社会人向けのおすすめ英語発音アプリ|無料で発音チェックできるサイトも紹介


英語で話したら、聞き返されてしまった。発音が悪いのかも・・・

カタカナで覚えてきたから、自分の発音じゃ通じないのではと不安・・・

仕事で英語を使う機会が増えているのに、自分の発音に自信が持てない・・・
そんなふうに悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
英語発音アプリをいくつか試してみたけれど、続かなかったし効果もよく分からなかった。
無料で発音をチェックできるサイトがあるか知りたい。
細かい音の発音だけでなく、イントネーションやアクセントも整えたい。
社会人で時間が少ない中で、効率よく発音を直したい。
そんな声を、私はたくさんお聞きします。
私自身も、アメリカに住む夫の家族と話すときに、「何?」と聞き返されることがあり、自分の発音の悪さを自覚したことがあります。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ 英語の発音に自信がない社会人が押さえたい3つのこと
✅ ネイティブと同じ発音である必要はない理由
✅ 通じるカギは、細かい音の発音より「リズム」と「イントネーション」
✅ おすすめの英語発音アプリと、無料で発音が練習・チェックできるサイト
✅ 発音に関するよくある質問への答え
私は会社員時代から英語を独学で続け、通訳・翻訳の仕事に携わってきました。発音についても、細かい音よりリズムやイントネーションを重視する考え方で、今も練習を続けています。
この記事では、社会人の方が英語発音アプリを選ぶときの基準とおすすめ、そして無料サイトの活用法までまとめてお伝えします。
英語の発音に自信がない社会人に知ってほしいこと

「発音を良くしたい」と思ったとき、まず何を意識すればいいのでしょうか?このセクションでは、相手にしっかり通じる正しい音を確認する重要性をお伝えします。
発音をカタカナで覚えることのデメリット
学生時代に、英語の発音をカタカナで教科書に書き込んだ経験のある方は多いでしょう。
たとえば、以下のように。
英文: Can I have a cup of coffee?
カタカナ:キャン アイ ハブ ア カップ オブ コーヒー
私はこうやって教科書に書き込んでました・・・
ですが、ご存知のように、「きゃん・あい・はぶ・あ・かっぷ・おぶ・こーひー」とそのまま発音しても、英語のネイティブ発音からはほど遠く、通じない可能性が高いです。
このように、「そのまま発音すると通じないカタカナ表記」で覚えたまま、大人になってしまった方は多いのではないでしょうか?
発音のカタカナ表記を使うメリット
今までカタカナの発音が頭にこびりついている場合は、少しずつその思い込みを外していき、英語らしい発音に塗り替えていくことが必要です。
私は、「そのまま発音して通じやすいカタカナ表記」なら、大いにメリットがあると考えています。
私が英語を教わった松本道弘先生の教材には、そのまま発音して通じるカタカナ表記が使われていました。たとえば、
英文: Not bad.
カタカナ:ナッ ベァーッ
という感じです。
badという単語を見て、自動的に「バッド」というカタカナが頭に思い浮かんでしまう人は、「ベァーッ」というカタカナを見れば、
・badの “ba” は「バ」より「べ」の音が近い
・語末の “t” や “d” は発音されない(ことが多い)
ということが意識できるのです。
その松本先生のやり方に従って、私たちの英語教材SPEEDIER READINGでも、カタカナ表記を取り入れています。

“In a”は「イン・ア」ではなく「イナ」。“of France”は「オブ・フランス」ではなく「アッフラーンス」。
実際にこのカタカナで読んでみれば、今までより格段にアメリカ英語らしい発音になるのが実感できるはずです。

「カタカナ表記は使うべきではない」という主張は、当然理解できます。どんなに工夫しても、カタカナ表記には限界もあります。
完全に正しく発音を表記するには、発音記号が必要でしょう。

発音を矯正するには、やっぱり発音記号やフォニックスを学ぶべきですか?
というご相談も、よくいただきます。
ですが私は、忙しい社会人の英語学習者が、発音記号やフォニックスまで学ぶことは必須ではないと考えています。
発音記号やフォニックスを習得すれば、正しい音を自分で推測しやすくなるメリットはあります。
でも、単語や英文を実際に聞いて確認したり、日頃から音読やシャドーイングなどで声に出して練習するだけでも、十分に発音は改善していけます。
まずは「通じるカタカナ表記」を頼ったり、「正しい音を耳で確認し、声に出す」習慣を作ることがおすすめです。
アクセントの位置が違うと通じない
英語では、単語のどこを強く読むか(アクセント)が日本語と違うことがよくあります。
例えば、hotel (ホテル)は、日本語では「ホ」に力が入りがちですが、英語では「テ」のほうが強く長く発音されます。
アクセントの位置を間違えたまま話すと、英語として認識されにくく、聞き返される原因になります。
お手本の英語音声を聞くときは、「どの部分にアクセントがあるか」を意識して、正しく覚えましょう!
ネイティブに通じる発音の鍵は、英語の「リズム」

