海外ドラマで効果的に英会話力とリスニング力を伸ばす5ステップ学習法

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私は、勉強や仕事に時間を割くために
日本のテレビドラマは見るのを辞めざるを得ませんでした。

でもその代わり、英語学習の一環として、
海外のドラマと洋画なら見てもいいということにしました。
娯楽の時間を勉強時間にしたんですね。

海外ドラマや洋画を使えば、「勉強しなきゃいけないのに・・・」という罪悪感なく
ドラマを楽しむことができます。
海外ドラマや洋画は実際に使われる生きた英語表現の宝庫なので、
私は海外ドラマや映画を使った勉強法(私にとっては娯楽)がとても気に入っています。

一方、

「海外ドラマが好きで、休みの日にまとめて見ています。
 字幕なしだと全然分からないので、日本語字幕で見ていますが
 これも英語学習の一環ですよね!」

というメールを私はよくいただきますが、悲しい現実を言いますと、
海外ドラマを普通に次々と見ているだけでは
「やらないよりマシ」程度で、ほとんど効果はないです。


映画はまだいいのですが、ドラマって見始めるとキリがなくて危険ですよね。
英語の勉強のつもりだったのが、単なるドラマ鑑賞になってしまう・・・
続きが気になって次々にエピソードを見てしまって休日はそれで潰れてしまい
結局英語力は変わらないまま、というのはよくある話です。

そこで今日は、海外ドラマを使って、単なる娯楽で終わらず
リスニング力も英会話力も効果的にアップする英語学習法
をお伝えします。



英語学習に適した海外ドラマの選び方


まず、どういうドラマを選ぶかというのは、
時間を有効に使って英語力を伸ばすにはとても大事です。

英語学習に適した海外ドラマの条件は、以下です。



1.日本語字幕、英語字幕、字幕なしの3つが切替可能である


必ず、日本語字幕、英語字幕、字幕なしの切り替えが可能な
DVDとDVDプレーヤー、または動画配信サービスを使ってください。
たとえば、日本語字幕だけで英語字幕はついていないものがありますが、
英語学習の観点ではあまり適していません。

動画配信サービスのHuluやNetflixでは、
英語字幕が(全てのドラマではありませんが)表示できますので
私はこれらのサービスを利用しています。

amazonプライムの動画は、2017年10月現在は英語字幕表示はありません。



2.テーマが一般的で、専門的な用語が少ないドラマ


「テーマが一般的で、専門的な用語が飛び交ってないもの」を選んでください。
ファミリードラマ、恋愛ものは英語がわかりやすくてお勧めです。

逆に、医療もの、法廷もの、政治ものなど
専門用語を多く含むものは、少なくとも最初は避けてください。

そして、英語学習を兼ねて海外ドラマを見るのなら、
「シットコム」(シチュエーション・コメディの略)と呼ばれる
会話シーンが多いドラマがお勧めです。

逆に、サスペンスとか、会話シーンがあまりなくて
登場人物が叫んだりハアハア言いながら逃げ回ったり
「バーン!」「ボカーン!」みたいな爆撃シーンが多いドラマはお勧めしません。

主人公がハアハアあえぎながら走り回ったり
「ドドドドド!バーン!ボカーン!」と銃で戦闘してるシーンをいくら見ても
あなたの英語力は一切伸びませんから(笑)


シットコムでお勧めなのは、『フレンズ』です。
海外ドラマ初心者が取り組みやすいことで有名です。
1話が30分と短いので、英語学習に使いやすいですよ。

フレンズファースト・シーズン(字幕版)


先ほど、専門用語が飛び交うドラマは避けましょうと言いましたが、
たとえば自分の仕事が医師や看護師で、仕事に使える英語を身につけたい場合、
『ER』など医療ものの海外ドラマを見れば、
楽しみながら自分に身近なテーマの英語が学べるのでとてもお勧めです。



海外ドラマで効果的に英語力を伸ばす5ステップ


では、実際にどのように海外ドラマを使って
リスニング力や英会話力をアップさせるかについてお話しします。



◎ステップ1:字幕オフで見る


まずは字幕なしで一通り見ます。
「まずは」って、何回も見るんですか?とお思いでしょうが、
その通りです。何回も見ます。(笑)

分からないところが多々あると思いますが、
一生懸命想像力を働かせて聞こえない部分を補いながら、
「だいたいこんな話なのかな〜」と頑張って理解しようとしてみてください。
英語は、想像力、補い力がすごく大事です!

なお、あまり時間が取れない人は、10分程度ずつキリがいいところで区切って
以下のステップを全て終えてから、次のシーンに進むようにしてください。
特に最初は、そのほうがやりやすいです。



◎ステップ2:あらすじを人に説明するつもりで声に出す


字幕なしで理解した内容から、そのエピソードのあらすじを
誰かに説明するつもりで声に出して言ってみてください。

日本語でOKです。(もちろん英語でできる人はその方が英語力アップには効果的です!)

