500冊以上聞いた私がお勧めする、洋書オーディオブック15選
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500冊以上聞いた私がお勧めする、洋書オーディオブック15選

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

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視野を広げ、思考を深め、知恵を身につけ、ビジネス力を高めながら英語まで学べてしまう、洋書オーディオブック。

このページでは、延べ500冊以上英語のオーディオブックを聞いた私が、「この本は良かった!」と心から思った英語のオーディオブックのうち、専門的な知識を必要としないビジネス書・自己啓発書で、比較的英語が聞き取りやすかった15冊をご紹介します!

 

コンテンツ

人生とビジネスに役立つ洋書オーディオブック15選

1.The 7 Habits of Highly Effective People: Powerful Lessons in Personal Change(完訳 7つの習慣 人格主義の回復)

 

日本のビジネスマンでもこの本を知らない人は少ないと思います。収録時間は13時間と長いのですが、本当に人生のバイブルと言うべき秀逸な一冊です。

私にとって斬新だったのは、「緊急ではないが重要なことを最優先しなさい」という考え方です。「緊急ではないが重要なこと」とは、それをしなくても明日すぐに困ることはないが、自分の価値観に照らして大切だと思える活動のことです。

例えば、家族とともに過ごす時間、健康維持のための運動の時間、自分を高めるための勉強の時間など。

 

私たちは「緊急で重要なこと」ばかり考えて、「緊急ではないが重要なこと」はつい後回しにしてしまいますが、そういう活動こそ最も重要視することがより良く生きるためには大切とは、目からウロコでした。

他にも素晴らしい教訓がたくさん詰まっているので、私は翻訳本も買いました。

 

また、このオーディオブックの書籍版はKindle Unlimited(月額980円で何冊でも読み放題)対象です。英語の聞き取りの補助のために、洋書も手元にあると便利です。

 

著者本人の力強い朗読ですが、声がしわがれていてやや聞き取りにくいかもしれません。購入を検討中なら、以下のサンプル音声をチェックしてみてください。

 

ところで、私は「この本の内容をしっかり自分に浸透させたい!」と思ったときにやるのが、「オーディオブックを何度も聞くこと」に加えて「マンガ版を読むこと」です。

普通に本を読んだだけでは、すぐに内容を忘れてしまいますよね。これほど長い本だとなおさらです。でも、マンガだとさっと重要なポイントをつかむことができます。最近は「まんがでわかる○○」といった本がたくさん出ていて、この7つの習慣もあります。

 

日本語版は500ページ以上もあるので、読む時間が取れそうにない人は、マンガで内容をサクッと理解すると良いと思います。その上で英語のオーディオブックに挑戦すると、理解がさらに深まるはず。

 

2.How to Win Friends and Influence People(人を動かす)

 

こちらも超有名な名著です。長さは7時間。初刊はなんと1936年なのですが、書いてある内容は今に通じることばかりです。現代の自己啓発書はほぼこの本の影響を受けていると言われています。

 

私たちは誰もが「自分は正しい」と思い込み、自分の期待するように相手が動いてくれないと怒ったり悲しんだりします。この本の言いたいことは「相手を正論で言い負かそうとしてもダメ」ということですが、私はまさに今までそうしてきたな・・・と耳が痛くなりました。

人が自分にとって(言い方は悪いですが)「都合よく」動いてくれるためにはどうしたらいいか?ビジネスシーンだけでなく、夫婦関係や交友関係など、あらゆる場面で使えるテクニックがふんだんに盛り込まれています。相手に「自己重要感」を持たせるって、簡単なようで、ほとんどの人はできていないことです。

 

これも日本語版は長いので、英語を聞く前にマンガをチェックすると良いです。

 

3.Influence: Science and Practice(影響力の武器:なぜ、人は動かされるのか)

 

「人はどのようにして騙されるのか?」が本当によく分かる本です。人は「理屈」でモノを買うのではなく、「感情」で買うんだということを聞けば聞くほど痛感。

 

この本を読んでいろんなセールステクニックを身につけ、自分の仕事に活かそう!という使い方もできますし、逆に自分がセールスを受ける場面での相手の手の内が分かるので、必要のないものを買わされることがなくなります。