「発音をネイティブらしく完璧にしなきゃ」と肩に力が入っていませんか?実は、細かい音より、リズムとイントネーションのほうが通じるかどうかに効きます。
このセクションでは、その理由と、リズムを身につける練習のヒントをお伝えします。
LとRなど細かい発音が不正確でも、文脈で通じる
LとRの違い、BとVの違い、THの発音。多くの方が気にされていると思います。
でも、実際の会話では、文脈で通じることがほとんどです。
たとえば、「r」と「l」の違いについて、よく

「rice(米)」と「lice(シラミ)」を間違えたら、大変なことになりますよ!
みたいな「脅し」を耳にします。
ですが、レストランで「ライス、プリーズ」と言った場合、「シラミが欲しいのですか?」なんて勘違いされることがあるでしょうか?
まずありません。ちゃんとお米が出てくるはずです。
文脈で補って理解してもらえるので、過度に心配する必要はありません。
私の通訳の先輩の一人は、発音はいわゆるジャパニーズ発音で、VやTHの発音は得意ではありませんでした。それでも、そのせいで会議に支障が出たという話は聞いたことがありません。
アルファベットひとつひとつを正しく発音できれば、もちろん理想的です。リスニング力向上にも役立つでしょう。
ですが、そこまで徹底的に矯正することは、ほとんどの人にとっては優先度が低いです。それよりも、英語のイントネーションやリズムを意識して練習した方が、よっぽど通じやすい英語を話せるようになります。
通じる発音を身につけるためには
優先度が高いのは、リズムです。強弱やイントネーションと言い換えてもいいです。
イントネーションをしっかり押さえておくと、細かい音が少々ジャパニーズ発音でも、相手にはぐっと伝わりやすくなります。
リズムは、単語をひとつずつ繰り返し発音するだけでは、なかなか身につきません。文章をまるごと、お手本の強弱や抑揚をまねして発音する練習が効きます。
その代表が、
・音読
・シャドーイング
・オーバーラッピング
です。
シャドーイングは、流れてくる英語の少し後ろからついていくように発音する方法。オーバーラッピングは、お手本の音声にぴったり重ねて発音する方法です。
どちらも、文単位で強弱やイントネーションをまねることで、英語らしいリズムが自然と身についてきます。
やり方の詳細や、音読との違いは、以下の記事にまとめています。


社会人におすすめの英語発音トレーニングアプリ

発音アプリは採点機能があったり、自分のペースで練習できるものがほとんどです。選ぶときは、無料で試せるかどうかと、自分が続けていそうかどうかを見て決めれば十分です。
アプリの仕様や料金は変更されることがあるので、利用時には公式情報をご確認ください。
ELSA Speak

AIが発音を分析し、採点やフィードバックをしてくれます。単語だけでなく、文単位での発音やイントネーションの練習にも対応しています。
ゲーム感覚で毎日練習ができ、細かく弱点や上達のポイントなどを示してくれます!
私は、アメリカ人の夫の家族との会話で「何?」と聞き返されたことをきっかけに、ELSA Speakの有料プランに加入して練習を始めました(笑)
Speak

AIチューターと実際に会話練習ができるアプリで、発音だけでなくスピーキング全般を練習できます。音声認識機能が発音を分析し、即座にフィードバックをくれるので、実践的な会話力を鍛えられます。
→→Speak
英語発音トレーニング

母音・子音を一つずつ練習でき、AIが発音をチェックしてくれます。お手本と自分の声を聴き比べられるので、隙間時間で5分から続けやすいです。
発音博士

LとRの違いなどをゲーム感覚で練習できます。必ずしもLとRを最優先にする必要はありませんが、気になる方が楽しみながら触れるアプリとして知られています。
→→発音博士
スピークバディ

AIと会話形式で練習でき、発音の判定も受けられます。感情やシチュエーションを変えた会話練習ができ、実践に近い形で発音をチェックしたい方に向いています。
→→スピークバディ
スピークバディについては、この記事で詳しく解説しています。

