ディクテーションで英語力に革命が起きる!その効果とやり方【無料教材も紹介】

私は、

リスニング力がなかなか上がらなくて、悩んでいます・・・

英語を聞いてだいたいは分かるけど、細かいところが聞き取れないんです・・・
と言われたら、
とりあえず、ディクテーションしましょう!
と言っています。
ディクテーションは、それほど私自身のリスニング力を激変させた勉強法であり、取り組んで大きくリスニング力が伸びた人もたくさん見てきました。
でも、ディクテーションに関してよくこんな質問をいただきます。

「ディクテーションがいい」って聞きますが、本当に効果あるんでしょうか?

ディクテーションって手間がかかるので、聞き取れないところだけスクリプトを見て確認する方が効率がいいと思うんですが、やる意味あるんでしょうか?
私自身、ディクテーションをやる以前は、英語を聞いたときに 「だいたい分かったんだけど、ここの部分の理解がちょっとあいまいかも・・・」 みたいなところをどうして良いかわからなかったんです。
だから、いつまでたっても、「だいたい分かるような気がするけど細かいところはよく分からない」という状態から抜け出せませんでした。
「じゃあ、さっきの話を要約して」とか「議事録にまとめて」なんてことを言われると、お手上げでした。
でも、ディクテーションを行ったことで 見て見ぬふりをしていた自分の弱点に気づいて、リスニング力を大きく伸ばすことができました。
この記事を読めば、以下のことが分かります。
✅ 英語ディクテーションで得られる4つの効果
✅ リスニング力が伸びるディクテーションの正しいやり方
✅ ディクテーションで効果を出すためのコツ
✅ 無料で使えるディクテーション教材・サイト
私はディクテーションも含めた独学で、TOEIC980点(リスニング満点)を取得しました。ただのリスニング力アップのトレーニングではなく、英語力が総合的に上がる、とっても奥が深い勉強法です。
この記事では、そのディクテーションのやり方と効果を徹底的に解説します!
ディクテーションとは?英語の「聞く力」を鍛えるトレーニング

ディクテーションは、英語の「聞く力」を鍛えるのに最も効果的なトレーニングのひとつです。まずはディクテーションとは何か、他のトレーニング法との違いを整理します。
ディクテーションは「聞いた英語を書き取る」トレーニング
ディクテーションとは、英語の音声を聞き取って、それを一語一句書き起こしていくトレーニング法です。
手書きでもPCでタイプしても、どちらでも構いません。
実際にあなたに体験していただくのが一番早いので、試しに以下の10秒間の音声を聞いて、ディクテーションをしてみましょう。
全部書き取れましたか?
答えは以下です。あなたが書き起こした英語が正しかったかどうか、答え合わせをしてみてください。
These are the short conversations we have at parties, while we wait in line at the store, at family events or work.
あなたのレベルによって手応えの感覚は違うと思いますが、内容的にはだいたい分かったかな~と思っても、いざ書き起こそうとしてみると、細かいところであちこち聞き取れない部分があったのではないでしょうか?
たとえば、「while」が聞き取れなかったとか、冠詞のtheが抜けていたとか。
このように、ディクテーションをすると自分が聞き取れなかった部分のごまかしがきかないので、弱点を認識し、英語力を強化することができます。
これが、ディクテーションという勉強法です。
やり方は大きく分けて2つあります。
・全文書き取り型
聞こえた英語をすべて書き取る方法です。負荷は高いですが、その分効果も大きいです。
・穴埋め型
英文の一部が空欄になっていて、聞き取った部分を埋めていく方法です。全文書き取りが難しい場合は、こちらから始めると取り組みやすいです。
この記事では、より効果が高い 全文書き取り型 のディクテーションを中心に解説していきます。
シャドーイングや音読との違い
英語の「音」を使ったトレーニングにはいくつか種類があります。
ディクテーション
聞いた英語を書き取る。自分が聞き取れていない箇所を特定するのに優れている。
シャドーイング
聞いた英語をすぐ後に声に出す。英語の音を体に染み込ませるのに優れている。
音読
テキストを見ながら声に出す。英語の音に口を慣らすのに優れている。
オーバーラッピング
テキストを見ながら音声に合わせて同時に声を出す。音声のスピードとリズムに自分の声をぴったり合わせる練習。
それぞれ目的が違うので、組み合わせて使うのが効果的です。
なかでもディクテーションの強みは、自分の弱点が「目に見える形」で分かることです。書き取った英語とスクリプトを見比べれば、聞き取れなかった箇所が一目瞭然です。
シャドーイングとディクテーションの詳しい比較は、こちらの記事をどうぞ。