この本を読んで(聞いて)電気屋さんのセールストークを聞くと、「ああ、これは『社会的証明』のテクニックね」とか「これは『希少性』に訴えかけてるな」といった相手の策略が、面白いように見えるようになります。

 

最初から最後まで聞くと12時間と長いですが、全部を聞いて理解する必要はありません。かいつまんで聞いても、途切れ途切れに聞いても、その都度学びがあります。

 

4.Essentialism(エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする)

 

やらないといけないことが多すぎる、やりたいことがあるのに時間がない。今日こそは早く帰って家族との時間を取ろうと思ったのに、予定外の用事が入ってきてそれに気をとられ、結局「今日は仕方なかった」で済ませている・・・こんな悩みは、誰もが多かれ少なかれ持っていると思います。

この本は、タスクを効率化してたくさんのことを早く片付けようという本ではありません。いかに私たちの人生には無駄が多くて、その無駄を削ぎ落として本当に大切なことに集中すればどれだけ充実した人生が送れるかを説いています。

 

この本のテーマを非常によく表現している図が、これです。

essentialism

左:いろんなことにエネルギーが分散している状態(非エッセンシャル思考)
右:大事なことを絞ってエネルギーを集中している状態(エッセンシャル思考)

 

「まさに、私ってこの左の状態だ!」と多くの人は思うのではないでしょうか?

やりたいことがありすぎて、やるべきことがありすぎて、毎日どうにもならないなら、ぜひ聞いてみてください。

 

長さは6時間です。ただし、英語のオーディオブックは英語がやや分かりにくいです。

私はこの本がすごく気に入ったので、日本語のオーディオブック『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』も買いました。ビジネス書の名著で日本語訳がオーディオブックになっているものはまだまだ少ないので、貴重です。

日本語のオーディオブックについては、こちらのページも参考にどうぞ。

audiobook.jpとaudible比較【600冊以上オーディオブックを聞いた私の結論】

 

Essentialismも、マンガもあります。

 

5.Ready, Fire, Aim: Zero to $100 Million in No Time Flat(大富豪の起業術)

 

「人間が成長するのは、その人が自分の快適ゾーンを出たときのみだ」というのがこの本の重要なメッセージです。

「いつか英語を使って仕事をしたいので、今は勉強中です」という人は多いです。準備が必要な人もいますが、実は「私はまだ未熟だから勉強中」という言い訳に逃げている場合がほとんどです。「挑戦するのが怖いから、まだ勉強中ってことにしとこう」と快適ゾーンに居座ってしまうんです。

 

私自身も、「とりあえずやってみる」ということがなかなかできず、準備や情報収集に必要以上の時間をかけてしまいがちです。そんな私の目を覚まさせてくれるのがこの言葉。

「普通の人は”Ready, aim, fire!”(構え、狙え、撃て!)だけど、Readyとaimにばかり時間をかけて、いっこうに撃とうとしない。これではダメで、”Ready, fire, aim!”であるべきだ。つまり、とりあえず撃ってみる。うまくいかなかったら何が悪かったのかを分析して、調整して再挑戦すればいい」

 

この著者マイケル・マスターソンの本は、これもお勧めです。

 

英語を勉強する「やる気」が出ないって多くの人は言いますが、「重要なのはモチベーションではない」ということがこの本でははっきり述べられています。

行動力を上げるには、どうすればいいか?やらなきゃいけないと分かっているのに、なぜ人は行動できないのか?モチベーションとかプラス思考という漠然としたものではなく、データに裏打ちされた、具体的で合理的な行動原則が書かれています。

 

『大富豪の起業術』は12時間、『大富豪の仕事術』は7時間です。

なお、この2冊の本の和訳はダイレクト出版という出版社が販売していて、amazonでは取り扱いがないか、あっても中古で高い場合があります。定価で買えるのが以下なので、amazonと比べてお得な方で手に入れてください。

→ (定価)大富豪の起業術ーゼロから起業して年収1000万円にする最速の方法
→ (定価)大富豪の仕事術―経済的成功をつかむための具体的で現実的な8つの行動

 

6.The Willpower Instinct: How Self-Control Works, Why It Matters, and What You Can Do to Get More of It(スタンフォードの自分を変える教室)

 

