2018年11月30日
人間は動物の権利を十分に守っているか?(英検1級合格体験記)
エバンス愛
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—– ハンドルネーム —–
Gerry
—– 年代・性別・ご職業 —–
50代 女性 会社員
—– 他の英語の資格 —–
TOEIC970 全国通訳案内士
—– 2次試験に合格した回 —–
2018年第2回
—– 何回目での合格? —–
2回目
—– 合計点(内訳) —–
36 (10、10、8、8)
—– 選んだトピック —–
人間は動物の権利を十分に守っているか。
—– スピーチの内容 —–
人間は動物の権利を十分に守っていると思う。
絶滅危惧種の動物保護のためにワシントン条約があるし、各国はそのような動物のための保護区なども整備している。
例として中国のパンダの保護活動の例を挙げた。
また、動物実験をなくそうと科学者たちが努力している。他の方法を模索中である。
製薬会社は動物そのものを使うのではなく、細胞だけ使うとか、コンピュータプログラムを利用して安全確保に努めているという例を挙げた。
—– 試験官とのやりとり —–
ワシントン条約、保護区、動物実験の禁止の他に、何か手立てが取られているか?
日本政府はどのような対策を取っているか?
→動物保護に関する教育が必要なので、学校の授業で絶滅危惧種の動物について子どもたちに学ばせている。と回答。
具体的にどんな感じでやっているのか話して。
→子どもたちを動物園や水族館に連れて行き、実際の動物たちを見て、飼育員の話を聞くことで。
—– 良かった点 —–
6月の第1回の面接に落ちた時、ボキャブラリーと文法の点数が4/10と低かったので、ボキャビルマラソンを始めました。スピーチや質疑応答のネタになりそうな会話がたくさん収録されていたので、毎日音読、シャドーイングをして英語をスラスラ話すイメージトレーニングに努めました。お陰で質疑応答がとてもスムーズで試験官と話していて楽しいなとすら思えました。質疑応答が満点だったのは本当に嬉しかったです。
—– 反省点 —–
スピーチを2分間でおさめなければという思いが強すぎて、腕時計とにらめっこでスピーチをしてしまいました。もっときちんと試験官の方を向いてしゃべれればよかったかなと思います。
—– 勉強法、気をつけたこと —–
毎日スピーチ原稿を書きました。トータルで60以上は書いたと思います。どんなトピックにも対応できるように様々な分野のスピーチを書きまくったという感じです。なので最初の5秒で選ぶべきトピックが見つかり、余裕でスピーチの準備ができました。
—– 不合格回との違い(前回不合格だった方へ) —–
前回は6、6、4、7という低い点数でした。スピーチは2分に足らず、おそらく減点されていたと思います。質疑応答もうまく答えられなくて、途中で返答につまって気まずい沈黙の時間がありました。また、ボキャブラリーと文法の点数が低かったのは、適当な英語を話していたせいだと思います。試験官の英語が早くて聞き取りづらく、とにかく前回は辛かったです。今回はスピーチがうまくいったので、質疑応答の時も心に余裕があり、落ち着いて答えられました。聞き取りづらかった質問にも、ちょっと言い方を変えてくれないかと言えるほど落ち着いていました。
—– 合格までに利用したもの —–
アルクのボキャビルマラソン、植田一三先生の1級面接大特訓。フルーツフルイングリッシュの面接対策レッスン。
—– これから受験される方へのメッセージなど —–
1級の壁はとても高かったです。でも、少しずつでもよじ登っていけば必ず越えられる壁だと思います。私は留学経験や海外生活の経験がないいわゆる純ジャパと呼ばれる人です。50歳過ぎています。それでも合格できるんです。どんな人にもチャンスはあるはずです。ご自分を信じて頑張ってください。
合格体験記のご投稿、ありがとうございます!
毎日スピーチ原稿を書きました。トータルで60以上は書いたと思います。どんなトピックにも対応できるように様々な分野のスピーチを書きまくったという感じです。なので最初の5秒で選ぶべきトピックが見つかり、余裕でスピーチの準備ができました。
すごいですね! 合格は当然の結果だったと思います。
ここまで努力ができる人は遅かれ早かれ合格できるわけで、私を含め多くの人は、毎日スピーチ原稿を書く、60本も書くということができないから困るんですよね・・・(;・∀・)
その根性がなかった私は、スピーチを毎日「書く」のではなく、「話す内容を考えて英語で口にしてみる」というやり方で対策しました。
根性と時間があるなら、スピーチ原稿をたくさん書くというのがやっぱり王道の対策法なんだとは思いますが、Gerryさんのやり方は、10年前までは誰もがやっていたような「大量に書いたスピーチ原稿を全部暗記する」ではないと思います。
丸暗記ではなく、あくまでも発話がスムーズになるように論点や具体例、自分の考えをまとめるためのスピーチ原稿のような印象を受けますし、シャドーイングや音読など、スラスラ話せる訓練にも時間を割いていらっしゃるようです。
いずれにしろ、これをお読みの方には「やっぱスピーチをたくさん書かないと合格できないのか・・・orz」とガッカリしてほしくはないです!
6月の第1回の面接に落ちた時、ボキャブラリーと文法の点数が4/10と低かったので、ボキャビルマラソンを始めました。スピーチや質疑応答のネタになりそうな会話がたくさん収録されていたので、毎日音読、シャドーイングをして英語をスラスラ話すイメージトレーニングに努めました。お陰で質疑応答がとてもスムーズで試験官と話していて楽しいなとすら思えました。質疑応答が満点だったのは本当に嬉しかったです。
多分、ボキャブラリー・文法の点数が低かったのは、ボキャブラリーが足りないとか文法が間違っていたということより、スピーチと質疑応答全体の印象でそうなってしまったと思います。
◆英検1級2次試験合格に絶対必要な3つのことと不要な3つのことという記事にも書いていますが、ボキャブラリー・文法の点数が低いからと言って、単語を覚えたり文法問題集を解いたりしても、あまり合格に近づきません。
それより、発話がスムーズになることが一番で、それができればこの項目は点数が上がります。
なので、単語教材をただ単語を覚えるためではなく、音読、シャドーイングやネタ集め、イメージトレーニングに使ったのは非常に良かったと思います!
(参考)英検1級のスピーチでもう沈黙しない!どんどんネタが集まるソース
というわけで、貴重な体験記のご投稿ありがとうございました!
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