英語ディクテーションで得られる4つの効果

「ディクテーションをやると何がいいの?」という疑問に答えます。ディクテーションで得られる効果は、リスニング力アップだけではありません。
効果1. リスニング力がアップする
ディクテーションでは、一語一句を正確に書き取ろうとするので、普段のリスニングとは集中の度合いが全く違います。
普段は「だいたい意味が分かればOK」で聞き流している部分も、ディクテーションでは書かないといけません。この細部まで聞き取る習慣が、リスニング力を底上げしてくれます。
何を隠そう私自身、「意味は分かるから、いいや」と、ディクテーションをやるのが面倒に感じることがあります。多々あります。(;・∀・)
でも、そこをあえて我慢してやってみると、期待とは大違いで、全然聞き取れてないと気づくと思います。その聞き取れていないところこそが、あなたの弱点です。
効果2. 自分が聞き取れない箇所がはっきりわかる
耳で聞いてみると難しくて何回聞いても理解できないのに、その英文を見てみたら 「え!こんな簡単なことを言ってたの?」 という経験、きっとあると思います。
「だいたい聞き取れるし、意味も分かる」と思う教材をあえて深くつっこんで一語一句理解しようとするきっかけって、なかなかないですよね。
ディクテーションをすると、自分が聞き取れなかった部分のごまかしがきかないので、弱点がはっきりわかります。
・単語が分からないのか。
・熟語を知らなかったのか。
・発音を間違って覚えていたのか。
・音がくっついているから聞き取れなかったのか。
・文法的な理解があいまいだから書き取れないのか。
その原因さえわかれば、あとはそれをつぶすだけです。
効果3. 英語の音の変化に強くなる
英語が聞き取れない大きな原因のひとつが、音の変化です。
たとえば「What a」は、ネイティブの発音では「ワラ」と聞こえます。「ワラ」が「What a」のことだと分かるというのは、なかなか日本の英語教育では身につかないスキルです。
でも、ディクテーションをすると、こうした音の変化に嫌でも向き合うことになります。
リエゾン(音の連結)やリダクション(音の脱落)の知識がないと、ディクテーションはできません。だから、ディクテーションはリスニング力強化にこの上なく効果的なんです。
リエゾンの知識や発音の勘違いは、普通はなかなか自分では気づけません。それが、ディクテーションをやることで明らかになります。
効果4. リスニングだけでなく、英語力が総合的に向上する
ディクテーションは、実は 聞こえた音をそのまま書いていっても、正解には絶対にたどり着けません。
その理由は、英語には同じ発音で違う単語がたくさんあり、またすべての単語がくっきりはっきり発音されるわけではないからです。
たとえば助動詞(shouldなど)は、「シュ」と聞こえるか聞こえないかぐらいにしか発音されなかったりします。
じゃあどうするかというと、はっきり聞き取れなかったところは内容から想像したり、文法知識で補ったりする必要があるわけです。
先ほどのディクテーション音声で、こんな経験をしなかったでしょうか?
These are the short conversations we have at parties, while we wait in line at the store, at family events or work.

while we waitの“while”って、どう聞いても“why”にしか聞こえない・・・

short conversationsの“short”が、何回聞いても「ショー」としか聞こえない・・・
とか。
「while」が「why」にしか聞こえないとあなたが思った場合、実はあなたのリスニング力には何の問題もありません。
私も正直、この部分だけを聴いたら”while”と聞こえる自信はありません。でも、ディクテーションをすれば、ちゃんとwhileを入れることができるんです。
なぜかというと、
“why we wait”とすると、ここでは意味が通じない。だから、違う単語のはず。『待っている時』という感じだろうから、whyに発音が似た『〜時』って感じの単語・・・あ、whileだな!
と、文法知識を持ち出して推測で補っているからです。
「”short”が『ショー』に聞こえる」というのも同様です。

“ショー”と聞こえるけど”show”じゃないし、conversationの前だから、多分形容詞だな!
と考えて、文脈などから総合的に判断してshortを入れるわけです。
こういう過程を通じて、語尾のtなどの子音は音が脱落して、「ショート」じゃなく「ショー」と聞こえるんだな!と音の変化が体感できるようになるのです。
このように、ただ聞こえた音だけを頼りに書き取るのではなく、文法知識を使いながら、文章の意味もちゃんと考えながらディクテーションをやるのが重要なんです。
だから、リスニング力だけでなく英語力が総合的に伸びます。
聞こえた音と推測で総合的にリスニングをするということについては、このページでさらに詳しく書いています。合わせて読んでおいてください!

