2024年4月22日
audiobook.jpとaudible比較【600冊以上オーディオブックを聞いた私の結論】
エバンス愛
※当ブログ記事には、広告が含まれます。
私はオーディオブックが大好きで、日本語・英語を合わせると、1,000冊は軽く超える本をオーディオブックで聞いています。
オーディオブックと言えば、日本で最も有名で書籍のラインナップが多くて使いやすいのが、
・audiobook.jp
・amazonのaudible
の2つのサービスです。
このページでは、audiobook.jpの特徴や、amazonのaudibleとの違い、私がどのように2つのサービスを使い分けているかをご紹介したいと思います!
コンテンツ
audiobook.jpの概要と特徴
audiobook.jpは、日本語オーディオブックの最大手のサイトで、ビジネス書のベストセラーのラインナップなら日本一です。
日本語のオーディオブックが買えるサービスでは最も品揃えがよく、他のオーディオブックサイトでは販売していない名著や話題作が手に入りやすいです。
本の価格は、1冊1,200円〜1,600円くらいが多いです。だいたい紙の書籍と同じと思っていただければOKです。
が、聴き放題やチケットプランがあり、かなりお得にたくさんのオーディオブックを聞くことが可能。
audiobook.jpの料金プラン
audibleは月額1,500円の聴き放題プランだけなのに対し、audiobook.jpにはいろんな料金プランがあります。
1.聴き放題プラン(月額1,330円 ※年割なら月833円)
月額1,330円(年割なら833円)の聴き放題プランで、聴き放題対象の本が好きなだけアプリで聞けます。
初めて聴き放題プランに登録する場合、最初の14日間は無料でお試しできます。
聞きたい本が特に決まっていない場合は、聴き放題プランが一番お勧めです。
14日間の無料期間登録中に、聴き放題対象にどの程度聞きたい本があるか、自分にオーディオブックが合うかどうかを確認してみてくださいね。
2.月額会員プラン(月額550円〜33,000円)
・月額 550円 (610ポイント付与)
・月額 1,100円 (1,220ポイント付与)
・月額 2,200円 (2,450ポイント付与)
・月額 5,500円 (6,500ポイント付与)
・月額 11,000円 (13,450ポイント付与)
・月額 22,000円 (28,000ポイント付与)
・月額 33,000円 (42,000ポイント付与)
この7つのプランがあります(2024年4月現在)。
1ポイント=1円で、全ての本の購入に使えます。「月額会員」とは言っても、退会や再加入は自由です。ポイントは6ヶ月間有効なので、「いったん退会して、ポイントを使い切った頃にまた月額会員になる」といった使い方も可能。
最大で50%オフなどの会員限定セールを頻繁に開催しているので、そういうチャンスを狙って購入するのがお勧めです。
聞きたい本が聴き放題対象外の場合、この月額会員プランのポイントを使って購入するのが最もお得です。聴き放題プランとの掛け持ちもできるので、うまく使い分けるのがお勧め。
3.チケットプラン(月額1,500円、2,900円)
・1,500円(チケット1枚)※初回は980円
・2,900円(チケット2枚)※初回は1,980円
の2つのプランがあります(2024年4月現在)。
チケットプランでは、チケット1枚と対象作品1冊を交換できます。聴き放題プランの対象外で、定価が1冊1,500円以上の本であれば、チケットと交換したほうがお得になります。
ただ、1,500円以上の本でもセールで半額になったりする場合もよくあるので、私はチケットプランより上記の月額会員プランの方が使い勝手がいいかなと思います。
聴き放題プランのオーディオブックは退会すると手元に残りませんが、月額会員プランとチケットプランで購入したオーディオブックは、退会後もいつでも聞けます。
audiobook.jpでやさしい英語のオーディオブックが聞ける
audiobook.jpは、これまでは私は日本語のオーディオブックを聞くために使っていました。でも、そのaudiobook.jpで「ラダーシリーズ」の洋書オーディオブックが聞けるようになったんです!
