海外発着クルーズが日本人英語学習者に超絶おすすめな10の理由
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海外発着クルーズが日本人英語学習者に超絶おすすめな10の理由

エバンス愛

※当ブログ記事には、広告が含まれます。

サムネイル

 

私は、2024年5月〜6月にバルセロナ(スペイン)発、ローマ(イタリア)着の地中海とエーゲ海を巡る海外発着のクルーズ船に乗りました。

スペイン→マルタ→ギリシャ→トルコ→イタリアを周遊する10泊11日の旅で、美しい景色や遺跡を効率よく楽しむことが目的でしたが、実際に乗ってみると、海外発着のクルーズ船は、英語学習者にとって絶好の英語環境が整っていることに気づきました。

このような航路で旅をしました

 

海外発着クルーズの船内では、英語が公用語です。いろんな国から来た乗客やクルーと交流する機会が多く、英会話の実践の場として実はめちゃくちゃ優秀なんです。寄港地での観光ツアーやエンターテインメントも英語なので、英語を使う機会が豊富にあります。

私にとっては初めてのクルーズ旅でしたが、この経験を通じて、「英語学習者にこそ、海外発着のクルーズ旅をめちゃくちゃお勧めしたい!」と思い、海外発着クルーズが日本人英語学習者に最適な理由をご紹介することにしました。ぜひ、楽しんでいってください!

 

1. 英語を使う機会が豊富

実際に私たちのクルーズ船で配られた船内新聞

 

海外発着のクルーズでは英語が公用語で、英語を使う機会がたくさんあります。上の写真のような船内新聞が毎日配られ、その日の船内イベントやドレスコードなどを知ることができますが、もちろん英語オンリーです。

そのほか、ダイニングでの注文、アクティビティへの参加、エンターテインメントの観賞など、毎日いろんな場面で英語力を試す機会があります。

 

 

日本では英語を使う機会が少ない人にとって、海外の現地発クルーズ旅のような国際的な環境は、自分の英語力を試す絶好のチャンスです。私が乗ったヨーロッパ周遊クルーズでは、寄港地の公用語は英語以外の国ばかりですが、船では毎日たくさん英語を話しました。

数語の挨拶程度の英会話の場合もあれば、船のクルーや他の乗客と深い会話になることもあります。私は、客室担当のクルーと親しくなったり、ダイニングで隣のテーブルに座ったカップルとも話しましたよ。

 

2. グローバルな英語に触れることができる

船のデッキにあるバー

 

現地発のヨーロッパ周遊クルーズには、本当に様々な国からの乗客やクルーが乗っているので、グローバルな英語に触れることができます。

私が乗った船(アメリカのクルーズ船)では、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど、英語を母国語とする乗客が最も多く、その他のヨーロッパや南米など、英語が母国語ではない人もいました。

 

 

一方、クルーの多くは英語ネイティブではありません。私が乗った船では、東南アジアや南米、東欧出身の人が多かったですが、もちろん英語はみんなペラペラです。

ただ、それぞれ異なるお国訛りがあるので、私は最初は戸惑いました。でも、これだけ多くのアクセントをいっぺんに聞く経験は初めてだったので、とてもいい経験になり楽しかったです。

「国際語として英語」を体験することができ、「私も、もっと堂々と英語を使っていいんだ」と、自分の英語に少し自信が持てるようになるはずです。

 

3. クルーズ船のスタッフは超フレンドリー

 

クルーズ船のスタッフは、めちゃくちゃフレンドリーで親切なことで有名です。乗客が楽しく快適に過ごせるよう、常に気配りをしてくれ、笑顔で話しかけてくれます。

クルーは多国籍で、多くは英語が母国語ではありません。私たち日本人と同じく、英語を勉強して身につけた人です。だから、英語に苦労する私たちの気持ちも理解してくれ、どんな時も嫌な顔一つせず、にこやかに対応してくれます。(もちろん、英語ネイティブのクルーもみんな親切ですが)

 

 

あなたは、これまで旅行先や留学先のレストランやスーパーなどで、つたない英語のせいで冷たい態度を取られ、英語を話すのが怖くなってしまったことはありませんか?私は、この旅行中にイタリアで、私がイタリア語を聞き取れないことにイライラした駅員さんに怒鳴られました。(怖かった・・・)

