英語の苦手意識を克服する方法|何度も挫折した私が20年英語を続けられた理由


英語の基礎が弱すぎて、何度も挫折してしまった。今から英語の勉強なんて始めても、もう遅いんじゃいかな・・・

周りは英語ができるのに、自分だけできない。自分には、英語の才能がないのかもしれない・・・
あなたも、そんな風に英語に苦手意識を持って、悩んでいませんか?
このようなお気持ち、とてもよく分かります。
実は私も、何度も挫折してきました。英検2級に3回連続で不合格になり、「私には英語の才能がないんだ」と諦めかけたこともあります。
でも、それでも20年間、英語を続けることができました。そして独学で通訳になり、今はたくさんの方の英語学習をサポートしています。
最初は、「自分には英語の才能がないのでは?」「どうしても英語に苦手意識がある」とおっしゃっていた方が、勉強を継続して英語ができるようになっていき、自信をつけていった様子をたくさん見てきました。
この記事を読めば、以下のことがわかります。
✅ 社会人が英語の苦手意識を克服する5つのステップ
✅ 英語への苦手意識が生まれる本当の理由
✅ 私が何度も挫折しても、英語学習を20年続けられた理由
✅ 英語の基礎が弱い人でも、今から始められる具体的な方法
✅ 社会人でも実践できる、現実的な英語学習の進め方
あなたも、ぜひ最後まで読んで英語の苦手意識を理解し、その克服方法を取り入れられそうなところから実践してみてくださいね。
英語が苦手な人が抱える3つの悩み

英語が苦手な人が抱えている悩みは、実は共通していることが多いです。まずは、その悩みを具体的に見ていきましょう。
悩み1:「自分には英語は無理」と諦めてしまう

どうせ自分には英語は無理だし、今から始めても遅い・・・

周りは英語ができるのに、自分だけできない。もう諦めた方がいいのかな・・・
多くの日本人が、「自分は英語が苦手だから」「自分には無理」という諦めを最初から持っていて、そのせいで何度も挫折しています。
でも、実は英語の苦手意識は、あなたの能力の問題ではありません。過去の失敗経験が、新しい挑戦を阻んでいるだけなのです。
日本語が普通に話せる人なら、誰でも英語も普通に話せるようになります!「日本語の才能がなくて日本語が話せない人」がいないように、英語だって、正しい方法で訓練すれば、誰でもできるようになります。
悩み2:何度も挫折して、また失敗するのではと不安

英語教材を買ったけど、続かなかった。次もまた、お金を無駄にするだけかもしれない・・・

以前英語コーチングを受けたけど、終わったら勉強しなくなってしまった。どうせ、また続かないのでは・・・
何度も挫折していると、「次もまた失敗するのでは?」という不安が大きくなりますよね。それが重なると、新しい挑戦を始める前に「どうせできない」と諦めてしまう原因になります。
でも、過去の失敗は、学びの材料です。なぜ続かなかったのか、何が原因だったのかを理解すれば、次は成功できる可能性が高まります。
悩み3:基礎が弱すぎて、何から始めればいいか分からない

基礎が弱すぎて、何から始めればいいか分からない。今から始めても遅いのでは?

単語も文法も分からない。どこから手をつけていいか、情報がありすぎて混乱してしまう・・・
でも、実は基礎が弱いからこそ、正しい順序で学べば効果が出やすいのです。難しすぎる教材に手を出して挫折するのではなく、自分のレベルに合った教材から始めれば、必ず前に進めます。
英語の苦手意識が生まれる4つの理由

なぜ、英語の苦手意識が生まれてしまうのでしょうか?
実は、苦手意識が生まれる理由には、いくつかのパターンがあります。そして、これらはあなたの性格や能力の問題ではありません。理解すれば、苦手意識を克服する第一歩になります。
理由1:過去の失敗経験がトラウマになっている

