英語のリエゾンが聞き取れない理由と対策|通訳が教える5つの練習法

スクリプトを見たら簡単な英語なのに、聞いただけでは何を言っているか分からない・・・

単語と単語がくっついて、ひと続きの音にしか聞こえない・・・

このように、英語のリエゾンが聞き取れないことで悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

 

私も、教材の英語やTOEICのリスニングは問題なく聞き取れるのに、映画やネイティブの会話では、単語がくっついて聞こえて全然ついていけない時期が長くありました。

TOEICのリスニングは満点なのに、映画や海外ドラマの英語はほとんど聞き取れませんでした。

 

今は通訳として仕事をしていますが、リエゾンで英語が聞き取れない理由を理解して、練習のやり方を変えたことが大きな転機でした。

 

この記事を読めば、以下のことが分かります。

✅ 英語のリエゾンが聞き取れない理由と音がつながる仕組み
✅ リエゾンが聞き取れない人がやりがちな勉強の勘違い
✅ 通訳が実践してきたリエゾンに強くなる5つの練習法
✅ リエゾン以外に押さえたいリスニングの音の変化
✅ 教材選びや上達の期間など、よくある質問への回答

 

これを読み終わる頃には、リエゾンの複数のパターンや攻略法が理解でき、明日から何をすればいいのかが明確になりますよ。では、早速始めましょう!

目次

英語のリエゾンが聞き取れないのはなぜ?音がつながる理由

「リエゾン」という言葉を知っていても、なぜそれが起きるのか、なぜ自分が聞き取れないのかが分からないままだと、練習の方向が定まりませんよね。まずはリエゾンの主な種類を理解しましょう。

英語の「リエゾン」とは?主な3つのパターン

リエゾンとは、隣り合った単語の音がつながって、ひと続きに発音される現象のことです。主に次の3パターンがあります。

1. 子音 → 母音のリンキング

前の単語が子音で終わり、次の単語が母音で始まるとき、子音が次の母音とつながって発音されます。

・an apple → 「アナポー」
・all of it → 「オーロヴェッ」

2. 同じ子音の連結

同じ(または近い)子音が隣接するとき、1つにまとまって発音されます。

・hot tea → 「ハッティ」
・black coffee → 「ブラッカーフィ」

3. 弱化・脱落によるリエゾン

語末の子音が弱くなったり脱落した結果、その前の子音が次の語頭母音とつながるパターンです。

・and I → 「エナイ」
・last episode → 「ラーセピソウド」

 

「last episodeが “ラーセピソウド” になるのか!」と音を分析するのは、リスニング力を上げるのに必須の作業です。

教材とネイティブで聞こえ方が変わる理由

学校の教科書や多くの教材では、はっきり区切って、一語一語丁寧に発音しています。 単語の切れ目が分かりやすい音声です。

一方、ネイティブが日常で話す英語では、意味のかたまりごとに、一息でつなげて発音します。

 

教科書英語: Get out. →「ゲット・アウト」
ネイティブ英語: Get out. →「ゲラウ」

 

リエゾンが聞き取れないと、単語の切れ目が分からず、知っている単語でも「何を言ったか」が分からない状態になります。

「ゲラウ」という音が聞こえた時、それがGet outのことだと分かるかどうか、そこが勝負です。

 

英語って、なんでそんなに音が変化するんですか?難しい・・・

実は、日本語でも同じことが起こっています。だから、英語が特別難しいわけではありません。

私たちが友達と話すとき、アナウンサーのように話す人はいませんよね?「ではないですか」が「じゃないすか」になったり、「聞いておいて」が「聞いといて」になったりします。

 

TOEICや教材の音声にもリエゾンはもちろんありますが、ネイティブの会話や映画・海外ドラマでは、リエゾンがずっと強く出ます。

だから、「教材なら聞き取れるのに、ネイティブの英語が聞き取れない」という状況が起きるのです。

リエゾンが聞き取れないと学習で詰まるポイント

聞いたときは全然分からなかったのに、スクリプトを見たら簡単な英語だった・・・どうして聞き取れないの?

こういう経験、ありませんか?

