2018年7月21日
ネイティブらしい英語表現の落とし穴!自然に使えるようになるには?
エバンス愛
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ネイティブが使っているかっこいい英語表現、自分も使えたらいいなと憧れますよね。
「No way!(まさか!)」「Get it over with.(もう吹っ切りなさい)」なんていう表現、学校では習わないし、意味を知らずに英語だけ見ると「え、そんな意味なの?」というものばかりです。
だから、「今すぐ使える!かっこいいネイティブフレーズ表現」とか、「絶対使えるおしゃれな英語表現」とか、こういうフレーズを集めた本がめっちゃ売れています。あなたも1冊や2冊、持っているんではないでしょうか?
もちろん私も、英語を勉強しているからには、できるだけネイティブに近づきたいです。かっこいいフレーズが使いこなせたらいいなと思います。でも、ネイティブらしい英語表現には思わぬ落とし穴があるんです。
このページでは、ネイティブらしい表現の落とし穴の存在を知り、どうしたら正しく自然な英語を使いこなせるようになるか、その方法をお伝えします!
ネイティブ英会話フレーズをむやみに使うことの落とし穴
いつか英語がネイティブのように話せる日を夢見て、あなたは英会話フレーズ本に取り組んでいるかもしれません。
あるいは、英会話教室の先生から「英語ではこういう時はこう言うのが自然だよ」とネイティブ表現を学んでいるかもしれないし、日々の英語学習のなかで「自然なネイティブらしい言い方は?」と気にしていると思います。
そりゃ、下手な英語で恥をかきたくないし、不自然な表現で笑われたくないですよね。
どうせなら、ネイティブらしい表現でバシッとかっこよく決めたいですもんね。
・・・でも、「かっこよくネイティブらしい表現で話したい!」と思って使ったのに、「かっこいい」とは全く違う印象を与えてしまう危険があるのです。どうしてそんなことになるのでしょうか?
自分の身の丈(レベル)に合わないネイティブ表現は、かえって違和感
最近は「YOUは何しに日本へ」のナレーションでもおなじみの、ボビー・オロゴンさん。
流暢な日本語を話していますよね。でも、覚えている方もいると思いますが、日本で最初にテレビに出始めた頃の彼は、日本語が全然分からないフリをしていました。
「日本語が全然しゃべれないくせに、たま~に発する日本語は、日本の若者言葉そのもの」というキャラで笑いを取る、という芸風にしていたわけです。
同じことを、たとえば日本人の芸人さんが言っても別に面白くも何ともありません。日本語がペラペラの外国人タレントさんが言っても、彼のような笑いは取れなかったでしょう。
つまり、何が笑いを誘ったのかというと、それは、「ギャップ」です。
日本語がお世辞にも上手とは言えなかった彼が、あまりにナチュラルな日本語をしゃべっている。だから、笑えるわけです。
ネイティブ表現が使えることと、英会話が上手なことは無関係
これについて、読者さんから「私も実際に外国人にネイティブ表現を使って驚かれた(あるいは変な反応をされた)」という体験談がたくさん届きました。ご紹介しますね。
以前は、知らないと意味が想像もつかないようなイディオムを『日本人は知らない・・・・』たぐいの本で必死で暗記していましたが、今は『あ~そんな意味なんだな~』程度に流してこだわることは止めています。
もしそのようなイディオムを使われたら、どんな意味か聞けばいいだけですし、そもそも私と会話をしていたら、相手が私のレベルに合わせて英語を使ってくれるように思います。
実体験として、『it rings the bell』をアメリカ人と会話しているときに使ったら、『君からそんな表現が出るとはびっくりしたよ』と言われたことがありました。
その時は喜んだ?覚えがありますが、よくよく考えると自分のレベルで使うとおかしく感じる表現であり、おっしゃる通り、相手には奇妙に聞こえただけだったんだと思います。
「ネイティブらしすぎるのも滑稽」。本当にその通りですね!私も少しでも自然な英語を話したいとフレーズの暗記をしていました。でもなかなかそういうフレーズを使える場面ってないんですよね。
ある時、英会話教室(会話力を上げるため通っています)で「あっ!ここで使える!」という場面が訪れたので、暗記したまま流暢に言ったらネイティブに???という顔をされました。通じなかったのかと不安になって「間違った言い方した?」って聞いたら「そういうフレーズが君から出ると思ってなかったから」って。
今回のメルマガを読んで、あの時の違和感はこれだったんだなと思いました。たどたどしくてもその人の言葉でしゃべっている方が好感が持てるし、言葉に感情が乗りますよね。イントネーションとか。
フレーズ集に手を出すのはもっとレベルが上がって、自分でそのフレーズを消化できる、自分の言葉にして発せられるようになるまで、お預けにします。
「君がそういう表現を使うと思わなかった」といった反応は、勉強熱心なあなたに素直に感心しているからだろうと思います。もちろん、それはそれで良いことですし、知っている表現なら使えばいいです。
でも、驚かれたり変な反応をされるってことは、「ギャップ」が存在しているということなんですよね。
「この人の英語力だと、このくらいの表現を使うのが妥当」という相手の期待を、いい意味であれ、悪い意味であれ、裏切っているわけです。
ネイティブらしい表現を使ったからって、その人の英会話レベルが優れているという評価には全くならないんです。
せっかく覚えたネイティブ英語フレーズなのに、使うと笑われる?
