イチローは英語が話せない?噂の真相とスピーチ全文で英語力解説

「イチローは英語が話せない」という噂を、あなたも聞いたことがあるでしょう。
イチローさんは現役時代、公の場で英語で話さないことで有名で、インタビューでは必ず通訳を介していました。
そのため、
「アメリカで長くプレーしているのに英語を使わないとは、アメリカへのリスペクトが足りない」
という批判や、
「実は、あんなに長く住んでるのに、イチローは英語を話せないんじゃ?」
という噂が絶えませんでした。
そんな中、2019年の引退セレモニーでは、英語でスピーチをはじめて公の場で披露し、多くの人が「イチロー、英語話せるんだ!」と驚いたはずです。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ 「イチローは英語が話せない」噂の真相と、公の場で話さなかった理由
✅ スピーチから分かるイチローの英語力(通訳目線の分析)
✅ 2019年引退スピーチの全文と和訳、使える表現の解説
✅ 感謝・光栄の言い回し(ビジネスでもそのまま使える)
「イチローに直接英語で語りかけてほしい」という、全米のイチローファンの長年の悲願がかなったマリナーズ引退スピーチ。
この記事では、イチロー選手の英語力を分析し、スピーチの全文解説をしてみたいと思います!たくさん役に立つフレーズが出てきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
イチローは英語が話せない?噂の背景と公の場で話さなかった理由

「イチローは英語が話せないのでは?」という噂がどこから来ているのか、そして公の場で英語を話さなかった理由を整理します。
通訳を介していた理由と批判・噂
イチロー選手は現役時代、メディアの前では英語を話さず、インタビューでも必ず通訳を介していました。本人や周囲の説明では、自分の意図が曲げられて伝わったり、誤解が生じることを避けるためだったと言われています。
その一方で、こんな声もありました。
「アメリカで長くプレーしているのに英語を使わないとは、アメリカへのリスペクトが足りない」
「実は、あんなに長くいるのにイチローは英語を話せないんじゃ?」
批判や噂が、噂をさらに広げる材料にもなっていたわけです。
全米のイチローファンにとって、「イチローに直接英語で語りかけてほしい」は長年の悲願でした。2019年の引退セレモニーで、その願いがかなったのです。
日本人の英語への厳しさが、公の場で話さない理由の一因かもしれない
意図の誤解を避けるため、という理由はよく聞きます。ただ、それだけではないのでは?と私は思うことがあります。
日本人は「英語が話せる日本人」を特別視し、もてはやす一方で、同胞の英語には厳しすぎるところがあります。「発音が下手」「ここの文法が間違っている」と、日本人の英語の粗を探す。そんな光景、身のまわりでも見たことがある人は多いのではないでしょうか。
イチロー選手や大谷翔平選手のようなスターが、カメラの前で「完璧ではない英語」を話したら、どうなるか。メディアや匿名のSNSで、発音や文法をあげつらわれる可能性は十分にあります。
さらに、彼らは数々の大企業の広告塔でもあります。スポンサーが守りたいのは「完璧なヒーロー像」。不完全な英語がテレビに流れれば、そのイメージが崩れると考えるのも自然です。
だから、「なるべく通訳を使う」という選択は、本人の意思だけでなく、日本人の英語への厳しさや、スポンサーが求めるイメージにも影響されているのでは、と思うのです。完全な憶測ですが。
「日本人のせいで、彼らは公の場で英語を話しづらくなっているのでは?」。そう考えると、噂の背景にもう一つの視点が加わる気がします。
スピーチで分かったイチローの英語力の真相
では、実際のスピーチから分かるイチローの英語力を見ていきましょう。
原稿の質と「話す力」は別物ですが、スピーチ前のひと言や発音・イントネーションから、かなり多くのことが読み取れます。
No cryingにみるネイティブ感覚の英語
2019年の引退セレモニーで、スピーチを始める前にイチロー選手が同僚に話しかけるシーンがあります。
Dee (Gordon), Yusei (Kikuchi), no crying tonight. No crying.
