英語オーディオブックは効果ある?18年で1000冊聴いた私の勉強法


英語のオーディオブックで勉強してみたいけど、自分のレベルで本当に聴けるのかな・・・

オーディオブックで英語を聞き流しているけど、正直、全然リスニング力が上がっている気がしない・・・
こういう悩みを持っている方、多いのではないでしょうか?
その他にも、
「洋書のオーディオブックを聴いてみたけど、速すぎて何を言っているかわからなかった」
「そもそも、どんな本を選べばいいかわからない」
こんな風に悩んで、オーディオブック学習に踏み出せないという方は多いと思います。
私は英語のオーディオブックを18年間聴き続けていて、日本語と英語を合わせて1000冊以上のオーディオブックを聴いてきました。
リスニング力が上がっただけでなく、オーディオブックで得た学びがきっかけで独立起業もできました。
この記事では、そんな私の経験をもとに、英語オーディオブックの正しい勉強法と、始める前に知っておくべきことをお伝えします!
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ 英語オーディオブックの聞き流しで効果が出ない本当の理由
✅ オーディオブックで得られる5つの英語学習効果
✅ 初心者でも効果が出る英語オーディオブックの正しい勉強法
✅ レベル別の英語オーディオブックの選び方
✅ オーディオブック学習を始める前に知っておくべきこと
ぜひ、参考にしていただき、あなたの英語力と人生をオーディオブックで変えましょう!
英語オーディオブックの「聞き流し」で効果が出ない理由


とりあえず英語のオーディオブックを聞き流していれば、いつか聴き取れるようになるはず・・・!
そう思って聞き流しを続けているのに効果が出ない、という声をよく聞きます。実は、聞き流しで効果が出ないのには、はっきりした理由があります。
意味がわからない英語はただの「雑音」になる
意味がわからない英語をただひたすら聞き流しているだけでは、リスニング力は上がりません!
理解できない英語の音声は、脳にとってはただの雑音と同じです。どれだけ長時間BGMのように流していても、脳はそれを言語として処理しようとしません。
リスニング力を上げるには、「聴き取れなかったところを確認する」という作業がセットで必要です。
英語の「聞き流し」について、詳しくはこちらの記事に書いています。合わせて読んでみてください。

「たくさん聴けば慣れる」は半分ウソ
「量をこなせば自然に聴き取れるようになる」という話を聞いたことがあるかもしれません。
これは半分正しくて、半分ウソです。
正確に言うと、リスニング力は自分のレベルに合った教材であれば、英語を聴いた時間に比例してアップします。
つまり、「量」が大事なのは間違いないのですが、「自分が理解できるレベルの英語を」たくさん聴くことが条件です。理解できない英語をいくら大量に聴いても、それはリスニングの「量」にはカウントされません。
難しすぎるオーディオブックを選んでいる

英語のオーディオブックを買ってみたけど、速すぎて何を言ってるか全然わからない・・・
これ、英語オーディオブック初心者が最もやりがちな失敗です。
オーディオブックは、ネイティブの大人を想定して作られています。当然、スピードも速いし、語彙もネイティブレベルです。
「洋書のベストセラーだから」「有名な本だから」という理由だけで選ぶと、難しすぎて挫折する可能性が高いです。
では、どうすれば英語オーディオブックで効果が出るのか?ここからは、正しい勉強法を具体的にお伝えしていきます。
英語オーディオブック学習で得られる5つの効果

正しいやり方で取り組めば、英語オーディオブックは非常に効果的な学習ツールです。ここでは、オーディオブックならではの5つの効果をお伝えします。
効果① ナチュラルスピードの英語に耳が慣れる
英語の教材は、学習者向けにゆっくりはっきりと話されていることがほとんどです。でも、実際のネイティブの英語は、もっと速くて、音がつながったり消えたりします。
オーディオブックは、プロのナレーターがナチュラルスピードで朗読しています。これを繰り返し聴くことで、どんどん流れてくる英語についていく力が鍛えられます。
「どんどん流れてくる英語についていけない」という悩みを解消するには、「たくさん聴く!」これしかありません。
もちろん、自分のレベルに合った本をたくさん聴いてくださいね。目安は8割以上わかるもの。
オーディオブックを聴き続けることで英語の情報処理能力が上がるので、長い英語を聴いて理解していくことも苦ではなくなります。
効果② 語彙や表現が「音」とセットで定着する
単語帳で覚えた英単語は、文字としては知っているのに、実際のリスニングでは聴き取れないことがよくあります。それは、その単語を「音」として認識できていないからです。
オーディオブックで英語を聴いていると、語彙や表現が音とセットで頭に入ってきます。文字だけで覚えた単語と違い、音で覚えた表現は、リスニングでもスピーキングでも使える「生きた語彙」として定着します。