ここで、あなたに質問です。
あなたが、「すっごく英語らしい英語」をネイティブ英会話表現集などで丸暗記してしゃべったとして、その英語は違和感なく相手に受け入れられるでしょうか?
もしかしたら、「素」のあなたの英語と、「ネイティブ表現丸暗記」のあなたの英語とのギャップが、相手に奇妙な感覚を与えていたりしないでしょうか?
もちろん、自然な英語表現を覚えようという努力は全く否定しません
ただ、あなたがネイティブらしいフレーズを頑張って暗記した結果、こういう事態になるのなら、それでも頑張って暗記することを望みますか? ということです。
あなたの英語学習の目的を達成するために、果たしてそれは最適な労力と時間の使い方ですか?
私は、「ネイティブ表現を暗記して使えるようになる」という勉強法は、ほとんどの英語学習者にはとても優先順位が低く、他にやるべきことが山ほどあると思っています。
あなたが、「ギャップ」によってウケを狙いたいのなら、それでかまいません。
日本人がメジャーリーグに挑戦すると、最初は言葉の壁のせいで溶け込むのが難しいですよね。そんなに英語がすぐに上達するわけでもありません。
そこで、チームメイトから教えられた英語やスペイン語の卑猥な表現を使って、笑いを取るんです。
でも、あなたがギャップを笑いや驚きに変えたいのではないんだとしたら?
多分、ほとんどの日本人は、そういう目的は持ってないはずです。
むしろ、ネイティブらしいフレーズが使えたら「かっこいい」と思っているから、頑張って覚えようとしているはずです。
だったら、英会話が十分にできないうちから「ネイティブの表現」「自然な英語」にこだわる意味はありません。
ですから、片言の英語しか話せないなら、片言なりに、単語をつなげて堂々と話せばいいんです。無理して背伸びをして、ネイティブらしく話そうとなんてしなくていいんです。
ネイティブフレーズをたくさん覚えることは、英会話上達の近道では全くありません。
必要以上にネイティブ表現を使うことに注意を向けるより、まずは通じる英語をしっかり話せるようになりましょう。
ネイティブ英語フレーズを自然に使えるためにすべきこと
今までの話を聞いて、「じゃあ、ネイティブらしいフレーズって勉強しなくていいんだ〜」そう思ったかもしれません。でも、実はそう簡単な話じゃないんです。
ネイティブ英会話表現を「理解」できることは大いに役立つ
あなたの目的とレベルにもよりますが、日本人には意味が予想できないようなネイティブ表現を「理解できること」は大いに役に立ちます。
それは、あなたの会話相手のネイティブスピーカーが言うかもしれないし、映画やドラマの登場人物が言うかもしれないからです。
だから、その表現がどういう意味かというのは、自分が使うかどうかは別にして、知っておくに越したことはないのです。
たとえば、「Break a leg.」というネイティブ表現があります。直訳すると「足を骨折しなさい」(あるいは、何かの足を折りなさい)っていう意味です。
でも、なんと”Break a leg.”は、これから舞台に上がる人に対する、「頑張ってね」という励ましの言葉なんです。
普通の日本の英語教育を受けただけの人なら、きっと聞いたこともない表現だろうし、単語からは意味の推測が不可能です。
映画やドラマの登場人物が「Break a leg.」と言ったのをあなたが聞き取れても、「舞台に上がる前なのに、なんて不吉なことを!」って思いますよね。
だから、こういったネイティブ表現の意味は、知らないよりは知っておいた方がいいのは間違いありません。
とはいえ、一対一の会話であれば、相手があなたのレベルに合わせてくれることが多いです。
英語のネイティブではないあなたが舞台に上がるとき、おそらくネイティブスピーカーは「Break a leg.」とは言わないはず。シンプルに「Good luck.」と言ってくれるでしょう。
仮に「Break a leg.」と言ったとしても、聞きなおせば「ああ、Good luckって言いたかったんだよ」と教えてくれるでしょう。
だから、ネイティブらしい英語表現を知らなくて日常生活でものすごく困るということは、それほどないはずです。
「ネイティブ表現をたくさん暗記すれば英語を話せるようになる」と思っているのであれば、それは大きな誤解です。
意味を知っていなければ思いつきもしないようなネイティブフレーズをたくさん使えるようになる必要なんてないのです。
「聞いて(読んで)意味がわかれば十分」。そう、気楽に考えてください。
ネイティブ表現は、使うシチュエーションに注意
ネイティブ会話表現集によっては、「これはやや乱暴な表現なので、使い方に注意」とか書いてある場合もあります。そういう注意書き、よく見ると思います。
でも、「乱暴な表現なので注意」って言われても「じゃあ、誰に対してどういう場面だったら使っていいの??」ってかえって困りませんか?