 

その原因の多くは、リエゾンです。たとえば、このような感じ。

all of it → オーロヴェッ(「オール・オブ・イット」とは発音されない)

このように、2つ以上の単語がくっついて1つの単語のように聞こえるリエゾンのせいで、単語の切れ目がわかりにくくなります。

 

「聞き取れた音」と「実際の単語」の差が大きくなると、リスニング全体が伸びにくくなります。だからこそ、リエゾンに向き合うことが大事です。

リエゾンに負けずに英語が聞き取れるようになるには、スクリプトで実際の単語を確認しながら何度も聞いたり、実際に口を動かしてみることが欠かせません。リエゾンが聞き取れる勉強法については、後ほどお伝えしますね。

リエゾンが聞き取れない人がやりがちな勉強の勘違い

リエゾンに強くなりたいのに、勉強しているのに効果が出ない。その原因は、やり方そのものにあるかもしれません。よくある3つの勘違いを確認してみてください。

勘違い1:聞き流しだけでリエゾンに慣れようとしている

毎日英語を聞いているのに、リエゾンが聞き取れるようにならない・・・

英語をBGMのように流しているだけでは、どこで音がつながっているかに意識が向きません。

 

リエゾンに慣れるには、聞いたあとに必ずスクリプトを見て照合することが必要です。「今の音はどの単語なのか」「これは単語と単語がつながったリエゾンなのか」を、目で確認して一致させていきます。

この照合作業なしに聞き流しだけ続けても、音と単語の対応があいまいなままで、リエゾンはいつまでも聞き取れるようになりません。まずは、聞く→スクリプト確認のセットを徹底しましょう。

勘違い2:単語ひとつずつで止めて聞いている

聞き取れなかった部分を単語ひとつずつ区切って確認するのは、語彙の確認にはなります。でも、つながった音の流れを聞き取る力は育ちにくくなります。

 

リエゾンは「単語と単語の境目」が曖昧になる現象です。単語単位で止めて聞いていると、本番のネイティブの速い英語で音がつながったときに追いつけません。

普段の練習から、文やフレーズなど、ある程度まとまったかたまりで区切って聞くことを意識しましょう。音の流れごと捉える聞き方に慣れておくことが大事です。

勘違い3:ルールを覚えただけで「聞ける」と思っている

「子音+母音でつながる」といったルールを頭で覚えることは、とても有効です。

たとえば、さっきお伝えした

  • 子音 → 母音のリンキング (例:an apple→「アナポー」)
  • 同じ子音の連結(例:hot tea→「ハッティ」)
  • 弱化・脱落によるリエゾン(例:last episode→「ラーセピソウド」)

こういったルールを知っていると、「あ、今のはリエゾンでつながっただけだ」と気づけるようになります。

 

ただし、知識だけでは、リエゾンは聞き取れるようにはなりません

実際の音声を聞いて、スクリプトで「どの音がどの単語(またはつながり)か」を確認し、自分で声に出して真似する練習までやって、はじめて聞こえ方が変わっていきます。

知識+体の練習がセット。 これがリエゾンを攻略する基本です。

通訳流・リエゾンに強くなる5つの練習法

リエゾンが聞き取れない理由と勘違いが分かったところで、じゃあ具体的に何をすればいいのか?ここからは、私が実際にやってきた5つの練習法を紹介します。

練習法1:ルールを押さえて、同じ教材をスクリプト照合しながら聞き込む

リスニングをした後、スクリプトを確認して「ここで単語がつながっている」と意識して再度聞くのがポイントです。

リエゾンを知らなければ「聞き取れない音の塊」にしか聞こえなかったところが、「このつながっている音は、この英語だな」と切り取れるようになってきます。

 

知らない単語がなくなって、リエゾンも身について、発音がお手本と同じように真似できるようになるまで、同じ教材を繰り返す。

そこまで英語を聞き込むと、音の変化が「知識」ではなく「感覚」で分かるようになります。

 

精聴の具体的な手順(何も見ずに聞く→スクリプトで確認→リエゾンに注意して繰り返し聞く)は、こちらの記事で詳しく書いています。

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練習法2:シャドーイング・オーバーラッピングで口を動かす