自然な英語らしい英語って、どうやったら身につきますか?
こういう相談をよく受けますが、「自然な英語を手っ取り早く身につけられる教材」というのは、残念ながらこの世には存在しません。
自然な英語を身につけたいなら、「自然な英語をインプットしまくるしかない」のです。
本物の英語にたくさん触れているなかで、だんだんと「英語ではこういう場面ではこういう言い方をするよな」とか「こういう英語は、あまり聞かない気がする」とか、そういうネイティブらしい感覚が養われていきます。
効果③ 英語を英語のまま理解する力がつく
英語を聴きながら頭の中で日本語に訳していると、音声のスピードに追いつけなくなります。オーディオブックは、日本語に訳している暇がないスピードで英語が流れてきます。
最初はしんどいですが、繰り返し聴いていると、英語を前から順番に、英語のまま処理する力が自然と鍛えられます。これは、英語を「読む」だけでは得られにくい力です。
英語を英語のままで理解する「英語脳」については、以下の記事に詳しく書いてあります。合わせてどうぞ。

効果④ 英語の勉強をしながら知識も同時に吸収できる
オーディオブックで得られる効果は、英語力だけではありません。英語の勉強をしながら、知識を同時に吸収できます。
文化庁の2023年の調査によると、日本では1ヶ月に1冊も本を読まない人が62%もいるそうです。
そんな中であなたが「ながら聴き」で読書をすれば、読書の習慣がない人の何歩も先を行くことができます。
私は、独立を考えていたときは経営やマーケティングのビジネス書をオーディオブックで聴いていました。
将来のお金のことに漠然とした不安があったときは、貯蓄や資産形成に関するオーディオブックをたくさん聴いて、お金との向き合い方や資産の作り方を学びました。
「勉強しよう」じゃなくて「知りたいことがあるから聴こう」で続けてきただけです。
正直、私は「勉強だ」と思ってオーディオブックを聴いたことは一度もないです。ただ知識を吸収するのが楽しいという思いで聴いていたら、いつの間にか英語の勉強時間が積み上がっていきました。
効果⑤ メンタルや人生そのものが変わる
以前の私は全く自分に自信がなくネガティブで、「私は仕事ができない」「私はお金を受け取る価値がない」と本気で思っているメンタルよわよわ人間でした。
それを改善するため、自己啓発系のオーディオブックもたくさん聴きました。
自分の価値と英語力を高めることができ、少しずつ自信が持てるようになり、仕事でつらいことがあっても気持ちを上手に切り替えられるようになりました。
その結果、勇気を出して独立起業し、たくさんの良いお客様に出会い、幸せに働くことができています。
オーディオブックを聴いていなかったら、私は今頃、通訳の仕事が辛すぎて、メンタルがやられて終わっていた気がします。
そのくらい、オーディオブックには人生を変えてもらいました。
英語オーディオブックで効果を出す勉強法5ステップ

ここからは、英語オーディオブックで実際に効果を出すための具体的な勉強法を、5つのステップでお伝えします。
ステップ1 まず日本語で内容を把握する
いきなり英語のオーディオブックを聴いて、内容が全くわからない状態で聴き続けても効果は出ません。
まずは、その本の内容を日本語で把握することから始めてください。
内容がわかっている状態で英語を聴くと、多少聴き取れない部分があっても、記憶で補いながら聴き進めることができます。
すでに内容を知っている本の英語版オーディオブックに挑戦するのもお勧めです。
たとえば、『改訂版 金持ち父さん貧乏父さん』を日本語で読んで、「お金のラットレースから抜け出したい」と思ったことがある人は少なくないと思います。
もしも、あなたが大好きで何度も読み返した本がある場合、ぜひその本の英語オーディオブックに挑戦してみてください。
ステップ2 英語テキストを見ながら聴く
日本語で内容を把握したら、次は英語の原書をテキストとして見ながら、オーディオブックを聴きます。
原書は、紙の本ではなくkindle本がお勧めです。紙の本と違って、知らない単語の意味を調べることが簡単なので、勉強に使いやすいです。

