2022年11月22日
無料で洋楽でリスニング学習できる「LingoClip」が神だったので紹介する
エバンス愛
※当ブログ記事には、広告が含まれます。
「わたし、洋楽の歌詞が全然聞き取れないんですが・・・」っていうご相談をよく受けます。「洋楽って英語の勉強に効果ありますか?」っていうご質問も多いです。
でも、洋楽のリスニングって、正直、英語上級者にとってもかなり難しいです。
なぜ洋楽の聞き取りが難しいかというと、メロディが優先なので、普通の英会話とは違うリズムになるからです。長くスローに伸ばしたかと思うと、めちゃくちゃ早口で発音するアップテンポなところがあったり。
そして、ただ洋楽を聞き流しても、それだけでは英語学習には残念ながら効果はほとんどありません。だって、洋楽好きの人がみんな英語上級者かって言ったら、そうではありません。
洋楽を聞き流すだけで英語力が上がるんだったら、みんなとっくにやってますよねぇ。
でも、歌詞の意味をきちんと理解して、発音に気をつけながら洋楽を聴けば、リスニング力アップにも効果があります!洋楽をかみしめながらメロディを楽しめ、洋楽を聞きながらリスニング力も上達する方法があるなら、いいですよね。
そこで今日は、洋楽が好き!洋楽の歌詞を聞き取りながらもっと音楽を楽しみたい!という方が、洋楽を楽しみながらリスニングの訓練ができる神サイトをご紹介します!
コンテンツ
LingoClipで洋楽の歌詞のディクテーションに挑戦!
LingoClip(旧Lyricstraining)は、ゲーム感覚で洋楽の歌詞の聞き取りができる無料のサービスです。
これが、ほんとに神!です。おもしろくてハマります。私は今日、これで小一時間遊んでしまった・・・(;・∀・)
まずは、こちらで私が遊んでいる様子をご覧ください。ノープランで収録してるのでグダグダですが、感じがつかめるかと思います。
ちなみに、このEd SheeranのPerfect、この動画収録時点(2020年頃)はわたしは知らない曲だったのですが、ディクテーションを最後までやってみると、すごくいい歌だった〜。結婚式にピッタリの曲です。
web(ブラウザ版)を選択する
LingoClip
https://lingoclip.com/
上記のサイトに行くと、「Lingoclip」というアプリの案内が出ます。
ですが、まずはweb(ブラウザ)バージョンでPCでプレイしてみましょう。
右上の「Go to lyricstraining.com」をクリック。
言語を選択する
右上の「Language」をクリックして、言語を選択します。
デフォルトは英語です。アメリカやイギリスなどの最新の洋楽でディクテーションに挑戦できます。英語以外に、フランス語やスペイン語、そしてなんと日本語もあります!
言語を選択して曲が表示されたら、好きな曲をクリックしてください。最初は、自分が知っている曲や好きな歌手の曲がいいと思います。
アップテンポで早口な曲より、ゆったりしたバラード系をお勧めします!
レベルを選択する(初級/中級/上級/エキスパート)
レベルは
・Beginner(初級)
・Intermediate(中級)
・Advanced(上級)
・Expert(エキスパート)
の4つに分かれています。
Advancedまでは、歌詞のところどころが虫食いになっていて、その単語のみを聞き取って埋めていく形式です。Expertレベルは、全ての歌詞を聞き取るハードモードです。
最初は、低いレベルから慣れていくといいと思います。上級者はぜひExpertに挑戦してみてください。
モードを選択する(書き取り/選択)
レベルを選択すると、このような画面が表示されます。
モードが2つあり、以下のようになっています。
・Write Mode(英語を自分でタイピングする)
・Choice Mode(表示された単語から選択する)
簡単なのはChoice Modeです。最初はChoice Modeで試してみるといいでしょう。なお、最難関はExpertのWrite Modeです。
なお、下のような画面が表示されたら、「Maybe later」をクリックすると、メンバー登録なしでもゲームを楽しむことができます。
洋楽の歌詞のリスニングに挑戦!