「今日は泣くなよ」と最初に釘を刺しているわけですが、この “No crying.” は、英語がそこそこレベルの日本人では、まず出てこない発想の英語です。
「泣くなよ」と言いたいとき、多くの日本人が真っ先に思い浮かべるのは “Don’t cry.” でしょう。でもネイティブは、「No + 〜ing」 という言い方をとてもよく使います。
夫のマイクに聞いたところ、「Don’t 〜より No 〜ing の方がよく使われるんじゃないかな」とのことでした。
No touching.(触らないで)
No talking.(おしゃべり禁止)
No running in the hallway.(廊下を走ってはいけません)
こうした表現を、さらっと言える。イチロー選手は、ネイティブ感覚の英語を自然と使いこなせるレベルにいると考えてよいと思います。
発音とイントネーションから分かる英語力
スピーチ全体を通して聞くと、最初のうちは緊張や原稿読みの影響もあって、日本人なまりが聞こえます。ところが、中盤以降は北米らしい発音が随所に出てきます。
日本人には難しい Thank you の [th]、champion の [æ] や [r] もきちんと発音している。北米特有の「t が落ちる」発音も、competitor を「コンペリィラー」のようにさらっと言っていました。
なかでも Seattle(スィアーロゥ) の発音は、本場そのもの。この単語が一番うまかった(笑)
そしてイントネーションとポーズです。どこを強く、どこを弱く、どこをゆっくり、どこを速く話すか。英語らしいリズムが、通してほぼ崩れていません。
「英語が話せなくたって、原稿を読むだけなら誤魔化せるのでは?」と思う人もいるかもしれません。でも、読み上げる英語を聞くだけで、その人が英語を本当に使いこなしているかどうか、だいたい分かります。
英語を話せない俳優がセリフを猛練習しても、発音やイントネーションが不自然なことはよくあります。喋りは本業ではないイチロー選手は、俳優のような発音指導を受けているとは考えにくいです。
それでもここまで英語らしいリズムで話せているのは、英語がかなり使えるからと見るのが自然です。
自虐ネタが示す英語力
2022年のマリナーズ球団殿堂入り式典では、元同僚の Jamie Moyer に言葉をかけるシーンで、会場を笑わせる自虐ネタがありました。
When I first met you, you kept talking to me in English for 30 minutes! And I had no idea what you said.
初対面で、君は英語で僕に30分もしゃべり続けたよね。僕は、君が何を言ってるのか全くわかりませんでした。Now, my English is a little better, but I still can’t understand most of what you say.
今は、僕の英語も少しはマシになりましたが、それでも君の言うことはほとんどわかりません。
20年以上アメリカにいるのに “a little better” と言い、しかも「君の言うことはまだほとんどわからない」と続ける。明らかに冗談です。
このスピーチは彼が書いたものではなく、プロのスピーチライターに書いてもらったものでしょう。それでも、こうして英語で流暢にスピーチをし、そして「未だに君の英語がわからない」と笑いを取るのって、かなりハイレベルな彼の英語力を表していると思います。
イチローの引退スピーチ全文と和訳で英語力を解説
ここからは、2019年引退セレモニーで披露された約5分間のスピーチを、前半・中盤・後半に分けて全文と和訳、ポイント解説でお届けします。
ネット上にも英文・和訳はありますが、私が実際に聞き取った形で掲載し、ビジネスでも使える表現に絞って解説します。
スピーチ前半|感謝とシアトルへの想い
Thank you. I’m so nervous. Okay, let’s do it. Dee (Gordon), Yusei (Kikuchi), no crying tonight. No crying. This is a happy occasion.
ありがとう。とても緊張しています。よし、始めますか。Dee (Gordon)、雄星(菊池)、今夜は泣くなよ。いいな。今日はおめでたい日なんだから。
When I retired that night in Tokyo, I had an incomplete feeling because the great fans of Seattle could not be there.
私が東京で引退試合をした夜、何かが欠けているような気がしました。それは、シアトルの素晴らしいファンの皆さんがそこにいなかったからです。
Tonight I want to express my appreciation to you for your touching support over the years.