kindleで購入した本は、「読む」必要はありません。オーディオブックを聴きながら、聴き取れない部分の確認用として使ってください。
音声を聴きながらテキストを目で追うことで、「聴き取れなかった音」と「実際のスペル」を一致させることができます。
ステップ3 テキストなしで繰り返し聴く
ステップ2を何度かやって、内容がだいたい把握できたら、テキストを見ずに音声だけで聴いてみてください。
以前より聴き取れるようになっていることに気づくはずです。
ここでも、聴き取れなかった部分はテキストに戻って確認します。この「聴く→確認→また聴く」の繰り返しが、リスニング力を伸ばす基本です。
ただし、知らなかった単語をすべてチェックしたり、暗記したりする必要はありません。
覚えておきたい単語や表現が見つかったら、ノートやフラッシュカードアプリなどに記入して、定期的に見返せるようにするのもお勧めです。
あまり気負わずに、ゆるく続けるのがポイント。
ステップ4 気になるフレーズを音読・シャドーイングする
「この表現、いいな」「ここはわかりやすい英語だから、簡単に聞き取れるな」と思う箇所は、音声のマネをしながら発音してみてください。
kindleでスクリプトを見ながら音読するのもOKです。
私は通勤の車の中で、気に入ったオーディオブックをひたすらシャドーイングしていました!
そのおかげで発音が良くなり、リスニング力も上がりました。
「聴くだけ」の学習から、「聴いて、自分の口で再現する」学習にステップアップすることで、発音とリスニングの両方が伸びます。
シャドーイングについては、以下の記事も合わせて読んでみてください。

ステップ5 同じ本を何度も聴いて、内容を自分に浸透させる

1回聴き終わったから、次の本に行こう!
この気持ちはわかります。でも、英語学習の効果を最大化するなら、同じ本を何度も聴く方が圧倒的に効果的です。
同じ本を何度も読み返すというのは、よっぽどお気に入りの小説や漫画でもない限り、普通の人はまずやりません。
でも、オーディオブックは、何回も繰り返すことのハードルが読書と比べて格段に低いのです。
目で読む読書の場合、自分で能動的に目を動かして、手でページをめくる必要がありますが、オーディオブックは、勝手に英語が流れてきますから、やりやすいんです。
しかも、聴きなおすたびに「あ、ここ前に聴き逃してたな」とか、「なるほど、前に聴いたときはしっくりこなかったけど、そういうことか」と、毎回新たな学びが得られます。
私は、「この本の学びを自分に浸透させたい」と思う気に入った本を、5回でも10回でも聴きます。何度も聴くたびに、著者のメッセージを頭の中に刷り込んでいきます。
例えば、私の中でベスト3に入る一冊が、Brian Tracyの『Goals!』です。
“You become what you think about most of the time.”
人は、自分が普段考えているとおりの人間になる。
これが、この本で繰り返されるメッセージです。
たとえば、あなたが

私、記憶力が悪いんです・・・

もう若くないので・・・

お金に余裕がないんです・・・
と思ったり口にしたりしていれば、その通りの人間になっていくというわけです。心当たり、ありませんか・・・?
私は、この“You become what you think about most of the time.”というフレーズを暗記しようと思ったわけでは全くありません。
でも、今では脳内でいつでも著者の声が再生できるほど、私に染みついています。
だから、私は「自分にとって役に立たない謙遜はしない」と決めています。
その狭まった枠内で、「思ったとおり」の人間になってしまうのは損ですから。そうすることで、人生が大きく変わりました。
オーディオブックは、飽きるほど聴いたときにこそ、最大の効果を発揮します。著者の考えが自分の行動に直結していることに、ある時ふと気づくのです。
英語学習の効果を高めるオーディオブックの選び方

