2022年2月23日
audiobook.jpとamazon audible比較【日本語オーディオブックを600冊以上聞いた私の結論】
エバンス愛

私はオーディオブックが大好きで、暇があれば聞いているのですが、日本語のオーディオブックだけで600冊は聞いています。
現在、日本で最も有名で書籍のラインナップが多くて使いやすいのが、
・audiobook.jp
・amazonのaudible(日本版)
の2つのサービスです。
このページでは、audiobook.jpとaudibleを比較して、どっちがあなたのニーズに合っているのか検証していきたいと思います!
コンテンツ
audiobook.jp
audiobook.jpは、日本語オーディオブックの最大手のサイトで、ビジネス書のベストセラーのラインナップなら日本一です。
日本語のオーディオブックが買えるサービスでは最も品揃えがよく、他のオーディオブックサイトでは販売していない名著や話題作が手に入りやすいです。
本の価格は、1冊1,200円〜1,600円くらいが多いです。だいたい紙の書籍と同じと思っていただければOKです。
audiobook.jpチケットプラン(月額1,500円、2,900円)
月額1,500円(チケット1枚)、2,900円(チケット2枚)の2つのプランがあります。(2022年8月現在)
チケットプランでは、チケット1枚と対象作品1冊を交換できます。1冊1,500円以上の本であれば、チケットと交換したほうがお得になります。
また、チケットプラン会員限定のセールをよくやっているので、チケット対象外の書籍や、1,500円以下の書籍を購入したい場合にもお得です。
audiobook.jp聴き放題プラン(月額880円、初回無料)
月額880円の聴き放題プラン(初回は無料)もあり、聴き放題対象の本なら好きなだけアプリで聞けます。
ただし、有名なベストセラー本の多くは対象外なので、無料期間登録中に、聞きたい本がどの程度聴き放題対象かを確認することをお勧めします。
また、上記の月額プランで購入した本は解約後も聞くことができますが、聴き放題プランの本は解約後は聞けません。
→audiobook.jp聴き放題プラン詳細はこちら(初回無料)
audiobook.jpのメリット
1.ビジネス書が豊富
ビジネス書は、audibleよりも品揃えが豊富です。audibleでは扱っていないベストセラーも、audiobook.jpでは見つけることができます。
2.頻繁にセールがある
メルマガに登録すると、毎日のようにセールのお知らせが届きます。50%オフといった価格で手に入れることもできます。
私は、欲しい本をお気に入りに登録しておいて、セールになったタイミングで購入することが多いです。
audiobook.jpのデメリット
サイト上に読者のレビューがない
これはaudiobook.jpで私が最も不便に思っていることですが、書籍の個別ページにレビューがありません。
私は気になる本を見つけたら、まずは読者の評価を見たいのですが、その場合は本のタイトルをググってamazonに行き、読者の評価を調べています。良さそうだったらまたaudiobook.jpに戻って購入するのですが、その手間が煩わしいです。
私はaudiobook.jpで600冊以上の本を購入しています
私は、このaudiobook.jpのヘビーユーザーです。
聞きたい本が多すぎて、気がついたら「今月もう20冊も買ってしまった!請求2万円超え!」・・・なんてこともあります。(;・∀・)
今、調べてみると、ライブラリに1ページあたり20冊の購入履歴が31ページあります。20冊x30ページ=600冊なので、なんとaudiobook.jpで600冊以上も買っていたことがわかりました。Σ(・∀・;)
別に必要ないと思いますが、以下がその証拠。
いろいろ書いてきましたが、私はこのaudiobook.jpが「ラインナップが豊富で、聞きたい本が多い」「割引セールでお得に買える」という点で気に入っています。
あなたが気になっていた本があるか、ぜひチェックしてみてください。
Audible(日本版amazonオーディブル)
audibleは、amazon系列のオーディオブックサービスです。audiobook.jpと比較すると、本のジャンルが豊富です。
本の価格は、定価だと2,000円〜3,000円くらいが多いですが、対象書籍なら月々1,500円で聴き放題です。
英語の書籍もaudibleならたくさん見つかるので、audibleは、英語のオーディオブックにも挑戦してみたい人に特にお勧めです。
amazonオーディブル月額会員(月額1,500円・30日間無料体験)
月額1,500円で対象書籍が聴き放題というスタイルです。audiobook.jpと違って、この月額1,500円のプラン1つだけです。
また、対象外の書籍は会員は定価の3割引で購入でき、購入した本は、退会後も手元に残ります。
30日間無料体験できるので、とりあえず気軽に試してみたらいいと思います。
30日経過後に1,500円課金されるので、自分には合わないなと思えばその前に解約すれば費用はかかりません。退会しても、会員期間中に3割引で購入した本は手元に残ります。
結局、audiobook.jpとaudibleはどっちがお勧め?
