2018年7月22日
英会話レッスンでビジネス英語力を磨くには?授業内容アイデア3選
エバンス愛
※当ブログ記事には、広告が含まれます。
英会話レッスンをただの自己紹介や雑談の時間にするのではなく、スキルアップに活かせたらいいと思いませんか?
たとえば、英会話の先生に練習相手になってもらって、職場での英語会議や、今後外資系企業に転職することを見据えての英語面接のシミュレーションができれば、これほど心強いことはないですよね。
ビジネス英語も身につきますし、英語のビジネスシーンでの習慣やよく言う言い回しなども身につきます。
このページでは、自己紹介や雑談ばっかりのレッスンは飽きた!役に立つレッスンをしたい!と考える人のために、スカイプ英会話レッスンや英会話教室でビジネス英語力を上げるレッスンアイデアをお伝えします。参考にしてください!
ロールプレイング英会話
練習なしでいきなり本番でうまくいくことはないのは、英会話だけでなくても何でも同じです。そこで、英会話レッスンでぜひ取り入れて欲しいのが、ロールプレイングです。
日本の普通の新人研修でも、電話応対のロールプレイングをやりますよね。私も、接客業のアルバイトの時だけでなく、通訳時代にもロールプレイングを上司とやったことがあります。
ロールプレイングと言うと、「なんか恥ずかしいし、寒い」とどうしても思ってしまいますが、恥ずかしさや照れを捨てないと英語は上手になりません。英会話の先生もノリノリでやってくれる人がほとんど(それが仕事)なので、遠慮せず先生に「今日は○○のロールプレイングがやりたいです!」とお願いしましょう。
とは言え、いきなり何の準備もなしにロールプレイングは難しく、すぐに沈黙してしまう可能性大なので、最初にある程度の台本を決めておいた方がいいです。
たとえば、電話応対のロールプレイングをしたいなら、ネットで「電話応対 英語」で検索するとたくさんの英語例文が見つかるので、それを参考にして大まかな台本を作ります。そして、自分の会社だったらどんな表現が必要になるのかを考えて、アレンジを加えるとさらにいいです。
電話応対と言っても、「相手が留守で、伝言を残したいとき」「商品についての問い合せのとき」「クレーム」など、いろんなシチュエーションが考えられますので、あなたの目的に合った短い台本を作ってみるといいです。
先生にもそれを見てもらって、修正するべき英語があったら直してもらいます。その後、最初は先生と台本通りに練習し、慣れたら先生に台本以外のせりふを混ぜてもらって、自分が瞬間的に予想外の事態に対応できるように鍛えてもらうといいですね。
他にも、あなたの目的が旅行で英語を使うことで、近々海外旅行の予定があるなら
こういった場面を想定したロールプレイングを先生としてみるのも、すごく役に立ちますよ。
英語ミーティングのシミュレーション(模擬英語会議)
あなたの会社の英語で行われるミーティングで、あなたが資料を元に英語を説明する場面を想定して、実際に先生の前でやってみるという練習もものすごくお勧めです。
あなたの会社で実際に使われている会議資料に似せた資料を作って(数字を変えるなどして)、それを先生に見てもらいながらあなたが英語で説明する練習をするのです。
かなりの臨場感を持ってレッスンができます。今後そういった場面が実際にあった時にも、役立つはずです。(お勤めの会社の情報漏えいにならないように注意してくださいね。)
そして、先生にもいろいろ質問してもらいましょう。
「どうしてこの年は売上がこんなに落ちたのですか?」「このプロジェクトはいつ頃完了予定ですか?」などと英語で質問をしてもらい、それをちゃんと理解して、自分の言葉でその理由を(たどたどしくても)説明できるようになったら、すごく自信がつきますよ。
実は私自身も、通訳として採用されたばかりの頃に、通訳トレーニングの一環としてこうやって先輩に鍛えてもらいました。