どんな登場人物がいて、彼らはどこで何をしていたか。
今観たばかりのエピソードを最初から思い出しながら、
頭の中で考えるだけではなく、ちゃんと声に出して説明してみてください。
間違っていても、多少デタラメでも、全然問題ありません。

この、「声に出す」ってのがものすごく大事です。
私たちは頭の中だけで考えていると、何となくわかったつもりになるのですが
声に出してみると、思ったより全然理解できてないことが分かります。

声に出すことで、「あのシーンって、何が起こってたんだろう?」と
脳にアンテナが立つので、次のステップでより英語が頭に入りやすくなります。



◎ステップ3:英語字幕で見る


話の内容をできるだけ想像した後は、英語字幕で見ます。

さっき、自分で説明してみたあらすじが合っているか、
「あのシーンはどういう会話がされてたのかな?」と疑問に思ったところを
特に気をつけて英語を見てみてください。

字幕を全部読もうと思っても、速くて読みきれないと思いますが
全部の英語を一時停止などしながら見る必要はなく、
気になるところだけをじっくり見れば大丈夫です。

コツは、「キーワード的な単語」に注意しながら見ることです。

そして可能なら、英語字幕を見ながら
気になる単語、熟語などをメモしてみてください。

これだけでもいいのですが、時間があれば
書きだした単語やフレーズなどの意味を調べて確認すればより効果的です。
(全部の単語やフレーズについてやる必要はありません)



◎ステップ4:日本語字幕で見る


次に、日本語字幕で見て
自分が想像したストーリーがどの程度合っていたか、勘違いしていた所はどこか、
確認してください。

ステップ3で気になった単語やフレーズもしっかり聞き取りましょう。



◎ステップ5:再び字幕なしで見る


最後に、もう一度字幕なしで見て
チェックした単語や表現を注意して英語を聞きます。

そして、必要なら一時停止をしながら、気になった表現を声を出して練習してください。
「自分だったら実際にこういう場面で使えそうかな?」とシーンを想像しながら発音する
その表現がよくあなたの脳に定着します。

これは上級者向けですが、可能であれば、ところどころでもいいので
聞こえた英語をサイレントシャドーイングしながら聞きましょう。
(声を出してシャドーイングすると英語音声が聞こえにくくなるので、
 頭の中で、またはつぶやく程度にシャドーイングをします)

聞こえた英語を口に出そうと思って聞くと、
より音に集中して英語を聞くことになるので、
リスニング力アップにつながります。

ちなみに、このやり方で全部の表現をチェックしていては
いくら時間があっても足りませんので、自分が気になるところだけで大丈夫です。



私が海外ドラマで学んだネイティブ表現


「『自分だったら実際にこういう場面で使えそうかな?』とシーンを想像しながら発音すると
その表現がよくあなたの脳に定着します」
と先ほど言いましたが、私も実際こうやって英語表現を自分のものにしています。

私は『アグリー・ベティ』が好きなですが、このドラマを見ていて
「この単語ってこう使うのか!」とわかったということがありました。

アグリー・ベティ シーズン4ファイナル (字幕版)

『アグリー・ベティ』は、頭はいいけどファッションセンスゼロの女の子が
イケメンで女癖の悪いファッション雑誌の編集長の秘書をすることになり、
最初は編集長や同僚にバカにされ嫌がらせを受けつつも、少しずつ信頼を得ていき
最終的には仕事もうまくいくというサクセスストーリーです。

私自身、秘書の仕事をしていたこともあって
特に楽しんで見ていました。


で、どの単語が「使い方が分かった!」かというと、
「サボる」という造語の語源となった、sabotageという単語です。
(※ちなみに、sabotageはサボるという意味ではありません)

実際、sabotageという単語の日本語訳は、
それまで「破壊工作」としか知らなかったので
どんな時に使うのか全然想像がつかないでいたのですが、
アグリー・ベティの中で

「I thought she was trying to sabotage me.」

という表現が出てきて、なるほどね!と腑に落ちたんですね。

そのシーンでは
「足を引っ張る」「成功の邪魔をする」
的な意味でこのsabotageが使われていました。

「破壊工作」の訳語の印象では固い言葉と勝手に思っていたけど
かなりカジュアルに使える単語なんだ、と知りました。

そして、意味を納得した後はもちろん
何度も口に出してこの表現を練習しました。
「次は自分でこの単語を使ってやるぞ!」というつもりで。


こうやって、いったんsabotageという単語に対してアンテナが立つと
その後、sabotageがいろんなところで普通にたくさん使われているのを耳にしました。

sabotage one’s effortと、
effortという単語とよく一緒に使われることを知りました。

もうそうなると、
「あ!ここでもsabotage!」「まただ!」と
「サボタージが止まらない」状態に(笑)


こうやって、海外ドラマを見ながら気になった表現や、
「そうか!こうやって使うのか!」と思った単語の意味は
もう絶対に忘れることはありません。

「足を引っ張る」という表現が通訳現場で必要になったとき、
思わず「pull my leg」なんて言ってしまって赤っ恥をかかなくて済みます。

(「pull one’s leg」は英語では「からかう」という意味です^^;)


知らない単語、なかなか覚えられない単語、知っているけど使い方を知らない単語って、
辞書や単語帳を眺めていても、全然ダメですよね?

でも、こうやって生きた表現でパッと入ってくると
「そうか!」「こういうときに使うのか!」「こういう意味なのか!」と
強烈にイメージが頭に残るので、記憶への定着度が格段に上がります。


なので、日本のドラマを見る代わりに海外ドラマを見て、
一つでも新しい単語や表現を身につけてはどうでしょう?


海外ドラマが英語字幕で見られるおすすめの動画配信サービスはこちら。
私も、両方とも契約しています。

Hulu(2週間無料。月々933円で見放題)
Netflix(1ヶ月無料。月々650円から見放題)



Huluで英語字幕を表示する方法は、こちらのページを参照してください。

海外ドラマや洋画が月々933円で見放題のHuluで英語字幕を表示する方法




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