audiobook.jpとaudible日本版を比較してきましたが、どちらを選ぶのがいいのかは、あなたがどんな目的でどんな本をどれほど聴きたいか次第です。
とにかく安くたくさん聴きたいなら、audiobook.jpの聴き放題プラン(880円)。
英語も日本語も聴きたいなら、audible月額プラン(1,500円)。
話題のビジネス書をたくさん聴きたいなら、audiobook.jpの月額プラン。
という感じです。
で、私はaudibleを推したいと思います。
理由は、なんと言ってもaudibleは40万冊以上の洋書コレクションがあること。(audiobook.jpにも洋書はありますが、ほんの数えるほどしかありません)
audible洋書の品揃えは素晴らしくて、聞きたい本はたいてい見つかります。ビジネス書、小説、伝記、資産形成、投資、子育て、夫婦関係・・・ジャンルも幅広いです。
audibleは30日間無料体験できるので、とりあえず気軽に試してみたらいいと思います。
30日後に1,500円課金されるので、自分には合わないなと思えばその前に解約すれば費用はかかりません。退会した場合、聴き放題の本は聞けなくなりますが、購入した本は手元に残りますよ。
日本語のオーディオブックを聞くメリット
このブログは、英語を学ぶ人のための情報をお伝えしています。「英語を勉強したいのに、日本語のオーディオブック?」と思うかもしれませんが、日本語のオーディオブックにもすごい効果があります。
ここに、日本語オーディオブックのメリットをいくつか示したいと思います。
時間が増え、発想力や行動力が高まる
私が最初にオーディオブックを聞いてみようと思ったきっかけは、神田昌典さんの『非常識な成功法則』に書いてあったこんな一節でした。
「お前が独立してうまくやってきた、最大の秘密を吐け。さもなければ命はない」そう、脅されたとすれば、何を挙げるだろうか?
私は、躊躇せず、「はい、テープを聴く習慣です」と答える。(中略)
テープを聴く習慣のない人は、大変なハンデを背負っているとしか思えない。テープを聴くことの効果は、単に「知識が増える」ってことだけではない。さらに時間が増え、発想力、そして行動力も高まるという大きな効果がある。
神田昌典さんは、当時は、日本語のビジネステープなどはほぼなかったので、アメリカから英語のテープを取り寄せて、たくさん聞いていたそうです。
「テープ」とは、ビジネスの書籍や講演の音声のことです。
それを知って、「何それ!英語が分かると、そういうこともできるのか!私も挑戦したい!」と思いましたが、テープをどうやってアメリカから取り寄せたらいいのか、分かりませんでした。
すると、ちょうど同時期に読んだ勝間和代さんの『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』という書籍で、Audible.com(audible米国版)という英語オーディオブックの販売サイトがあることを知りました。
勝間さんも、Audible.comで英語のオーディオブックを買って聞いて、ご自身のビジネスに活かしているとのことでした。
当時、2007年。私は外資系企業で秘書・翻訳者をしていて、通訳に転職するかしないかの頃でした。正直当時は「英語のオーディオブックなんて無理!」と思っていました。
でも、「勝間さんみたいに、英語を専門としない人も利用しているのなら・・・」と思い、試しに1冊オーディオブックを買ってみました。すると、案外理解できることに気づきました。
そして、その後はめちゃくちゃオーディオブックにハマってしまい、次々と新しい本を買っては聞いていきました。その結果、神田昌典さんが言うように、時間が増え、発想力や行動力が高まったと私自身も実感しています。
ただ、英語のオーディオブックを聞いてそのまま理解して自分の知識や発想力、行動力に変えることができるのは、最低でもTOEIC900点レベル以上の人なのが現状。(そのレベルでも難しい人も多いです)
でも、リスニング力がまだそのレベルに到達していない人が、オーディオブックの恩恵を得られず、諦めるのはあまりにももったいです。日本語のオーディオブックをぜひ利用してください。
英語学習へのモチベーションが上がる
上に挙げた勝間和代さんは、TOEICを420点から3年間で900点にアップさせた経歴の持ち主です。
しかも、学生結婚をしてその後シングルマザーとなり、3人の子供の育児のかたわらフルタイムで仕事をしながら、です。きっと、オーディオブックで時間を有効に使いながら仕事で成果を出してきたのだろうと思います。
『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』では、ビジネスで使える英語を身につける方法について書いてあるほか、勝間さんは本の中でこんなことも述べています。
・英語ができると、収入増につながる確率が飛躍的に高まる
・英語を職場で使う女性は、使わない人に比べ40%も年収が高い(男性は18%)
・英語ができた瞬間、海外が全部ビジネスの対象になる
英語修行中の人には、とてもモチベーションがわく内容ではないでしょうか?