シャドーイング(聞いた英語を少し遅れてそのまま真似して発音する)やオーバーラッピング(音声に合わせて同時に発音する)では、聞こえた音をそのまま口で再現する必要があります。

 

聞き取れていないところは、詰まってしまう・・・

その詰まりが、自分がリエゾンを聞き取れていない箇所です。

詰まった部分をスクリプトで確認し、「この単語とこの単語がつながっていたのか」と意識してから、もう一度聞いて声に出す。この繰り返しで、リエゾンに耳が慣れていきます。

 

私は、「聞いても全然分からなかったのに、文字を見たらこんなに簡単な英語だったのか!」という状態を、シャドーイングで抜け出すことができました。

ただ、シャドーイングが最初からスラスラできる人はいません。私もシャドーイングを始めた頃は5分でしんどかったです。それでも、続ければ必ず変わります。

 

シャドーイングの効果ややり方の詳細は、こちらの記事でも解説しています。

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練習法3:ディクテーションで「聞けているつもり」をあぶり出す

ディクテーションは、聞こえた英語を書き取る練習です。リエゾンの聞き取りには非常に効果的です。

なぜかというと、書き取ろうとすると「聞けているつもり」と「実際に聞けている」の差が一発で分かるからです。なんとなく聞き流しているだけでは気づかないリエゾン箇所が、書き取れない部分としてはっきり出てきます。

 

書き取ったあとにスクリプトと照合して、「ここは hold on がつながって『ホーウドン』になっていたのか」と確認する。この作業を繰り返すことで、リエゾンを特定する精度が格段に上がります。

私自身、「だいたい分かったんだけど、ここの部分の理解がちょっとあいまいかも・・・」という状態をどうしたらいいか分からなかったんですが、ディクテーションをやったら、そのあいまいな部分が全部あぶり出されました。

 

ディクテーションの具体的なやり方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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練習法4:映画・海外ドラマのセリフをリピートして真似する

教材でリエゾンの基礎が身についてきたら、映画や海外ドラマで実践練習をしましょう。ネイティブが自然に話す英語には、リエゾンがたくさん詰まっています。

やり方はシンプルです。気になったセリフがあったら、一時停止して同じように声に出して真似する。それだけです。

 

まずは好きなシーンを1つ選んで、そのセリフだけを何度もリピートしてみてください。教材とは違う、生きた英語のリエゾンに触れることで、耳の対応力がぐっと広がります。

「この単語とこの単語がつながってこう聞こえていたのか」と確認しながらリピートすれば、リエゾンの練習になります。

映画や海外ドラマは、リエゾンも激しいです!すごくいい訓練になりますよ。

 

この学習法にお勧めなのが、Google Chromeの拡張機能「Language Reactor」です。NetflixやYouTubeで使えて、セリフを1つずつクリックしてピンポイントで再生できます。

NetflixやYouTubeで普通に巻き戻すと10秒くらい戻ってしまいますが、Language Reactorなら気になったセリフだけを何度でも繰り返し聞けるので、リエゾンの確認にぴったりです。

 

netflix
私の大好きなドラマ「SUITS」のワンシーン

 

たとえば、この台詞の “hell out of” は、「ヘラウラ」と聞こえます!こういうのを、何度も聞いて声に出してみることで、だんだんとリエゾンが聞き取れるようになっていきます。

 

Language Reactorの使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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練習法5:洋楽でリエゾンを体感する

実は、洋楽はリエゾンの宝庫です。歌はメロディに乗せて単語をつなげて歌うので、リエゾンが自然にたくさん出てきます。

歌詞を見ながら聞いてみると、「ここ、音がつながってるな」という箇所がたくさん見つかるはずです。YouTubeのミュージックビデオをスロー再生にして、リエゾンや脱落がどこで起きているかを確認するのもお勧めです。

 

好きな曲なら何度聞いても飽きにくいので、繰り返し聞く→歌詞で確認→一緒に歌うというサイクルが自然に回ります。

楽しみながらリエゾンに慣れるには、洋楽は最高の素材です。

私は、YouTubeのミュージックビデオを0.75倍速(難しいところは0.5倍速)にして、音の変化をじっくり分析するようにしたことで、リスニング力が上がりました!洋楽の歌詞を分析する作業って、めちゃくちゃ耳が鍛えられます。

 

たとえば、このような感じで。

エド・シーラン「Perfect」より

この赤い部分がリエゾンです。

ちなみにこのような洋楽の発音解説は、教材SPEEDIER READING内で行っています!

