国際結婚した歴史オンチが世界史を学び直した勉強法5つと教材10選
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国際結婚した歴史オンチが世界史を学び直した勉強法5つと教材10選

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

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あなたは、海外旅行で美しい世界遺産を訪れたり、パレスチナのような歴史や宗教が複雑に絡み合う海外の戦争のニュースを耳にしたりした時、「世界史を勉強し直したいな」と思ったことはありませんか?

 

私自身は相当の歴史音痴で、アメリカ人旦那(大学では歴史専攻)との会話が噛み合いません。たとえば、「あの人気ドラマは、薔薇戦争が元ネタで・・・」とか言われても、私には悲しいほどにピンとこないのです。

愛

せめて常識的な世界史の知識があれば、もっといろいろ話せるのに・・・それに、夫のルーツや文化も、もっと理解できるのに・・・

そう、悔しい思いをしてきました。

 

そんなわけで、世界史を大人になってゼロから勉強し直すことを決心したわけですが、改めて歴史を学んでみると、普段何気なく目にしているニュースや文化の話題にも、歴史が根底に脈々と流れていることがわかりました。あれほど学生時代につまらなかった勉強が、すごく楽しいと感じたんです!

この記事では、世界史を学び直すための勉強法や、特に役立ったおすすめの教材をご紹介します。忙しい毎日の中で、何を使ってどう世界史の勉強を継続すればうまくいくのか、私の試行錯誤の結果をお伝えします。

 

社会人が世界史を学び直すべき5つの理由

そもそも、別に大学受験をするわけでもない大人でも、仕事に歴史の知識は必要なくても、世界史を勉強した方がいいのでしょうか? 私は、「絶対に」学んだほうがいい!と思います。私がそう考える理由は、以下です。

 

1.グローバルな視点が身につき、ビジネスに役立つ

 

世界史を学ぶことは、国際的な視野で物事を見ることにつながります。多種多様な文化や歴史的背景を理解していないと、国際会議やビジネスの場で、真の意味で相手の立場や文化を尊重することはできませんよね。

ビジネス相手が外国人であれば、その文化や歴史、宗教を正しく理解しているかどうかに成果が左右されるといっても過言ではありません。

 

「ビジネスの場に歴史や宗教は関係ない」と思うかもしれませんが、歴史や宗教は文化を形成する重要な要素です。また、相手にとっては常識である歴史的事件や宗教的な慣習をこちらが知らない場合、それはそのまま相手の不信感にもつながりかねません。

愛

私の英語の師の松本道弘先生は、いつも「いくら英語がペラペラでも、中身もペラペラだとビジネスでは相手にされないぞ」といつもおっしゃっていました!

 

2.英字新聞や海外ニュースがより理解できる

 

私は、自身の英語力向上と英語教材SPEEDIER READINGのコンテンツ制作のため、The Economistという英字新聞を購読して毎日読んでいます。

欧米のエリート層が読む「高級紙」に分類される新聞なのですが、英語が難しいだけではなく、その背景にある歴史を知っておかないと、ちゃんと理解できないんです。

 

英字新聞や海外ニュースを英語の勉強に活用したい人は多いですが、国際情勢の理解には歴史の背景知識が必要だということを認識している英語学習者は、残念ながらあまりいません。

愛

私の個人的な感覚ですが、英字新聞や海外ニュースの理解の7割は英語力、残り3割は背景知識です。

 

3.外国人とより深く分かり合える

 

沢木耕太郎さんの『深夜特急』という、アジアからヨーロッパまでバックパッカー旅をする紀行エッセイをご存知ですか?

 

audibleのオーディオブック版もあり、俳優の斎藤工さんが朗読しているのですが、めちゃくちゃ良いです!!(かなりゆったりした音読なので、私は再生速度を上げて聞いてます)

愛

私の脳内では、旅人が斎藤工さんの姿で再生されてます(笑)

 

この本の「トルコ・ギリシャ編」の中で、トルコで出会った老人に「トルコの建国の父を知っているか」と尋ねられ、沢木さんが「ケマル・アタテュルクでしょう。日本の学校で習いました」と答えると、老人はたいそう喜んで「そうかそうか、学校で教わるのか。日本人はやっぱり私たちの仲間だ」と言って親切にしてもらった・・・というエピソードがあります。

それを読んで、私は正直「ヤバい、私は答えられないわ・・・(;・∀・)」と思ったし、こうやって世界史を当たり前の教養として身につけている人は羨ましいなと心から感じたんですよね。

 

