていればやった甲斐があるのですが、
> その割には後で確認しても、これまた振り出しに戻っており…。

うんうんうなって完成させた難しいディクテーションが
そんなにすぐにしっかりとは身に付かなくて当たり前です。

でも、費やした時間の分だけ目には見えなくても必ず進歩しています。
振り出しには戻ってないです。

> シャドーイングは、テキストを持ってしっかりやらないと
> ながら聞きでは完成しません。

では、もっと簡単なものをシャドーイングしましょう。
ながら聞きで完成する難易度のものを。
シンプルに考えてください^^

NHK基礎英語とかでシャドーイングやってみました?
確実にながら聞きでできますから。テキスト見なくてもできますから。

で、ながら聞きじゃなくてきちんと時間が取れるときに
現在お使いのシャドーイング素材でテキスト片手にシャドーイングしたらいいです。

> それと、ながら聞きが苦手なんです。
> 料理してるときは、まったく聞けません。
> イヤホンを耳につけていても、すぐ料理に集中したくなってしまうんです。

> アイロンがけのときも、洗濯をたたむときも
> 考えごとをするのが好きなので
> すぐに聞いてるものから意識がそれてしまうんです。

それで、いいんですよ。
だから「ながら聞き」なんです。
私も、ながら聞きしながらめっちゃ意識飛んでますよ。
でも、気にしてないです。

だって、違う考え事していて英語を聞いてない時があっても、
それは、裏を返せば、それ以外の時は全部英語を聞いている時間ってことですよね?
ながら聞きしてなければ、その学習時間は存在しないんですよ??
そう考えたら、すっごくお得じゃないですか?(笑)


誰だって、家事しながら考え事します。
だから、全部残らず聞き取ろうとしなくていいです。
「勉強時間が3分でも増えればラッキー」と思って気楽に取り組んでみてください。

でも、まあ特に男性はいっぺんにいろんなことを処理するのが苦手なかわりに
一つのことに対する集中力は女性より高いと言いますが、
もしかしたらあなたはそういうタイプなのかもしれないですね。
どうしてもながら聞きが苦手だなと思えば、無理しなくていいですよ。

> でも、毎日勉強を欠かしたことはないのに
> ここ4年も全然リスニングの伸びが感じられず、
> (TOEICは900点からぴたっと伸びない)

それはきっと何か原因があります。

メールのやりとりでは私も分からないので残念なんですけど、
リスニングの伸びが止まるのは、リスニング力だけのせいではなくて
文法に穴があるとか、語彙力不足とか、違う要因が絡んでいることも多いです。

聞き取れないなら、なぜ聞き取れないのかを
自分なりに探ってみて、対策を立てることが重要だと思います。

あんまり深刻にならずに気楽に取り組んでみてください。
気楽に取り組むのは、英語を不真面目にやるってこととは違いますので。


そして、この方からお返事をいただきました。
同じように悩んでいる方に参考になると思うので、ご紹介します。

私の悩み爆発のメールに答えて下さってありがとうございました。
メルマガでさっそく取り上げてもらっただけでも十分なのに
直接のメールまでもらって、恐縮です。

で…
私なりに、えいみさんからのアドバイスを咀嚼してみましたので、
聞いてやって下さいね。

1. 取り組む教材のレベルが高すぎた!

サポートメールやメルマガで何度も
「簡単なものを」とおっしゃってるのに、
私の眼は節穴だったのですね。

それは、
「えいみさんのアドバイスって、中級の人むけだから」
 →「英検1級持ってる私にはあてはまらない」
  →「この私が、簡単な教材なんて…フフッ」

という具合に、中途半端なプライドが邪魔して
耳をふさいでいたように思います。

メルマガを読んでるのに、頭に入っとらんやないか~。バカバカ。

シャドーイングは、らっくらっく(←楽々よりさらに軽いイメージ)
聞けるものですべきなんですね。
「基礎英語を」と言ってもらって、なんか初めて目からうろこが落ちました。

そうか、基礎英語から始めるべき人って私のことなんだって。

今となっては、ヒアリングマラソンは時期尚早だったのでは…
と冷や汗タラリですが、始めたものはしょうがないです。
簡単なコーナー中心にやってみます。


2.(何でもいいから)一つのものを仕上げないと!

はっきり認めてしまいますと、
「わたしは英語学習法オタクですっ」

インターネットは両刃の剣…
検索すれば、情報いろんながあふれています。

また、えいみさんのサイト一つとってみても情報満載です。
(このこと事態は、ありがたいことですが…)

でも、その情報の中から自分に必要なものだけを選びとり、じっくり向きあう…
このことが大事なんですよね。

えいみさんは、お家に聞いていないCDがないとのこと。
私は、まったく逆なんです。
「これは聞きまくって、もう学ぶところが一つもない」
と思えるものは1枚だってありません。

みんな、やりかけ、聞きかけ…
だから、そのCDたちを見ると
自分の不甲斐なさの象徴のような気がして逃げたくなり、
それで、一発逆転ホームランとばかりに新たに教材を買い求め…
この繰り返し。

これじゃ、伸びないはずです。


3.きちんと考えろ!

えいみさんにお返事をもらって、
自分の態度をはずかしいと感じました。

迷子になって、泣いてる子供みたいです。
「おかーさーん、迎えに来てー」って。

どうしたらいいか、冷静に考えてない。
ただ、困りごとをぶちまけてるだけ。

えいみさんは、私以上に私の悩みについて考えて下さいました。
職場の方にシャドーイングの精度を聞いて下さったり…
そして、答えを出してくれてます。

しかーーし、悩みの答えは、ほんとにきちんと考えれば、
答えのでるものばかりじゃなかったのか?

・課題の量でノルマをこなせないなら、時間で管理すればいい
・聞いても頭に残っていないなら、レベルがあってない
・ながら聞きが苦手だと思うなら、短時間でも集中して聞けばいい
・TOEICが伸びないなら、何か穴があるのではないか

全部、本当にしっかり考えれば、私自身で気づけたはずのことですよね。

しかも、えいみさんのメルマガに既出の話題なのに、
自分の事として聞いてない。

この態度が、悪の親玉でした。

えいみさん、いや えいみさま…
ほんとうに、ありがとうございました。



サブコンテンツ
mailk

このページの先頭へ