私たちは、「意志の力が弱い」ことを性格の一つと考えてしまいがちです。「私、意志が弱いんです」「あの人って誘惑に強いよね」と。でも、著者によると、意志力は鍛えることができるんです。

「出世も勉強も寿命も意志力が決める」と著者は言い、科学的に実証された意志力を鍛える具体的なトレーニング法がたくさん出てきます。

 

この著者の美人の先生の授業、テレビで少し前にとても話題になったので、ご存知の方も多いと思います。TEDの講演もすごく良いので、紹介しておきますね。

 

この本の内容をサクッと理解したい場合は、この図解本いいですよ。私も持っています。

 

7.The Now Habit: A Strategic Program for Overcoming Procrastination and Enjoying Guilt-Free Play(戦略的グズ克服術―ナウ・ハビット)

 

Procrastination” とは、ぴったりくる日本語がないのですが、「先延ばしの習慣」「ぐずぐず病」といった日本語訳です。動詞はprocrastinateです。

このオーディオブックを聞いて、いや~、人間ってこういう理由で嫌なことを先延ばしするのね、と本当に腑に落ちました。どおりで、「目標を明確にしろ」とか「細かいタスクに分割しろ」とかいうアドバイスだけではうまくいかないはずだ、と。

 

「”I have to” “I should”という言葉遣いをやめましょう。代わりに、”I choose to”という言葉を使いましょう」と著者は言います。「I choose to」と言うことで、「やらされている感」ではなく、自分主体で行動を選択しているという自分自身へのメッセージになります。

誰に言われたでもなく自分でやろうと決めた勉強でも「英語を勉強しなきゃいけない」と思うと、嫌なんですよね。でも、「私は今日英語を勉強することを選択すると自分に宣言すれば、とたんに負担が軽く感じられます。

 

「やりたくないけど仕方なくやる」ではなく、自分の成長のために自分にとってふさわしい選択をしているんだと自分に確認することができます。良い気分を感じることができるんですよね。すると、「やっぱ明日でいいかな・・・」と先送りすることも少なくなるし、自発的な選択として行動するわけなので、行動が早くなります。

簡単な言葉のようですが、強力なのでぜひ試してみてください。音声は7時間です。

 

8.Mini Habits: Smaller Habits, Bigger Results(小さな習慣)

 

モチベーションで人生を変えることは不可能。人生を変えるのは習慣、それも小さな小さな(マイクロ)習慣なんだ!というのがこの本のメッセージです。

 

誰だって、新しい習慣を身につけようと思って「今日から毎日1時間英語の勉強するぞ!」とか「今日から毎日30分ジョギングするぞ!」とか意気込むんですが、たいてい三日坊主じゃないですか。

この本では、生活にそういう大きい変化を与えるとすぐに意志力が枯渇してしまうし、絶対に長続きしないと言っています。だから、いきなり毎日30分ジョギングとかじゃなく、著者は「毎日1回腕立て伏せ」から始めました。

 

「いやいや、1日1回の腕立て伏せなんかで何も変わるわけないじゃん」とバカにする人は、無謀な目標を立て、結局三日坊主で終わる人です。著者はバカみたいな小さな習慣をコツコツと積み上げて、無理のない範囲で少しずつ増やしていって、最終的には毎日何十回もの腕立て伏せを習慣にして体型改善をはかることができました。

英語の勉強が続かない人は、ぜひこの本を聞いてみたらいいと思います。3時間40分と短く、英語も平易で聞きやすいです。

 

9.Law of Attraction: The Science of Attracting More of What You Want and Less of What You Don’t (引き寄せの法則)

 

自分の望み(=引き寄せたいもの)をはっきりさせるために、まず自分が欲しくないものを明らかにし、そこから真の望みを探っていくというプロセスは、「自分の望み」が何なのかはっきりしない人には本当に役立ちます。

「引き寄せの法則」は10年くらい前に大ブームになり、私もかなりオーディオブックを聞きましたが、いくら望みを引き寄せたいとは言っても、例えばすごく太っているのに、「私はスタイル抜群です」といった全く現実味のない言葉は逆効果だとこの本は説きます。

