【体験談】イギリス英語が聞き取れなかった私が実践したリスニング対策


アメリカ人の英語はなんとなく分かるのに、イギリス人の英語が聞き取れない・・・

TOEICでイギリス人ナレーターになると、焦ってしまう・・・
このように、イギリス英語が聞き取れないことで悩み、対策を探している方は少なくありません。
イギリス留学や赴任、旅行を控えていて、イギリス英語のリスニングに不安を感じている方もいるかもしれません。
私自身は通訳者で、英語ネイティブの夫がいますが、イギリスを旅行したとき、スコットランドで話される英語が聞き取れなくて愕然とした経験があります。
一応、「英語のプロ」として仕事をしていても、イギリス英語の訛りに苦しむこともあるんです。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ イギリス英語が聞き取れないと感じる理由
✅ 「イギリス英語」にも種類があるという前提
✅ 日本にいながらイギリス英語の耳を慣らす具体的な方法
✅ 私が実践しているリスニング対策
イギリス英語の聞き取りに苦手意識がある方の参考になれば幸いです!
イギリス英語が聞き取れない主な理由

なぜ、イギリス英語は聞き取りにくく感じるのでしょうか?理由を押さえておくと、対策を立てやすくなります。
「イギリス英語」にもたくさんの種類がある
「イギリス英語」と一口に言っても、実はたくさんの種類があります。
同じ日本でも、地方によって関西弁、東北弁などたくさんの訛りや方言がありますよね。それと同じで、イギリスも地方や階級でたくさんの訛りが存在します。
RP(イギリス標準発音)
多くの人が思い浮かべるのは、RP(Received Pronunciation)と呼ばれる、BBCのニュースなどで耳にする標準的な発音です。
ドラマ『ザ・クラウン』の王室メンバーたちや、BBCニュースのキャスターが話すような、あの整った発音ですね。
でも実は、RPを日常的に話すイギリス人は、全人口のわずか3〜5%しかいないそうです。
つまり、多くの日本人が「イギリス英語」としてイメージしている発音は、イギリス全体で見ればかなり少数派なんです。

イギリス英語って、1種類じゃないんですか?
1種類どころじゃないです!イギリスでは25〜30マイル(約40〜50キロ)走るだけで訛りが変わると言われていて、その数は40近くとも言われています。
日本でも、関西弁、東北弁、九州弁など様々ですし、同じ関西でも大阪と京都はまた違いますよね。それと同じです。
コックニー(ロンドン東部)
ここから紹介するイギリス英語のアクセントは、難易度で言うと、はっきり言って激ムズです!
でも、これらのアクセントがTOEICなどの試験で出てくることはほぼないので、安心してください。必要なのは、仕事や旅行でこういった訛りに触れる人だけです。
まずご紹介するのは、下町の労働者階級のCockneyアクセント。”water” が「ウォッア」のようにTを発音しない、”think” が「フィンク」のようにTHがFの音になるといった特徴があります。
歌手のアデルは、トーク時はコックニーアクセントがとにかく聞き取りにくいことで有名です。
アデルは、曲の英語も聞き取りにくいところが若干あります!英語の勉強におすすめの洋楽は、以下のページで解説しています。