ラダーシリーズとは:
ラダーシリーズは、使用する単語を限定して、やさしい英語でリライトされた、英語学習者用向けの洋書です。英語ネイティブ読者を想定した洋書とは違い、使う単語や文法を制限しつつも、ストーリーの楽しさを英語のままで楽しめる工夫がされています。
私は、このブログでも何度も「英語オーディオブック」を推してきたので、audibleで実際に洋書オーディオブックに挑戦してみた方も多いかもしれません。
でも、普通の英語のオーディオブックって、TOEICで最低でも800点以上はないと歯が立たないんですよね。実際、TOEIC900点台でも、楽しめる英語力に至らない人も多いです。
▶(参考)【徹底解説】audibleの英語オーディオブックの正しい選び方と購入方法、英語レベル
でも、「ラダーシリーズ」は、ネイティブの読者を想定した普通の洋書と違って、英語学習者向けに書き換えられています。使われる英語レベルは、一番やさしいレベルでTOEIC300点〜400点、英検4級レベルです。
なので、普通の洋書のオーディオブックに挫折してしまった!という方は、ぜひaudiobook.jpの聴き放題でラダーシリーズに挑戦してみてほしいです。
\ 聴き放題プランでラダーシリーズ洋書に挑戦! /
ラダーシリーズの英語レベル
ラダーシリーズのレベル分けは、以下のようになっています。
・レベル1: 中学校で学習する単語 約1000語(TOEIC300-400点、英検4級)
・レベル2: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約300語(TOEIC400-500点、英検3級)
・レベル3: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約600語(TOEIC500-600点、英検準2級)
・レベル4: レベル1の単語+使用頻度の高い単語 約1000語(TOEIC600-700点、英検2級)
・レベル5: 語彙制限なし(TOEIC700点以上、英検準1級以上)
audiobook.jpで聞けるラダーシリーズ洋書
2024年4月現在、audiobook.jpの聴き放題プランで64冊のラダーシリーズ洋書が聞けます。たとえば、以下のような本が聴き放題対象です。
・美女と野獣
・走れメロス
・星の王子さま
・赤毛のアン
・ローマの休日
聴き放題対象の場合、このような表示になります。音声サンプルがあるので、再生して英語レベルを確認してみるといいですね。
一冊だけ聞けるんじゃなく、何冊でも聴き放題なので、まずはどれでも気軽に試してみましょう。難しいなと思えば、レベルを下げて別の本に挑戦すればOKです。
今まで、英語オーディオブックに憧れつつ挑戦できていなかった方は、英語学習者用の簡単な英語で楽しんでみましょう!
\ 聴き放題プランでラダーシリーズ洋書に挑戦! /
audiobook.jpで聞けるラダーシリーズのお勧め本を、以下のページでご紹介しています。合わせてぜひどうぞ。
▶英語初級者に最適!おすすめ洋書オーディオブック15冊【ラダーシリーズ】
私はaudiobook.jpで600冊以上の本を購入しています
私は、このaudiobook.jpのヘビーユーザーです。
聞きたい本が多すぎて、気がついたら「今月もう20冊も買ってしまった!請求2万円超え!」・・・なんてこともあります。(;・∀・)
今、調べてみると、ライブラリに1ページあたり20冊の購入履歴が31ページあります。20冊x30ページ=600冊なので、なんとaudiobook.jpで600冊以上も買っていたことがわかりました。Σ(・∀・;)
別に必要ないと思いますが、以下がその証拠。
私はこのaudiobook.jpが「ラインナップが豊富で、聞きたい本が多い」「割引セールでお得に買える」という点で気に入っています。
あなたが気になっていた本があるか、ぜひチェックしてみてください。
Audibleとaudiobook.jpの比較
audibleは、amazonのオーディオブックサービスです。
audibleにも聴き放題プランがありますが、月1,500円です。833円(年割)のaudiobook.jpと比較すると高いですね。
また、聴き放題対象外の書籍を単品で購入することも可能ですが、ビジネス書や実用書に関しては、audiobook.jpの方が品揃えが豊富だと思います。
audibleでは扱っていないベストセラーも、audiobook.jpでは見つけることができます。
また、audiobook.jpの方が頻繁に50%オフなどのセールがあります。私は、欲しい本をaudiobook.jpでお気に入りに登録しておいて、セールになったタイミングで購入することが多いです。一方、audibleは、セールはめったにありません。
一方、audibleには英語のオーディオブックが豊富で、聴き放題プランにもたくさんの洋書があります。だから、audibleはやっぱり私にとっては外せません。ラダーシリーズでは物足りない人には、audibleは特にお勧めです。
amazonのaudibleについては、以下のページをご覧くださいね。
▶【徹底解説】audibleの英語オーディオブックの正しい選び方と購入方法、英語レベル
結局、audiobook.jpとaudibleはどっちがお勧め?