その代わり、「私は今、理想の体型を引き寄せている最中ですという言葉を使えば、それはプラスの言葉であり、しかも嘘がないので、結果として望みを引き寄せることになります。私は、今までの引き寄せ本に感じていたモヤモヤが晴れました。

 

「~している最中」という言葉をうまく使うことで、ネガティブ思考の人もだんだんと気持ちを変えていくことができます。「引き寄せの法則」って、人によってはいかがわしいイメージを持つかも知れませんが、この本はいたって実践的です。むしろスピリチュアルに無縁な人にこそオススメしたいです。

オーディオブックは2時間14分の短さなので、気軽に何度も聞きながら「私は〜している最中」を実践して性格を変えていけます。

 

なお、引き寄せ本で私が他に好きなのは、これです。「私はお金に恵まれない」といったネガティブな思考から抜け出したい人は、どうぞ。

 

こちらは、宇宙的存在の「エイブラハム」のイタコ(?)となった妻に夫がこの世のしくみを質問をするという、独特のスタイルです。私はこのヒックス夫妻の本もたくさんオーディオブックで聞きましたが、これが一番好きです。

チャネリングという手法については賛否両論ありますが、内容はお勧めできます。

 

10.The Millionaire Next Door: The Surprising Secrets of America’s Wealthy(となりの億万長者 ― 成功を生む7つの法則)

 

この本は、アメリカの富裕層に対して調査を行って、「典型的なミリオネア(いわゆる大富豪ではなく、資産数億円程度の富裕層)」の家や車などの資産、買い物の傾向、どんな結婚をしているかといったことが述べられた本です。

「高級住宅地に大豪邸を持ち、何台もの高級車を乗り回し、家には何人もメイドがいる」といった生活スタイルは妄想で、多くのミリオネアはそんな生活を送っていないと著者は言います。

彼らは堅実で、小さな会社を所有し、自分も配偶者も倹約家で無駄な出費を嫌い、車も中古で買って大事に長く乗り、子供にも贅沢をさせず・・・という生活なんだそうです。

 

ただ淡々と調査結果が述べられるだけなんですが、これが面白い。私はオーディオブックを聞き始めた結構初期にこの本を聞いたのですが、すごく楽しめました。そして、「なんかお金持ちって普通なんだな」と思うと同時に、やっぱりそういう生活をする人じゃないとお金って貯まらないんだなと現実が見えました。

長さは、8時間です。

 

11.The Total Money Makeover: A Proven Plan for Financial Fitness(邦訳なし)

 

いわゆる、家計改善の専門家の本です。私はよく雑誌とかにある家計相談の記事とかが好きなのですが、そんな感じで楽しめます。

借金との付き合い方、どのローンを優先して返済するべきか、切り詰めるべき出費と惜しんではいけない出費、予期しない事態に備えた緊急用貯金の作り方とその額、どのように出費を減らすかといった、(私にとっては)楽しい話です。

日本とアメリカでは多少制度の違いなどがあって、当てはまらない部分もあります。和訳がないのもそのためかもしれません。でもそれを差し引いても、この著者の鋭く痛快だけどユーモアと愛のある語り口は、私はすごく好きです。オーディオブックは、3時間41分と短めです。

 

著者はポッドキャストもやっていて、家計管理に役立つ動画もたくさん上がっているので、貼っておきますね。本の朗読は著者なので、声質や英語の聞きやすさを確かめてみてください。南部訛りですが、聞きやすいと思います。

もちろん、英語で一番難しいのはこういったフリートークの聞き取りです。オーディオブックはこれより簡単だと思ってください。

 

12.Slim for Life: My Insider Secrets to Simple, Fast, and Lasting Weight Loss(邦訳なし)

 

アメリカの有名な素人参加型のダイエット番組「The Biggest Loser」の鬼トレーナーが書いた本です。日本でも、エクササイズDVDなどが販売されているようです。

以下、私がこの本を聞きながら取ったメモです。(※健康についての理論には諸説あります。)

 

●食品添加物などの化学物質(chemicals)は極力避けること。
食品のラベルをよく見て買い物をし、発音できないような(※英語では。日本語だと、奇妙なカタカナの羅列といったところ)変な単語が成分表に含まれているものはできるだけ買わない。これらの化学物質は発がんの原因にもなるし、代謝機能(metabolism)にも悪影響を及ぼす。