スカウス(リバプール)
ビートルズのメンバーが話していたScouseアクセントです。歌うようなリズムが特徴です。
ジョーディー(ニューカッスル)
イギリス人の間でも「字幕が必要」と冗談で言われるほど独特なGeordieアクセント。母音の発音がかなり変わります。(この動画は、まだだいぶ聞き取りやすい方です)
私は、このシェリル・コールが審査員を務める歌のオーディション番組を昔よく見ていましたが、ほんとに聞き取れなくて困りました(苦笑)
ブラミー(バーミンガム)
Netflixのドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』で一気に有名になった、バーミンガムのBrummieアクセント。
スコットランド
そしてイングランドの外に出ると、さらに違います。スコットランド訛りの英語はRの巻き舌が強く、独特のリズムがあります。
私が好きなドラマ『アウトランダー』の主役の俳優さん。ドラマはスコットランドが舞台ですが、訛りが強くて私も未だに苦労しています。(この動画は、かなり聞き取りやすいです)
ウェールズ
イギリス西部に位置するウェールズでは、今でもウェールズ語(英語とは全く違う言語)が広く話されています。ウェールズ語に影響を受けた、抑揚が大きくてメロディアスなのが特徴です。
北アイルランド
アイルランドのアクセントは、アイルランド語(英語とは全く違う言語)とスコットランド英語に強く受けています。平叙文でも文末が上がることが多いのが特徴。(動画では左の俳優さん)
地域だけじゃなく「階級」でも変わる
イギリス英語が面白いのは、同じ地域に住んでいても、階級によってアクセントが違うということです。
RPはもともと19世紀にパブリックスクール(名門私立校)やオックスブリッジ(オックスフォード大学・ケンブリッジ大学)の教育を通じて広まった上流階級の発音です。
同じロンドンでも、上流階級はRP、下町の労働者階級はコックニー、さらに最近の若い世代はMLE(Multicultural London English)という、移民コミュニティの影響を受けた新しいアクセントを話していたりします。
だから、「イギリスに行けばBBCみたいな英語が聞ける」と思って行くと、現地で面食らう可能性がけっこう高いです。
私がスコットランドで撃沈したのも、まさにこれが理由です(苦笑)
アメリカ英語との発音・リズムの違いに慣れていない
イギリス標準英語とアメリカ英語では、発音やリズムがかなり違うので、聞き取りづらいと思うのも当然です。
具体的にどう違うのか、いくつか例を挙げてみます。
Rの発音が弱い
アメリカ英語では “water” が「ワールーr」のようにRを巻き舌で発音しますが、イギリス英語では「ウォータ」のように最後のRがほぼ消えます。
一方、スコットランドなどではrが強い巻き舌で発音される場合もあります。
母音の違い
“can’t” がアメリカでは「キャント」ですが、イギリスでは「カーント」。”bath” も「ベァス」ではなく「バース」。この母音の違いが、慣れるまでけっこう厄介です。
ですが、慣れたらイギリス英語の方が日本人にとってはわかりやすいと私は思います!
Tの発音がはっきりしている
アメリカ英語では “bottle” が「バロ」のようにTが弱くなりますが、イギリス英語では「ボトー」とTをしっかり発音します。
一方、コックニー訛りだと、Tが落ちてbottleは「ボッオ」のようになったりします。

こんなにいろんな違い、聞き取れる気がしない・・・
慣れていない発音は、聞き取れなくて当然。繰り返し聞いて、その音に慣れるしかありません。 でも、逆に言えば、慣れれば聞き取れるようになります。
学校や教材はアメリカ英語が中心だから、イギリス英語が聞き取れない

アメリカ英語はだいたい分かるのに、イギリス英語のときだけ焦ってしまう・・・
その理由は、私たちは一番アメリカ英語に慣れているからです!
日本の英語教材の音声は、ほとんどアメリカ英語です。洋画や海外ドラマも、アメリカ制作の作品に触れる機会が多く、耳がアメリカ英語に慣れている方がほとんどです。
だから、イギリス英語を聞いたときに「速い」「何を言っているか分からない」と感じるのです。
イギリス英語の苦手意識を克服するには、たくさん聞いて慣れることです!
イギリス英語が聞けるYoutube、ポッドキャスト、Netflix番組など

イギリス英語に慣れるには、たくさんイギリス英語に触れるのが一番です。
イギリス英語に特化した教材などを買う必要はなく、イギリス英語を教えてくれる英会話スクールに通う必要もありません。無料または格安で使えるイギリス英語の素材がたくさんあるので、それを活用しましょう。
イギリス英語が聞けるポッドキャスト・ラジオ
・BBC Learning English「6 Minute English」
1回6分で、スクリプトもあり、話すスピードもゆっくりめです。イギリス英語のリスニングを始めるなら、まずはここからです。
・BBC Learning English「The English We Speak」
イギリス英語のイディオムや日常表現を、短い会話形式で学べます。1回3分程度で聞けるので、スキマ時間に最適。
・Luke’s English Podcast
イギリス人の英語教師Lukeさんが、ユーモアを交えながら自然なイギリス英語で話すポッドキャスト。エピソード数は990以上で、トランスクリプトも公式サイトで公開されています。中級以上の方におすすめ。
・BBCニュース
ニュースキャスターの英語は標準的で聞き取りやすく、毎日新しい素材が手に入ります。ニュースなので中上級者以上の方におすすめ。
その他、私のおすすめのポッドキャストや聞き方は、以下の記事に詳しく書いています。よかったら、あわせて読んでみてください!