今日は、皆さんの長年にわたる心温まるご支援に感謝の意を述べたいと思います。
このtouchingというのは日本語にしにくいのですが、とてもよく使われる単語です。感動的な、心温まる、涙がじーんと出てくるような、そんな意味です。(例)The movie touched me.(その映画を見て、私はじーんとなった)
あと、I want to express my appreciation to you for…という表現は、ビジネスのスピーチやプレゼンなどでもめちゃくちゃ使うので、覚えて使えるようになっておくといいと思います。私は通訳現場でこれまでこの英語を何百回言ったかわかりません。(笑)
スピーチ中盤|2001年から現在まで、チームメイトと競争相手
When I came to Seattle in 2001, no position player had ever come from Japan before.
私が2001年にシアトルに来たとき、日本人野手は一人もいませんでした。
position playerとは、投手に対して「野手」(1塁手、中堅手など)のことです。no position player had ever comeで、大過去(過去完了)。イチロー選手が2001年にシアトルに行った過去があり、そのさらに過去なので、大過去で表現します。
ーーー日本人野手いない(大過去)ーーー2001年(過去)ーーー>現在
The one you got was 27 years old, small, and skinny. And unknown. You had every reason not to accept me.
皆さんの元にやってきたのは、27歳の、小柄で痩せた、無名の選手でした。私が受け入れられなかったとしても当然でした。
the one you gotというのは面白い表現ですね。「あなたたちが得たもの(選手)は」というのが直訳ですが、日本人はなかなか思いつかない発想の表現です。
have every reason (not) to…という表現は、ネイティブはよく使いますが、日本人にはちょっと訳しにくいですね。「僕を受け入れない理由はいくらでもあった」ということです。
・日本人野手は誰もメジャーリーグに来たことがない
・小柄でパワーもないイチローみたいなのが成功するわけない
・よくわからない無名の選手にお金を払いすぎじゃないか
など、いくらでも理由をつけて僕を歓迎しないこともできたということですね。
However, you welcomed me with open arms and you have never stopped, even when I left and came back.
でも皆さんは、心から私を歓迎してくれ、それは止むことはありませんでした。私がいったんマリナーズを去り、また戻ってきた時でさえ。
I was so grateful for the chance to return in 2018 and the reason is you fans. Thank you, Seattle.
2018年にシアトルに戻って来られたことを、本当に感謝しています。そして、私が戻ってきた理由は、ファンの皆さんです。ありがとう、シアトルの皆さん。
I am grateful for…(〜に感謝している)という表現も、めちゃくちゃよく使います。ビジネスの現場でもよく使うので、thank you for以外のバリエーションとして使えるようにしておくといいでしょう。
the reason is you fans.の「you fans」に「ん?」となった人がいるかもしれませんが、これはyouとfanがイコール(同格)で、「あなたたち、つまりファンの皆さんです」ということです。
I also appreciate the fans across America who supported me in New York, Miami, and even in many places as a visiting player.
また、ニューヨーク、マイアミで、そして敵地で私に声援をくれた全米のファンの皆さんにも感謝します。
I appreciate…(〜に感謝している)もビジネス英語で使える感謝の表現です。この英語も、私何千回言ったかわからない。
Baseball is truly a national pastime in America and I was so happy to play in front of the people who love and respect the game so much.
野球は、まさにアメリカの国民的娯楽であり、野球を心から愛し敬っている人々の前でプレーできたことを、本当に幸せに思います。
It has been an honor to play baseball with and against some of the greatest competitors I have ever known. They inspired me to raise my game to a higher level.
