シャドーイングの具体的な方法とお勧め教材

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会話文、単語の例文、エッセイ形式の文章など、
「教材」として出回っているものならだいたいシャドーイングに適しています。

シャドーイング教材の最低条件は、この3つ。

1.英語学習者用に作られた音声であること。

英語学習者用に作られた教材の音声を使ってください。
教材ではないテレビドラマやニュースなどは、不向きです。

これは絶対に守っていただきたいのですが、
英語学習教材としてプロのアナウンサーなどが吹き込んだ音声を使ってください。

あなたが超上級者であれば別ですが、
ドラマ、ニュース、インタビューの音声などは負荷が高すぎます。

また、スピーカーがフリートークをしているものはダメです。

フリートークだと、話者の言いよどみ、文法的な間違い、無意味な繰り返しなどがあり
真似をする素材として適しません。

きちんと練られた台本があり、
それをスピーカーがスタジオで読んでいるもの
を選んでください。


2.自分が「真似」したいと思う発音の教材であること。

シャドーイングの基本は「真似」です。
だから、訛りが強い英語やノンネイティブの話す英語はシャドーイングに適していません。

「英語学習教材を使ってください」と上で書いているので、
これについてはそんなに神経質になる必要はないと思います。

現在日本で売られている英語教材のほとんどはアメリカ英語ですよね。

イギリス英語のあの発音を身につけたいという方は、
そういう教材を選んでシャドーイングすることになりますが、
なかなかイギリス英語の教材を見つけるのは難しいかもしれません。
(しつこいですが、ドラマやニュースはお勧めできません)

「イギリス英語を聞きながら
 アメリカ英語でシャドーイングして良いか?」

というご質問を以前いただいたことがありますが、それはダメです。

シャドーイングの重要なポイントの一つとして
お手本をそっくり真似るということがあります。

「Not」がイギリス英語で「ノット」と聞こえるのに
それをあえて「ナット」(アメリカ英語)と発音するというのは、
結局、自分流の発音にこだわっているのと変わりません。

お手本をそっくり真似るというのは自分のこだわりを捨てることでもあります。

自分に長年しみこんだ変な癖や
ジャパニーズイングリッシュな発音を取り除くために、
正しい発音をそっくりそのまま真似することに意義があります。

だから、アメリカ英語を身につけたいんだったら
アメリカ英語オンリーの教材を使ってください。


3.最初は「簡単すぎ?」くらいのものからやる。

最初は、「簡単すぎ?」くらいのものからやってみましょう。

「何がいいのかさっぱり分からない!」という場合は、
まずは会話文をやってみてください。

(会話文というのは、中学生の教科書のマイクとジェーンの会話、みたいなやつ。
 決して、シナリオなしに好きにダベってる「会話」じゃないですよ)

会話文だと、一文が短い場合が多く、また文章の構造も単純だからです。

もちろん、シャドーイングの一番の目的は
「口慣らし」なので、会話力の上達にも直結します。

私のお勧めは、NHKラジオ基礎英語です。

NHKラジオ 基礎英語1 2017年 01 月号 [雑誌]

NHKラジオ基礎英語


私はシャドーイングは基礎英語1(中1レベル)でデビューしました。

その頃と違い、最近の基礎英語1は子供の声だったりして
シャドーイングが難しいと感じる方がいるようです。
なので、TOEIC600点以上程度の方なら、基礎英語2から開始してもいいかもしれません。

私は車の中でラジオの基礎英語1を聞きながらシャドーイングをはじめましたが、
英語はもちろん本当に簡単で、

Do you like baseball?
He can speak Japanese very well.
 

とか、そんなレベルです。

10年前の私は、この程度の英語も
全くシャドーイングできませんでした。_| ̄|○

だから、これからシャドーイングを始めるという方は
ぜひ、ぜひ、このレベルの英語からスタートすることを強く勧めます。
英語は、「急がば回れ」ですよ。

とにかくラジオ英語講座は素晴らしい英語の宝庫です。

何も買う必要がないので、
まずはラジオの音声でシャドーイングの腕試しをしてみてください。


シャドーイングは、慣れるまではちょっとしんどい訓練法です。

何度も書いていますが、「続ける」ことが一番大切なので、
「ちょっと物足りないかな?」程度のものを継続してみてください。

慣れてきてから、レベルをだんだん上げていけばいいのです。
シャドーイングは、気楽にやりましょう。



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