どんなに正しい勉強法で取り組んでも、本の選び方を間違えると効果は出ません。ここでは、英語学習の効果を左右するオーディオブックの選び方をお伝えします。
小説よりビジネス書・自己啓発書を選ぶ
英語学習に使うオーディオブックとして、私は小説よりも断然ビジネス書、自己啓発書、実用書をお勧めします。
理由は3つあります。
1.使われている単語が平易だから
小説は情景描写が細かかったり、難解な単語が使われていたりと、英語学習者には難しい場合があります。たとえば「ハリーポッターシリーズ」は、架空の地名とか魔法の名前とか、覚えたって何の得にもならない単語が多いです。
一方、自己啓発書なら日常の考え方や生き方がテーマなので、専門用語はほとんど出てきません。
ただ、ハリーポッターが好きならぜひ挑戦してみてください。あなたがその本に強い興味が持てることが一番重要です。
2.細切れの時間に聴きやすいから
忙しい社会人がオーディオブックを聴く場合、基本的に「ながら聴き」です。
小説だと「これ誰だったっけ?」「話はどこまで進んだんだっけ?」となりがちです。でもビジネス書や自己啓発書なら、前の話を忘れていても支障ありません。
3.繰り返し聴く価値があるから
ビジネス書や自己啓発書を何度も聴き直せば、英語のフレーズが身につくだけでなく、本の学びを自分に浸透させて人生を変えることもできます。
私もそうやって英語力と新たな思考を同時にインストールし、人生が変わりました。
英語力と知識が同時に手に入るのは、ビジネス書ならではの効果です。
子供向けの本ではなく大人向けの本を選ぶ

英語が難しいなら、簡単な子供向けの本から始めればいいのでは?
気持ちはわかりますが、「簡単だから」という理由で幼児向けの絵本のオーディオブックを聴くのはお勧めできません。
普段の自分が日本語でも好んで読まないような本は、英語で聴いて楽しいはずがありません。楽しくないと繰り返し聴く気にならないので、結局続きません。
大人が聴いて楽しい、ためになると思える本を選ぶことが、長く続けるための一番のコツです。
日本語で読んだことがある本の英語版を選ぶ
自分が大好きな本なら、内容を知っているので、多少聴き取れないところがあっても記憶で補いながら聴き進めることができます。
『Influence(邦題:影響力の武器)』『The 7 Habits of Highly Effective People(邦題:7つの習慣)』『Atomic Habits(邦題:ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣)』のようなアメリカでベストセラーのビジネス書を、あなたも一度は日本語で読んだことがあるのではないでしょうか?
ステップ1でお伝えした「まず日本語で内容を把握する」は、すでに日本語で読んだ本なら最初からクリアできますね。
原書が日本語で、英語に翻訳されたオーディオブックを選ぶ
もともと日本人向けに書かれているので、背景知識があり情景が浮かびやすいです。
たとえば、近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法』の英語版は、世界でも大ベストセラーになっています。元々が日本人の書いた本なので、背景も分かりやすく精神論も理解しやすいし、英語もクリアです。
村田沙耶香著『コンビニ人間』は、芥川賞を受賞した小説で、18カ国語に翻訳されています。日本で「普通である」ことを求められるプレッシャーを描いた小説で、めちゃくちゃ面白かったです!
著者が日本人の書籍でおすすめの英語オーディオブックは、以下のページでもご紹介しています。

購入前に必ずやるべき「音声プレビュー」チェック
オーディオブックを購入する前に、必ず音声サンプルを聴いて確認してください。
amazonの英語オーディオブックのページでは、「プレビューの再生」をクリックすれば5分のサンプルが聴けます。
たとえば、『金持ち父さん貧乏父さん』であれば、amazonの英語オーディオブック版のページ(Rich Dad Poor Dad: 20th Anniversary Edition: What the Rich Teach Their Kids About Money That the Poor and Middle Class Do Not!)で音声を確認することができます。

ここで、「ほとんど聞き取れない」という場合は、購入は辞めておきましょう。まずは基本的な英語教材でリスニング力と単語力を伸ばしてから、オーディオブックに挑戦するのがお勧めです。
あるいは、「聞き取れるけどナレーションが好みではない」ということも結構あります。発音が聞き取りづらい、話し方が苦手、など。何度も繰り返し聞くのが苦になるので、別の本を選んだ方がいいです。
まずは聴き放題プランで試してリスクを減らす