イギリス英語が学べるYouTubeチャンネル
・English with Lucy
イギリス英語学習チャンネルとして登録者数トップクラス。発音、語彙、文法まで幅広く、標準的なイギリス英語(RP)を学びたい方に最適です。
・ETJ English
イギリス人の発音講師によるチャンネル。発音に特化した解説が充実していて、「イギリス英語の音」を集中的に身につけたい方に向いています。
・BBC Learning English(YouTube)
BBCの公式チャンネル。毎日更新されるので、習慣化にも最適です。
Netflixのイギリスドラマ
イギリスドラマで耳を慣らすなら、自分の好みに合った作品を楽しむのが一番です。
私がイギリス英語に慣れるために、一番活用したのはNetflixドラマです!イギリスの作品は名作揃いです。
・『ザ・クラウン』
エリザベス女王の物語。宮廷が舞台なので、RPに近い整った英語が中心。話すスピードもゆっくりめで、イギリス英語の入門に最適です。
・『ボディガード―守るべきもの―』
登場人物の多くは標準的なイギリス英語で、ストーリーに引き込まれるので聞き続けやすい。主人公が話すのはスコットランド訛りの英語なので、アクセントの違いも体感できます。
・『クリミナル:イギリス編』
取調室が舞台で会話中心のシチュエーションドラマ。セリフ量が多いので、リスニング素材として優秀です。1話完結で、容疑者が取調べを受けるだけのドラマですが、めちゃめちゃ面白いです。
・『ピーキー・ブラインダーズ』
バーミンガムのブラミー訛りが全開。上級者向けですが、「訛りの強いイギリス英語」がどういうものかを体感できます。
・『ダウントン・アビー』
貴族のRP英語から使用人の労働者階級の英語まで、同じドラマの中で階級によるアクセントの違いが聞けるのが面白いところです。
(※Netflixオリジナル作品ではないので、時期によってNetflixで配信されていない場合があります)
私、このダウントン・アビーも大好きです!何回も見ました。
イギリス英語が聞けるNetflixバラエティ番組
映画やドラマのほか、バラエティ番組(ドキュメンタリー番組)も、イギリス英語に慣れる上でとてもおすすめです。
素人が出演するので、飾らない本物のイギリス英語が聞けます。難しいテーマの映画やドラマとは違い、内容もわかりやすく、日常会話をたくさん聞くことができます。
・サイモン・コーウェル Who’s the Next?
イギリスで社会現象となったボーイズバンド「ワン・ダイレクション」のプロデューサーであるサイモン・コーウェルが、新たにイギリスで男性アイドルグループを作る様子を追ったドキュメンタリー番組。
私は歌のオーディション番組が好きなので、これもすごく面白かったです!
・ラブ・イズ・ブラインド UK
男女が相手の姿を見えないままに会話だけでデートを重ね、カップルが誕生するか?という恋愛リアリティ番組。いろんな国のバージョンがありますが、イギリス版もあります。
・ヴィクトリア・ベッカム
スパイス・ガールズの元メンバーで、デイヴィッド・ベッカムの妻であるヴィクトリア・ベッカムを追ったドキュメンタリーシリーズ。
・ベッカム
ご主人のベッカムのNetflixリアリティ番組もあります!ベッカムはまさに労働者階級の家庭に生まれたので、若い頃は「コックニー訛りが聞くに耐えない」と散々叩かれていました。
ですがサッカーで財を成し、上流階級に仲間入りをするため、かなり発音を矯正したことで知られています。階級上昇とアクセント変化の典型例として、言語学の研究対象になっているほど。
そういう観点で、彼の若い頃と今の映像で発音を聞き比べるのも面白いと思います。
・ロンドン高級不動産〜その物件、仲介します〜
不動産業者がいろんな豪華な物件を訪れて、ああだこうだと言うバラエティ番組。私、高級不動産のバラエティ番組がすごく好きで、たくさん見ています。
・ジェレミー・クラークソン 農家になる(Amazon Prime)
イギリスの有名司会者ジェレミー・クラークソンが自腹で農園を購入し、農家として奮闘するAmazonPrimeのリアリティ番組。めちゃくちゃ面白いです!
ジェレミーは標準的で聞き取りやすいイギリス英語ですが、農業を助けてくれる仲間(地元の農家さん)の訛りが強烈すぎて、同じイギリス人同士でも言葉が通じないシーンがたびたび笑いになるほど。
イギリス英語を聞き取れるようになるために私がやっていること

イギリス英語が聞き取れない理由が分かったら、次は対策です。私が実践してきたのは、大きく3つのステップの繰り返しです。
ステップ1:聞き取りやすいイギリス英語から耳を慣らす
いきなり訛りの強いイギリス英語から始めるのではなく、比較的聞き取りやすい標準的なイギリス英語(RPに近い発音)から始めるのがお勧めです。日本語字幕で見て構いません。
ドラマなら、上で紹介した『ザ・クラウン』や『ダウントン・アビー』は標準的なイギリス英語に近く、ストーリーも面白いので、特におすすめです。
もちろん、Youtubeでもポッドキャストでも良いです。まずは「イギリス英語の音に慣れる」ことが目的なので、あなたが楽しめる作品を選んでください。
Netflixで英語学習に使えるイギリスドラマについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。

Netflixで英語を勉強する方法については、以下の記事に詳しく書いています!