私が人生で出会った中で最も偉大な選手たちと、チームメイトとして、また敵として野球ができたことを光栄に思います。彼らは、私にもっと上手くなりたいというモチベーションを与えてくれました。
It has been an honor to…(〜を光栄に思う)という表現も、ビジネスでよく使います。「あなたと一緒にビジネスができたことを光栄に思います」と(社交辞令で)言う時なんかにとても便利です。これから一緒にビジネスをする相手に対しては、完了形は使えないので、It is a great honor to work with you.などと言えばOK。
to raise my game to a higher levelの「game」がちょっとわかりにくいですね。gameには「試合」という意味だけではなく、「技術」「狩りの獲物」など、いろんな意味があります。ここでは野球の「技術」という意味です。
Now, I have the pleasure of spending time with these young and talented players, who will bring the franchise a championship.
今、私は若く才能あるチームメイトと時間を共にすることを楽しんでいますが、彼らが将来、チームを優勝に導いてくれることでしょう。
franchiseという意味が取りにくいですよね。日本語でフランチャイズと言えば、セブンイレブンやマクドナルドしか思いつきませんが、英語では「チーム」という意味があるんですね。(驚)
そして、championshipは「チャンピオンであること」、簡単に言うと優勝という意味。bring the franchise a championshipで「チームに優勝をもたらす」ということです。
Despite the language and culture gap, not to mention an age difference of 20 years, I enjoy being around them because I feel their passion for the game I love is genuine.
言葉と文化の違い、そして言うまでもなく20歳もの歳の差にもかかわらず、彼らと一緒にいることを楽しく感じます。私が愛する野球への彼らの情熱が、本物だと感じるからです。
As I look back to my career, if there’s anything that gives me pride, it is that I overcame the daily challenges and had equal passion for each day, from the first one in 2001 to the last one in 2019.
現役生活を振り返って、誇れることがあるとすれば、2001年の最初の日から2019年の最後の日まで、日々の課題を乗り越え、毎日同じ情熱を持ち続けたことです。
not to mention…で、「〜は言うまでもなく」という意味です。通常は、いくつか例を挙げて、一番強調したいものをnot to mentionの後に置きます。
発音を間違えやすい単語、career(キャリア)ですが、「リ」にアクセントがあります。
スピーチ後半|プロの心構えと家族へ、締め
As we enter the final days of a long season, every player should remind himself, “What does it mean to be a professional?”
長いシーズンも終わりが近づいてきましたが、すべての選手は、プロとは何かを自分に問い直すべきです。
These last days are just as important as the first ones and all those in between. Every day you need to go about your business with the same passion.
シーズン最後の日々は、最初の日々や、その間の日々と同じくらい大切です。毎日、同じ情熱を持って自分の仕事に取り組む必要があります。
go about businessで仕事をする、物事にとりかかるといった意味です。よく使う表現です。
確かに、シーズン最初は張り切って試合をしていても、シーズン終盤になって順位も確定してきて、マリナーズのように最下位となると、モチベーションが下がる選手もいるのかもしれません。
「毎日同じ情熱を持って現役生活を送ったことは胸を張って言える」というイチロー選手からの、「毎日は等しく重要だ。最後まで同じ情熱を持って野球をしよう」というアドバイスですね。
That is the greatest gift you can give to your performance and to the fans who come to enjoy this special game.
それこそが、自分自身のパフォーマンスと、この特別な試合を観に来てくれたファンへの、最高の贈り物です。
To the Seattle Mariners organization, I am forever grateful to you for giving me the chance to play the game I love in the city I have come to love.
シアトル・マリナーズの皆さん、私が大好きになったこの街で、愛する野球をするチャンスをくださったことに、永遠に感謝します。
Thank you also to my family for your endless support. Now, let’s play baseball.