オーディオブックを買ってみたいけど、合わなかったらもったいないな・・・
その気持ち、よくわかります。1冊ずつ購入すると、自分のレベルや好みに合わなかったときに損した気分になりますよね。
まずはAudibleやaudiobook.jpの聴き放題プラン(定額で何冊でも聴ける)から始めるのがお勧めです。
聴き放題なら、合わないと感じた本はすぐに次に切り替えられるので、気軽にいろいろな本を試せます。
Audibleなら30日の無料体験もあるので、最初の1ヶ月はタダで何冊でも聴き放題ですよ。
英語のオーディオブックが聴き放題になるサービスは、以下の記事で詳しく紹介しています。


英語オーディオブック学習を始める前に知っておくべきこと

ここでは、英語オーディオブック学習を始める前に知っておいてほしいことをお伝えします。
完璧に聴き取ろうとしなくていい

全然聴き取れないところがある・・・もう1回最初から聴き直さなきゃ・・・
全部聴き取れなくても大丈夫です!
オーディオブックは、7割くらい理解できていれば十分です。「完璧に聴き取らなきゃ」と思うと、聴くたびにストレスがたまって続きません。
わからないところがあっても、先に進んで大丈夫です。何度も繰り返し聴いているうちに、前回わからなかった部分が自然と聴き取れるようになってきます。
私も、1回目から100%聞き取れることはありません。何度も聞くうちに、「そういう話だったのか」とわかることも多々あります。
この「あ、そういうことだったのか!」という瞬間が、オーディオブック学習の醍醐味です。
「ながら聴き」で勉強時間は勝手に増える
毎日仕事や家事で忙しい中で、「純粋な勉強の時間」を確保することは至難の業です。でもオーディオブックなら、「耳」さえ空いていれば、手と目がふさがっていてもOKです。
普通の読書は、手に本を持って、目で文字を追う作業です。つまり、「目」と「手」と「耳」が同時に空いていなければ読書はできません。

読書したいけど、全然そんな時間がなくて・・・

勉強したいことは山ほどあるのに、全然追いつかない・・・
という人が多いのも、当然のことです。
でもオーディオブックなら、通勤中、家事をしながら、犬の散歩中、運転中など、手や目が塞がっていても聴けます。「耳が暇な時間」は、探せば実はたくさんあるものです。
大事なのは、「この時間にオーディオブックを聴く」と決めてしまうことです。毎日同じタイミングで聴く習慣をつければ、意志の力に頼らずに続けられます。
仮に、耳が空いている時間が合わせて1日2時間あるとします。一般的なビジネス書の収録時間がだいたい6時間程度です。
となると、たった3日で1冊を聴き終えることができます。
あなたは、普通に紙の本を読むのにどれくらい時間がかかりますか?1週間に1冊でも、かなり読書家の方ですよね。普通は、月1冊程度かもしれません。
つまり、ながら聴きの時間を活用することで、本来なら1ヶ月かかるものが3日で処理できるのです。しかも、普段の通勤や家事はそれまでと変わらずやりながら、です。
オーディオブックが向いていない人もいる
正直に言うと、英語オーディオブックが合わない人もいます。
「耳で聴くより、目で読む方が頭に入る」というタイプの人は、無理にオーディオブックを使う必要はありません。英語力を伸ばす方法は他にいくらでもあります。
私はたまたまオーディオブックがハマりましたが、合わないと感じたら別の方法でOKです。
試してみて「自分には合わないな」と思ったら、それは立派な判断です。多読、シャドーイング、海外ドラマなど、自分が続けられる方法を選ぶ方がよっぽど大事です。
ただ、「難しすぎる本を選んで聴き取れなかった」だけなら、本の選び方を変えるだけで印象がガラッと変わることもあります。
1冊試してダメだったからといって、オーディオブック自体が合わないとは限りません。簡単な本に変えてみる、まずは日本語で内容を把握してから挑戦するなど、諦める前に工夫してみてください。
英語オーディオブック学習でよくある質問