●「○○抜きダイエット」はやってはいけない。
脂肪抜き、油抜き、炭水化物(carbohydrate/carb)抜きダイエットなどが流行っているが、どれも体には重要な栄養素。これらを抜くことで余計に太りやすくなったり、様々な病気の原因にもなる。油を抜くとホルモンに乱れが生じ、脂肪燃焼に必要な筋肉が作られなくなる。

●でも、夕食には炭水化物を摂らない方が良い。
炭水化物を摂ると血糖値が上がり、インスリンが分泌される。睡眠中には筋肉の発達や脂肪燃焼を助ける成長ホルモン(growth hormone)が分泌されるが、インスリンがその成長ホルモンの働きを阻害してしまう。

●有酸素運動(cardio)だけではなかなか痩せない。
女性であってもみんなウエイトトレーニングするべき。脂肪を燃やすのは筋肉なので、筋肉をつけるのはとても有益。有酸素運動も筋トレも運動中は同じようにカロリーを消費するが、有酸素運動でのカロリー消費はそこで終わる。一方、ウエイトトレーニングは、運動を終えた後も24時間から72時間カロリーが1日当たり100キロカロリー(運動の強度によるが)も余分に燃焼し続ける(afterburn)。

●女性が筋トレしてもそう簡単にムキムキ(bulky)にならないので心配不要。
ムキムキのマッチョになるためには、オリンピック選手並みの激しいトレーニングが必要。普通の女性は無理。

●「脂肪分ゼロ」の食品は避ける。
脂肪分ゼロになって落ちた風味を補うために、ありとあらゆる体に害のある化学物質が入っている。こういった化学物質はホルモンバランスを乱し、太る原因になる。選ぶなら「低脂肪」を。

●無添加の食品は加工食品より高いが、最終的には安くつく。
安いからといって添加物たっぷりの食品を摂り続けると確実に健康を害する。その結果、高い医療費となって返ってくる。それを考えたら、毎回の食費が数百円くらい高いことなんて何でもないと思うべき。

●スーパーでは、壁沿いに買い物をし、内側には行かないこと。
スーパーはぐるっと壁沿いが生鮮食料品、内側に加工食品が配置されている。内側はおいしそうなスナック類、嗜好品がたくさんなので、通らないこと。どうしても通る必要があるなら下を向いてさっさと通り過ぎること。

 

オーディオブックで知識を身につけながら、「炭水化物」「代謝」「有酸素運動」「乳酸」など日本語ではおなじみの単語を覚えることができました。

こうやって、自分の人生や生活に直結する知識をオーディオブックで得て人生をよりよくしていくことこそ、英語を学ぶ醍醐味ですよね。

 

私は、この著者をフィットネストレーナーだと知らずに最初に買った彼女のオーディオブックがこれでした。(邦訳なし)

 

オーディオブックは、いずれも著者本人の朗読です。英語は口語調ですがとても分かりやすく、語りかけるような英語です。ちょっとだけ早口かもしれません。私はこの本大好きです。

 

内容は、心の持ち方、自己嫌悪の克服の方法などメンタルの話が中心の自己啓発書です。テレビでは鬼フィットネストレーナーで肉体派ですが、とても知的な女性だというのがこの本で分かります。

長さは、Slim for Life, Unlimitedともに8時間程度とかなり長いです。ただ、小説ではないので、細切れで少しずつ聞いても全然問題なく、長さは私は気になりません。

 

13.Happier: Can You Learn to Be Happy?(HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義)

 

どうすれば「今よりも幸せ(Happier)」になれるか?そもそも「幸せ」とは何なのか?これが名門ハーバード大学のNo.1人気講義だなんて、おもしろいですよね。この「幸せ」に関する学問は、「肯定心理学(ポジティブ・サイコロジー)」と呼ばれるそうです。

 

「幸せ」について多くの人は誤解している、と著者は指摘します。私たちは「今持っていない『何か』を手に入れたら幸せになれるはず」と思ってしまいがちですが、そう考えている限り、次々と新しいものを追いかけるだけで、 いつまでも満たされません。