audiobook.jpとaudibleでどちらを選ぶかは、あなたがどんな目的でどんな本をどれほど聴きたいか次第です。
とにかく安くたくさん聴きたいなら、audiobook.jp聴き放題プラン(833円)。
初めて英語のオーディオブックに挑戦したいなら、audiobook.jp聴き放題プラン(833円)。
日本語だけでなく英語もたくさん聴きたいなら、audible月額プラン(1,500円)。
話題の書籍(日本語)をたくさん聴きたいなら、audiobook.jp月額会員プラン(550円〜33,000円)。
という感じです。
聴き放題プランについては、audible、audiobook.jpのどちらにも無料お試し期間がありますので、両方に登録していろいろと聞いてみて、ラインナップを確かめてみることをお勧めします。
日本語のオーディオブックを聞くメリット
ところで、このブログでは、英語を学ぶ人のための情報をお伝えしています。なのに、日本語のオーディオブックをなぜ熱く語るのか。
「英語を勉強したいのに、日本語のオーディオブック?」と思うかもしれませんが、日本語のオーディオブックも、使い方次第で英語学習や人生そのものにとてもいい影響を与えることができます。
ここに、日本語オーディオブックのメリットをいくつか示します。
1.時間が増え、発想力や行動力が高まる
私が最初にオーディオブックを聞いてみようと思ったきっかけは、神田昌典さんの『非常識な成功法則』に書いてあったこんな一節でした。
「お前が独立してうまくやってきた、最大の秘密を吐け。さもなければ命はない」そう、脅されたとすれば、何を挙げるだろうか?
私は、躊躇せず、「はい、テープを聴く習慣です」と答える。(中略)
テープを聴く習慣のない人は、大変なハンデを背負っているとしか思えない。テープを聴くことの効果は、単に「知識が増える」ってことだけではない。さらに時間が増え、発想力、そして行動力も高まるという大きな効果がある。
当時、神田昌典さんは、ビジネス書籍や講演会を収録した英語のテープをアメリカから取り寄せて、たくさん聞いていたそうです。
それを知って、「何それ!英語が分かると、そういうこともできるの?私も挑戦したい!」と思いました。でも、テープをどうやってアメリカから取り寄せたらいいのか、分かりません。
すると、ちょうど同時期に読んだ勝間和代さんの『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』という書籍で、Audible.com(audible米国版)という英語オーディオブックの販売サイトがあることを知りました。
勝間さんも、神田昌典さんと同じように、英語のオーディオブックをご自身のビジネスに活かしているとのことでした。
当時、2007年。日本版のaudibleはまだ存在しない頃です。私は外資系企業で秘書・翻訳者をしていて、通訳に転職するかしないかの頃でした。正直、当時は「英語のオーディオブックなんて無理!」と思っていました。
でも、「勝間さんみたいに、英語を専門としない人も利用しているのなら・・・」と思い、試しに1冊英語のオーディオブックを買ってみました。すると、案外理解できることに気づきました。
そして、その後はめちゃくちゃオーディオブックにハマってしまい、次々と新しい本を買っては聞いていきました。
その結果、神田昌典さんが言うように、時間が増え、発想力や行動力が高まったと私自身も実感しています。
2.英語学習へのモチベーションが上がる
上に挙げた勝間和代さんは、TOEICを420点から3年間で900点にアップさせた経歴の持ち主です。
しかも、学生結婚をしてその後シングルマザーとなり、3人の子供の育児のかたわらフルタイムで仕事をしながら、です。きっと、オーディオブックで時間を有効に使いながら仕事で成果を出してきたのだろうと思います。
『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』では、ビジネスで使える英語を身につける方法について書いてあるほか、勝間さんは本の中でこんなことも述べています。
・英語ができると、収入増につながる確率が飛躍的に高まる
・英語を職場で使う女性は、使わない人に比べ40%も年収が高い(男性は18%)
・英語ができた瞬間、海外が全部ビジネスの対象になる
英語修行中の人には、とてもモチベーションがわく内容ではないでしょうか?