私たちのコミュニティ「Ambassador Language Program (ALP)」でも、実はメンバーさんにすごく好評だったのは、夫のマイクの日本史の知識と教養です。「日本の歴史や文化について、マイクと英語で話すのが楽しいです!」と言ってくださった方が何人もいます。

外国人が自分の国の歴史を知っているというのは、相手にとってはものすごく嬉しいことであり、それだけでコミュニケーションが一層はずむのです。

 

4.日本への理解が深まる

 

私は、イタリア語を独学で勉強しています。イタリア人の先生のオンラインレッスンを受けはじめて、自分がイタリア史をほぼ何も知らないことに気づきました。そこで世界史を学んで知ったのですが、イタリアが現在の統一された国になったのは1800年代です。

それまでは小さな国に分かれていたので、イタリアは今も地域ごとの方言や食文化がとても豊かです。ローマ出身の先生とナポリ出身の先生では、新幹線で1時間の距離なのに、発音が全然違ったりします。

 

それで、「イタリアって、江戸時代まで小さな藩に分かれていた日本とすごく似てるな」と思ったんですよね。日本も、イタリアと同じく方言や食文化が豊かだし、県ごとに様々な特産品があります。

こういう「日本と似てる!」という感覚は、アメリカにもフランスにも感じません。それは、国の成り立ちの歴史や地理的な条件が日本とは全然違うからです。世界の歴史を知るからこそ、日本との共通点や違いに気づき、「そうか、日本ってこういう特徴のある国なんだな」という学びにつながるのです。

 

5.海外旅行で遺跡や城を訪れた時の楽しみが倍増する

 

海外旅行に行くと、いろいろな歴史的建造物を訪れる機会がありますよね。その時、その場所に積み重なった歴史への背景知識があればあるほど、旅が一層思い出深いものになります。

私は、実はもうすぐイタリアのローマに行くんですが、カエサルが暗殺された広場を見て、ただ「あ〜、『ブルータス、お前もか』って言った場所ね」で終わるのか、それとも当時の古代ローマ史や殺害の背景を知っているのかで、得られる感覚が全く変わるはずです。

 

【大人の学び直しにおすすめ】40代で学生向けスタディサプリで勉強してみた結果でも書きましたが、もしかしたらブルータスが殺したカエサルは、自身の父親だったかもしれない・・・とか考えるだけでも、より遺跡見学が印象深いものになります。

 

社会人が世界史を学び直す5ステップ勉強法

でも、今さら世界史をどうやって勉強したらいいの?という疑問がありますよね。わたしも、いろいろと試行錯誤をしました。ここからは、私の考える効果的な勉強法5ステップをお伝えします。

 

1.メイン教材を決める

 

書籍やYoutube動画など、いろいろあってあれこれ手を出したくなりますが、メイン教材を一つに決めて、それを中心に勉強を進めることをおすすめします。そうしないと、学習範囲の重複や不足が出て、結局効率が悪くなります。

いったん大きな流れを一通り学んだら、より興味があるところや、自分の興味や必要性に合わせて、特定の地域や時代の世界史をより深く学べばいいと思います。

 

私がメイン教材に使っているのは、スタディサプリです!小学生〜大学受験生向けの全教科全科目が安価な受講料で受け放題で、先生の授業は楽しくてわかりやすく、めちゃくちゃ良いです。

スタディサプリ(公式)

 

私が実際にスタディサプリを使ってみての詳しい感想は、以下のページを参考にしてください。

【大人の学び直しにおすすめ】40代で学生向けスタディサプリで勉強してみた結果

【大人の学び直しにおすすめ】40代で学生向けスタディサプリで勉強してみた結果

 

2.学習スケジュールを決める

「何を使って」「どこで」「何分」勉強するかを決めて、スケジュール化することが必須です!そうでないと、歴史のような「別にやらなくても困ることはない」勉強は、絶対に続かないです(涙)。私も、それで何度も挫折してきました。

 

 

↑上記のカレンダーは私の実際の予定表ですが、「月曜日〜土曜日の毎朝7:00-7:30は世界史の時間」と決めています。これを決めてから、やっと世界史の勉強が続くようになりました。

Googleカレンダーは、「毎日」「平日だけ」「毎週月曜日」など、繰り返しの設定が簡単にでき、修正も簡単なので、私は仕事や用事だけでなく勉強の予定も一緒に管理しています。

 

3.年代と地図を確認しながら学ぶ

丸暗記が苦手な大人の脳みそに世界史の流れがしっかり頭に入るかどうかは、「年代」と「地図」をちゃんと把握しているかどうかが鍵を握ります。

受験生ではないので、年号を細かく語呂合わせで丸暗記する必要はありませんが、何世紀の出来事なのかは最低限理解しておかないと、使える知識にはなりません。

 

また、私は国の領土や主要な都市の場所は必ず地図で確認し、そこが現在どの国に当たるかをGoogleマップで確認しています。すると、ぐっとイメージがついて記憶に残りやすくなります。

そして、iPadのGoodnotesというアプリで、下のようにスタディサプリのテキストにAppleペンシルで書き込んでいます。

 

Goodnotesだと貼り付けや修正が簡単なので、地図や写真を画像検索してノートにコピペできて気に入ってます!

