瞬間英作文はやっても意味ない?効果が出ない5つの原因と、「英語脳」にまつわる誤解


「瞬間英作文は効果がない」 と聞いたことがあるんだけど、もうやめた方がいいのかな・・・?

瞬間英作文は日本語から英語への翻訳だから、英語を英語で考える「英語脳」にはなれないのでは?
このように悩んで、瞬間英作文に手を出せない方、あるいは続けているのに効果を感じられず、不安になっている方は多いのではないでしょうか?
私の英会話力が大きく変化するきっかけになった勉強法が、まさに瞬間英作文です。瞬間英作文とは、日本語の文章をどんどん英語にして口に出すトレーニングで、英会話の瞬発力を鍛える練習法です。
実践している人からは「仕事で英語が口から出てくるスピードが大きく変わった」といった喜びの声をたくさん聞いていますが、思うように成果が出ないで焦っている人もいらっしゃいます。
私自身、瞬間英作文トレーニングで英会話力が劇的に向上しました。それに、「常に日本語で考えてしまう」という悩みもありません。
なので、「瞬間英作文は効果がない」「瞬間英作文をやっても意味ないから、やめたほうがいい」 と言う声への反証をしながら、英会話力が伸びる正しい瞬間英作文のやり方をお伝えします。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ 瞬間英作文が「意味ない」「効果ない」と言われる理由と、本当のところ
✅ 瞬間英作文の効果が出ない5つの原因と、今日から変えられる解決策
✅ 「英語脳ができない」「日本語が邪魔」は誤解である理由
✅ 英会話に効かせるための2つのコツ
✅ 効果が出るまでの目安と、よくある疑問への答え
「瞬間英作文に興味はあるけど、効果や意味を疑って踏み切れていない」 「続けているけど効果がない。このトレーニング、やめたほうがいいのでは」 という方は、ぜひ読んでみてください。
「瞬間英作文は意味ない」と言われる理由と、本当に効果があるか

「瞬間英作文はやっても意味ない」「英会話には効果が出ない」と言う人は、一定数います。その理由を押さえたうえで、「本当に効果があるか」をはっきりさせていきます。
瞬間英作文が「意味ない」「効果ない」と言われる3つの理由
瞬間英作文が「意味ない」「効果ない」と言われる主な理由は、だいたい次の3つにまとめられます。
・頭の中で日本語を英語に訳す癖がつき、流暢に話せなくなる
・実際の会話で使わないような英文を練習しているだけになる
・英会話のキャッチボールを想定した練習になっていない
確かに、やり方や目的を間違えると、こうしたデメリットが出る可能性はあります。だからこそ、「何のためのトレーニングか」をはっきりさせることが大事です。
瞬間英作文の目的は「構文を体で覚えること」だから効果がある
瞬間英作文で身につけたいのは、英語の構文、つまり文を組み立てるパターンです。暗記でも、自然な表現の習得でもありません。
「構文」とは、文を組み立てるルールのこと。例えば、受動態なら「主語+be動詞+過去分詞+by〇〇」というルールを、頭で理解しているだけではなく、一瞬で口から出せるようにするのが目的です。
だから、たとえば
「その本は彼によって書かれた」→「The book was written by him.」
こういった瞬間英作文の文章を取り上げて、

ネイティブはそんな言い方はしない!こういう時は、普通に能動態で “He wrote the book.”と言うはずだ!
と批判するのは、私からすると見当違いなんですよね。
「その本は彼によって書かれた」→「The book was written by him.」
と瞬間英作文することの目的は「受動態の文を一瞬で作れるようになること」です。この特定の文が自然か不自然かは、どうでもいいんです。
丸暗記だと覚えた文しか使えませんが、パターンを体で覚えると、単語を変えるだけでいろんな場面で使えるようになります。
だから、瞬間英作文は「意味ない」のではなく、目的を押さえてやれば英会話に効くトレーニングなんです。
「英語が不自然」は気にしなくていい理由
「教材の英語が不自然」「ネイティブは使わない」という指摘を、Amazonのレビューなどで目にしたことがある人もいるかもしれません。
でも、瞬間英作文でやりたいのは、その文が自然かどうかではなく、文のルールを体に染み込ませることです。
まずは、文法的に正しい形でパッと英語を出せるようになるのが先。その後、どういう場面でどんな表現が自然かは、実践のなかで身につけていけばいいんです。
パターンそのものが自分のものになっていないうちから、「自然か不自然か」を気にしすぎると、かえって上達が遅れます。
かく言う私こそ、ネイティブらしい表現にこだわりすぎて、通訳の仕事ができなくなるほど英語が話せなくなった時期がありました。
「これって自然な英語かな?変な表現じゃないかな?」と気になって気になって、本当につらい日々でした。どうやって抜けたかというと、通訳の怖い先輩にカツを入れられたからなんです(笑)。
英語を母国語としない人間が話すんだから、完璧に自然な表現なんて最初から話せるわけない。少々不自然でもいいから、言いたいことを相手に伝えられるようになるのが先、と。
でも、こう考える方もいるでしょう。