中学の英語の授業で、間違えて笑われた。それ以来、英語が嫌いになった・・・

仕事の会議で、英語がわからなくて大恥をかいた。それ以来、英語を話すのが怖くなった・・・
過去の失敗経験、特に「恥ずかしい思いをした」経験は、トラウマになりやすいです。
それは、人間の脳が「危険を避ける」ために、過去の失敗を記憶として強く残すからです。でも、これは脳の自然な反応なのです。
この性質を知って、小さな成功体験を積み重ねていけば、だんだん過去の失敗の記憶が薄れていきます。
理由2:完璧主義で「できない自分」を受け入れられない

完璧に話せないと恥ずかしい。だから、話すのを避けてしまう・・・
完璧主義の人は、「できない自分」を受け入れることができず、英語に触れること自体を避けてしまいます。
でも、実は完璧に話せなくても、コミュニケーションは取れます。ネイティブスピーカーだって、完璧な英語を話しているわけではありません。
大切なのは、「完璧」ではなく「伝わる」ことです。
私の夫のマイク(アメリカ人)も、文法的に間違った英語を使うことも普通にあります!私も、間違った日本語を言ってしまうことも時々あります。
完璧がゴールではなく、「通じること」がゴールです。完璧主義を手放すことで、英語への苦手意識が和らぎます。
理由3:周りと比較して劣等感を感じてしまう

周りの人は英語ができるのに、自分だけできない。劣等感を感じてしまう・・・

同僚が英語で会議をしているのを見て、「自分には無理だ」と諦めてしまう・・・
このように、周りと比較してしまうと、劣等感を感じてしまいます。
でも、比較する必要はありません。私たちはみんな、それぞれ違う人生を送ってきて、年齢も職業も違うように、これまでの人生における英語の優先順位も違ったのです。だから、英語レベルが違うのは当たり前です。
あなたが人と比べてどうこうは、関係ありません。
あなたの英語学習は、あなた自身のためのもの。周りの人と比べるのではなく、過去の自分と比べて「どれだけ成長したか」を確認すれば、自信が持てるようになります。
理由4:基礎が弱いのに、難しすぎる教材に手を出してしまう

難しい教材に手を出したけど、全然理解できなくて挫折して、自信がなくなってしまった・・・
こういう方が、とても多いです。自分のレベルに対して難しすぎる教材に手を出すと、挫折する可能性がぐっと高まってしまいます。
これは、自分のレベルを正しく把握していないことが原因です。でもこれは、適切な教材選びの基準を知らなかっただけなのです。
私は、英語の基礎が固まっていない社会人に英語を指導する時には、必ず「中学英語」からやり直してもらっています。
「中学英語くらい、さすがに分かる」とバカにする人が多いですが、その結果、多くの人が背伸びをして難しすぎる教材に手を出し、挫折しています。
でも、英語の基本は中学英語。be動詞や進行形など、「スラスラできる」というものから始めることが大事なんです。そうやって基礎の基礎からやり直すことが、結局は一番の近道になります。
自分のレベルに合った、やさしめの教材から始めれば、必ず前に進めます。私の生徒さんたちも、それで成功しています!
日本人が英語を苦手に感じやすい5つの理由【10年も勉強したのにしゃべれない問題】

