2019年4月7日
遺伝子操作は今後より普及するか?(英検1級合格体験記)
エバンス愛
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—– ハンドルネーム —–
trenc
—– 年代・性別・ご職業 —–
40代男性 会社員
—– 他の英語の資格 —–
TOEIC 985点
—– 2次試験に合格した回 —–
2018年度第3回
—– 何回目での合格? —–
1回目
—– 合計点(内訳) —–
30(7,7,7,9)
—– 選んだトピック —–
遺伝子操作は今後より普及するか
—– スピーチの内容 —–
一般的になる。2つのメリットがあるため。
まず、遺伝子操作は経済発展につながる。その分野への投資が増えるし、結果的に仕事が増える。
次に、生活の質の向上につながる。例えば、病気に苦しんでいる人を救うことができる。
倫理的に問題があるという意見もあるが、デメリットよりメリットが大きい。
以上から、今後普及すると考える。(2分より前に終了)
—– 試験官とのやりとり —–
スピーチは終了?(2分より前に終わったため)
→終了
病気というのはどんな病気か
→癌とエイズ(単語で回答)。
デザイナーズベイビーについてどう思うか?
→倫理的に問題がある。性別まで選択するようになると、性別のバランスが崩れて出生率にも影響があるのでは。
倫理を守るにはどうすればよいか
→難しいが、教育が最も重要。いろいろな考え方があるので教育内容も検討しなければならないが、
世界中で基本的な考え方を合わせることも必要ではないか。
仕事が増えるというのはどんな業界?
→医療と薬品。医療で言うと、山中教授がノーベル賞をとったことで有名。
—– 良かった点 —–
①リラックスすること
②簡潔に述べること
③文法的な間違いを気にして止まるより話し続けること
④事前に、こんな話題が出たらそれに決めよう、と考えておき話題選択に時間をかけなかったこと
を意識して実践できたこと。
—– 反省点 —–
①QAでは最初の問に対する答えが単語になってしまった。
話すことができることをアピールするべきなのに単語での回答はよくなかったと思います
②お昼近くの面接だったのでハロー、というつもりで入室したら思いがけずグッモーニンと言われ
あたふたしました。挨拶からセリフのように言うことを決めるべきではなかったと反省しました。
面接官が緊張してるね、リラックスしよう、と言ってくれたので救われました。
③QAのデザイナーズベイビーはあまり意味をわからずに回答しており、少し筋違いの回答になっているのでは
ないかと思います。しっかり質問の内容を聞き直せばよかったと思います。
—– 勉強法、対策法、気をつけたこと —–
まずはそもそもどんなトピックスがでるのかネットや本で情報収集。
次に、トピックスに対して、日本語で自分の考えを整理する(想定QA含め)。
特に本番1週間前からは毎日2分間で話す練習、録音、聞いてみる、を繰り返した。
(それ以外に、本番前2週間は毎朝30分ほど音読練習を実施)
2分間で話すことはなかなかできず悲観的にもなりましたが、
段落ごとに何文ぐらいであれば2分間に収まるかを把握できたこと、
自分にとって話しやすい(事例を思いつきやすい)話題を把握できたこと、
録音を聞いてどんな時に自分がつまってしまうのかを振り返ることができたことはよかったと思います。
自分の場合は、環境、労働不足、ネット、男女平等、生活の質などは話しやすい一方
文化や宗教や政治はそもそも知識不足もあり話しにくいことを事前に把握できたので、
本番で選ぶ順位を事前に念頭におくことができました。
録音を聞いていて詰まるときは、文法的にどういえばいいかな、合っているかなと考えているときと
そもそも話す事例が思い浮かばない時の2パターンが多いとわかりましたので、文法については
考えすぎても合格にはつながらない、と考えて話すことを優先する(とは言ってもこれが難しかったです)、
事例についてはそもそも事例を思いつきやすいトピックを事前に見つけておくことで対処することにしました。
なかなかうまくいかずに試験3、4日前にネットで合格者の情報を検索していてこのサイトに
行きつき様々な体験談を読ませていただいたのは本当に貴重でした。
皆さん不安を抱えたりうまくいかない状態でも最後までがんばって合格されているケースも多々あることがわかり、
自分もがんばろうという気持ちになれたことと、スピーチがうまくいかなくてもQAで挽回できるなど
最後までやりとおすことが大事であることをしっかり認識できました。
なお、冒頭でも記載した朝の音読は、発音の点数が9点だったことを考えると
結果的に合格につながったと思います。発音や自然なイントネーションが苦手だったのですが、
毎朝愚直に読むことで滑らかに聞こえたのではないかと思います。
この点数を見たときは非常にうれしかったです。
—– 合格までに利用したもの —–
英検1級 面接大特訓という市販本。上記の音読もこの本を使用しました。
本に出てくるトピックスを各2回は2分で話す練習をしました。
その際、本に出てくる使えそうなフレーズを実際使って見ることを心掛けました。
あとはネット上の合格体験記。特に本サイトの情報が非常に有益でした。
—– これから受験される方へのメッセージなど —–
読み書き文法はある程度わかるものの、スピーキングの経験はほとんどない状態を解消しようと
意気込んでトライした英検1級でしたが、2次試験は何度もくじけそうになりました。
最後まであきらめずに、あと合格するまで続けようと思いながら練習することが合格につながるのではないかと思います。
上記のメモは、受験当日に個人的にメモした内容を記載しています。
私もこのサイトの情報のおかげで合格できましたので、何らかのお役に立てれば幸いです。
ご投稿ありがとうございます!
②お昼近くの面接だったのでハロー、というつもりで入室したら思いがけずグッモーニンと言われ
あたふたしました。挨拶からセリフのように言うことを決めるべきではなかったと反省しました。
面接官が緊張してるね、リラックスしよう、と言ってくれたので救われました。
いい面接官ですね・゚・(ノД`;)・゚・
心理的に余裕があることは大きなアドバンテージになるので、普段英語を話す機会の少ない人は、一時的にでもスカイプ英会話などを活用して、外国人と話すことへの緊張感を減らし、思いがけない事態への対応が臨機応変にできるようになっておくといいと思いました!
ちなみに、Good morningと言われてHelloと返しても、全く問題ありませんよ。
文法については考えすぎても合格にはつながらない、と考えて
話すことを優先する(とは言ってもこれが難しかったです)
trencさんの状況とはちょっとずれているかもしれませんが、「こう言いたいんだけど、文法的にどう言おう、これで合ってるかな?」って文法を考える段階を克服するとスピーキング力が格段に上がるのですが、それには「別の日本語に置き換える」(文法的に英語にしやすい日本語に変換する)という技が必要になります。
私はこれを自分で気づくのに何年もかかりました・・・
この「別の日本語に置き換える」という概念は、私のメール講座では説明しているんですが、たとえば、「この本は、このお店に置いてありますか?」って言いたいとき、「『置いてありますか?』って何て言うんだろう?受動態かな〜?」とか考えちゃうとダメなんですよね。だから、
「この本は、このお店に置いてありますか?」→「あなた(=お店のこと)はこの本を持っていますか?」
と置き換え、それを英語にするという手順を踏みます。頭に浮かんだ日本語を、そのまま英語にはしないんですね。これは、英語がうまいノンネイティブはみんなやっています。(まあ、英検1級レベルの人は迷わずいきなりDo you have・・・と言える人が多いと思いますが)
というわけで、貴重な体験記のご投稿ありがとうございました!
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