わざわざ不自然な表現でトレーニングするのではなく、最初から自然なネイティブらしい英語だけ学べばいいのでは?
確かに、一理あります。でも、「自然な英語」は、日本人の感覚では思いつきにくい表現だったり、意味を知らないと理解できない表現だったりします。
それらを学ぼうとすると、その表現の丸暗記をするしかありません。丸暗記だと、覚えた文しか使えず、自分で一から文を組み立てる力はつかないままです。
瞬間英作文は、自由自在に言いたいことを英語で組み立てられる力を身につけるトレーニングです。文の構造を体で覚えれば、単語を変えるだけでいろんな場面で使えるようになります。
英語レベルが上がるにつれて、何が自然で何が不自然かも、だんだん分かってくるものです。実践で「自然な表現」を身につけていけばいいんです。
なお、瞬間英作文の教材は、やり始めのときは特に中学生レベルの本当に簡単な英文に絞って練習することをお勧めします。変なひねりのない、英作文しやすい日本語を使ってください。
日本語が複雑でひねった文章だと、瞬間英作文するのが大変ですし、必要ない苦労になります。受動態、現在進行形、比較級など、中学で習う基本的な文法項目をどんどん練習するつもりでやりましょう。
瞬間英作文の効果が出ない5つの原因と解決策

「続けているのに効果が出ない」と感じている場合、次の5つのどれかに当てはまっていることが多いです。原因と解決策をひとつずつ見ていきます。
原因1:頭の中でゆっくり考えすぎている
瞬間英作文でいちばん大事なのは、スピードです。とにかく早く口に出すことを最優先にしてください。
言い終わるのに10秒も20秒もかかっていると、中学生がゆっくり英作文しているのとあまり変わりません。瞬発力を鍛えるトレーニングなので、スピードの負荷をかける必要があります。

急いで英語を言おうとすると、間違った英語が出てきてしまう・・・
「あ、間違っちゃった」と認識できているなら、全く問題ありません。早く言っても正しい英語が出てくるように、何度も瞬間英作文で練習しましょう!
原因2:習慣として継続できていない
効果が出ないもう一つの大きな理由は、瞬間英作文を十分な期間続けられていないことです。誰でも一度は感じる悩みですよね。
続けるコツは次の2つです。
・毎日同じ時間帯に瞬間英作文を組み込む
・毎日必ずやる習慣(歯磨き、お風呂など)の直後に瞬間英作文をくっつける
例えば、「朝の歯磨きが終わったらすぐに瞬間英作文」「お風呂から上がったらすぐに瞬間英作文」といった感じです。毎日だいたい同じ時間に、必ずやる行動の直後にくっつけると、続きやすくなります。
私の場合は、「仕事から帰ったら何はともあれ瞬間英作文」と決めていた時期がありました。
着替える前にとにかく食卓に座って、30分やってからようやく着替えてくつろぐ、というルールを自分に課していました。
帰って着替えてお茶を飲んで一息ついてから・・・だと、疲れてダラけて続かなくなるので。
読者さんからいただくメールでも、「お風呂から出たらすぐ」「朝起きてすぐ」「朝、家事が済んだらすぐ」と、「この時間にやる」と決めている人がうまくいっているケースが多いです。
逆に、「夜に時間があればやる」のように、いつやるか決めていないやり方は、続かないことがほとんどです。
毎日必ずやる行動と瞬間英作文をくっつけて、「一日のうち、ここなら邪魔が入らず集中できる」という時間帯を探して、そこに組み込んでみてください。
原因3:例文を暗記してしまっている
何回もやっていると覚えてしまって、英文を組み立てているというより、記憶から出しているような気がする・・・という悩みを持つ人は結構います。
瞬間英作文の目的は、自分であらゆるシチュエーションに合った文章を組み立てられるようになることです。暗記だけだと、覚えた文しか使えず、応用がききません。だから、暗記を目的にしてはいけません。
ただし、「頑張って覚えるぞ!」というやり方をしてはいけない、というだけです。
覚えようとしなくても、繰り返しやっていれば自然と覚えてしまうことはありますよね。英会話の音声を丸暗記しようとしたわけじゃないのに、何回も聴いていたら覚えてしまった、みたいな。そういうのは全然気にしなくて大丈夫です。
暗記でやってしまっている場合は、教材を少し寝かせて別のものをやり、忘れた頃に戻ってやる。あるいは、教材のなかで同じ文章になるべく当たらないように順序を変えてやってみる、といった調整をしてみてください。
原因4:正解を見ても、自分の英語の何が間違っているか分からない
自分の英語のどこが間違っているか分からないのは、文法力不足が原因で起きることが多いです。この場合は、瞬間英作文はいったん置いて、先に文法を固めることをお勧めします。
瞬間英作文は、文法ができていないとかなり厳しいです。目安としては、基礎的な高校入試レベルの文法問題集なら、見た瞬間に迷わず答えが分かるくらいのレベルが理想です。
文法の法則(不定詞、関係代名詞など)をもとにどんどん応用していくトレーニングなので、基礎が曖昧だと「えっと〜、この文は文法的にどうなっているんだっけ?」と毎回立ち止まってしまいます。
まずは、文法項目ごとにまとまっている学生用の文法問題集を3回ほど繰り返して復習してみてください。
長文読解がたくさん入った問題集ではなく、現在進行形、受動態など、文法項目ごとにまとまっているものがお勧めです。
文法をしっかりやり直したい場合は、以下の問題集がお勧めです。中1〜中3まであります。
大人になってからの、英文法の復習を含む英語のやり直しについては、この記事に詳しく書いています。よかったら、あわせて読んでみてください!