ここまで、個人的な理由についてお伝えしてきました。でも、実は日本人が英語を苦手に感じやすいのには、もっと大きな構造的な理由もあります。

日本人は、中学、高校、大学と10年間も英語を習ってきたのに、英語がちっとも話せるようにならない!!
と、日本の英語教育に怒りを感じている方も多いでしょう。実はそれには、日本特有の背景があるんです。
この理由を知ることで、「自分だけができないわけじゃない」と理解でき、苦手意識が和らぐはずです。
理由1:日本語と英語は言語学的に遠い言語だから
英語が得意な国と言えば、どこを思い浮かべますか?
オランダ、ドイツ、スウェーデンなどは、英語がペラペラ話せる人がとても多い印象ですよね。その理由は簡単で、彼らの母国語が「英語と言語学的に近い言語だから」です。
ドイツ語、オランダ語、スウェーデン語は「ゲルマン諸語」と言って、英語も同じゲルマン諸語の仲間です。単語や文法が似ているので、彼らが英語を習得しやすいのは当然なんです。
でも、日本語は英語から見ると、言語学的に最も遠い言語のひとつです。文法も違うし、単語も全く違います。文字も違います。
英会話の習得にかかる時間の目安はどのくらい?【毎日の勉強時間別で必要な年数も掲載】という記事で、アメリカ人にとっての世界の言語の難易度をご紹介していますが、実は日本語は、英語話者にとっては難易度が最も高い言語のひとつです。
アメリカ人にとって日本語が難しいのなら、日本人にとっても英語は難しいはず。だから、日本人はヨーロッパの人より英語習得に時間がかかり、苦労するのは当然なんです。

理由2:英語を話す訓練をしていないから
私たち日本人は、語学に特別に力を入れている高校に通ったのでもなければ、リスニング・スピーキングの訓練はほとんどやりませんでしたよね。
というか、学校の先生の多くが、自分自身のリスニングとスピーキングに自信がありません。私たち夫婦が講師をしているSPEEDIER READINGにも、「英会話の苦手を克服したい」という英語の先生がたくさん参加してくださっています。
日本人が英語を話せない、聞けない理由は、ただ単に「訓練してないから」なんです。「才能がないから」ではありません!
実際、日本人が海外に語学留学をする場合、入学時の文法テストでは、日本人はハイスコアを獲得することが多いです。だから、日本人は英語が「苦手」なわけでは決してないんです。
日本の英語教育では、力を入れている分野がリスニングやスピーキングより文法というだけ。訓練していないから、できないだけなんです。
理由3:日本では英語ができなくても生きていけるから
ご存知の通り、日本ではほとんどの人は英語ができなくても、全く不自由なく生活できます。大学も、普通に日本人の教授による日本語の教育が受けられますよね。
その一方、世界には、外国語である英語でないと高度な教育が受けられない人たちがたくさんいます。アジアやアフリカの高等教育は、英語やフランス語(旧宗主国の言語)でしか受けられないことが多いです。
日本では、明治時代に福沢諭吉などの学者が、西洋の学問用語を日本語に翻訳してくれたおかげで、難しい概念も日本語で表現できるようになりました。「民主主義」「経済」などは、明治時代に新しく作られた日本語です。
先人たちの努力のおかげで、私たちは高等教育も日本語で受けられるようになりました。これは本当に恵まれたことなんです。
私は大学時代に多くのアジアやアフリカ出身の留学生と出会いましたが、彼らはみんな、母国語以外に英語やフランス語が堪能でした。
当時の私は、それをただ単に羨ましいとしか思っていませんでしたが、それは、自国ではエリートの彼らが、英語やフランス語でしか高等教育を受けられなかったからでした。
「日本語で教育を受けられる日本は、何と恵まれた国なのか」と、何年も後になってようやく知りました。
でも、そうやって日本語で何不自由なく学べて働ける反面、「英語ができなくても困らない」環境が、英語学習のモチベーションを下げているのも事実です。
理由4:英語のインプット量が圧倒的に足りないから
ほとんどの日本人は、英字新聞や小説を読めるレベルにはないし、映画を字幕なしで理解することもできません。その理由は、「インプットが足りなさすぎるから」です。
たとえば、アイスランドには英語がペラペラな人が多いですが、その理由をご存知ですか?
アイスランドは人口がたったの37万人(私が住む市より少ない)なので、市場が小さいゆえに自国のエンタメが発展しにくく、アイスランド人は英語圏の映画やドラマを子供の時から見て育ちます。
しかも、アイスランド語の字幕や吹き替えさえなく、英語圏のドラマや映画が英語のままで放映されることも多いそうです。これは、ノルウェーやデンマークなども同じ状況です。
そりゃ、子供の頃から英語圏のテレビ番組をひたすら見てたら、北欧の人は英語がペラペラでも当たり前ですよね。
でも、日本は1億2000万人の市場があるので、日本語のコンテンツだけでいくらでも楽しめます。
ありがたいことですが、その反面、子供の時から英語に触れる機会が、北欧の人たちと比べて圧倒的に少ないのも事実です。
理由5:英語の実質勉強時間が足りないから
「日本人は中学、高校、大学と10年も英語を勉強したのに」っていう前提を覆す話になってしまうんですが、実は、日本人ってそんなに言うほどたくさん英語をやっていないんです。
「10年も」って言いますけど、学校で毎日英語の授業があったとしても、たかが1日1時間。
それも、1時間みっちりマンツーマンで指導を受けたり、英会話やリスニングの集中的な訓練をしたのなら別ですが、一斉授業だし、あなたも居眠りとかしたでしょう?
1日たったの1時間、それもただボケーッと授業聞いてるだけで、英語がマスターできるわけないですよね。(苦笑)
実際、日本人が英語ができるようになるまでにどれくらい時間がかかるかについては、この記事に詳しく書きました。一緒にどうぞ。