Goodnotes 6

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4.学習した範囲はすぐにテストで復習する

学習した章や節を終えたら、その直後に確認テストを解くのがおすすめです。もちろん大人にはテストでの高得点は必要ないのですが、自分の理解度を確かめるには、なんだかんだ言ってやっぱりテストが一番だからです。

私は、英文法の勉強でも「ただ参考書を読み込む」という勉強法はお勧めしていません。読んだら分かった気にはなるけど、結局頭に入らないからです。それより、問題を実際に問いて、どの知識が頭に入っていないかを確認しましょう!

 

スタディサプリだと、毎回の講義の後にこのようなミニテストがついているので、すごく気に入っています。

 

テストに回答しながら「あ〜、あれ何だっけ?」と考えるプロセスを通じて、情報がより定着しますし、脳トレにもなります!

 

5.関連する書籍、映画、ドラマで理解を定着させる

 

勉強しても、そのままだとすぐに忘れてしまいます。私は、なるべくその地域や時代に関する別のコンテンツで理解を補強するようにしています。

 

たとえば、古代ローマを勉強したなら

・書籍
・オーディオブック
・Youtube動画
・映画(たとえば『グラディエイター』)
・ドラマ(たとえばNetflixの『ローマ帝国』)

 

こういう別の素材で新たな角度から記憶に定着させます。映画やドラマは英語の勉強の一環でもあるので、楽しみながら英語も世界史も学べて一石二鳥です!

映画やドラマの俳優さんの顔を思い浮かべると、その歴史上の人物がカタカナ名で覚えていたときよりずっと記憶に残りやすくなります。

 

大人のやり直し世界史にお勧めの教材10選

世界史を学び直すと決めたはいいものの、どの教材を使えばいいか迷う方も多いはず。時間が限られている社会人が短時間の勉強で最大限の効果を得るためには、適切な教材選びが鍵になります!

ここからは、私が実際に使ってみて効果を感じた、世界史を学ぶのにおすすめの教材を10点ご紹介します。

 

1.スタディサプリ

 

スタディサプリは小学生から大学受験生用の通信講座で、全学年全教科が受け放題なのですが、大人でも受講できるんです。

私は今まで、何度も世界史の勉強が続かず挫折してきましたが、スタディサプリをメイン教材にしてから、勉強が継続できるようになり、英字新聞の理解度も増しました!そして、夫との歴史トークの質も少しは向上しました(多分)。

 

1回の講義が10分前後と短く、しかも面白く、毎回テストで復習もできるので、忙しい社会人も自分のペースで無理なく続けられます。

スタディサプリ(公式)

 

スタディサプリについて詳しくは、以下のページで解説しています!

【大人の学び直しにおすすめ】40代で学生向けスタディサプリで勉強してみた結果

【大人の学び直しにおすすめ】40代で学生向けスタディサプリで勉強してみた結果

 

2.山川出版社の世界史の教科書

 

高校時代に使った記憶がある人も多いであろう、山川出版社の世界史の教科書。ひととおりの情報が網羅されているので、世界史の流れを体系的に学ぶのに最適です。

 

ただ、情報が表面的でストーリー性がなく、読み物としては全く楽しくないので(苦笑)、この教科書メインで学習するのは全くお勧めしません!私は、調べ物や用語の確認、そしてスタディサプリで学習済みの範囲の復習に使っています。

ちなみに、「世界史A(あるいは歴史総合)」という教科書は、近現代史のみ扱われています。なので、全時代をやりたい場合は、「世界史B」か「世界史探究」の教科書を手元に置いておきましょう。

 

3.世界史資料集

 

世界史資料集は、ビジュアルで地図や遺跡、美術品などがたくさん掲載されていて、パラパラめくるだけで楽しいです。私はスタディサプリの講義を受けながら、資料集でその時代のページを開いて確認しています。

 

全ページカラーでこの安さなので、持っておいて損はないと思います。通訳案内士の試験を受けたコミュニティメンバーさんは、この学生用の資料集の日本史版で勉強したとおっしゃっていました!