その点、いつもにこやかで親切でフレンドリーなクルーしかいないクルーズ船は、英語に苦労している学習者にとって、ものすごく心強い環境です。

 

4. 有名な観光地を効率よくまわれる

アテネのパルテノン神殿

 

地中海周遊クルーズは、短期間で多くの有名な観光地を効率的にまわることができます。たとえば、私たちが今回利用した地中海クルーズでは、10泊11日の旅で8都市を訪れました。

クルーズ船では、朝に港に着いたら乗客は下船して観光し、夕方には乗客は船に戻ります。そして船が夜の間に移動し、翌朝には次の寄港地に着きます。私たちが食事をしたり寝たりしている間に船が勝手に移動してくれ、朝起きたら新しい国に着いています。これがほんとに最高。

 

朝起きてバルコニーに出たら、毎日景色が違います。これはマルタ。

 

私たちの訪れた観光地に電車や飛行機で行こうと思ったら、必然的に起きている日中の時間帯に移動しなければならないので、とても10日では観光しながら周ることはできません。

特に、ヨーロッパで少ない休みでできるだけ多くの場所を訪れたいという忙しい社会人には、実はクルーズ旅行はすごくお勧めです。新婚旅行にも、クルーズ旅は最高だと思います。

 

ギリシャのサントリーニ島

 

また、通常の旅行とクルーズで大きく違うのが、荷物に関するストレスです。たとえば今回訪れたギリシャのサントリーニ島は、観光地化されたエリアは車が入れず、道がものすごく狭くガタガタで階段も多いので、スーツケースを運ぶのが難しいです。(たいていは、有料でポーターに運んでもらうようです)

その点、クルーズ船は移動するホテルのようなもので、毎日同じ部屋に宿泊します。荷物をパッキングし直す必要がなく、スーツケースは部屋に置いたまま、手荷物だけを持って街の散策に出かけられます。入出国の手続きもクルーズ船が代行してくれ、寄港地のパスポートチェックも一切なかったです。

 

私たちが泊まった客室(バルコニー付き)

 

クルーズの周遊旅は宿泊施設の予約、交通手段の手配などが不要で、旅の計画をする時間が取れない忙しい人には最適です。移動がストレスフリーな分、観光や外国人との交流に集中でき、英語を使いながら旅行を最大限に楽しむことができます!

 

5. 寄港地でも英語ツアーが必ずある

トルコのエフェソス遺跡

 

海外発着クルーズには英語圏の乗客が最も多いので、寄港地では必ず英語ツアーが充実しています。

プロのガイドが歴史的建造物や文化的背景を詳しく英語で案内してくれるツアーもあれば、クルーズ港と市街地の往復バス移動だけの簡易的なツアーもあります。私たちはどちらも利用しましたが、すごく便利でした。

ガイドさんの楽しい案内を英語で聞きながら、旅をより楽しむことができます。100%は理解できなくても、解説なしで観光するよりずっと勉強になり、楽しいです。

 

港からエフェソス遺跡までのバスツアー

 

もちろん、ツアーを利用せず自分自身で町を散策することもできます。有名な教会や美術館では、オーディオガイドの貸し出しがあることが多いです。日本語ガイドはあったりなかったりしますが、英語ガイドは必ずあります。

このように、寄港地での英語ツアーは、観光を楽しみながら英語力が向上する絶好の機会です。また、「もっと英語が理解できたら、もっと楽しめるのに!」という悔しい思いをすることも、それ以後の英語のモチベーション向上の一助となるはずです。

 

6. 英語が得意でなくても楽しめる

 

じゃあ、海外発着クルーズは英語が話せないと参加できないかというと、英語がそれほど得意でなくても十分すぎるほど楽しめます。

もちろん、通常の海外旅行で必要となる程度の英会話力はあった方がいいです。でも極端な話、レストランで英語で注文ができないレベルの人でも、ビュッフェに行けば自分で好きな料理を取り放題なので、飢える心配はありません。(笑)

クルーズ船内のスタッフはとても親切なので、英語が不自由な乗客にも丁寧に対応してくれます。ホテルと同じく、24時間対応のフロントデスクもあります。英語が苦手でも、自動翻訳機などを駆使すれば、十分安心して過ごすことができると思います。

