2021年7月11日
抗生物質の耐性菌問題は悪化するか?(英検1級合格体験記)
エバンス愛
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—– ハンドルネーム —–
ぽんた
—– 年代・性別・ご職業 —–
10代男性 学生
—– 他の英語の資格 —–
英検準1級
—– 2次試験に合格した回 —–
2021年度第1回
—– 何回目での合格? —–
2回目
—– 合計点(内訳) —–
28 (6, 8, 7, 7)
—– 選んだトピック —–
抗生物質の耐性菌問題は悪化するだろうか
—– スピーチの内容 —–
「統計がそれを証明している。抗生剤の処方箋を書くことが利益に繋がるため、開業医を中心に、患者のことを考えずに処方する医者が増えている。これがトピックに対する意見の理由。また、関連してもう一つ話したことがある。世間一般の、特に若い人々はこの問題への意識、そもそもの耐性菌についての理解が足りていない。故に、教育や報道は抗生物質の問題点を啓発するべき。以上。」
たどたどしく話し、ちょうど2分でした。
「統計が証明している」「社会はこうするべきだ」という話は、ほとんどのトピックに応用できると考えていたので、今回はそれを使用しました。トピックに対するきちんとした理由になっていませんが、それよりもスピーチを成り立たせることに重きをおきました。「製薬会社との癒着」などという問題について言えれば良かったのではないかと思います。
—– 試験官とのやりとり —–
Q.処方箋を書くことは利益につながるといっていたが、それについて詳しく教えて。
A.日本の現在のシステムでは、処方箋の発行自体が利益になっている。ただし、他の先進国は分からない。それぞれの医者にもっと自由が与えられているアメリカでは、もっと酷いのかもしれない。
Q.代替医療はこの問題の解決策にならないか。
A.今回自分が注目したことから述べれば、解決策にはなりづらい。それよりも、政府による規制が効果的。
Q.日本の医療は良い。小児の医療費が無料の場合も多いが、それとの関連性などは何かあるか。なんでも良い。
A.子供は抗生物質に弱い。それは流石に全ての医者が知っている。なので答えとしては、特に明確な関連はない。
—– 良かった点 —–
文法の間違いや難しい語彙の使用にとらわれずに、思いついたことを言うようにした。interactionが8と良い方なので、それが決め手だったのかもしれない。
—– 反省点 —–
留学経験はなく、rとlの区別、thなど、基礎的な部分だけ意識した。
ここが苦手だとわかっていたので、面接の最初に発音に問題があるかもと断った。
結果、情けで片方の面接官が4をくれたのかもしれない。
—– 勉強法、対策法、気をつけたこと —–
旺文社の過去問を購入し、過去問練習に励んだ。
結果、練習したトピックでは無いが、過去問と酷似したものが出た。
—– 不合格回との違い(前回不合格だった方へ) —–
腕時計を持参し、2分きっちりにスピーチを終えるようにした。
家では、過去問をもとに、1分でテーマを選び、十分な準備
2分きっちりでスピーチする時間感覚を身につけた。
—– 合格までに利用したもの —–
旺文社の過去問。こちらにある皆さんの合格体験記、YouTubeにある対策動画
—– これから受験される方へのメッセージなど —–
海外留学のない学生の日本語英語でもなんとか合格することが出来ました。
スピーチに困っている方は、何にでも応用できるようなものを用意されると良いかもしれません。(もちろん、スピーチで10点を目指すのは難しくなりますが、私のように最低限の点数はもらえるかもしれません。)
投稿ありがとうございます!
とても難しいトピックを選んで合格されたんですね。医学部の学生さんでしょうか?
文法の間違いや難しい語彙の使用にとらわれずに、思いついたことを言うようにした。interactionが8と良い方なので、それが決め手だったのかもしれない。
それは大いに関係あると思います!私も、1回目に不合格だったときは、結構長い沈黙を作ってしまいました。
でも、合格したときは、文法のミスとか多少の論の飛躍は二の次で、とにかく話を途切れさせないようにしたところ、点数が上がりました。
留学経験はなく、rとlの区別、thなど、基礎的な部分だけ意識した。
ここが苦手だとわかっていたので、面接の最初に発音に問題があるかもと断った。
結果、情けで片方の面接官が4をくれたのかもしれない。
個人的な意見ですが、「発音に問題があるかも」と言うことで面接官の同情が得られたり、点数が上がることはないと思います。
私が面接官だったら、「いや、それをこれから私がチェックするから!」で終わりかなーと。日本人はこういう前置きをしがちですが、フランス語のテストですから、ネガティブな印象がつかないように明るく印象良くしておくのが正解かと思いますよ〜。
ぽんたさんは既に合格されたので、もちろんそれは良いことなのですが、今後受験される方は、このやり方を真似てもいい結果が出る期待はしないほうが良いかなと思います。
発音の上達に留学経験は必要ありませんし、多くの英検1級合格者は留学していません。rとlの区別とかはそこまで大切ではなく、大事なのはリズムとイントネーションです。
もちろん、発音が上手に越したことはありません。でも、同じ内容だとしても、途切れながら話すより沈黙せずに話し続けた方が、発音の印象も良くなると個人的には思います。
発音については、こちらの記事も参考にしてください。
貴重な体験談のご投稿、ありがとうございました!
その他の合格体験記は、こちらからどうぞ。