英語ディクテーションの正しいやり方

ディクテーションの効果が分かったところで、実際の手順をステップごとに解説します。全部で5ステップです。
ステップ1. まず音声を通しで1〜2回聞く
いきなり書き始めるのではなく、まずは通して聞いて内容をつかみましょう。
「どんな話なのかな?」とこのステップで意識しておくことで、リスニング力向上にとても重要な 「推測する・補う」準備 ができます。
ステップ2. 1文ずつ止めて書き取る
音声を止めながら、聞こえた英語を書き取っていきます。
できるだけ 「文単位」で一時停止して書き取る ようにしてください。ひとつの文章(ピリオドまで)を最後まで聞いて音声を止め、それを書き取ります。
ただ、慣れないうちは一文を最初から最後まで覚えておくのは難しいので、文の途中で一時停止してもOKです。できるだけ 「意味の切れ目」(=ポーズが入るところ) で止めましょう。
単語ひとつひとつで止めてしまうと、リエゾンなどの音のつながりを聞き取る練習になりません。 これは絶対にやめてください。
聞き取れない部分は空欄にしたり、聞こえたままカタカナで書いたりして構いません。
何度か繰り返して聞いていくと、 「これ以上はいくら聞いても、聞き取れる箇所が増える気がしないな」 と感じるポイントがあるはずなので、そうなったら次に進みましょう。
繰り返して聞くのは5回くらいまでが目安です。10回も聞いたのに聞き取れないなら、100回聞いても絶対に聞き取れません。100回も聞くといった苦行はしないでくださいね。
この段階で意地でも全部聞き取ることにこだわるよりも、次のステップで聞き取れなかった理由を分析することの方がずっと大事です。
ステップ3. スクリプトで答え合わせをし、聞き取れなかった原因を分析する
自分の書き取った英語と、英文スクリプトを見比べて答え合わせをします。
ここがディクテーションで一番大事なステップです。 単に「正解・不正解」を確認するだけではなく、 「なぜ聞き取れなかったか」 を分析してください。
聞き取れなかった原因は、主に以下の5つです。
1. 単語、熟語、表現を知らなかった
知らない単語があった場合、自分にとって必要だな、今後使えそうだなと思ったら、覚えるようにしましょう。
知らない単語がいくつも出てくる場合は、その素材はあなたのレベルに合っていないので、素材を替えてください。
2. 知っている単語なのに、自分が思っていた音と違っていた
発音を勘違いして覚えていた単語は、しっかりチェックして勘違いを正しましょう。
このとき、必ず聞くだけではなく自分で発音してみながら覚えてください。
間違った発音で覚えているのは、普段から英語の「音」を使ったトレーニングをしていない証拠です!
3. 音がくっついたり、変化が大きかったから聞き取れなかった
スクリプトを見たら「こんな簡単な英語だったのか」と思うのに、実際は音がくっついていて書き取れない時がありますよね。
音の変化に強くなるには、シャドーイングやオーバーラッピングが効果的です。

4. スピードが速すぎて聞き取れなかった
全体的に速すぎてお手上げなら、素材のレベルをもっと下げてください。そして、日頃から英語を聞くトレーニングをもっとやりましょう。
部分的に速く聞こえるところがある場合は、音の変化やリズムに慣れることで解決します。
5. 何回聞いてもそう聞こえないように思える単語があった
先ほどの「while」の例がまさにこれです。何回聞いても”why”にしか聞こえなくても、文法知識と推測で正解にたどり着けます。この力を鍛えられるのが、ディクテーションの大きな強みです。
原因が以上のどれか一つに当てはまるというよりは、複数の原因が混ざっていることがほとんどです。
「原因はどれだろう?」と悩むのではなく、「自分にはこういうトレーニングが必要なんだな」と今後やるべき勉強法が分かることが大事です。
英語のリスニング力を伸ばすためのトレーニング全体については、こちらの記事も参考にしてください。