 

洋楽で音の変化を意識するやり方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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リエゾン練習におすすめの洋楽は、こちらの記事でレベル別に紹介しています。

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リエゾン以外にも押さえたい音の変化(リダクション・フラッピング)

リエゾンだけ意識していれば万全かというと、実はそうではありません。ネイティブの英語が聞き取れないとき、リダクションやフラッピングも同時に起きていることが多いです。

リダクション(音の脱落)とは

リダクションは、語末の子音などが弱くなったり、ほとんど聞こえなくなったりする変化です。

・Not bad. →「ナットバッド」ではなく「ナッべーッ」のように聞こえる
・Good night. →「グッドナイト」ではなく「グッナイ」のように聞こえる

 

リエゾン(複数の単語がつながる)と一緒に起きることが多く、「聞こえない音」の正体がリダクションという場合もよくあります。

フラッピング(tがラ行に聞こえる)とは

フラッピングは、アメリカ英語でよくある変化で、母音に挟まれたtの音が、ラ行のような音になります。

・water →「ウォーター」ではなく「ワラ」のように聞こえる
・letter →「レター」ではなく「レラー」のように聞こえる

3つの音の変化をセットで扱うとリスニングが伸びる理由

実際のネイティブの英語では、リエゾン・リダクション・フラッピングが同時に起きています。リエゾンだけを意識しても、脱落やフラッピングで聞こえない部分は残ります。

 

例えば、さっき上でご紹介した海外ドラマ「SUITS」の台詞「hell out of」がネイティブの口から出ると、「ヘラウラ」のように聞こえます。

 

ここには、リエゾン(hell out →「ヘラウ」)、フラッピング(out の t → ラ行)、リダクション(ofの語末が弱くなる)が全部詰まっています。

hell out of → ヘラウラ

 

さっきご紹介した3つの音の変化の「リエゾン(連結)」「リダクション(脱落)」「フラッピング(t音の変化)」を、全てコンプリートしているというわけです(笑)

 

3つのルールを頭に入れたうえで、シャドーイングや精聴で同じ教材を聞き込むと、「ここはリエゾン、ここはリダクション、ここはフラッピング」と整理しながら聞けるようになります。

リスニング全体が底上げされていく感覚を、ぜひ味わってください。

 

TOEICは聞き取れるのにネイティブの英語が聞き取れない理由と対策は、こちらの記事にまとめています。

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リエゾンが聞き取れないときのよくある質問

リエゾンの練習を始めると、「これで合ってるのかな?」と不安になることも多いです。実際によくいただく質問にお答えします。

Q. リエゾンの練習にはどんな教材が向いている?

スクリプトが手に入るものが前提です。 

・NHKのラジオ講座(基礎英語など)
・レベル別のリスニング教材
・映画や海外ドラマ(Language Reactorを活用し、英語字幕と音を確認する)
・洋楽(歌詞を見ながら、スロー再生でリエゾンや脱落を確認する)

 

いきなりネイティブの速い会話より、まずはやさしい素材で「どこでつながっているか」を意識して聞く方が、リエゾンに強くなる近道です。

ただし、やさしい素材だけではネイティブの自然な英語に耳が慣れません。基礎が固まったら、映画やドラマのワンシーンなど、生の英語に触れる時間も増やしていきましょう。

 

私は、社会人になってから、NHKのラジオ講座「基礎英語」で中学生レベルの英語を聞きまくることから始めました。

Q. どれくらい続けるとリエゾンが聞き取れるようになる?

個人差はありますが、同じ教材を繰り返し聞き、シャドーイングやオーバーラッピングで口を動かすことを続けると、数週間〜数ヶ月で「ここ、つながってたんだ」と気づく瞬間が増えてきます。