 

4.山川出版社の世界史教科書の英語版

山川出版社の詳説世界史(「世界史B」または「世界史探究」)は、なんと英語版があります!

 

↓こんな感じで、山川出版社の教科書の対訳になっています。なので、英語を音読して日本語で意味を確認したり、気になる用語を英語版で確認したりと、英語の勉強にも使えます!英語と世界史が一気に勉強できるんです。

 

世界史は、カタカナ用語が多くて覚えづらいです。でも、そのスペルを見たら「なんだ、あの英単語と仲間の単語じゃないか!」と理解が進むことが多いんですよね。

たとえば「ピューリタン(清教徒)」という用語がありますが、英語だとPuritanです。これを見たら、「ああ、Puritanってpureな人たちってことか!」と英単語の知識とつながり、「より聖書に忠実に、純粋なキリスト教を実践する人のことなんだ」と記憶に残りやすくなったりします。

 

また、歴史好きのアメリカ人旦那との会話で苦労している立場から言うと、その苦労の多くは、「人名や地名の発音がカタカナ(おそらくオリジナルに近い)と英語で全然違うので、そのまま言っても夫に通じない」ということから来ています。

なので、このテキストで対応する英語を確認できるので、特に重宝してます。

 

5.トライイットの映像授業

 

「家庭教師のトライ」が、おそらくスタディサプリをかなり意識して作ったと思われる、スタサプに似たオンライン講座。スタディサプリは有料ですが、トライイット基礎講座のみ無料で見られます!(受験生向け講座は有料)

トライイットの世界史の先生の授業も、とてもわかり易くて楽しいです。

 

6.世界史まんが

『ビリギャル』以降、歴史まんがで流れをつかむという勉強法は当たり前になりましたが、私も世界史まんがを読んでます!歴史を楽しく学べるので、特に入門者や読書が苦手な人にはおすすめです。

 

歴史漫画は様々な出版社がそれぞれシリーズを出しているのですが、出版社によってカバーしている範囲や対象年齢、難易度が違います。

いろいろ調べた結果、高校生レベルの内容が一番網羅的に学べるのは、小学館版「世界の歴史」のようです。

 

実際、小学館版は上記の教科書でもご紹介した山川出版社が監修しているので、教科書との整合性も取れていて、教科書とセットで学ぶ人には良いと思います。

 

7.kindle電子書籍

 

世界史の教科書や通信講座で学べることは、本当に表面的な情報だけです。なので、特に自分が興味を持った時代や地域について、関連書籍でさらに深堀りして理解を深めるのがお勧めです。

 

私は、最近は塩野七生さんの本を大人買いして読み始めました。カルタゴの英雄ハンニバルが象でアルプス越えをしてローマに攻め込んだ話とか、すごく面白いです。

 

なお、kindleは私は普通に読むほか、音声読み上げ機能を使って「ながら聞き」もしています!やり方は、以下の通り。

 

<kindle音声読み上げ機能の使い方>

1.iPhoneでkindle書籍を開き、設定→「アクセシビリティ」をタップ。

 

2.「読み上げコンテンツ」をタップ。

 

3.「画面の読み上げ」をオンにする。

 

すると、以下のようなコントローラーが表示され、再生ボタンを押すと、機械音声で電子書籍を読み上げてくれます。

 

愛

機械なので多少不自然な読み方だったり、読み仮名が間違っていたりしますが、理解はできます!

 

社会人の勉強のやり直しには、ゆっくり本を読む暇などない人がほとんどだと思います。なので、こういう便利なスマホの機能や次にご紹介するAudibleなどで、耳からの勉強(耳勉)を積極的に取り入れていきましょう。

 

8.Audible(オーディオブック)

また、私が英語学習にも活用しまくっているAudibleのオーディオブックは、移動や通勤中に耳で聞けるので、忙しい社会人に最適です。「本を読むのが苦手」「活字は眠くなる」という人は、オーディオブックが向いています。

世界史の本で、Audibleの読み放題対象になっているものがたくさんあります!たとえば、これとか。↓

 

ところで、歴史研究は今でも旧説を覆す新発見があったり、あるいは政治的な事情で意図的に偏っています。

たとえば、私は学校で「稲作が朝鮮半島から日本に伝わり、弥生時代が始まった」と習いましたが、最新の発掘調査や稲のDNA解析によって、米は縄文時代から日本に存在しており、また中国の長江流域から直接日本に伝わった可能性が高いと言われています。

 