 

 

船に乗ってしまいさえすれば、美しい海を見ながら食事をして寄港地で観光を楽しむのに、それほど高い英語力は必要ありません。

もちろん高い英語力があればあるほどコミュニケーションの幅が広がり、交流の輪も広がりますが、それができなければクルーズに参加できないということはありません。

 

7. 犯罪の心配をせず英語コミュニケーションが楽しめる

 

クルーズ船はセキュリティがしっかりしていて、出入り口が厳しく監視されており、部外者が入れないようになっています。なので、安心して旅を楽しみ、英会話を実践することができます。

海外の有名観光地でいきなり現地の人に話しかけられた場合、どんなに親しく話しかけてきたとしても、多くは物売りか、あるいは盗みや詐欺が目的です。

なので、私はホテルやお店を除く場所では、人に話しかけられても基本的には無視します。だから、残念ながら、観光しながら地元の人と親しく交流をする機会はあまりないのが現状です。

 

 

でも、クルーズ船で話しかけてくる人は、クルーと他の乗客しかいません。クルーは何か下心があって話しかけてくるのではなく、純粋に私たちを楽しませたいと思っています。

そして乗客はみんな休暇で来ているので、リラックスして楽しむのが目的です。もしかしたらナンパ目的の人もいるかもしれませんが、クルーズ客はほとんど夫婦や家族連れで乗船しているので、恋愛を求めている人は少ないです。

 

なので、クルーズ船という環境では、「この人には下心があるのでは?」「自分を騙そうとしているのでは?」といった心配をする必要なく、純粋に英語コミュニケーションを楽しむことができます。

スリや詐欺に遭わないよう、常に気を張って警戒しながら多くの観光地を歩いてきた私にとって、この安心感はすごく大きかったです。

 

8. ノーリスクで英語圏のエンターテインメントが体験できる

クルーズ船の劇場で行われたコンサート

 

クルーズ船では、プロのパフォーマーによる歌のライブ、クラシックコンサート、オペラ、演劇、ダンス、コメディなど、様々なエンターテインメントが毎晩行われています。

乗客はお金を払う必要なく(※船によっては有料の場合もある)、予約の必要もなく、自分の部屋から歩いて5分の船内の劇場で生のパフォーマンスを楽しむことができます。

 

通常、海外でコンサートや演劇を楽しもうと思ったら、予約の手間もありますし、会場までの移動も必要ですよね。せっかく高いお金を払ってチケットを買っても、言葉がわからなくて楽しめないのでは?という心配もあります。

でも、クルーズ船では毎日ノーリスクで一流のパフォーマンスを鑑賞できます。音楽やダンスは少々言葉がわからなくても楽しめますし、どうしてもつまらない、自分には合わないと思ったら、途中で席を立って会場を出ても構いません。

 

 

私は、このクルーズで初めてイギリス人のスタンダップコメディを見ました。英語でお笑いを理解するのはすごく難しいので、「果たして私はどのくらい理解できるのか?」と心配だったのですが、ほとんど聞き取れ、他の観客と一緒に大笑いして楽しんでいる自分がいました。

多分、クルーズでなければ私が英語圏のお笑いライブを生で見に行く機会などなかったと思うので、貴重な体験でした。

 

9. 日本に興味を持っている人が多く、会話が弾む

トルコのクシャダス港

 

今回の旅で、私が「日本から来た」と言うだけで、相手にものすごく喜んでもらえたり、羨ましがられたりと、こちらが驚くほど好意的な反応を返してもらえました。

日本の文化、食べ物、アニメ、ドラマ、歴史などに興味を持っている人が多く、話し相手がどんどん話題を振ってくれて、日本に関する話題で話が弾みました。

 

相手が日本に興味を持ち、もっと知りたいと思ってくれていることは、シャイな私たち日本人にとってはとてつもない強みです。仮に私たちが、あまり外国人にいいイメージを持たれていない国の出身だったり、マイナーな国出身の人間だったとしたら、見知らぬ外国人と共通の話題を探すのはなかなか難しいと思います。

そう考えたら、私たちは日本人だというだけですごく有利であり、誇れることだと思います。それは、素晴らしい日本を作ってきてくださった先人たちや、今も様々な分野で世界的に活躍している日本人のおかげです。

 

クルーズ船のバーと夕暮れ

 

世界での日本に対する関心の高さは、英語学習者にとってこの上なく大きなメリットです。日本を英語で紹介できる英語力を身につけておくことで、クルーズ旅を何倍も楽しむことができます。

 

たとえば、この本を私は最近買いましたが、すごく面白いです!