ステップ2:同じ音源を繰り返し聞いて音を身体に染み込ませる
聞き流しでは、イギリス英語の「音」はなかなか身につきません。同じ音源を何度も繰り返し聞くことが一番大事です。
同じドラマを2回以上見るのが私は特におすすめです。
気に入ったドラマなら、複数回見ても苦になりませんよね。それに、1回目はストーリーを追うので夢中でも、2回目以降はアクセントに注意を払うことができます。
私は、予想外の展開であまりドキドキしたくないので、すでに知ってるドラマを繰り返す方が好きです。
映画やドラマでのリスニングの正しい勉強法については、以下の記事でも詳しく書いています。

ステップ3:毎日のリスニング時間を確保する
イギリス英語が聞き取れるようになる「近道」とか、「特別な勉強法」というのは、ありません。
上で挙げたイギリス英語の特徴(語末のRは発音しない、Tははっきり発音する、など)を理解した上で、それに注意を向けながらイギリス英語をたくさん聞くことが大切です。
映画やドラマが使いにくいなら、ポッドキャストや短いYoutube動画などを通勤時間に聞いて、イギリス英語に慣れていきましょう。
イギリス人Youtuberで、自分の趣味や目的に合ったお気に入りの人を見つけられたら良いですね。
私は、イギリス人のファッション系Youtuberの動画をよく見ています。
私のおすすめYoutubeチャンネルは、こちらの記事でご紹介しています。

1日10分でもいいので、時間・場所・やることを固定すると、続けやすくなります。通勤時間以外に、家事の最中、お風呂の中など、「耳が暇な時間」は、探してみるとけっこうあります。
毎日完璧にできなくて大丈夫です。2〜3日サボってしまっても、気にせず再開すればOKです。
忙しい社会人が勉強時間を確保する方法は、以下の記事でまとめています。

スコットランド英語が聞き取れるようになるために、私がやったこと
私は、数年前にイギリスを旅行したとき、スコットランドで話されている英語が、驚くほど聞き取れませんでした。
相手がお年寄りの方の場合は特に、何回聞き直してもよくわからなくて、申し訳なくなりました。(でも、みんなすごくいい人ばかりなので、ニコニコしながら、何度でも言い直してくれる)
「ああ、私はまだまだだな・・・」と、どこかで天狗になっていた自分に改めて気づきました(苦笑)
この撃沈をきっかけに、イギリス英語のリスニングを意識的にやるようになりました。
具体的にやったのは、Netflixでドラマを選ぶときに、イギリスが舞台の作品を意識的に観ることです。それまではアメリカのドラマや、イギリスの標準発音のドラマばかり観ていたのですが、より訛りの強いコンテンツに切り替えました。
最初は、イギリス英語にこんなにたくさんの種類があることも知らなかったし、「やっぱり聞き取りにくいな」と思う場面も多かったですが、何作品か続けて観ているうちに、だんだん耳が慣れてきた感覚がありました。
いろんな作品を見ていくうちに、「これは労働者階級の人だから、こういう発音なのか」「これはスコットランドが舞台だから、こういう発音だな」と、イギリス英語のそれぞれの違いも少しずつわかるようになってきました。
とは言え正直、今でもスコットランド訛りが強い英語は厳しいですが。(苦笑)
私が日本にいながらイギリス英語に浸っている方法
また私は、VPN(仮想プライベートネットワーク)というサービスを使って、本来はイギリスからしかアクセスできないサイトでドラマや映画などをどんどん見て楽しんでいます。
たとえば、BBCが提供しているイギリス国内向けの動画配信サービスが全部無料で見られるサービスがあるのですが、日本からでも見る方法があるんです。

トーク番組、映画、ドラマ、ドキュメンタリーなど、豊富なコンテンツが無料で見放題です。やり方について詳しくは、このページで解説しています!

