リスニングと発音に効果大。「シャドーイング」教材を選ぶ3つのポイント

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シャドーイングとは、英語音声を流しながら、その後ろを影のようにくっついて発音していく学習法です。私がこれまで最も継続して大きな効果を感じている勉強法で、私はシャドーイングのおかげで英語らしい発音やリズム、イントネーションが自然に身につき、TOEICのリスニングセクションでも満点(495点)を取ることができました。

シャドーイングのやり方とその効果については、このページで詳しく書いていますので参考にしてください。

TOEICリスニングセクションが2年で満点に!シャドーイングのやり方



このページでは、そのシャドーイングを行うための教材とその使い方をご説明します。


シャドーイング教材を選ぶ3つのポイント


シャドーイングは、それ専用の高価な教材を買ったりする必要は全くなくて、手持ちの教材でも十分に使えます。でも、教材の選び方を間違うと、ものすごく負荷が大きくなって挫折しやすくなったり、期待した効果を全く得られないことがあります。

なので、以下のポイントに従って教材を選んでくださいね。

ポイントその1.英語学習者用に作られた音声であること。

英語学習者用に作られた教材の音声を使ってください。つまり、教材ではないテレビドラマやニュースなどは、不向きです。

そして、これは絶対に守っていただきたいのですが、英語学習教材としてプロのアナウンサーなどが吹き込んだ音声を使ってください。あなたが上級者であれば別ですが、洋画や海外ドラマ、俳優のインタビューの音声などは負荷が高すぎます。

また、スピーカーがフリートークをしているものもダメです。フリートークだと、話者の言いよどみ、文法的な間違い、無意味な繰り返しなどがあり、真似をする素材として適しません(これも、かなりの上級者がよりネイティブに近づくために挑戦するのなら、アリです)。

きちんと練られた台本があり、それをスピーカーがスタジオで読んでいるものを選んでくださいね。

ポイントその2.自分が「真似」したいと思う発音の教材であること。

シャドーイングのコツは「真似」です。だから、訛りが強い英語やノンネイティブの話す英語は、そのような発音やアクセントを身につけたいのでなければ、シャドーイングに適していません。

現在日本で売られている英語教材のほとんどはアメリカ英語ですよね。イギリス英語の発音を身につけたいという方は、イギリス英語の教材を選んでシャドーイングすることになりますが、なかなかイギリス英語の教材を見つけるのは難しいかもしれません。

以前、「イギリス英語を聞きながらアメリカ英語でシャドーイングして良いですか?」というご質問をいただいたことがありますが、それはダメです。(オーストラリア英語であれ、インド英語であれ、ダメです。)シャドーイングの重要なコツは、お手本をそっくり真似ることです。

「Not」がイギリス英語で「ノット」と聞こえるのにそれをあえて「ナット」(アメリカ英語)と発音するというのは、頭の中にこびりついた自分流の発音にこだわっているのと何ら変わりません。(←ここ、重要!!)

お手本をそっくり真似るというのは自分のこだわりを捨てることでもあります。自分に長年しみこんだ変な癖やジャパニーズイングリッシュな発音を取り除くために、正しい発音をそっくりそのまま真似することに意義があります。だから、アメリカ英語を身につけたいならアメリカ英語オンリーの教材を使いましょう。

ポイントその3.最初は「簡単すぎかな?」くらいのものからやる。

最初は、「簡単すぎかな?」と思うくらいの教材を使ってシャドーイングをやってみましょう。中学生レベルの教材でも、シャドーイングには十分な難易度のはずです。

「何を使ったらいいかさっぱり分からない!」という場合は、まずは会話文をやってみてください。(会話文というのは、中学生の教科書のマイクとジェーンの会話、みたいなやつ。 決して、シナリオなしに好きにダベってる「会話」じゃないですよ)会話文だと、一文が短い場合が多く、また文章の構造も単純だからです。

もちろん、シャドーイングの一番の目的は「口慣らし」なので、会話力の上達にも直結します。


私はシャドーイングは基礎英語1(中1レベル)でデビューしました。私は車の中でラジオの基礎英語1を聞きながらシャドーイングをはじめましたが、英語はもちろん本当に簡単で、

Do you like baseball?
He can speak Japanese very well.
 

とか、そんなレベルです。
10年前の私は、この程度の英語も全くシャドーイングできませんでした。_| ̄|○

だから、これからシャドーイングを始めるという方は、ぜひ、ぜひ、このレベルの英語からスタートすることを強く勧めます。英語は、「急がば回れ」ですよ。


シャドーイングは、慣れるまではちょっとしんどい訓練法です。何度も書いていますが、「続ける」ことが一番大切なので、「ちょっと物足りないかな?」程度のものを継続してみてください。

慣れてきてから、レベルをだんだん上げていけばいいのです。シャドーイングは、気楽にやりましょう。



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