ビジネス書が次々に読破(聴破)できる
「読書」という行為は、当たり前ですが、手に本を持ってそれを開き、目で文字を追う作業です。その時、誰かに話しかけられたり、テレビの音に意識を奪われていると、読書をすることはできません。
つまり、読書をするには、「目」と「手」と「耳」が同時に空いていなければいけません。
そう考えてみると、「読書」って本当に制約が多い活動ですよね。「読書したいけど、全然そんな時間がなくて・・・」「勉強したいことは山ほどあるのに、全然追いつかない・・・」という人がものすごく多いのも、当然のことです。
でも、その点オーディオブックは、「耳」さえ空いていれば、手と目がふさがっていてもOKなんです。
「運転中」「通勤時間」「犬の散歩中」「家事をしながら」など、手や目が塞がっていても耳が暇な時間というのは、実は探せばたくさんあるんです。他にどんな時間が「耳が暇」な時間になりうるか、詳しくは以下の記事をごらんください。
一般的な日本のビジネス書は、だいたい収録時間が4時間程度です。
ですが、オーディオブックは本当にゆっくりはっきりとした朗読なので、1倍速で聞くと遅すぎてちょっと苦痛です。ビジネス書なら、2倍速でも全く問題なく聞き取れます。
(私は、日本語のオーディオブックはいつも2.5倍速から3倍速で聞きます。)
仮に、通勤時間や家事の時間など、耳が空いていてオーディオブックを聞ける時間が合わせて1日に2時間あるとすると、この本はたった1日で読破(聴破?)できてしまうんです。
これが、普通に本を手でめくるという作業が必要な一般的な「読書」なら、どれだけの人がビジネス書を1日で読破できるでしょうか?
通勤の電車の中や寝る前などに毎日チョコチョコと読み進めても、1週間くらいはかかる人が多いのではないでしょうか。
ということは、耳が無為に空いている時間を利用することによって、本来なら7日かかるものが1日で処理できるのです。しかも、普段の通勤や家事というルーチンはそれまでと変わらずやりながら、です。
これが、「オーディオブックで時間が増える」からくりです。日本語のオーディオブックを利用しない手はないと思いませんか?
audiobook.jpとaudibleのサービスの比較・まとめ
以上、audiobook.jpとaudibleのサービスの比較をしました。
以前は、日本語のオーディオブックについては「品揃えでも価格でも、お勧めはaudiobook.jp一択」だったのですが、audibleは2018年のリニューアル後に洋書も大量のラインナップの中から選べるようになりました。
audibleは、英語オーディオブックが購入できるのに加えて、返品が可能だったり、追加料金なしのボーナスコンテンツがあったりと、すごくお得なので、私はaudibleがよりお勧めです。
audiobook.jpとaudibleで、聞きたい本がどちらにあるかなど、いろいろと比較してみることをお勧めします。
ぜひ、ながら聞きの時間で日本語オーディオブックも活用して、ビジネスのスキルアップや英語のモチベーションアップに役立ててあなたの英語力の価値をさらに高めてくださいね。
英語のオーディオブックに挑戦してみたい場合は、こちらも合わせてどうぞ。