家族ならいいの? 親しい人ならいいの? それとも、良識ある大人なら、そもそも誰に対しても使わない方がいいの? と。
私だったら、「いつ使っていいか分からんし、もういいや!」ってその表現を身につけるのが億劫になります。
あえてリスクを冒してその表現を使う理由がないからです。相手を無駄に嫌な気持ちにさせたくないですし。
とはいえ、丸暗記しても大丈夫というネイティブ表現本もあります。それは、特定のシチュエーションに特化したもの。たとえば、「ビジネス英会話表現集」とか「旅行英会話表現集」とかですね。
当たり前ですが、ビジネス英会話の本に、ビジネスにはふさわしくない乱暴な表現やカジュアルすぎる表現が入っていることはありません。
私も、そういう本を一冊買って職場に置いていました。
たとえば、職場のパーティーで司会の通訳をしなければならないとき、たいていそういう本に「パーティーでの会話」みたいな項がありますから、そこを重点的にチェックします。
ビジネスのパーティーでよく使う自然な表現を調べて、暗記して通訳に臨むこともあります。
パーティーの司会ですから、日本語の直訳ではなくその場にふさわしい英語が言える必要があると思うので。
なので、「ビジネスミーティング」や「レストランでの会話」など、ある程度話の内容が予測できる場面に備えてであれば、こういった本を使って英語表現を身につけるのは非常にいい使い方だと思います。
でも、それはあくまでも「その場しのぎ」であって、暗記で英会話ができるようにはなりません。というか、できるようにならなかったですからね・・・(経験者は語る)
英語のインプットとアウトプットの差は埋められない!
これから、大事なことを話します。
私たちの
・インプット能力(読んで・聞いて理解する能力)
・アウトプット能力(話す・書くことができる能力)
には、大きな差があります。
英語というのは、大量のインプットをして、そのほんの一部がアウトプットとして自分の中から出てくるものなんです。
【大量のインプット】が【少量のアウトプット】として出てくる。
これは重要です!赤線引いておいてください(笑)
私のイメージとしては、「10」のインプットをして、そのたった「1」がアウトプットとして出るという感じです。
インプットというのは、文字通り、自分の中に英語を入れることです。
・聞く(リスニング)
・読む(リーディング)
・文法を理解する
・単語を覚える
です。
アウトプットは、自分の中から英語を出すこと。
・話す(スピーキング)
・書く(ライティング)
です。
「10のインプットに対して1のアウトプット」というのは単なる私の感覚で、数字そのものは重要ではないんですが、「聞いて(読んで)理解できる」英語と「自分の中から出せる」英語には、大きな隔たりがあるんです。
「聞くだけならたいしたことない英語だなと思うのに、いざ自分が同じ内容をしゃべろうとしてもほんとに幼稚な英語しか出てこない・・・」
「この単語、見たら意味は分かるのに、それを自分が使おうとしても使えない・・・」
あなたも、そういう経験は何度もあると思いますが、理解できるレベルの言葉と、実際に話したり書いたりできるレベルの言葉は、全然違いますよね?
そして、それは英語だけじゃなく、母国語である日本語でも同じじゃないですか?