イギリス英語が聞き取れるようになった読者さんの体験談
私のもとには、イギリス英語の聞き取りに関する相談や報告がよく届きます。
その中で多いのが、「最初はイギリス英語が苦手だったけど、続けていたら聞き取れるようになった」という報告です。
たとえば、TOEICのイギリス英語ナレーターが苦手だった方が、「6 Minute English」を毎日の通勤で聞くようにしたら、2ヶ月ほどでイギリスナレーターのパートに焦らなくなったという体験談です。
その人は、特別な教材や方法を実践したのではなく、イギリス英語を毎日聞く時間を作っただけです。そういう地道な繰り返しで、だんだんとイギリス英語への抵抗感がなくなっていきます。
イギリス英語のリスニングに関するよくある質問

イギリス英語の聞き取りについて、よくいただく質問に答えます。
Q. イギリス英語とアメリカ英語、どちらから勉強すべき?
自分が必要な方から始めるのがお勧めです。
イギリス留学や赴任、IELTS対策が近いなら、イギリス英語を優先して耳を慣らしてください。TOEICや一般的なビジネス現場が主なら、まずはアメリカ英語で問題ありません。
ただ、どちらか一方だけに絞る必要もありません。両方に触れていけば、長い目ではどちらの英語も聞き取りやすくなっていきます。
Q. イギリス英語のリスニングはどのくらいで上達する?
個人差が大きいので、「〇週間で聞き取れる」とは言い切れません。
それでも、同じ音源を繰り返し聞き、意味を確認しながら毎日リスニング時間を積み重ねていけば、数ヶ月程度で「前より聞き取れる」と実感できることが多いです。
私自身の感覚としては、スコットランドで撃沈してからイギリスのドラマを意識的に観るようになって、数ヶ月経った頃から「あ、前より自然に耳に入ってくるな」と感じ始めました。
劇的に変わった瞬間があったというより、じわじわと「聞き取れない部分」が減っていった感じです。
焦らず、でも毎日少しずつ。これに尽きます。
英語が聞き取れるようになるまでに必要なリスニング時間の目安は、以下の記事でまとめています。

Q. 日本にいながらイギリス英語の耳を鍛えられる?
鍛えられます。むしろ、今の時代は教材に困りません。
BBCのニュースやポッドキャスト、Netflixのイギリスドラマ(『ザ・クラウン』『クリミナル:イギリス編』『ボディガード』など)を活用すれば、日本国内でもイギリス英語に触れる時間を十分に作れます。
まずは聞き取りやすい標準的なイギリス英語から始めて、慣れてきたら地域ごとのアクセントが強い作品にも挑戦してみてください。
英語学習に使えるポッドキャストは、以下の記事でもまとめています。

Q. IELTS対策としてイギリス英語のリスニングは必要?
IELTSのリスニングテストは、イギリス英語が中心です。オーストラリア英語やアメリカ英語も出題されますが、全体的にイギリス英語ベースで作られています。
TOEIC対策でアメリカ英語ばかり聞いてきた方がIELTSに切り替えると、「同じ英語なのに聞き取りにくい」と感じることがよくあります。
IELTSを受ける予定がある方は、この記事で紹介したBBC Learning Englishの「6 Minute English」やイギリスドラマを活用して、早めにイギリス英語の音に慣れておくのがおすすめです。
IELTSのリスニング対策としてだけでなく、留学や赴任後の生活にもそのまま役立ちます。
まとめ|イギリス英語が聞き取れないときのリスニング対策
というわけで、イギリス英語が聞き取れない理由と、聞き取れるようになるための対策をお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
✅ イギリス英語が聞き取れないのは「慣れ」の問題
学校や教材がアメリカ英語中心だったため、イギリス英語の音に触れてこなかっただけです。リスニング力が低いわけではありません。
✅ 「イギリス英語」にも種類がある
BBCのような標準的な発音(RP)を話すのはイギリス人口のわずか3〜5%。地域や階級によってアクセントは全然違います。まずは聞き取りやすいイギリス英語から始めるのがお勧めです。
✅ 発音の違いを知っておくと聞き取りやすくなる
Rの弱さ、母音の違い、Tの発音など、具体的な違いを意識するだけで耳が変わります。
✅ 対策は3ステップ:聞き取りやすい音源→繰り返し→毎日の時間確保
BBC、イギリスドラマ、ポッドキャストなど、日本にいながらできることはたくさんあります。
✅ 通訳者でもイギリス英語に苦労する。だから焦らなくていい
私もスコットランドで聞き取れませんでしたし、通訳歴20年以上の先輩も毎日リスニングの勉強を続けています。
10分からでも、毎日続けていけば、耳は必ず慣れていきます。あなたは「イギリス英語が苦手」なのではなく、まだ慣れていないだけです。
自分が楽しめる素材(ドラマ、映画、Youtube)などを使って、毎日少しずつイギリス英語に触れていきましょう!
また、「VPN(仮想プライベートネットワーク)」を使えば、イギリスにホームステイしている気分で、いろんなテレビ番組、ドキュメンタリー、映画、ドラマなどでイギリス英語を思う存分楽しむことが可能です。
詳しくは、この記事を読んでみてください!