というわけで、日本人が英語を苦手に感じやすいのには、個人的な理由だけでなく、こうした構造的な理由もあるんです。
苦手意識を克服する5つのステップ

では、具体的にどうすれば、英語の苦手を克服できるのでしょうか?
ここからは、実践的な5つのステップをご紹介します。完璧にやる必要はありません。できるところから、少しずつ始めてみてください。
ステップ1:過去の恥ずかしい体験を、「経験」として受け入れる

過去の恥ずかしい体験が頭から離れない。また同じ失敗を繰り返すのではと不安・・・
英語で気まずい思いをした、外国人の前で恥ずかしい思いをした・・・そんな失敗体験を抱えている人は、少なくないと思います。
それが脳裏をよぎって、英語が嫌だ、怖い、とマイナスな感情が出てきてしまうかもしれません。
そんな時にはまず、過去の体験を「失敗」として捉えるのではなく、「経験」として受け入れることが大切です。
過去の気まずい体験は「失敗」ではなく、「今度こそ、こういう場面で、こういう風に英語が使えるようになりたい」という、モチベーションの燃料にしましょう!
失敗は、学びの材料です。なぜうまくいかなかったのか、何が原因だったのかを振り返れば、次は成功できる可能性が高まります。
過去の失敗を否定せず、「この経験があったから、次はこうしよう」と前向きに捉え直すことで、苦手意識が和らぎます。
ステップ2:背伸びせず、やさしい教材から始める

何から始めればいいか分からない。難しすぎる教材で挫折した経験がある・・・
多くの英語学習者が、自分のレベルにとって難しすぎる教材を選びがちです。「難しいものをやればやるほど力がつく」と思っている人が多いですが、それは誤解です。
難しいものをやれば、挫折に向かって一直線です。
目安としては、8割程度理解できる教材が適切です。9割でもいいくらいです。
「すでに9割も理解できてる教材なんて、1割しか学びがないから無駄じゃないか」と思うかもしれませんが、分かる9割を自分が使えるかどうかは別問題。
理解できている9割は、自分がスラスラとアウトプットで使えるレベルにしようと思って、勉強すればいいのです。
私の場合、社会人で英語のやり直しを始めた時、NHKの「基礎英語1」から始めました。
自分のレベルに合った教材から始めれば、「スラスラ分かる!」という成功体験を積み重ねることができ、自信が持てるようになります。
私がNHKのラジオ講座を受講して英語力を伸ばした方法は、以下の記事に書いています。合わせてどうぞ。