曲がスタートすると、こういう画面になります。
<Choice Mode(表示された単語から選択)を選んだ場合>
画面右に単語のリストが表示されるので、これを正しい順番でクリックしていきます。画面下の●は、単語数を表します。
<Write Mode(英語を自分でタイピング)を選んだ場合>
画面下に、単語の文字数がドットで表示されます。
たとえば、この画面は「・ ・・・・・ ・ ・・・・」となっていて、「1,5,1,4」文字の英単語が入ります。ちなみに、この部分の英語は「I found a love」です。
なので、聞こえた音とドット数をヒントに単語を入力していきます。
もうね、このlyricstrainingの何がすごいかというと、歌がはじまると、節ごとに勝手に区切って止まってくれるんです。だから、自分でいちいち止めなくても英語をタイプできます。
それに、聞き取れなかったら、左向き矢印(←)をクリックすると、巻き戻してその部分だけ聞くことができます。巻き戻して何回か聞いてもダメなら、右向き矢印(→)でパスして、答えを見ることもできます。
洋楽に限らず、ディクテーションに挑戦して挫折した人は多いと思いますが、ディクテーションの何が面倒くさいかというと、この一時停止や巻き戻しの手間なんですよね。いちいち停止ボタンを押すのが面倒。巻き戻したら戻りすぎる・・・とか。
lyricstrainingは、そういう面倒なことがクリアになってるんです。ゲーム感覚で洋楽を楽しみながら勉強するには神。
スマホ版(Lingoclip)で洋楽の聞き取り・ディクテーションに挑戦!
スマホ版(Lingoclip)も、上記のLyricstrainingと基本は同じです。
最初に言語を選択して好きな曲を選ぶと、ゲームモード選択画面になります。
その後、レベルを選択。
CHOICE:選択肢から正しい英語を選んでタップする
「CHOICE」(正しい英語を選んでタップする)を選ぶと、下のような画面になります。
4つの中から正しいものを選んでタップ。ちなみに他の選択肢は、次のどこかでいずれ使う単語です。
TYPE:自分でスペルをタイピングする
TYPEを選ぶと、こうなります。
曲を聞いて、空欄に合う英語をスマホでタイプします。
これはBEGINNERモードを選んでいるので空欄が少ないですが、レベルが上がるごとに空欄が増えて難しくなります!
スマホ版Lingoclipで知っておいた方がいい操作
パッと直感的に使いこなせる人は問題ないのですが、私がちょっと操作に戸惑ったところをご紹介しておきます!
ゲームが始まってから、上のビデオの部分をタップすると、一時停止して以下の表示になります。
GIVE UPは「全部の解答を見る」ことで、QUITは「終了する(ゲームを終える)」という違いがあります。日本人には違いがわかりにくいな!と個人的には思いました。
そしてもう一つ重要な操作は、スワイプ!
ゲーム中に、答えがわからなくなったとき
・右スワイプ:一つだけパス(答えが表示される)
・左スワイプ:そのフレーズをもう一度聞き直す
これを使いこなせたら、ぐっと楽しめますよ!
まとめ・洋楽はリスニングの勉強に効果ありますか?
「洋楽って、リスニングの勉強になりますか?」とよく聞かれます。
ただ漫然と聞き流していてはほぼ効果はありませんが、このLingoClipなどを活用して、しっかり聞き取ろうとして洋楽を聞けば、もちろん効果はあります。
ただ、歌はメロディが優先されるので、リズムが会話の英語とは異なります。だから、洋楽オンリーではなく、普通の英会話のディクテーションも合わせて取り組むことで、リスニング力の上達はさらに加速しますよ。
普通の英語のディクテーションについては、下のページに詳しく書いているので、ぜひどうぞ!
▶ディクテーションで英語力に革命が起きる!効果と正しいやり方を徹底解説
また、私が制作に関わらせていただいた英語教材SPEEDIER READINGのコミュニティでは、洋楽のリスニングや歌詞の解説もしていますが、参加者さんに非常に好評です!
というわけで、今日は洋楽でリスニング学習が楽しみながらできる、LingoClipという神サイトをご紹介しました!web版だったら無料でかなり楽しめるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。