具体的には、私が通訳として出席する予定の会議資料を使って、先輩が発表者の役を演じて日本語でその資料を説明し、私がそれを英語に訳していく、質疑応答で想定される質問やその回答を先輩が日本語で言い、それを私が英訳するという練習を何度もやりました。
そして、その場で私の英語を訂正してもらったり、用語や表現についてアドバイスをもらいました。
実際に、先輩の予想通りの質問が出ることもよくありました。そうやって「模擬会議」を先輩とたくさんやったことで、会議で英語で話す感覚も早くつかめたと思います。
この「模擬英語会議」は、同じ資料を使って複数の先生と一緒にやってみることをお勧めします。レッスンを重ねるごとにあなたの英語での説明もスムーズになりますし、表現も改良されていきます。
先生によって視点が違うので、いろんな角度からの質問ももらえます。何度も繰り返すうちに、「この資料についてなら、だいたいどんな質問が来ても大丈夫だな」と思えるようになるはずです。
こういった練習を重ねていけば、あなたが「ビジネスで英語を使ってバリバリ活躍する」状態がどんどん現実的になってきますよ。
外資系企業への転職を見据えて、模擬英語面接にチャレンジ
英語を使って仕事をするなら現状では転職が必要な場合、たとえば外資系企業に転職することを想定して、先生と模擬英語面接をすることも非常にお勧めです。
まずはあなたの経歴や持っているスキルを英語で言えるようにして、それを先生の前で話してみましょう。すると、ほとんどの方は「それだと謙虚すぎるから、もっと大きくアピールした方がいい」と言われると思うので(笑)、先生と相談しながら表現を磨いていってください。
そして、先生に面接官を演じてもらって、質問してもらいましょう。「どんな職種を希望していますか?」といった想定内の質問だけでなく、「弊社があなたを雇うべき理由は?」「給与はどのくらいを希望しますか?」「あなたの信条は?」など、日本語でもタジタジするような質問が出てくると思います。
これも、何の準備もなくロールプレイングをしてもほぼ何も言えないので、「英語面接」などとGoogle検索して、英語の採用面接でよく聞かれる質問をピックアップし、それに対する自分の回答を考えて、それをあらかじめ英語にして臨みましょう。
そして、先生から聞かれてうまく答えられなかった質問についても、レッスンの後で考え直し、英語にしてみることをお勧めします。
なお、英語面接の内容は「暗記」をすると、思い出そうとしてしくじる確率が高くなります!不安だから丸暗記をしてしまいたくなるのですが、暗記したものを言っている不自然さは、すぐに面接官に見抜かれます。あなたの熱意や魅力も、相手には伝わりにくくなります。
なので、英語面接をいろんな先生と何度も練習し、暗記からではなく自分の言葉としていろんな質問に対応できるようになるように、練習を積みましょう。「瞬間英作文」をレッスン外に行うことをお勧めします。言いたいことが即座に自分の言葉で伝えられるようになりますよ。
まとめ
以上、ビジネス英語力を高めるレッスンのアイデアについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
「毎回この準備をしてレッスンに臨むのは、正直大変だな・・・」と思ったかもしれませんが、そういう方にぜひ試してもらいたいのが、「スカイプ英会話レッスンで毎回違う先生を指名して、同じことをやる」という方法です。
たとえば、英語の模擬採用面接にしても、先生によって質問が変わるでしょうし、指摘やアドバイスも違うと思います。また、何度もいろんな先生を相手に面接をしていれば、だんだんと落ち着いて受け答えができるようになってくるはずです。
「スカイプ英会話は毎回同じ先生が取れない」という欠点を利用すれば、毎回のレッスン前に準備をすることなく、同じネタを使い回すことができます。
ぜひ、レッスンの時間を有効に使ってビジネスの場で使える英会話力を身につけてくださいね!
英会話レッスンの時に使えるフレーズや、先生に「今日こういった内容でレッスンをお願いしたいんですが」と提案する言い方については、この記事を参考にしてくださいね。