ステップ4. スクリプトを見ながらもう一度聞く
答え合わせが終わったら、スクリプトを見ながらもう一度音声を聞きます。聞き取れなかった箇所が「実際にどう発音されているか」を、音と文字で一致させましょう。
「ああ、ここはこう聞こえるのか」と確認しながら聞くことで、次に同じ音が出てきたときに聞き取れる確率がぐっと上がります。
ステップ5. 音読やオーバーラッピングで仕上げる
書き取りと答え合わせが終わったら、最後のもうひと押しです。声を出して復習しましょう。
まず、ディクテーションが終わったばかりの素材を、自分が聞き取れなかった箇所に特に注意しながら2〜3回音読してください。
「ああ、この部分はこういう音のくっつき方をするんだったな」と確認しながら声を出すのがポイントです。
次に、オーバーラッピングを2〜3回行います。英文スクリプトを見ながら音声を流して、音声に自分の英語をかぶせるようにして同時に発音するトレーニングです。
お手本の英語と自分の声のスピード、リズム、抑揚がぴったり合うように意識してください。
ディクテーションの後にこの一手間を加えるだけで、効果がぐっと高まります!
シャドーイングのやり方や効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ディクテーションで効果を出すコツ

ディクテーションは正しいやり方で取り組めば確実に効果が出ます。ただし、いくつかのポイントを押さえておかないと、効果が半減したり、続かなくなったりします。
自分のレベルより少しやさしい教材を選ぶ
ディクテーションの素材は、知らない単語がほとんど入っていなくて、でも簡単すぎてすぐに全部書き取れるわけでもない、ちょうど良いレベルのものを選んでください。
目安は、8割くらい聞き取れる素材です。
難しすぎる素材を選ぶと、書けなさすぎて挫折します。知らない単語がいくつも出てくる場合は、その素材はあなたのレベルに合っていません。
あえてディクテーション用の教材を買う必要はなく、お手持ちの教材の一部を使えば問題ありません。
私は、学習済のリスニング教材や単語教材を使うことをおすすめしています。良い復習になりますしね。
1分以内の短い音声から始める
ディクテーションは、思った以上に時間がかかるし、負荷の高い勉強法です。わずか1分の音声でも、何度も聴いて書き取るとなると、すごく時間がかかります。
ご参考までに、私が自分のレベルに合った素材でディクテーションすると、1分の音声を書き取って答え合わせをするのに、ちょうど30分くらいかかります。
なので、最初は30秒くらいの音声から始めるのがおすすめです。長い音声でやると時間がかかりすぎて、続かなくなります。
何十回もしつこく聞き直さない
何度聞いても聞き取れないところは出てきます。そこで何十回も繰り返し聞くのは、時間のムダです。
だいたい5回くらいまで聞いて分からなければ、空欄のまま答え合わせに進みましょう。
10回も聞いたのに聞き取れないなら、100回聞いても絶対に聞き取れません。
聞き取れるまでしつこく何回も聞くより、さっさとその原因をつきとめて、弱点強化の方にエネルギーを注ぐ方がずっと重要です。
スペルやコンマの正確さは気にしない
手書きでディクテーションをする場合、「知っている単語でちゃんと聞き取れたのに、スペルが間違っていた」ということがあります。
でも、スペルはだいたい合ってればOKとしてください。
今の時代、私たちは英語を手書きする機会はほぼありません。ほとんどがメールやSNSですよね。適当にPCやスマホで打ち込んでみれば、スペルミスは自動的に直してくれます。
「聞いてその単語が認識できるなら、スペルミスは少々目をつぶる」 でOKです!
コンマの場所も、特に気にしなくていいです。スクリプトを見て「ふ~ん、ここに置くのがいいんだ」と軽く確認するだけで十分です。
毎日15〜30分を習慣にする
ディクテーションは集中力を必要とするトレーニングです。「ながら勉強」ができないので、あまり気合を入れすぎないようにしてください。
気合を入れすぎた結果、翌日は面倒くさくなって嫌になったら、元も子もありません。
ちゃんと継続していくには、1日15分から長くても30分が限度ではないでしょうか。それ以上の長さになると、毎日続けることが難しいです。
少なくとも3ヶ月くらいは続けないと効果も出ないので、あまり気合を入れなくても継続できることが一番大事です。
無料で使えるディクテーション教材・サイト

ディクテーションは特別な教材を買わなくても始められます。無料で使えるサイトをご紹介します。
英語リスニング無料学習館
ディクテーションができる素材が、日常英会話、TOEICリスニング問題、TEDなどを題材に豊富にあります。音声が1文ずつに細かく分かれているので、ディクテーションしやすいです。
スマホアプリ「ディクトレ」もあるので、スキマ時間にも使えます。
FluentDictation|Youtube動画でディクテーション
YouTube動画をディクテーション教材に自動変換してくれるサイトです。CEFR A1~C2のレベル別に対応していて、日英字幕と全文スクリプト付き。アプリ不要でスマホからも使えます。
LingoClip|洋楽でディクテーション
好きな洋楽の歌詞でディクテーションのゲームができる無料サイトです。楽しみながらリスニング力を鍛えたい方におすすめです。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。