原因5:日本語を忠実に「翻訳」しようとしている
日本語を一語一句英語にしようとすると、頭のなかで翻訳が始まってしまい、時間がかかります。日本語と英語は語順が違うので、一語一句対応させようとすると、いつまでたってもスムーズに話せるようになりません。
例えば、
私はこれほど美しい花を見たことはありません → I have never seen such a beautiful flower.
これを瞬間英作文するとき、単語ごとに
私は → I
〜したことはない → have never
見た → seen
これほど → such
美しい → beautiful
花 → flower
・・・とやっていると、いつまでたっても口から出てきません。
一語一句の忠実な翻訳から、少しずつ「かたまり(フレーズ)」を意識して英語に直すようにしてみてください。
私は見たことがない → I have never seen
これほど美しい花を → such a beautiful flower
こうやって「かたまり」を意識すると、表現がスラッと出てくる回路が強くなり、英語が話せるようになってきます!
なお、お手本の英語は、「通じる表現」のなかのひとつにすぎません。だから、お手本と全然違う表現になっても、「この英語で同じ意味だし、文法的にも正しいし、これで通じる」と自分で判断できるなら、それで問題ありません。
模範解答と完璧に同じ答えを作るのが目的ではなく、「英語を瞬時に組み立てる力」を育てるのが目的。お手本と違っていても、通じるなら大丈夫です。
英会話に「正解」はひとつじゃない、ということを覚えておくと、気持ちが楽になります。
「英語脳ができない」「日本語が邪魔」は誤解である理由

「瞬間英作文だと日本語で考えてしまう。英語脳が育たないのでは?」「日本語が邪魔になって、意味ないのでは?」という心配をされる方はとても多いです。結論から言うと、誤解です。理由を整理します。
英語脳とは「日本語を一切消すこと」ではない
「英語脳」と検索すると、
「日本語を介さず英語を理解する状態」
「英語で考える感覚」
といった説明が出てきます。そのせいで、「頭のなかから日本語が完全に消えた状態=英語脳」だと勘違いしている人が多いです。
でも、英語脳とは、日本語が一切浮かばない状態ではありません。私たちは日本人なので、頭から日本語を完全に消し去ることなんて、そもそも無理です。
私も、英語を話しながら日本語が浮かぶことはたくさんあります。それでいいんです。
英語脳は「作るもの」ではなく「慣れていくもの」
英語脳は、「日本語が頭にまったく浮かばなくなる状態」を目指すものではありません。さきほども書いたように、日本人が頭から日本語を完全に消すことは無理です。
英語脳は、英語のフレーズを何度も繰り返し練習し、実践した結果、自然と日本語を介さなくても理解できるようになっていくものです。
「英語で考えよう」「日本語を頭から排除しよう」と意識するより、たくさん練習して、自然に英語で考えられるように訓練することのほうが大事です。
瞬間英作文でも「イメージ⇒英語」の回路は育つ