ステップ3:小さな目標を設定して、達成感を積み重ねる

大きな目標を立てたけど、達成できなくて挫折した・・・
大きな目標を立てると、達成できなかった時に挫折してしまいます。だから、小さな目標を設定して、達成感を積み重ねることが大切です。
例えば、
・「1日5分、英語の音読をする」
・「1日10分、英字新聞を読む」
・「1日1ページ、文法問題集を解く」
こんな小さな目標でも、達成できれば「できた」という成功体験が積み重ねられます。
私も最初は、「通勤中にNHK基礎英語を聞くだけ」という小さな習慣から始めました。
どんなに忙しくても、通勤時間に英語を聞くことだったらできるはず。「できない」という言い訳ができないところまで、ハードルを極限まで下げるのです。
そうやって英語を継続し、小さな成功体験を積み重ねることで、苦手意識が和らぎ、自信が持てるようになります。
ステップ4:完璧を求めず、「できたこと」を記録する

決めたことが完璧に実行できないと、自分を責めてしまう。だから、英語に触れること自体を避けてしまう・・・
たとえば、「毎日10分英字新聞を読む」と決めたとします。
完璧主義の人は、「昨日は5分しかできなかった」「今日は10分やったけど、集中できなかった」など、「できなかったこと」に目を向けがちです。
でも、毎日完璧でなくてもいいのです。「できたこと」を記録することで、自分の成長を実感できます。
よく、「決めたことが守れなかったら自分を責めてしまうから、目標を立てたくないです」という方がいます。
でも、「毎日◯◯をやる」など目標を定めて、それに向かって努力するという行動を取らなければ、絶対に英語力が身につくことはありません。
「目標が守れなかったら嫌だから」と目標を定めないまま、無難にのらりくらりと勉強していて、成長するわけがありません。
仮に、目標には届かなかったとしても、「今日は5分、英字新聞を読めた」「今日は5分、英語の音声を聞いた」「今日は3つの単語を覚えた」と記録するだけで、「できた」という事実が可視化されます。
その記録が積み上がっていくと、だんだんと自信がついてきます。
私がお勧めする英語学習記録アプリについて、この記事で紹介しています!無料で使えるので、ぜひ試してみてください。

ステップ5:分野を絞って学習する

英会話レッスンで、先生といつもいろんな分野の話をするけど、結局身についた気がしない・・・
社会人の場合、あれこれいろんな分野のディスカッションが英語でできるようになることを目指すのは、効率が悪すぎます。仕事で必要な英語に絞れば、学習範囲が明確になり、効率的に学べます。
例えば、営業職なら「営業で使う英語」、エンジニアなら「技術英語」に絞ることで、実践的で継続しやすい学習になります。
私も、通訳の仕事を始めた頃は、「仕事で使う英語」に絞って学習しました。単語も、広い分野を覚えるのではなく、仕事で必要な単語だけを最優先で覚えました。
広く浅く勉強するよりも、専門分野に絞った方が、効果が出やすいのです。ターゲットを絞ることで学習の目的が明確になり、継続しやすくなります。
何度も挫折した私が、20年英語を続けられた理由


愛さんは、どうしてそんなに英語の勉強を続けられるんですか?そのモチベーションは、どこからくるんですか?
よく、こう聞かれます。私も、何度も挫折してきました。それでも20年間、英語を続けることができました。
その理由を、5つお伝えします。
理由1:モチベーションに頼らず、「やらなきゃいけない」状況を作った
実は、私も当然モチベーションが上がらない日はあります。
というか、「今日はやる気満々!」みたいな日なんて、めったに訪れません(苦笑)。
でも、モチベーションに頼らず、「やらなきゃいけない」状況を作ることで、続けることができました。
私の場合、まずは大学時代の英語ボランティアからはじめ、次に英語を仕事にしました。
英語を使う仕事をしていると、毎日必ず英語に触れます。モチベーションがなくても、毎日の仕事で周囲に迷惑をかけないために勉強が習慣化しました。自然と、英語力は爆発的に伸び、キャリアアップにつながりました。
私の個別指導の生徒さんにも、アメリカ赴任の希望を出して「英語をやるしかない状況」を自ら作り出した方もいます。
英語力が最も伸びる方法は、留学でもなく、外国人の恋人を作ることでもなく、英語を仕事にすることだと思います。
「英語をやらざるを得ない状況」を作るために、英語を仕事にするのは一つの例ですが、他にもこんな方法があります。
・海外部門への異動願いを出す
・副業で英語の仕事を始める
・週末に英語のボランティア活動をする
・英語の勉強サークルに参加する
・英語圏に個人旅行する計画を立てる
・語学交換アプリで英語圏の人と友達になる
こうすることで、「英語を勉強しない」という選択肢がなくなるのです。
モチベーションに頼らずに勉強する方法については、この記事に詳しく書いています!合わせて読んでみてください。

