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社内通訳3年になりますが、リスニングが絶望的にできません

エバンス愛

TED2

今日は、通訳経験3年だけどリスニングが絶望的にできないという方のお悩みにお答えします。

—– 件名 —–
リスニングが絶望的にできません

—– 現在の英語レベル(TOEIC、英検など) —–
TOEIC 940 英検1級

—– メッセージをどうぞ —–
はじめまして。

自動車メーカーで社内通訳を務めて3年になります。
その間、えいみさんの英語勉強法をずいぶん参考にさせて頂きました。

いちおうプロの通訳なんですが、泣きたくなるほどリスニングが苦手です。
テストのリスニングはぜんぜん苦労しないんですが、実際の会話がほんとに絶望的。
よくクビにならないなー、と。。。

アルクの教材やらVOAやら色々聴いてみているのですが
なかなか成果があがりません。。
ちなみに大学の専攻は英語ではなく
帰国子女でも留学していた経験もありません。

リスニングは日本人には最大の難関だと思いますが
えいみさんはどのように乗り越えたのでしょうか?

—– 引用について —–
名前は伏せた上で引用可

私が通訳の仕事を始めた頃も、「こんな私がプロの通訳を名乗っていいのかしら」と毎日本気で悩んでいました。なので、お気持ちはと~ってもよく分かります。

「テストの英語」と「生の英語」は、本当に全然違いますよね。TOEICのような話し方をするネイティブなんて、一人もいませんしね・・・

さて、「アルクの教材やらVOAやら色々聴いてみているのですが、なかなか成果があがらない」ということですが、毎日どれくらい聞いていますか? 本気でリスニング力を上げようと思えば、1日1時間とかでは全然足りないです。もちろんながら聞きなども含めてですが、3時間くらいは必要です。それについてはどうでしょう。

また、VOAはあんまり聞いても意味ないですよ。教材として意味がないと言っているのではなく(教材としてはいいものです)、あなたの目的とレベルを考えると意味がないということです。VOAは「英語力が低いノンネイティブの人でも分かるように、不自然なほどゆっくりはっきり読み上げているニュース」なので。

ネイティブの普通のスピードの会話をしっかり聞き取って通訳できなければならないあなたには、リスニング対策としては合ってない教材です。

また、アルクの教材は何をどのくらい、どのようにやりました? 私には、TOEICのような「テスト英語」を卒業して「生の英語」に移行するのに1000時間ヒアリングマラソンがすごく役立ちましたが、もうやってみられました?

> リスニングは日本人には最大の難関だと思いますが、えいみさんはどのように乗り越えたのでしょうか?

私は日本人にとって最大の難関はリスニングではなくスピーキングだと思います。私もまだまだ「乗り越えた」と言えるレベルではありませんが、リスニングは10年くらい真剣に訓練すれば、ネイティブレベルにかなり近づけると思います。

一方スピーキングは、大人になってトレーニングを始めた日本人がネイティブレベルに近づくには、数十年単位の鍛錬が必要だと思います。(まあ、スピーキングで本当のネイティブと同等になる必要なんて別にないのですが。)

話を戻して、私が通訳の現場で聞き取れるようになった大きな理由は、リスニング力そのものの向上というよりは(もちろん向上はしたのだと思いたいですが)、背景知識が増えたことだと思います。最初の3年くらいは、会社の流れや会議でよく話し合われる課題についての知識が浅いせいで、とても苦労しました。

なので、私は通訳の仕事を始めてから、会社で起こっていること全てを努めて知るようにしました。どうでもよさそうな内容の社内メールを見ても「これ、次の会議で出るかもしれない」、会議で誰かの発言が気になったら、その背景や意図を常に考えたり先輩に聞いたりしていました。会議の前には、議題と資料、出席者を見て、どんな流れになりそうか予測して準備しました。

今このお返事を書いている時点で、私は同じ会社で通訳をして8年目ですが、このくらいになると、話の流れが見えるようになり、誰が何を言いそうかも予測がつくようになりました。大きな業務の流れや方向性、課題だけでなく、会議出席者それぞれの立場や思考の癖まで分かるので、「ああ、あの話でしょ」と余裕を持って聞けるんです。社内通訳者であれば、そういう「慣れ」の力って大きいです。

ただ、「全てが完全に」聞き取れるわけではないので、今でも聞き直したりペアを組んでいる先輩に助けてもらうこともありますよ。もっと言えば、通訳歴20年以上の先輩でも聞き取れないことはあります。機械ではないので、仕方ありません。

で、通訳の現場で聞き取れるようになるための勉強法ですが、まずは生の英語をたくさん聞くことに尽きると思います。そして、「聞いて分かった」のと「通訳できる」のとは全く別なので、通訳の練習をたくさんやるしかないのではないでしょうか?

私の場合は、家でネットの海外ニュースを通訳メモを取りながら見て、適当なところで区切って訳出するという練習をしたりします。VOAではなく、普通の海外ニュースです。ただ、ニュースの英語は発音がくっきりはっきりで言いよどみもなく、文法的に正しくて論理も理路整然としすぎなので、通訳訓練用としては最適とはいかないのですが。

あなたにとって、海外ニュースの英語のリスニングが「簡単」とは言えない状態なら、やってみたらいいと思います。

ネット上の無料の動画ニュースサイト:
CNN
newsy
NHK WORLD

なお、私の場合は、あんまり海外ニュースの内容は仕事に関係ないので、自分の業種に特化したサイトの動画をよく使います。

あ! 今書いていて思いつきましたが、ニュースよりTEDがいいかも。自分の興味があるジャンル、仕事に関係あるジャンルが見つかりやすいし、英語のスクリプトと日本語訳も(ほとんどの場合)手に入るので。

TED
TED: Ideas worth spreading

あとは、今はもう時間がなくてできませんが、私が入社したてで時間の余裕があった頃は、過去の会議の録音音声を使ってひたすら通訳の自主トレをしていましたよ。総務が会議の議事録作成のために録音した音声をコピーさせてもらって、イヤホンで聞きながらメモを取って、頭の中で訳出していました。

自分の会社の実際の会議の音声なので、内容的にも勉強になりましたし、言いよどみや不明瞭な言葉もたくさんある本物のネイティブの英語なので、これ以上ない優れた素材でした。

最後に、通訳トレーニングのご経験があるのかどうか分かりませんが、通訳訓練のやり方が分からなければ、「通訳トレーニング入門」は絶対にやって損はないです。20種類の通訳トレーニング方法が載っているので、その方法を使って自分の目的に合った素材でいくらでも工夫して自主トレができるようになります。

通訳の勉強法さえ分かれば、会社関係の資料、あなたのいる自動車業界に関連したYoutube動画、ポッドキャスト、その他あらゆるものが教材になり、勉強し放題になりますよ。

というわけで、お役に立ったら幸いです!

えいみの通訳トレーニング入門評価はこちらから

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を勉強し国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。英語でもっと人生を豊かにする英語学習コーチとして、本物の英語力を身につける方法を指導しています。
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