でも、いろんな事情で「進んだ文化は朝鮮半島から来た」でなければ困る人がいるようで(苦笑)、また日本の学校は左派・左翼的な思想が濃い場所です。なので、「教科書に書いてあることは正しい」と思い込んではいけないのです。

なので、教科書には書かれない別の視点を本を通じて取り入れて、バランスの取れた知識の獲得を目指すように私は心がけています。

 

たとえば、この本は定説とはかなり違うと思いますが、私には「なるほど」と説得力があり、めちゃくちゃ面白かったです。

 

9.Netflix

Netflixには歴史ドキュメンタリーや時代劇が豊富に揃っていて、エンターテイメントを通じて歴史を学べます。時代劇映画やドラマを視聴して、その歴史を勉強することで、学びが深まります。

 

たとえば、通訳の私が何度も見るNetflixの英語学習におすすめ海外ドラマ10選で挙げていますが、『ラスト・キングダム』や『アウトランダー』はドラマとして最高に面白い上に、歴史の勉強にもなります。

 

 

『ラスト・キングダム』は、アングロ・サクソン人が支配するイングランドに、ヴァイキング(デーン人)が何度も侵略してきた9世紀末のイングランドが舞台。

 

 

『アウトランダー』は、第二次世界大戦の従軍看護師クレアが、18世紀のスコットランドにタイムスリップする物語。

 

また、Netflixには歴史ドラマに専門家の歴史解説が含まれる、歴史教育ドラマシリーズもたくさんあります。たとえば、この『クレオパトラ』。↓

 

ただ、Netflixは、白人と考えられているクレオパトラ役に黒人女優を起用したことで炎上しました(苦笑)。他の歴史教育ドラマシリーズも、意図的な歴史修正をしているのではないかと批判されています。

最近の欧米の映画・ドラマ業界は、ちょっと行き過ぎたポリコレや多様性重視の傾向があるので、専門家が解説しているドキュメンタリーだからと言って真実と思い込まず、疑いの目も持ちながら見るくらいでちょうどいいと思います!

 

10.Youtube動画

私は、Youtubeも勉強に活用しています!わかりやすく楽しい歴史解説動画がたくさんあり、特に具体的な事件や人物に焦点を当てた内容のYoutubeチャンネルがたくさんあります。

私は、よくお風呂に浸かりながら世界史関連の動画を観て、ちょっとでも知識を記憶に残そうとしています!

 

有名なのは、中田敦彦さんですよね。

 

また、Youtubeも教科書では学べない別の視点や新説にふれることができるので、多様な視点を身につけるにはお勧めです。私が特に好きなのは、この「世界史解体新書」の土井先生の動画です。

予備校の先生のチャンネルですが、歴史の先生には珍しく(?)保守的な思想の先生なので、左派思想に偏りがちな歴史の勉強の良いバランスを与えてくれます。

 

世界史なら英語のコンテンツも豊富なので、理解を深めたい時代や戦争などの英語解説動画を探してみるのも楽しいです!

 

大人の世界史学び直し学習法&教材・まとめ

 

最後に、英語を通じてスキルアップを目指す人や英語で世界を広げたい人にとって、世界の歴史や宗教について知っておくのはとても有益です。

今回ご紹介した学習法や教材には、大人が多忙な毎日で世界史を学び直すための私自身の工夫を詰め込みました。

 

まず、私のおすすめの世界史のやり直し学習のステップは、以下です。

1.メイン教材を決める
2.学習スケジュールを決める
3.年代と地図を確認しながら学ぶ
4.学習した範囲はすぐにテストで復習する
5.関連する書籍、映画、ドラマで理解を定着させる

 

そして、おすすめのメイン教材&副教材は、以下です。

1.スタディサプリ
2.山川出版社の世界史の教科書
3.世界史資料集
4.山川出版社の世界史教科書の英語版
5.トライイットの映像授業
6.世界史まんが
7.kindle電子書籍
8.Audible(オーディオブック)
9.Netflix
10.Youtube動画

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます! 世界史を大人になって学び直すことは、今の世界で起きていることを深く理解するのに役立ち、また外国人との異文化コミュニケーションも豊かにしてくれます。

ぜひ、私と一緒に大人のやり直し勉強を始めて、世界に対する自分の見方を広げませんか?

 

私がメイン教材に使っているのは、スタディサプリです!小学生〜大学受験生向けの全教科全科目が受け放題で、先生の授業は楽しくてわかりやすく、めちゃくちゃ良いです。

【大人の学び直しにおすすめ】40代で学生向けスタディサプリで勉強してみた結果

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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