現在の幸せを犠牲にしてがむしゃらに頑張るのではなく、「今自分が幸せだと感じ、同時に将来のために役立つこと」をするべきだ、と著者は言います。

英語は分かりやすいです。オーディオブックの長さは4時間。ポジティブになりたい方はどうぞ。

 

14.The Life-Changing Magic of Tidying Up: The Japanese Art of Decluttering and Organizing(人生がときめく片づけの魔法)

 

近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』が原著で、英語訳されたオーディオブックのご紹介です。元々が日本人の書いた本なので、背景も分かりやすく精神論も理解しやすいし、英語もクリアです。長さは5時間弱です。

 

近藤麻理恵さんの本は、アメリカをはじめとする海外でもベストセラーにもなっていて、「こんまりメソッド」は世界的に大ブームを巻き起こしています。同じ日本人ってだけでなんだかすごく誇らしいですね。

Netflixでは、”Tidying Up with Marie Kondo”というアメリカ発の番組が制作されているほど。

 

オーディオブックを聞く時は、ぜひ日本語独特の表現がどう英語にされているか注意しながら聞いてみてください。

たとえば、「ときめく」というのがこの本では重要なキーワードで、「手に取ったときに『ときめかない』物は捨てる」といった表現が出てきます。この「ときめく」って英語でどう言っていいのか困る言葉ですよね。それが英語ではどう表現されているのか?という聞き方をすることで、あなたの英語表現の幅を広げることができます。

 

英語のオーディオブックはちょっとハードル高いわ・・・という場合は、こちらの動画をどうぞ。日本発の片づけの魔法が英語圏でも大ブームなのが分かると思います。

Talks at Google(英語逐次通訳つきの近藤麻理恵さんのスピーチ)

 

彼女もところどころ英語で話してます! 英語でも堂々としていて素晴らしいなと思いました。

 

そして、なんとこの本には英語のマンガがあります!日本語のマンガもありましたが、せっかくなので英語の方に挑戦しましょう。

 

15.The Body Book(ザ・ボディ・ブック 食べること、運動すること、生きることを楽しむ最高のレッスン)

 

「はいはい、よくある、女優が適当にゴーストライターに書かせた内容の薄い本でしょ?」という私の予想を見事に裏切った本です。女性として美しくあること、美しく年齢を重ねることについて、専門家による科学的な知見を交えながら真摯に向き合った本だと思いました。

随所に彼女の人柄が分かるエピソードがあり、今まで女優としての側面しか知らなかったのですが、とても親近感がわきました。「白状します。実は私、甘い物は全く好きじゃないんです。多くの女性には『そんなのずるい!』って言われそうですけど」なんてところも(笑)

 

キャメロン本人が本の一部を朗読しています。さすが女優さんですから、本を読むのも上手です。それ以外の部分も雰囲気の似たかわいらしい声の女性ナレーターの朗読なので、違和感なく楽しめます。長さは7時間50分です。

キャメロン・ディアスがこの本について語った動画があったので、どうぞ。

 

audible会員なら洋書が3割引で購入できる

上記の本はすべて、日本のアマゾンで購入できるオーディオブックです(2022年8月現在)。そして、audible会員であれば30%オフで手に入れることができます。

例えば、上記に挙げた『7つの習慣』の洋書版『The 7 Habits of Highly Effective People: Powerful Lessons in Personal Change』であれば、通常価格は3,500円ですが、audible会員は2,450円になります。

 

audible会員は月々1,500円ですが、まだ利用したことのない人は30日間無料体験ができます。上記の洋書が3割引になるのに加え、12万冊以上の日本語の書籍が聴き放題になりますので、無料体験を試してみることをお勧めします。

日本版Audible30日間無料体験

 

いろんなオーディオブックを聞いてみて、あなたのお気に入りを見つけて何度も聞きながら、英語力をアップしてくださいね。

オーディオブックの効果については、こちらのページに詳しく書いていますので、ぜひどうぞ。

英語オーディオブックを聞く5つのメリットと効果。リスニング爆上げ&収入upも叶う

 

はじめてオーディオブックに挑戦する人向けのやさしめオーディオブックは、以下のページで紹介しています。英語オーディオブックの聞き方の解説もしていますので、参考にしてください。

英語初級者におすすめ!洋書オーディオブック15冊【ラダーシリーズ】

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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