理由2:「自己完結状態」を避けて、誰かを巻き込んだ
英語学習がうまくいかない人の多くは、英語が「自己完結状態」になっています。
つまり、
・英語をやらなくても困らない
・英語をやらなくても誰にも迷惑はかからない
・英語をやらなくても誰もあなたを叱ったり罰したりしない
という状態。この状況で、あなたが英語の勉強を継続するのは非常に難しいです。
むしろ、あなたが「英語の勉強が大好きでたまらない」という人なのでなければ、この状態で英語の勉強を継続するなんて、不可能だと思ってください。
私の場合、英語を仕事にしたことで、必然的に「誰かを巻き込む」状況になりました。
クライアントがいる、同僚がいる、会議の出席者がいる。こういう状況だと、「ちゃんと勉強しないと、他人に迷惑がかかる」という状態になるのです。これは、強力なモチベーションになります。
誰かに宣言する、誰かと一緒にやる、誰かを巻き込む。こうすることで、継続しやすくなります。
理由3:「英語をやらなくても別に困らない」状態を変えた
「英語ができなくても、まあいっか」があなたの中で優位である限り、モチベーションは上がりません。
でも、「英語をやらないことで起こるマイナス要素」を具体的に考えることで、「やらなきゃいけない」状況を作ることができます。
例えば、以下のような状況です。
・英語ができないせいでリストラに遭ったら、絶対に困る
・海外旅行中に英語力不足でトラブルに遭ったら、絶対に困る
・英語ができないせいでライバルに負けるなんて、絶対イヤだ
私の場合、通訳の場できちんと仕事ができなければ、会議出席者に多大な迷惑がかかりますし、私自身も死ぬほど恥ずかしい思いをします。
「そんなことになったら絶対嫌だ、困る」という思いが強くあったので、やる気が出ない日も勉強を続けるしかなかったんです。
「やらなくても困らない」状態を変えることで、継続しやすくなります。そしてその状態は、英語を使う仕事に転職しなくても、以下のような方法で作れます。
・副業で英語の仕事を始める
・週末に英語のボランティア活動をする
・英語の勉強サークルに参加する
・英語圏に個人旅行する計画を立てる
・語学交換アプリで英語圏の人と友達になる
理由4:挫折しても「しれっと復活する」ことを決めていた
そうは言っても、私も人間ですから、完璧にはできません。挫折することもあります。むしろ、私自身は自分を「怠け者」と自覚しているので、普通にしていたら挫折しまくります。
大切なのは、何度挫折しても、そのたびに「しれっと復活する」ことです。
私は、勉強が途絶えてしまっても、「え、ずっと続けてますけど何か?」という勢いで、何事もなかったかのようにしれっと復活することに決めています(笑)
挫折しても、何度でも立ち上がって再開すればいい。人間ですから、いろいろあります。仕事が忙しい時期もあるし、体調を崩す時もあります。家族の問題が起きるときもあります。
その時に勉強が途絶えても、自分を責めないでください。人生、いろいろあるのが当たり前。できない時は仕方がないので、できる状態になったら、しれっと再開しましょう。それでいいのです。
理由5:時間・場所・やることを固定して習慣化した
英語に限らず何の分野でもいいので、あなたが「すごいな」と思う結果を出している人を思い浮かべてみてください。
あなたは、