 

「ある日突然全部聞こえる」というより、聞き取れる箇所が少しずつ増えていく感覚です。変化を実感するには、同じ素材を聞き込む量がものを言います。

私も、現在初級から勉強中のイタリア語の教材を200回以上は聞いていますが、気づいたら、海外ドラマが「あれ、7割くらい聞き取れるようになってる!」という体験をしました。

Q. リエゾンが聞き取れるようになったか、自分で確認する方法はある?

一番分かりやすいのは、以前は聞き取れなかった音声をもう一度聞いてみることです。同じ素材を1〜2週間後に聞き直して、「あ、ここつながってたんだ」と気づける箇所が増えていれば、確実に進歩しています。

もう一つは、シャドーイングで詰まる箇所が減っているかを確認する方法です。以前はついていけなかった部分がスムーズに口から出るようになっていれば、リエゾンが耳に定着してきた証拠です。

Q. シャドーイングは通勤中でもできる?

できます。声を出せない場所では、サイレントシャドーイングがお勧めです。声には出さないけど、頭の中や口の中だけで声を出しているつもりで英語を繰り返す練習法です。

音のつながりを意識しながら頭の中で再現するだけでも、リエゾンに慣れる練習になります。

 

あと、英語をただ聞いているだけだと、ついボーっとして違う考え事をしてしまうことがあります。でもサイレントシャドーイングをしていると、気が散りにくくなりますよ。

Q. リエゾンのルールは全部覚えないとダメ?

全部覚える必要はありません。まずは「子音+母音がつながる」という一番多いパターンだけ意識すれば、聞こえ方が変わるのを実感できます。

あとは実践の中で少しずつ慣れていけば大丈夫です。ルールを完璧にしてから練習を始めようとすると、いつまでも練習に入れません。

ルールを頭で覚えようとするより、「英語を聞く→スクリプトで確認する→自分の口で言ってみる」という実践をたくさん繰り返して、体で覚えてください!

まとめ|リエゾンが聞き取れない理由と通訳流5つの練習法

「リエゾンが苦手・・・でもどうやって勉強すればいいかわからない・・・」とお悩みだったかもしれませんが、ここまで読んでいただいて、リエゾンのパターンと勉強法が分かっていただけたでしょうか?

 

最後に、この記事でお伝えしたことを整理します。

英語のリエゾンが聞き取れないのは、単語と単語の音がつながって聞こえるから
 教材では区切って発音されるのに対し、ネイティブの英語では一息でつなげて発音されるため、聞こえ方が違います。

勘違いしやすい勉強は、聞き流しだけ・単語単位で止める・ルールだけ覚える
 リエゾンに強くなるには、「どこでつながっているか」を意識して聞き、口を動かして体で覚える必要があります。

練習法1〜2:ルール理解+同じ教材の聞き込みで基礎を作り、シャドーイングで口から定着させる
 スクリプトと照合して「どこがつながるか」を特定し、声に出して再現することで感覚が身につきます。

練習法3:ディクテーションで「聞けているつもり」をあぶり出す
 書き取ることで、聞き流しでは気づかないリエゾン箇所がはっきり見えるようになります。

練習法4〜5:映画・ドラマや洋楽で、生きた英語のリエゾンに触れる
 Language Reactorでセリフをピンポイント再生したり、歌詞を見ながら洋楽を聞くことで、実践的なリエゾン対応力が広がります。

リエゾン以外にリダクション・フラッピングも押さえると、リスニング全体が伸びる
 3つの音の変化はネイティブの英語で同時に起きるので、セットで意識すると効果的です。

 

まずは、手元にあるスクリプト付きの教材を1つ選んで、1分だけリエゾンを意識して聞いてみてください。「あ、ここでつながってる!」と気づけた瞬間が、リエゾン攻略の第一歩です。

 

すぐに変化は感じられないかもしれませんが、「英語を聞く→スクリプトで確認する→自分の口で言ってみる」というサイクルを繰り返していくと、必ず聞き取れるようになります。

ぜひ、気長に続けていきましょう。お役に立ったら幸いです!

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Ai Evans エバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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