瞬間英作文をやっていると、いつも日本語から訳す癖がついてしまうのでは?
と心配する人は多いです。
でも実際には、瞬間英作文でトレーニングしても、最終的には日本語を介さずに英語を発することができるようになります。
ポイントは、日本語を読んだら、その日本語を一語一句訳すのではなく、頭に浮かんだイメージ(絵)を英語に直すことです。
「日本語⇒イメージ⇒英語」という思考回路で練習すると、「イメージ⇒英語」の回路がだんだん太くなります。すると、実際に英語で話すときも、言いたいイメージがパッと「イメージ⇒英語」で出せるようになっていくんです。
英会話トレーニングの効率化のため、日本語を使っているだけ

頭の中のアイデアを「日本語から英語に翻訳」するのではなく、「アイデアをそのまま英語にする練習」をすべき!
と言っている英語学習界隈の方は多いです。
おっしゃることは、そのとおり。でも、その「頭の中のアイデアを英語化する」トレーニングを、いったい何割くらいの英語学習者が実践できるでしょうか。
どういう教材を使って、どのように訓練したらいいのでしょう。そして、それを継続できるでしょうか?
自主的に「普段考えていることを全部英語化してみよう」「独り言を英語で言ってみよう」とできる人ならいいのですが、私が知る限り、それができるのは、ほんのわずかの学習者のみです。
私は無理です!だって私、日本語でも独り言を言わないので、何言っていいかわかんない(苦笑)
あなたが独り言が多いタイプの方だったら、それを全部英語にする訓練をすれば、うまくいくかもしれません。
でも私のように、「そもそも独り言言わないし、何を英語で言ったらいいかわからない」というタイプの方は、日本語が目の前にあって、「これをとにかく英語にすればいい」と、やるべきことが明確な方がありがたいのです。
私が瞬間英作文を推すのは、勉強がやりやすいし、やることが明確で、迷わなくていいからです。
英会話トレーニングを効率よく進めるために、一時的に日本語を使っているだけ、と考えてください。
瞬間英作文でトレーニングしても、最終的に日本語は必要なくなる理由

「瞬間英作文でトレーニングしていると、いつも日本語から訳す癖がついてしまう」そう心配している人は多いです。
でも実は、瞬間英作文でトレーニングしても、最終的には日本語を介して英語を発する必要がなくなるんです。
むしろ、瞬間英作文トレーニングを効率よく進めるために、一時的に日本語を利用していると考えてください。
「英語を英語のままで理解する」とはどういうこと?
ここではまず、そもそも「英語を日本語を介さず英語のままで」「英語脳」とはどういう状態なのか、お話ししていきます。
まず、「英語を英語のままで理解する」というのがどういう感覚なのか、ご説明しますね。
たとえば、次の英語が聞こえてきたとします。
She is a good tennis player.
これを聞いて、頭の中でこの英語を「処理する(理解する)」というのは、
「彼女が上手にテニスをしている様子をありありと思い浮かべている状態」
です。
「相手の言ったことを(何語であろうと)理解した」というのは、その絵(イメージ)が頭にくっきり浮かんでいる状態です。
「絵」なので、それは日本語でも英語でもありません。
「英語→イメージ」に至るまでの2通りの道
さて、
She is a good tennis player.
という英語を「理解する」場合、二通りのやり方があります。
1.英語を聞いてまず日本語で理解し、その後にイメージを思い浮かべる

2.英語を聞いてそれを英語のまま理解し、そのイメージを思い浮かべる

英語の初心者の場合は、1.英語を聞いてまず日本語で理解し、その後にイメージを思い浮かべるの方法で理解します。
でも、言うまでもありませんが、これだと時間がかかってしまいますよね?
だから、全ての英語学習者が目指すべきなのは、2.英語を聞いてそれを英語のまま理解し、そのイメージを思い浮かべるの状態です。
いわゆる「英語脳」で考えている状態ですね。
じゃあ、英語を「話す」ときの頭の中はどうなる?
話す時は、上の反対になります。
あなたは「彼女が颯爽とテニスをしている様子」を頭に思い浮かべていて、彼女がテニスが上手だという事実を相手に伝えたいと思っています。
1.その情景を思い浮かべ、そのまま英語にする

↑このように処理できるのが理想的です(英語脳)。でも、もちろん最初はできませんので、実際は下のようになります。
2.言いたい内容をまず日本語に言語化し、それを英語に変換する

じゃあ、瞬間英作文をする時の頭の中はどうなっている?
ここで、改めて「瞬間英作文」について考えてみます。
瞬間英作文は、日本語の文章を読んで、それを英語にして口に出す練習法です。
ということは、頭の中がこんな風になっている感じを想像するかもしれません。

