我々には絶滅危惧種を保護する責任があるか(英検1級合格体験記)
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我々には絶滅危惧種を保護する責任があるか(英検1級合格体験記)

エバンス愛

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—– ハンドルネーム —–
ダスキー

—– 年代・性別・ご職業 —–
40代女性 現在専業主婦

—– 他の英語の資格 —–
TOEIC 940点

—– 2次試験に合格した回 —–
2013年度第1回

—– 何回目での合格? —–
1回目

—– 合格点(内訳) —–
72(21・21・14・16)

—– 選んだトピックとその理由 —–

(不確かですが)Do we have a duty to protect endangered species?
過去問練習では2つくらいは何とか話せるトピックがあり、その中から選んでいたのですが、本番では選んだ1つ以外は全く背景知識がなく、迷うことなくこれを選びました。

—– スピーチの内容 —–

自然を破壊して生態系を壊してしまったのは我々人間であり、当然人間に責任がある。(なにを例に出そうか少し迷ってしまい、無理やり事前に調べていた捕鯨問題にもっていってしまいました。今考えると、自然破壊と関連していなくて冷や汗ものです・・;)

日本がバッシングされている調査捕鯨には、保護が必要なクジラまで対象になっているものもある。数が減っているのは事実なのだからやめるべき。

(このあとが続かなくなり、最近のニュースを取り上げて)最近富士山が世界文化遺産に指定されたが、(ここで日本人試験官が大きくうなずいてくれました)世界遺産を増やしていくのも人間が絶滅危惧種を守っていく努力の一つじゃないか。

(このあたりで時間切れとなったので、最後に「だから人間に責任があるからできることをやるべき。Thank you for listening.」かなり苦し紛れのスピーチ内容でした。

—– 試験官とのやりとり —–

試験官は60歳くらいの日本人男性と40代くらいのネイティブの男性。
お互いに挨拶のあと、日本人試験官:「ここにはどうやって来ましたか?」
日本人試験官:「午前中は何をしていましたか?」
ちょうどその日は朝から息子の空手の試合があり、試験のために途中で抜けてきた旨を話すと、「それは申し訳なかった。」など、和やかに始まりました。

スピーチ後の質疑応答では
試験官:「人間に責任があるとおっしゃいましたが、自然淘汰される種もあると思うがそれに関しても責任があるのか。」
私:「そのような種はたくさんある、それは自然のことなので人間が責任をとる必要はない。」(つっこまれては困るのできっぱりと回答)

ネイティブ試験官:「スピーチの中でworld heritageと言ったが、どういうことですか?」とつっこまれ、私:「world heritage sites」と言い直したら「oh…SITES!」とあっさり納得してくれました。

「富士山周辺にも絶滅危惧種は生息している(事実かどうか知りません・・・)。指定することでそのような種を守ることができるのでは。」と無理やりつなげて、最後にネイティブの試験官から質問がありましたが、2,3回聞き直してもあまりよく意味が理解できず、とんちんかんな回答をしている間に時間切れとなり終了。

—– 良かった点 —–

沈黙の時間をできるだけ作らなかったこと
はっきり、ゆっくり話すようにしたこと

—– 反省点 —–

説得力のある内容にするため、もっと自分の体験に基づいた話しやすい例を選ぶべきでした。

—– 勉強法、気をつけたこと —–

ボキャビルマラソン・パワーアップコースを受講。situation AとBの中から出題されそうなトピックだけを選び、日本語部分を読んで自分で英語で声に出してみたり、シャドーウィングしたりしました。また、最近の気になるトピックを自分で20項目ほどピックアップし、ノートに現状・問題点・解決法などを日本語でまとめました。

いまさらスピーキング力や語彙力を増やそうとしても無駄だと思ったので、とにかく日本語で背景知識を詰め込むことに専念しました。また、直前の3日間くらいは口下手なわたしでもなめらかに会話ができるように、気に入った映画を何度も何度も見て、頭を英語脳に切り替えるようにしました。

—– 不合格回との違い(前回不合格だった方へ) —–

—– 合格までに利用したもの —–

愛さんのHP
過去問
英語で論理的に意見を述べる技術とトレーニング
英検HPバーチャル2次試験

—– これから受験される方へのメッセージなど —–

愛さんのHPで1級の勉強法を教えていただき、ナマケモノの私でもやる気を継続させることができました。本当にありがとうございました。

合格はしましたが「1級持ってます。」というのが憚られるほど、まだまだ英語は話せないし、読めないし、文法もあやふやです。これからも愛さんのHPを参考に、英語力UPを目指したいと思います。

 


ダスキーさん、貴重な体験談をお送りいただき、ありがとうございます!

ダスキーさんにはとても失礼な言い方になってしまいますが、そして私も全く人の事は言えないし、ダスキーさんよりずっとひどかったのですが、とても印象的で、今後受験される方にとって大きな勇気となるのは、これです。

「事実かどうか自信のない話」「言いたいことに直結していない例」

これらがあってもちゃんと英語でコミュニケーションが取れることが証明できればちゃんと合格できる(しかもギリギリではなく余裕を持って)という事実。

なので、ダスキーさんがこうして正直に反省点を踏まえて書いてくださったことを本当にありがたく思います。ありがとうございます!これを読んで勇気づけられる受験者さんはたくさんいるはずです。

 

いまさらスピーキング力や語彙力を増やそうとしても無駄だと思ったので、とにかく日本語で背景知識を詰め込むことに専念しました。

そうですね。
受験の直前は、単語とかを覚えてもあまり意味がないです。

何のトピックになるか分からないし、何を聞かれるか分からない以上、「今の語彙力でいかに言いたいことを表現するか」を考える方が絶対に重要ですよね。

 

シャドーイングをやれば、リスニング対策や発音対策になるだけでなく、口を英語に慣らしつつ特定のトピックに関連した単語や言い回しなどを身につけられるので、この上なく時間帯効果の良い勉強法だと私は思います。

というわけで、ダスキーさん、貴重な体験談をありがとうございました!

 

その他の合格体験記は、こちらからどうぞ。

これで受かった!英検1級スピーチ合格体験記まとめ(全41本)

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Ai Evansエバンス愛

独学で英語を学び、国際機関で通訳者を8年経験したのち、独立。本物の英語力を身につけ、大和魂を海外に発信できる国際人を育てることが目標です。
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