無料で発音を練習・チェックできるサイト

アプリをインストールしなくても、発音を確認・練習できるサイトもあります。
Google翻訳
Google翻訳を開いて音声入力ボタン(マイクアイコン)をタップし、チェックしたい英語や英文を発音してみてください。正しく認識されて画面に表示されれば、その発音は通じるレベルということになります。
→→Google翻訳
Forvo
単語を検索すると世界中のネイティブスピーカーが録音した実際の発音を複数聞くことができます。地域による発音の違いも確認できるので、多様な英語を聴き比べることができます。
→→Forvo
YouGlish
英単語やフレーズを検索すると、YouTubeからネイティブスピーカーがその言葉を使っている実際の場面を探して再生してくれます。文脈の中での自然な発音を学べるのが特徴です。
→→YouGlish
私はこのYouGlishを、なかなか覚えられない単語を覚えるのに活用しまくっています!
Natural Reader
テキストを入力すると自然な音声で読み上げてくれるテキスト読み上げツールです。長文の発音確認や、リスニング練習に活用できます。
このNatural Readerは、私の英語コミュニティでオリジナル英語教材を作るのにメンバーさんに活用してもらっています!
BoldVoice Accent Oracle
短い音声を録音すると「どこ訛りか」を当ててくれるツールです。自分が英語でどう聞こえているか確認したいときに、手軽に試せます。
私はどんなに上手に発音してみても、「日本人だね!」とバレますが、なぜか何度やっても韓国語訛りと南アフリカ英語訛りもあると判定されます(苦笑)

英語の発音トレーニングに関するよくある質問

最後に、英語の発音についてよくいただく質問にお答えします。
発音アプリの効果はいつ頃実感できますか?
続け方や元のレベルにもよりますが、毎日少しずつでも続けると、数週間〜数ヶ月で「聞き返されにくくなった」「自分で強弱をつけて話せるようになった」と感じる方が多いです。
ネイティブと同じ発音を目指す必要はなく、リズムとイントネーションを意識するだけでも、通じやすさは変わってきます。
完璧を求めず、まずは「強弱をつけて話す」ことを意識してみてください。
毎日、何分くらいアプリやサイトで練習すればいいですか?
まとまった時間が取れない社会人の方は、1日5分でも10分でも構いません。短い時間だったとしても、真剣に集中して取り組めば、かなり上達できるはずです。
「お風呂で5分だけ発音練習する」「寝る前に1文だけ発音する」など、無理のない範囲で習慣にしてみてください。
勉強の習慣化については、以下の記事に詳しく書いています。よかったら、あわせて読んでみてください!


イントネーションは発音アプリで上達しますか?
ELSA Speakなど、文単位で練習できるアプリなら、イントネーション(文の抑揚)も一緒に鍛えられます。お手本の音声に合わせて発音する機能があるアプリでは、強弱やリズムをまねる練習がしやすいです。
あわせて、シャドーイングやオーバーラッピングで、長めの文や教材をまるごとまねする練習をすると、イントネーションの感覚がさらに身につきやすくなります。
無料のアプリやサイトだけでも発音は上達しますか?
無料アプリや無料サイトだけでも、正しい音を聞く・自分で発音してチェックする・リズムをまねする、といった練習は十分にできます。上達は可能です。
有料プランは、練習量を増やしたい、より細かいフィードバックが欲しい場合の選択肢として考えれば十分です。まずは無料の範囲で続けてみて、物足りなくなったら有料を検討するので遅くありません。
まとめ|社会人向けのおすすめ英語発音アプリ
多くの方が改善したいと願っている英語の発音についてここまで書いてきましたが、いかがだったでしょうか?
✅ 発音に自信がない社会人が押さえたいこと
カタカナ表記は、通じる書き方なら補助として有効。発音記号・フォニックスは必須ではない。音読やシャドーイング、アプリやサイトで正しい音を確認して練習する習慣が大切。
✅ ネイティブと同じ発音である必要はない。通じるカギはリズムとイントネーション
LとRの違いは厳密にできなくても、文脈で通じる。強弱とリズムを意識し、文章まるごとシャドーイングやオーバーラッピングで練習するのが効果的。
✅ 発音アプリは採点機能・自分のペースでできるものがほとんど。無料で試す・続けていそうかで選べばよい
英語発音トレーニング、発音博士、ELSA Speak、スピークバディなど、無料枠や無料体験を試してから決められる。
✅ 無料サイトは「お手本を聞く」、アプリは「話してチェックする」で使い分ける
Google の発音機能やNatural Readerで音を確認し、アプリで自分で発音してチェックする流れがおすすめ。
発音は、少しずつ続けることで確実に変わっていきます。今日から、一緒に始めませんか?