 

これからは、私たち自身が日本人代表として、日本にさらに良い印象を与えられるような交流ができたらいいですよね。

 

10. 日本人がいない環境で英語を実践できる

 

最近は日本発着のクルーズ船が人気で、もちろん日本人がたくさんいます。外国籍の船でも、日本人のスタッフも乗船していることが多いでしょう。でも、海外発着のクルーズは、日本人はまだまだ利用する人は少ないようです。

今回私たちが乗ったクルーズ船は、乗客が2000人ぐらいいたようですが、日本人らしき人は1人もいませんでした。

 

よく、「日本人が少ない留学先を見つけるのが難しく、どうしても日本人とつるんでしまう」という悩みを聞いたりします。また、海外旅行ツアーでも、他の乗客もガイドさんもみんな日本人なので、ほとんど英語を話す機会はないと思います。

でも、現地発のクルーズ船では、日本人乗客が少なく公用語は英語。日常のコミュニケーションが全て英語なので、ミニ留学みたいな感じです。英語を使わざるを得ない状況に身を置くことで、語学力の向上も目指すことができます。

「自分でも英語でなんとかやれるんだ」という体験は自信につながり、さらに学習意欲を高めてくれます。

 

海外発着クルーズが英語学習者にお勧めな理由・まとめ

 

というわけで、海外発着クルーズが日本人英語学習者にとってめちゃくちゃお勧めな10の理由は、以下でした。

1. 英語を使う機会が豊富
2. グローバルな英語に触れることができる
3. クルーズ船のスタッフは超フレンドリー
4. 有名な観光地を効率よくまわれる
5. 寄港地でも英語ツアーが必ずある
6. 英語が得意でなくても楽しめる
7. 犯罪の心配をせず英語コミュニケーションが楽しめる
8. ノーリスクで英語圏のエンターテインメントが体験できる
9. 日本に興味を持っている人が多く、会話が弾む
10. 日本人がいない環境で英語を実践できる

 

グローバルな英語に触れることで、英語学習への自信とモチベーションも高まります。さらに、日本に対する関心の高さを活かして、積極的に英語を話すことができます。もちろん、美しい景色にも癒やされ、ストレスなく観光を楽しむことができます。

英語力をさらに磨きたい方や、頑張って勉強してきた英語を試してみたい方には、海外発着のクルーズをお勧めします!

 

クルーズ旅行は「高い」「期間が長すぎる」というイメージがあるかもしれませんが、海外発着のクルーズは短いものなら3日間からあります。料金に宿泊費、交通費、食費(朝昼夜)がすべて含まれていると考えれば、そこまで高いわけではありません。1泊あたり50ドル(約8,000円)なんていう、激安クルーズもあります。

次の海外旅行は、ぜひ現地発のクルーズ旅も検討してみてくださいね。というわけで、お役に立ったら幸いです!

 

海外発着クルーズを楽しめる英語力はどう身につける?

 

海外発着クルーズではクルーとの会話、船内イベント、観光地のツアーなど、英語を聞く機会がものすごく多いので、リスニングは海外旅行の前にしっかり鍛えておいて損はないです!

リスニング力の向上については、以下のページでまとめています。

どのくらいの期間リスニングすれば、英語が聞き取れるようになる?

どのくらいの期間リスニングすれば、英語が聞き取れるようになる?

 

次にスピーキングですが、もちろん高い英会話スキルがあるならそれに越したことはありませんが、少々文法が間違っていても、最低限自分の伝えたいことをパッと口に出せる瞬発力が重要です!それさえあれば、何とかなります。

瞬発力を鍛えるためのトレーニング法については、以下のページを読んでみてください。

【発想転換ブートキャンプ】英語がペラペラな人は誰でもやってる「発想転換」とは?

【発想転換ブートキャンプ】英語がペラペラな人は誰でもやってる「発想転換」とは?

 

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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