NHKラジオ講座もディクテーション素材に使える
NHKのラジオ英語講座は、スクリプト付きで日本人向けに作られているので、ディクテーション素材としても優秀です。
自分のレベルに合った講座を選べるのも大きなメリットです。レベル別の講座一覧は以下で紹介しています。

無料ではないけどディクテーションに使いやすい書籍
その他、ディクテーション用ではありませんが、こういう教材の音声を使ってディクテーションをするのもお勧めです。
単語教材なら、単語も覚えられるし、ディクテーションでリスニングも伸びるし、一石二鳥です。
ディクテーションに関するよくある質問
ディクテーションについて、よくいただく質問にお答えします。
Q. 効果を実感できるまでどのくらいかかりますか?
個人差はありますが、毎日続けて3ヶ月から半年くらいで「前より聞き取れるかも」と感じる方が多いです。
ディクテーションは即効性がある勉強法ではありません。でも、3ヶ月続ければ「聞き取れなかった音が聞き取れるようになった」という変化を感じられるはずです。
Q. 手書きとタイピング、どちらがいいですか?
どちらでも大丈夫です!大事なのは「聞いて書く」という作業自体なので、自分がやりやすい方で構いません。
ただ、スマホの小さいキーボードでは英語のタイプがやりにくいので、スマホでやる場合は穴埋め形式のアプリの方が取り組みやすいです。
Q. シャドーイングとディクテーション、どちらを先にやるべきですか?
目的が違うので、どちらか一方ではなく組み合わせるのがベストです。
ディクテーションで自分の弱点を見つけて、シャドーイングで音を体に染み込ませる。この組み合わせがリスニング力を効率的に伸ばしてくれます。
Q. TOEICのリスニング対策にもなりますか?
なります!TOEIC素材でディクテーションをすれば、出題形式に慣れながらリスニング力を鍛えることができます。
英語リスニング無料学習館にはTOEICリスニング問題を題材にしたディクテーション素材もあるので、TOEIC対策をしたい方にもおすすめです。
Q. 基礎的な文法力がないとディクテーションはできませんか?
中学生レベルの文法は必要です。
「ここに冠詞が入らないとおかしいよな」「ここは動詞のはずだよな」という判断ができる基礎力がないと、ディクテーションの効果を最大限に活かすことができません。
もし基礎文法に自信がない場合は、まず中学生レベルの文法をやり直してからディクテーションに取り組むのがおすすめです。
まとめ|英語ディクテーションの効果と正しいやり方
最後に、この記事でお伝えしたことを整理します。
✅ ディクテーションは「聞いた英語を書き取る」トレーニングで、弱点が目に見える形で分かる
シャドーイングや音読とは目的が違い、組み合わせて使うのが効果的。
✅ 得られる効果は、リスニング力アップ、弱点の可視化、音の変化への対応力、文法・語彙の定着の4つ
ただのリスニングトレーニングではなく、英語力が総合的に鍛えられる。
✅ 正しいやり方は5ステップで、答え合わせの「原因分析」が最も重要
聞き取れるまでしつこく聞くより、原因を分析して弱点をつぶすことに時間を使う。
✅ 1分以内の音声で、毎日15~30分を目安に。完璧に書き取ろうとしない
継続できることが一番大事。スペルやコンマの正確さにはこだわらない。
✅ 無料で使えるサイト・教材は豊富で、手持ちの教材を素材にするのもおすすめ
ここまでディクテーションの効果ややり方を語ってきましたが、実は私が考える 「ディクテーションをやる本当の意義」 は別にあります。
それは・・・

くっそ~~!どうしてもここが聞き取れない!あともうちょっとなのに!!

なんで〜〜〜?こんな簡単な英語だったの?
という「悔しさ」 です。
ほんの短い文章をうんうんとうなりながら完成させ、どうしても聞き取れなかった部分は、めちゃくちゃ悔しい思いをしながら答えを見る。
その過程が、すんごく効くのです。
「だいたいは分かるけど、細かいところはダメ」を克服したい。文法や構文の復習をしつつ、英語の聞き取りに重要な「推測力」を高めたい。
そんな方には、ディクテーションを強くおすすめします。ぜひ今日から、1分の音声でいいので始めてみてください!



