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英会話で私がブレイクスルーした魔法の言葉

エバンス愛

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このページは、先輩に通訳のしごきを受けて泣いた過去の続きです。

「ああ・・・こんな恥ずかしい英語が私の口から出るなんて・・・」

って顔から火が出て死にそうな思いをしながら、ひたすらバカ丸出しでへなちょこ通訳をやっていた頃は、「穴があったら入りたい」なんて言葉ではとても表現できないほど、毎日打ちひしがれていました。

「穴があったら入りたい」じゃなくて、

「固い地面に深く穴をドリルで掘ってその中に入って、上からこれでもかというくらい砂をかけて蓋をしてドスドスと100人くらいの大男に踏み固めてほしい」

でも足りないくらい。

ひどい通訳しかできなかった日は、水量を最大にしたシャワーの中が悔し泣きの定位置でした。

涙も、鼻水も、あとできれいに洗い流せるので。(←オイ)

この記事を書いている今、私は通訳を始めて8年目ですが、新人時代、ド下手な通訳で毎日ものすごい迷惑をかけた会社の役員のおじさま方によくからかわれます。

「あのねー、今だから言うけどねー。あんたが入ってきた時は、ほんま、どうなることかと思ったよ~!わっはっは!!!」

で、その後は、「でも、ようここまで頑張ったね。たくさん勉強したんじゃろうね」ってちゃんとフォローしてくださるのですが。

その話を先輩たちにすると

「私も同じこと言われたよ!最初は、どうしようもないほど下手くそで、その日の失敗を思い出すたびに『あ゛ーっ!!』って帰りの電車の中で思わず声が出て、頭を抱えるほど、毎日恥ずかしいことの繰り返しよ」

と先輩がみんな言っていました。(笑)

話は戻りますが、新人通訳だった頃に、先輩にトレーニングを受けながら、つい私が「こういう時は、どう言うのが自然でしょうか?」と聞いてしまった時、先輩はいつもふんっ、と鼻で笑ってこう言いました。

「あなたが自然な英語とか気にするのはまだ早い!」

何度も、何度も言われました。

「間違ってもいい!ちゃんと通じれば良し!」
「ネイティブらしい英語を言おうなんて思わなくて良し!」

でも、私は、曲がりなりにもプロとして、お金をもらってる立場なんです。

なのに、

「間違ってもいい」とか
「自然な英語じゃなくていい」とか

そんなこと言っていいの??
プロなのに??

で、当たり前すぎることに気づいたわけです。

間違った英語を話しまくるしか、正しい英語が話せるようになる道はない。
不自然な英語を話しまくるしか、自然な英語が話せるようになる道はない。

分かっていたつもりだったけど、全然理解していませんでした。

たくさん間違って、たくさん不自然な英語をしゃべらないと私、一生上手になれないじゃん。自転車だって、一回もコケずに上手に乗れるようになるわけない。赤ちゃんだって、コケてコケてコケまくってようやくちゃんと歩けるようになるんだし・・・そう、心から「腑に落ちた」んです。

で、それからですね。何かが吹っ切れました。

間違えるのが、(あまり)恥ずかしくなくなりました。
通訳の会議に出るのが、(あまり)怖くなくなりました。
先輩にも、他の会議出席者にも「何か最近違うね」ってよく言われるようになりました。

そうして、自分なりに先輩とのトレーニングを応用して工夫して一人で毎日訓練を重ねて、仕事でもそれ以外でも英会話の実践を続けた結果、私は先輩たちに何と言われるようになったかというと。

「機関銃」です。
ためらいなくすごいスピードで話すからだそう。

もちろん、早ければいいってもんじゃないです。
英語の完成度という点で言えば、まだまだ x1000000 先は長いです。

でも、採用されたばかりの頃は

「間違ったらどうしよう・・・」
「こんな英語は不自然かな・・・」

って、話し始めることすらできなかったんですから。

で・・・これを読んで「そりゃ、あなたはそんな風に教えてくれる先輩がいるからいいよね~。やっぱ、独学では英会話はできるようにならないのか・・・」ってあなたががっかりしたとしたら、それは私の意図したことではありません。

だって私、先輩の特訓、そんなに何度も受けてないんです。業務が比較的忙しくない時という限られた時間しかできませんでしたし、もちろんいつまでもご好意に甘えるわけにもいかず、多分、全部で10時間もやっていないと思います。

で、先輩に教えられたことは、英語そのものの面で言えば、私の職場で使われる特殊な用語、会議でよく出る固有名詞、略語、その程度です。

それ以外に叩き込まれたのは、ほとんどがすでに書いたような

・あなたが自然な英語を気にするのはまだ早い
・通じる英語を一瞬で出すのが最優先
・主語を何にするか迷わない、決めたら言い直さない
・英語は修飾が後ろにつけられるので、とにかく主語+動詞を言う

など、「取り組み方」についてのことばかりでした。あとは、私は先輩とのトレーニングを参考にして一人で工夫しながら、英会話のトレーニングを続けただけです。

トレーニングは、家で一人で出来るものです。ということは、あなただって、自分できちんとトレーニングを積んで英会話に不自由しない人になれるということです。

さて。

今日の記事のタイトルである「英会話で私がブレイクスルーした魔法の言葉」。それは、この言葉です。

「あなたが自然な英語とか気にするのはまだ早い!」

これを言われた時、私は英検1級レベルでした。先輩にそう言われて最初は情けなかったですが、今は心の底から納得していますし、この言葉に救われて今の私があります。この言葉のおかげで、英語を話すことが前ほど怖くなくなりました。

だから、あなたにも同じことが言いたい。

今、相手に通じる英語がスラスラ話せない人は、自然な英語なんて逆立ちしても無理です。
まず、相手に通じる英語がスラスラとよどみなく話せること。
表現が自然かどうかとか、よりネイティブらしく聞こえるのはどっちかとか、そういうのは、スラスラ話せるようになってからです。

「あなたが自然な英語とか気にするのはまだ早い」

ぜひ、肝に銘じてください!

ためらいなくスラスラ英語が話せるようになった通訳のトレーニング法にご興味があれば、ここに書いてますのでどうぞ。
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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を勉強し国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。英語でもっと人生を豊かにする英語学習コーチとして、本物の英語力を身につける方法を指導しています。
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