あの人は、きっと自分と違って、ものすごく高いモチベーションを常に保っている人なんだ!
と今まで思っていたのではないでしょうか?でも、そうではないのです。彼らとあなたとの差は、「モチベーション」のせいでついているのではありません。
モチベーションなんて、誰だって上がるときと下がるときがあります。結果を出している人たちは、単に「低いモチベーションの時にも実践をやめなかった」だけなんです。
時間・場所・やることを固定することで、モチベーションに関係なく習慣化しやすくなります。例えば、以下のような方法です。
・朝起きてから出勤まで:通勤時間に英語の音声を聞く
・職場の昼休み:5分だけ単語アプリを開く
・帰宅後の息抜き時間:YouTubeを見る習慣を英語に置き換える
私たちは、「迷うと面倒くさくなる」生き物です。だから、できるだけ迷わないように、「◯◯の時は△△する」と決めましょう。
私の場合、朝イチは、毎日聞いてる同じイタリア語教材のながら聞きと決めています。
朝起きてから、「今日は何を勉強しようか」と考えたり迷ったりするエネルギーが要らないので、楽に始められます。
英語学習の習慣化は、絶対にマストです。これをやらずに英語で結果を出している人は、一人もいません。英語学習の習慣化の方法については、合わせてこの記事も参考にしてください。

時間・場所・やることを固定することで、やる気がでなくても楽に勉強を続けられるようになる方法については、この記事に詳しく書いています!

まとめ|英語の苦手意識を克服して、20年続けるために
いかがだったでしょうか?最後に、この記事でお伝えしたことを整理します。
✅️ 英語の苦手意識は、あなたの性格や能力の問題ではない
過去の失敗経験がトラウマになっている、完璧主義で「できない自分」を受け入れられない、周りと比較して劣等感を感じる、基礎が弱いのに難しすぎる教材に手を出す。これらは全て、あなたのせいではありません。
✅️ 苦手意識を克服する5つのステップを、今日から実践する
・過去の失敗を「経験」として受け入れる
・8割理解できる教材から始める
・1日5分などの小さな目標を設定する
・完璧を求めず「できたこと」を記録する
・仕事で必要な英語など、分野を絞る
完璧にやる必要はなく、できるところから始めればOKです。
✅️ 20年続けられた理由は、モチベーションに頼らない仕組みを作ったこと
・「やらなきゃいけない」状況を作る(英語ボランティアなど)
・誰かを巻き込む(宣言する、一緒にやる、英語を仕事にする)
・「英語をやらなくても困らない」状態を変える
・挫折しても「しれっと復活する」ことを決める
・時間・場所・やることを固定して習慣化する
この5つが、私が20年英語を続けられた理由です。
✅️ 基礎が弱い人でも、今から始められる具体的な方法がある
・NHKの基礎英語から始める
・1日5分だけでも続ける
・1週間で10個の単語を覚える
・1ヶ月で1つの文法項目をマスターする
など、小さく始めて、少しずつ前に進めば、必ず成長できます。
✅️ 社会人でも実践できる、現実的な英語学習の進め方
・朝の通勤時間に英語の音声を聞く
・昼休みに5分だけ単語アプリを開く
・帰宅後の息抜き時間を英語に置き換える
など、時間・場所・やることを固定すれば、モチベーションに頼らずに続けられます。
✅️ 完璧を求めず、小さな成功体験を積み重ねることが大切
1日5分でも、1週間続けられたら、それは大きな成功です。完璧じゃなくても、0にしなかった自分を褒めてあげてください。その成功体験を積み重ねることで、だんだん自信が持てるようになり、苦手意識が和らいでいきます。
というわけで、英語の苦手意識を克服するためにも、今日からぜひ小さな一歩を踏み出してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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