家族にも、ずっと支えてくれてありがとう。さあ、野球を始めましょう。
再びgrateful to 人 for…が出てきましたね。「come to 〜」で〜するようになるといった意味で、in the city I have come to loveは、「私が大好きになったこの街で」という意味です。
“play the game I love in the city I have come to love”この英語がすごく感動的です。「the game I love」と「the city I have come to love」が対比されています。これが「the city I love」だったらそれほど感動しないし、むしろ白々しいのです。
野球は子どもの頃からずっと大好きだからthe game I loveだけど、the city(シアトル)はたまたまメジャーリーガーとして生活することになった街で、でも住んでいるうちに大好きになったという心の変化がthe city I have come to loveによく表れていると思います。
スピーチで使える英語表現|感謝と光栄の言い方
引退スピーチと殿堂入りスピーチの両方で繰り返し出てくる「感謝」と「光栄」の表現を、ビジネスでそのまま使える形で整理します。
express my appreciation と grateful
I want to express my appreciation to you for… は「〜について感謝の意を述べたい」という、スピーチやプレゼンの定番です。謝辞や挨拶で、thank you 以外の表現が欲しいときに便利です。
I am grateful for… は「〜に感謝している」。I am grateful to 人 for… で「(人)に〜してくれたこと感謝している」となります。Thank you for 以外のバリエーションとして、ビジネスメールやスピーチでよく使います。
例:I am grateful for the chance to work with you. / I am forever grateful to you for your support.
honor と I am honored to
It is an honor to… は「〜できて光栄です」。殿堂入りスピーチの冒頭では、It is an honor to stand here tonight.(今晩、この舞台に立てることを光栄に思います)と使っていました。
I am honored to… も「〜できて光栄だ」の意味で、It is an honor to… と使い分けてよく使われます。殿堂入りでは、I am honored to join this new Mariners team. や I am honored to serve as special assistant to Chairman Stanton… のように何度も出てきました。
This honor would not be possible without 人 は「(人)がいなければこの栄誉はあり得なかった」。It is my greatest honor to… は「〜したことは私の最高の誇りです」という、ややフォーマルな言い方です。
ビジネスでは、It’s an honor to do business with you.(御社とお取引ができて光栄です)や、初対面なら It’s an honor to meet you. に対して The honor is mine.(こちらこそ)と返す使い方もよくします。
pleasure と proudly
It has been a pleasure to… や It’s a pleasure to meet you. は「〜できて光栄です」「お会いできて光栄です」という挨拶でよく使います。殿堂入りスピーチでは、It has been a pleasure getting to know Alvin. のように「知り合えて光栄」という文脈でも使われていました。
I still wear the Mariners uniform. And I do so proudly. は「今もマリナーズのユニフォームを着ている。誇りを持って」という意味です。「〜は私の誇りです」を英語で言うとき、〜 is my pride とはあまり言いません。pride は「プライド・見栄」に近いニュアンスになることがあるためです。「誇り」は honor で表すことが多く、It is my greatest honor to have played for you. のように「最高の誇り」も honor で表現できます。
まとめ|イチローの英語力とスピーチから学べること
「イチローは英語が話せない」という噂は、スピーチで披露した英語力を見れば、事実ではないと言ってよいと思います。
おそらくプロのスピーチライターに書いてもらったであろう原稿の質と「話す力」は別としても、発音・イントネーションの自然さ、自虐ジョークでチームメイトを笑わせるところから、通訳目線ではかなりの英語の使い手と判断できます。
公の場で英語を話さなかった理由には、意図が誤解されて伝わる事態を避けるという本人の意思に加えて、日本人が同じ日本人の英語に厳しすぎることや、スポンサーが求める「完璧なイメージ」が影響している可能性もあるという視点も持っておくと、噂の背景がより立体的に見えてきます。
もちろん、「18年アメリカに住んでいれば、もっと発音も上手でもいいはず」と思う人もいるかもしれません。でも、「発音が良い=アメリカ人のような発音でしゃべる」ということなら、私は必ずしもアメリカ英語に寄せることが良いとは思っていません。
発音に多少のなまりがあっても、伝わる内容とリズムがあれば、英語圏では「お国なまりは個性」と受け止められることが多いし、それが魅力と捉えてもらえます。
言いたいことが相手に伝われば、それでいい。英語はコミュニケーションの道具です。完璧を求めすぎず、このスピーチから少しずつ取り入れてみてください。
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追記(2022年9月1日)
2022年8月に開催された、シアトル・マリナーズ殿堂入りスピーチも記事にしています。あわせてどうぞ。