つまり、絵(イメージ)がない状態です。
さらには、瞬間英作文に慣れていない場合は、こんなことになっている場合も少なくないと思います。
ええっとえっとぉ~・・・

私も最初は、頭の中で一個ずつ単語を翻訳していました。
学校の英作文の授業みたいに、とにかく全部の日本語を英語に反映させようと頑張っている感じ。そして、翻訳に必死になるあまり、日本語の意味をちゃんと考えていないこともありました。
でも、この状態から抜け出さないと、スムーズに英語が口から出てくる状態にはなりません。
瞬間英作文の最大のコツは「絵」(映像)をイメージすること!
瞬間英作文をする場合の最大のコツは、できるだけ、絵を思い浮かべることです。
そして、本に書いてある日本語を一語一句翻訳するのではなく、日本語を読んで頭に浮かんだイメージを英語に直すのだ、そういうつもりでやってみてください。
つまり、こういうことです。

「日本語⇒イメージ⇒英語」という思考回路で瞬間英作文に取り組み、イメージから英語が出せるように練習してください。
「日本語⇒イメージ⇒英語」を繰り返すことで、「イメージ⇒英語」の回路が太くなります。すると、英語で話している時に、言いたいイメージがパッと「イメージ⇒英語」で直接英語に行ける英語脳になるんです。

そして、なぜ瞬間英作文の練習が効果的なのかという秘密も、ここにあります。
「できるだけたくさんの種類の『絵』を思い浮かべて、それを英語に直す」
という、「イメージ⇒英語」の訓練をするためです。
瞬間英作文の具体的なやり方やおすすめ教材については、以下の記事にまとめています。

瞬間英作文に関するよくある質問
Q. 瞬間英作文の効果が出るまでどのくらいかかる?
私の経験では、勢いや「間違ってもいいや」という感覚がつき始めるのは1ヶ月くらい、「何かが変わった」と感じたのは半年くらいでした。
すでに最低限の英会話ができた状態で始めたので、初心者の方ならもっと早く実感する場合もあります。毎日30分〜1時間を目安に続けてみてください。
効果が出るまでの詳しい体験談は、以下の記事に書いています。

Q. 教材の英語が不自然でも大丈夫?
大丈夫です。瞬間英作文の目的は、パターン(構文)を体に染み込ませることなので、その文が自然か不自然かは、この段階では二の次で問題ありません。
まずは文法的に正しい形でパッと出せるようになることが先で、どういう場面でどんな表現が自然かは、実践のなかで身につけていけばいいんです。
Q. 日本語で考えていると、英語脳にならないのでは?
一時的に日本語を使っていても、「日本語⇒イメージ⇒英語」を意識して、イメージを思い浮かべてから英語に直す練習を続けていれば、やがて「イメージ⇒英語」の回路が太くなり、日本語を介さずに英語が出るようになっていきます。
「日本語を使っている=英語脳にならない」ではありません。どんな場面でも言いたいことが出てくるように、日本語を手段として使っているだけ、と考えてください。
Q. 文法が苦手なのですが、瞬間英作文を始めてよい?
文法がある程度固まっていないと、瞬間英作文は厳しくなります。正解を見ても自分の英語のどこが間違っているか分からない場合は、まず文法の復習から始めることをお勧めします。
文法項目ごとにまとまっている問題集を3回ほど繰り返してから、瞬間英作文に取り組むと、効果が出やすくなります。
まとめ|やっても意味ないと言われる瞬間英作文を、英会話に効かせるには
最後に、この記事でお伝えしたことを整理します。
✅ 「意味ない」「効果ない」と言われる理由は、目的の取り違えややり方にある
瞬間英作文の目的は構文を体で覚えること。パターンを身につければ、いろんな場面で英語を組み立てられるようになる。
✅ 効果が出ない5つの原因は、スピード・継続・暗記・文法・翻訳のしかた
スピードを優先する、習慣にくっつけて続ける、暗記目的にしない、文法を固める、かたまりで英語に直す、の5つを意識する。
✅ 「英語脳ができない」「日本語が邪魔」は誤解
英語脳は日本語をゼロにすることではない。慣れていくもの。瞬間英作文でも「イメージ⇒英語」を意識すれば、回路は育つ。
✅ 英会話に効かせる2つのコツは、イメージを思い浮かべることとスピード
日本語⇒イメージ⇒英語で練習し、とにかく速く口に出す。間違えても言い直せばOK。
瞬間英作文はやっても意味ない、効果ない、という言葉を聞いて不安だったかもしれませんが、正しいやり方で続ければ、瞬間英作文は英会話にしっかり効きます。
この記事を読んでいただいて、あなたの瞬間英作文と英語脳にまつわる疑問が解消したら嬉しいです。
以下の記事も、よかったらあわせて読んでみてください。




