英語の音はとらえられるのに意味が取れないのはなぜ?

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よく、

「単語は聞き取れるのですが、全体として意味がなかなか取れません。
 なぜなんでしょうか?どう勉強したらいいですか?」

という質問をいただきます。

で、私に言わせれば、その原因ははっきりしています。

ご質問者さんの意図としては、
「どのようなリスニングの訓練をすればいいか」と
リスニングで解決しようとお考えなのでしょうが、

このままリスニングのトレーニングだけを続けても
意味がとれるようになることはないでしょう。

あるいは、最終的には意味が取れるようになる人もいますが
ものすごく長い時間の訓練が必要です。

「単語は聞き取れるのに意味が分からない」
その原因は、文法力不足です。

文法の知識がしっかりしていないので
その文章の「構造」が全く頭に入らないのです。

文法力というのは、結局は正しく文章の構造をとらえる力ですからね。

構造をとらえることができないから、
ただの単語の羅列に聞こえてしまうのです。

英語を読むときだって、同じじゃないですか?

あなたも、英語を読んでいて

「それぞれの単語の意味は分かるのに
 結局何が言いたい文章なのか、分からない・・・」

という経験、したことがあると思います。
その理由は、文法力不足なんですよ。

文法というのは、文章の組み立て方のルールです。

たとえ単語が正しくても、
単語の並べ方がめちゃくちゃだと通じませんし、意味が分かりません。

そこで必要なのが、「文法」なんです。

と言うと、条件反射的に

「文法なんかやっても話せるようにならない」とか
「日本の英語教育は文法重視だからダメなんだ」とか

反論する人がいますが、よく考えてみてください。

「単語の並べ方」のルールを知らないのに
ちゃんと聞いたり話したりできるようになるでしょうか?

なるわけないと思いませんか??


文法というのは、英語の4技能の基本です。
家の建築で言うと、基礎、土台の部分です。

適当に作った基礎の上に家を建てようと思っても、

家の重み耐えられず土台に頻繁にひびが入って土台の修理をしながら柱を作り、
そうこうしてるとまた別のところにひずみが生まれ、壁を塗りながらまた土台を修理し・・・

なんてやっていたら、どうなるでしょうか?
いつまでたっても家が完成しませんよね?

でも、英語学習者のほとんどがやっているのは
こういう家の建て方なんです。

文法がおろそかなまま次々と難しいことに手を出す。

英語を書きながら、話しながら、
「えっと~、ここは文法はどうだっけ・・・」といつも自信がなく迷う。

自信がないから書けない。話せない。

文法の参考書でその疑問を調べて「ふんふんそうか」と納得する。

でも、すぐに別の文法の疑問が持ち上がる。

自信がないから書けない。話せない。

エンドレス・・・

どうでしょう?
あなたは大丈夫ですか?

多分、めっちゃくちゃ心当たりがあるのではないかと思いますが(笑)

もちろん、海外出張が来週に迫っている人に
「英会話じゃなく文法をやれ!」なんて言いません。

そういう場合は、基礎がグラグラでも
突貫工事でとりあえずプレハブを建てないといけないでしょう。

でも、その突貫工事で建てたプレハブは、当然ながら長持ちはしません。
台風が来たら、すぐに壊れてしまいます。

少々の台風や地震に耐えられる頑丈な長持ちする家を建てたいなら、
頑丈な基礎 → 家 なのです。


誤解が多いようなのではっきりさせておきますが、
文法は、「文法の問題が解けるようになるために」
やるわけではありません。

英語がしっかり聞き取れるようになり、しっかり読めるようになるため。
英語が自信を持って正しく話せて書けるようになるためです。

「単語は聞き取れるのに意味がある文章として頭に入らない」

という悩みは、単に「スピードに慣れていない」という原因も考えられますが
それよりも「英語の文章とはこうやって組み立てられるものだ」
「こういう単語が来たらその次はこうなるのだ」という「ルール」が
きちんと自分のものになっていないことが大きな原因なのです。

私がお勧めした文法教材にしっかり取り組んでいる方が
みなさん口をそろえて言うのが、

「英語が前より早く読めるようになりました」
「リスニングのときに前よりすっと英語が頭に入るようになりました」

ということです。

文法をしっかりマスターすることによって
今までよりリスニングの理解度がぐっと上がるんですね。

まだあなたが文法の復習を終えていない場合、
今リスニングを頑張っても期待したような効果は出ません。
(初級中級レベルの人はもちろん、TOEIC800点台以上の人も要注意です)

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