新聞やニュースで使われる難しい言葉で、「理解はできても、自分が話したり書いたりするときには出てこない表現」って、たくさんあるはずです。
もっと言えば、読んで分かる漢字でも、書けって言われたら書けないものはたくさんありますよね。
「インプットとアウトプットの差」とは、そういうことです。
そして、この「インプットとアウトプットの差」は決して埋めることはできません。
つまり、英語でどんな高いレベルになっても、私たちの母国語である日本語であっても、「認識・理解できる(インプット)」レベルと「話せる・書ける(アウトプット)」レベルとには必ず差が存在し続けるものなのです。
よく、
「単語を覚えたのはいいけど、自分が使えるにはまだまだです」
「聞けば意味は分かるけど、いざそれを使おうと思っても出てきません」
と悩んでいる人がいますが、それが当たり前です。誰だってそうだし、そういう自然の法則なんです。
ネイティブ表現をすべて「いざという時に使えるように訓練する」のは、ものすごい時間と労力がかかります。
「聞けば意味がわかる」(インプット)と「自分の言葉として口から出る」(アウトプット)というのは、全く別の次元だからです。
ネイティブ表現を正しく使うには、実際に使われる現場を目撃せよ!
「アウトプットできるようになるには労力が必要なのは分かったけど、だからってアウトプットから逃げていてはいつまでたっても話せるようにならないんじゃない?」
「じゃあ、ネイティブ表現は使えるようにならなくていいってこと?」
などなど、疑問や反論もあるかと思います。
ネイティブ表現を正しく自然に使えるようになる方法。ようやく本題です。前置きが長くなりすぎました(笑)
ネイティブ表現を正しく自然に使えるようになるには、自分の脳内に状況ごとその表現をインプットすることです。
たとえば、「Beats me.」あるいは「It beats me…」というネイティブフレーズがあります。直訳すると「私を殴る(殴って)」って感じですが、これは「さあね」「さっぱりわからない」という意味です。
この表現だったら、
・「Beats me.」と誰かが言っている映画やドラマの1シーン
・ネイティブの友人が「Beats me.」を使っている場面
などにまず出合う必要があります。それも、一度だけじゃなく複数回。
まず、「シチュエーションごと」その表現をインプットし、
・どんな場面で使われているのか
・使った人の感情
・話者の表情、ジェスチャー
・相手の反応
・互いの人間関係
などの「背景」を感じ取るのです。もちろん、イントネーションとアクセントも。(ちなみに、Beats meは「ミー」にアクセント)
そうやって、「Beats meは『分からない』という意味」と単なる日本語の定義ではなく、表現の背景、イメージまで一緒にインプットするのです。
そうすれば、自分がBeats meをどういう場面で、どんな相手になら言っていいのか、もし言うとしたらどんな表情とかしぐさなのか、そういうことが自然に分かるようになります。
(ジェスチャーは、「さあね」と肩をすくめる感じ)
Beats meの背景までしっかり身に付いた上でその表現が使えるなら、その時はじめて「自然なネイティブ表現が使える」と言えると私は思います。
相手にも、違和感なく受け入れられるようになります。
こういう時、ネイティブの会話や映画で自然に「Beats me.」に出合うチャンスを待っていてもなかなかそういう機会は訪れないかもしれません。
そんな時は、 “beats me” で動画のGoogle検索をしてみたらいいです。
たとえば、私が調べてみるとこんな動画がBBCに上がっていました。
こんな感じで勉強することで、単なる知識としてではなく、実際に使われるシチュエーションをよりイメージできますよね。
あなたがこの表現を使わないとしても、聞いたときに意味が分かると助かります。動画を使って覚えると記憶にも残りやすいので、とてもお勧めです。
ちなみに私は、さっき上で書いた「Break a leg.」という表現について、知識としては「頑張ってね」という意味だと知っていましたが、一度も実際に使われている場面に遭遇したことがありませんでした。
それが、ある日偶然、私が好きでずっと見ていた海外ドラマ「Glee(グリー)」で、”Break a leg.”を発見したわけです。
これ、Gleeの中ではすごく象徴的なシーンで、Glee史上トップ10に入る名場面です。その後の歌のシーンも素晴らしくて私は大好きなんですが、ぜひ歌も聞いて欲しいです。
聞き取りにくいですが、一番最初のセリフです。
完全に余談ですが、この二人は実生活でも恋人同士になります。ドラマでも二人がハッピーエンドで終わると誰もが信じて楽しみにしていたのですが、男性の俳優さんの急死によって、脚本も急遽書き換えられることになりました。それもあって、これはファンにとっては余計に切ないシーンになっています・・・
「Break a leg.」とレイチェル(女の子)が言うのを聞いて、私は「ああ、そうだった!舞台に上がる前の表現だった」と過去のインプットの内容を思い出したんですね。
そして、「発音はbreakよりlegの方にアクセントがあるんだ!」とか、「直訳したら『骨折しろ』って表現なのに、全然皮肉っぽくなく暖かい雰囲気で言うんだな」とか、いろんな背景まで受け取ることができました。
こうなると、「Break a leg」にアンテナが立っている状態なので、その後違うドラマとかで同じ表現が出てくるとすぐに気づきますし、より印象が強くなります。
また、「何でそういう表現になったんだろう?」って起源が気になったりもしますよね。そうしたら、またGoogleで “break a leg origin” って入力して検索してみると面白いです。(起源は諸説あるようです)
すると、もう忘れることはないし、そのうち使おうと思えばすらっと自然にアウトプットできるようになります。
ただし、私はステージとかとは無縁なので、残念ながら「Break a leg」は使う機会はなさそうですが・・・
なので、ネイティブらしい表現をしっかり身につけて自然に使えるようになるには、その表現が実際に使われている現場を何度も目撃することが最も近道です。
ネイティブ表現を正しく自然に使えるようになるには?