3.ビジネス書が次々に読破(聴破)できる
「読書」という行為は、当たり前ですが、手に本を持ってそれを開き、目で文字を追う作業です。その時、誰かに話しかけられたり、テレビの音に意識を奪われていると、読書をすることはできません。
つまり、読書をするには、「目」と「手」と「耳」が同時に空いていなければいけません。
そう考えてみると、「読書」って本当に制約が多い活動ですよね。
「読書したいけど、全然そんな時間がなくて・・・」「勉強したいことは山ほどあるのに、全然追いつかない・・・」という人がものすごく多いのも、当然のことです。
でも、その点オーディオブックは、「耳」さえ空いていれば、手と目がふさがっていてもOKなんです。
「運転中」「通勤時間」「犬の散歩中」「家事をしながら」など、手や目が塞がっていても耳が暇な時間というのは、実は探せばたくさんあるものです。
他にどんな時間が「耳が暇」な時間になりうるか、詳しくは以下の記事をごらんください。
▶英語の勉強する時間がない人集合!誰でも毎日1時間確保できる方法
一般的な日本のビジネス書は、だいたい収録時間が4時間程度です。
ですが、オーディオブックは本当にゆっくりはっきりとした朗読なので、1倍速で聞くと遅すぎてちょっと苦痛です。ビジネス書なら、2倍速でも全く問題なく聞き取れます。
(私は、日本語のオーディオブックはいつも2.5倍速から3倍速で聞きます。)
仮に、通勤時間や家事の時間など、耳が空いていてオーディオブックを聞ける時間が合わせて1日に2時間あるとすると、この本はたった1日で読破(聴破?)できてしまうんです。
これが、普通に本を手でめくるという作業が必要な一般的な「読書」なら、どれだけの人がビジネス書を1日で読破できるでしょうか?
通勤の電車の中や寝る前などに毎日チョコチョコと読み進めても、1週間くらいはかかる人が多いのではないでしょうか。
ということは、耳が無為に空いている時間を利用することによって、本来なら7日かかるものが1日で処理できるのです。しかも、普段の通勤や家事というルーチンはそれまでと変わらずやりながら、です。
これが、「オーディオブックで時間が増える」からくりです。日本語のオーディオブックを利用しない手はないと思いませんか?
\ 聴き放題プランでラダーシリーズ洋書に挑戦! /
audiobook.jpとaudibleの比較・まとめ
以上、audiobook.jpとaudibleのサービスの比較をしましたが、自分が聞きたい本がどちらにあるかなど、比較して選ぶことをお勧めします。
上にも書きましたが、以下のポイントで選んでいただくと間違いないと思います。
とにかく安くたくさん聴きたいなら、audiobook.jp聴き放題プラン(833円)。
やさしい英語のオーディオブックに挑戦したいなら、audiobook.jp聴き放題プラン(833円)。
日本語だけでなく英語もたくさん聴きたいなら、audible月額プラン(1,500円)。
話題の書籍(日本語)をたくさん聴きたいなら、audiobook.jp月額会員プラン(550円〜33,000円)。
ぜひ、ながら聞きの時間で日本語オーディオブックも活用して、ビジネスのスキルアップや英語のモチベーションアップに役立てて、あなたの英語力の価値をさらに高めてくださいね。
audiobook.jpで聞けるラダーシリーズ洋書のお勧め本を、以下のページでご紹介しています!
▶英語初級者に最適!おすすめ洋書オーディオブック15冊【ラダーシリーズ】