英語オーディオブックについて、よくいただく質問にお答えします。
Q. 英語オーディオブックはTOEIC何点くらいから始められますか?
一般の英語オーディオブック(ネイティブ向け洋書)の目安は、TOEIC800点程度です。
ただし、TOEIC800点に達していなくても、始める方法はあります。
英語学習者向けのオーディオブックから始めてみてください。お勧めは、ラダーシリーズという英語学習者用に語彙や文法が制限された洋書シリーズです。
学習者それぞれのレベルに適した本を選んで聴くことができます。
ラダーシリーズのオーディオブックについては、こちらの記事をチェックしてみてください。

Q. AudibleとAudiobook.jp、英語学習にはどちらがおすすめですか?
英語オーディオブックの品揃えなら、Audibleが圧倒的です。
ラダーシリーズなど学習者向けの洋書なら、audiobook.jpの聴き放題もお勧めです。
いずれも、聴き放題プラン(定額で何冊でも聴ける)と単品購入(1冊ごとに購入)があります。
オーディオブックを使った英語学習が自分に合うかどうかわからない場合は、いきなり単品購入ではなく、まずは聴き放題プランで聴けるものから試してみるのがお勧めです。
AudibleとAudiobook.jpの詳しい比較は、こちらの記事にまとめています。

Q. 1日どのくらい聴けばいいですか?
まずは1日15〜30分から始めてみてください。
通勤片道15分とか、家事の30分とか、「ながら聴き」できる時間でOKです。
15分も厳しいなら、5分からでも大丈夫です。大事なのは、毎日少しずつでも続けることです。慣れてきたら、自然と聴く時間は増えていきます。
Q. 寝ながらオーディオブックを聞いても効果はありますか?
寝ながら聴いても、効果はないと私は思います。起きている間に聞き流しをするなら、条件付きで効果があります。
ただのBGMとして聴いているだけの聞き流しは、正直効果がありません。
でも、一度ステップ1〜4の勉強法でしっかり取り組んだ本を、復習として聞き流すのは効果的です。内容を理解した上での聞き流しは、英語を定着させる良い反復練習になります。
つまり、聞き流しが活きるのは、「すでに理解した英語を繰り返し耳に入れる」という使い方のときです。
Q. 小説とノンフィクション、どちらが英語学習に向いていますか?
英語学習目的なら、ノンフィクション(ビジネス書・自己啓発書)の方がお勧めです。
小説は情景描写が細かかったり難解な単語が使われていたりして、英語学習者にはハードルが高いことが多いです。
ただし、まとまった時間が取れるときは小説もありです。私も、長時間運転するときなどは小説を聴くこともあります。
10分程度しか時間が取れない場合は、どこから聴いてもためになり、話の流れを忘れていても問題なく理解できるビジネス書や自己啓発書が最適です。
まとめ|英語オーディオブックで効果を出すための勉強法
というわけで、英語オーディオブックの効果的な勉強法をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?最後に、この記事でお伝えしたことを整理します。
✅ 聞き流しだけでは効果が出ない。「聴いて、確認して、また聴く」が基本
理解できない英語をBGMのように流しても、リスニング力は伸びません。
✅ オーディオブックで得られる効果は、リスニング力・語彙力・英語処理力
正しく使えば、英語力だけでなく知識や人生そのものを豊かにする力があります。
✅ 勉強法は5ステップ。日本語で内容把握→テキスト付き→テキストなし→シャドーイング→繰り返し
「聴くだけ」にしないことがポイントです。
✅ 本選びが効果を左右する。レベルに合った本を、音声プレビューで確認してから購入する
初心者〜中級者にはビジネス書・自己啓発書がお勧めです。
✅ 合わないと思ったら、別の方法に切り替えてOK
ただし、本の選び方を変えるだけで印象が変わることもあります。
私自身、英語のオーディオブックを18年間聴き続けた結果、リスニング力が上がっただけでなく、人生そのものが変わりました。
ぜひ、英語のオーディオブックをあなたの勉強に取り入れて、楽しみながらぐんぐんレベルアップしてくださいね。
Audibleでは、30日無料体験できます。30日経過前に退会すれば、料金は一切かかりません。30日の間、何十冊でも好きなだけ聴き放題なので、ぜひ試してみてください!
私がお勧めするビジネス書や自己啓発書の洋書オーディオブックは、以下の記事で紹介しています!