ネイティブらしい表現を紹介している本やサイトでは、「じゃあこの表現をすぐに使ってみましょう!」というものがほとんどだと思います。
もちろん、その表現が今の自分の気持ちにぴったりなのであれば使えばいいです。でも、上に挙げたビジネスシーンや海外旅行のシーンのフレーズ本などを除けば、無理して今すぐに使おうとする必要はないと思います。
私自身がネイティブ表現を身につけるときは、自分が実際にそのフレーズが使われている現場を見たり聞いたりしたことがないものは、まず使いません。
「Break a leg」のように何度か目に(耳に)して、「こういう場面でこういう雰囲気でこういう相手に対して使うんだな」という背景までしっかりインプットします。そして、自分がそれを使う場面が来れば、その時に自分の口から自然に出ます。
ネイティブ表現を覚えたあと、「あ、これよく知ってる!何回も聞いたことある!」くらいの状態にならないと、自然には使えないです。その中から、自分が使えそう、使ってみたいと思う表現であれば、具体的にそのシーンを思い浮かべて脳内リハーサルしましょう。
まず、複数回のインプットありきなのです。そして、使えそうならアウトプットに転換。これが、ネイティブ表現を身につける正しい方法です。
映画、ドラマなどが楽しめることの重要度が高い人は、英語教材だけでなく、実際に日常的に映画やドラマを見ることが大切です。
私も、日本のドラマは基本的に見ておらず、娯楽として見るのは全部海外のドラマです。
ただし、ただ日本語字幕で1度見てそれっきりでは「やらないよりマシ」程度でほとんど意味がありません。ネイティブらしい表現を自分のものにしてナチュラルに使いこなすには、以下の過程が不可欠です。
・同じエピソードを英語字幕や字幕なしで何回も見る。
・気になったフレーズは、情景や俳優の身振り、表情などにも気をつけつつ何度も声に出してみる。
・自分がその表現を使えそうな場面を想像し、頭の中でシミュレーションしながら何度も口にしてみる。
ネイティブらしい英語表現を自然に使えるようになるには?まとめ
ネイティブらしい英語表現を使えるようになるためには、まずはたくさんのネイティブ表現に出会うことが必要です。
ドラマ、映画、ネイティブとの英会話などを通じて、「これは英語らしい表現だな〜!」というものに、たくさん出会いましょう。
その中で、だんだんと、どんな場面で使われるのか、どんな表情・イントネーションで使われるのかがわかってきます。
そして、自分も実際に使えるようになります。
というわけで、今日はネイティブ英語の正しい身につけ方をお話ししましたが、
・・・正直、面倒くさくないですか?
私は、面倒くさいなと思ってます。(あー言ってしまった 汗)
英会話フレーズをたくさん暗記しても、話せるようにはなりません。
正確に言えば、そのフレーズにどんぴしゃの状況に限って使うことができますが、応用がきかないため、ひとつひとつ覚えていても、キリがないからです。
応用がいくらでもきく「瞬間英作文」の方が、ずっと労力に見合った結果が出ると私は思います。
というわけで、ネイティブ表現を自然に使えるようになる方法についてお伝えしました。お役に立ったら幸いです!
瞬間英作文については、こちらをどうぞ。