オーバーラッピングとシャドーイングの違いと使い分け

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シャドーイングと同様の効果が狙える学習法として、
オーバーラッピング」があります。

これは、テキストを見ながら英語の音声を聞いて
お手本の英語に自分の英語をかぶせるようにして、同時進行させます。

(シャドーイングは自分の声が遅れますが、
 オーバーラッピングは全く同時になります)


オーバーラッピングも、お手本の抑揚とリズムをまねる訓練です。

ただ、お手本と同時進行させるということは、
英文を自分の目で確かめながら口に出すことになるので、
「ながら勉強」ができません。

また、英語を目で見ていると、
つい目からの情報で英語をいつも通りに発音してしまい
シャドーイングの最大の長所である「耳と口を鍛える」成果が落ちます

なので、私はオーバーラッピングはあまりやっていません。
個人的には、「ながら勉強によるシャドーイング」が断然お勧めです。


シャドーイングは、基本的には「何も見ずに」行うのが良いです。
耳で聞こえる音だけをたよりに、その音を再生していきます。

⇒ シャドーイングの詳しい説明・やり方はこちら

シャドーイングの魅力は、
何と言ってもながら勉強ができることです。

家事をしながら、運転をしながら、散歩をしながら・・・など
耳は空いていてiPod等で音は聞けるけど、テキストは読めないというときにやるのがお勧め。

こういう時間って結構多いもので、無理なく取り組めます。
無理があると長続きしないので、「ながら勉強」を上手に取り入れてください。

わざわざ机についてテキストを見ながらシャドーイングするくらいであれば、
机でしかできない他の勉強をした方が、時間を効率よく使えます。

シャドーイングは、ながら勉強で十分です。


オーバーラッピングがシャドーイングに勝る理由


テキストを見ながらシャドーイングを行うというやり方を
提唱している有名な教材もあるので、それを実践している方もいると思います。

また、
「テキストを見ずにはとてもシャドーイングなんてできません」
というメッセージも頻繁にいただきます。
(これの解決策は簡単です。もっと簡単な素材を使ってください!)

あるいは、
「シャドーイングは効果が低い。オーバーラッピングの方がいい」
とおっしゃっている方もいます。


私は、テキストを見ないシャドーイングこそが
どの勉強法よりも素晴らしいからというよりは、
「効率」と「継続性」の点からその方法を選んでいます。

私なら、わざわざ机でテキストを見ながらシャドーイングするくらいであれば、
文法、読解、ディクテーション、翻訳など、机でしかできない他の勉強をします。

私は車の中でできることを机でなんかしません。
もったいないので。

ながら勉強で長く続けられるからこそ、
私は何も見ないでやるシャドーイングを選んでいます。


オーバーラッピングではながら勉強できないということは、
継続が難しいということです。
習慣にするのも難しいです。

そう思いませんか?


どんなに素晴らしい勉強法でも
三日坊主になって続けられないなら意味がありません。

であれば、習慣にして続けられる勉強法を選択するのが
賢いやり方だと思いますが、どうでしょう?


正しいイントネーションやリズムを身につけるには、
お手本とぴったり合わせるオーバーラッピングの方がより効果は高いです。

でも、机での勉強時間の確保ができず、続けられないなら意味がないんです。

さっきも言ったように、机でやらなきゃいけない勉強は
他にもたくさんありますしね。

どちらかしかやってはダメという決まりはないので
余力がある方はどちらもやればいいですし、
好みと使える時間によって選べば良いと思います。


私の言いたいのは、
勉強の継続しやすさを考えると、シャドーイングがお勧め」
ということです。

「勉強時間はたっぷりあるので、短期決戦で一気に発音を向上させたい」
などという場合は、オーバーラッピングを積極的に取り入れるといいと思います。
ご自分の目的に合った方法を選んでくださいね。


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