2019年4月1日
規制緩和は一般市民にとって有益か?(英検1級合格体験記)
エバンス愛
※当ブログ記事には、広告が含まれます。
—– ハンドルネーム —–
Bon Voyage!
—– 年代・性別・ご職業 —–
40代男性 会社員
—– 他の英語の資格 —–
TOEIC910点
—– 2次試験に合格した回 —–
2018年度第3回
—– 何回目での合格? —–
1回目
—– 合計点(内訳) —–
34(7,9,9,9)
—– 選んだトピック —–
規制緩和は一般市民にとって有益か
—– スピーチの内容 —–
規制緩和は一般市民にとって有益である。規制緩和という言葉で思い付くのは1991年のパンアム倒産。当該者は高コスト体質になり、その結果規制緩和の中で破産するに至った。一方、我々にとってみれば、その後LCCの台頭等により、航空サービスを安価で楽しめるようになった。企業にとってみれば、利益とコストのバランスが必要であることは確かだ。但し、上手くバランスを取れば、良い方向になると考える。航空会社のみならず、物作りのメーカーにも当てはまると思う。規制緩和によりメーカー間の競争が促され、よりよい品物を安価で提供出来るようになると思う。斯かる理由から、規制緩和は一般市民にとって有益である。
—– 試験官とのやりとり —–
Q&Aは以下のような形で進んだ。
Q:価格の安さと質の高さをどのように実現するか。
→A:例えば某鉄道会社はAIを用いて、路線のメンテナンスを行っている。そうすることで、コスト削減が可能となり、安くて良質なサービスを提供可能。又、企業が合併することにより製造コストの低減を図れると思う。
Q:企業が合併する場合、独占となる可能性が有るが、どうするか。
→A:合併する前に、先ず独占禁止法に従う必要有り。それを順守した上であれば、最適規模の合併が可能になると考える。
Q:企業の利潤が減った場合、給料が下がるが、どう対応するのか。
→A:それは難しい質問。私の場合、一定範囲の給与変動ならば許容可能。具体的に言えば±10%程度なら許容可能。
—– 良かった点 —–
会話がよどみなく進んだ点。上記の三番目の質問をされた際、当方から”That’s a very tough question.”と切り返したところ、ネイティブの試験官が笑顔になった。ネイティブの試験官はその後も私に種々質問したい様子だったが、タイムキーパーから、「時間です」との合図が掛かった。最後の方は殆どネイティブの試験官と私の間の会話で、日本人試験官は余り喋らなかった。
—– 反省点 —–
2分間のスピーチで時間が余ってしまった。もう少し話しておけば高得点を狙えたと思う。
—– 勉強法、対策法、気をつけたこと —–
NHK実践ビジネス英語のテキストを音読30回。毎日1題テーマを決めて、ストップウオッチを使ってスピーチ練習した。
—– 合格までに利用したもの —–
杉田敏「グローバル時代の英語」
—– これから受験される方へのメッセージなど —–
私は語学センスが無い方だと思います。その私でも合格出来たのですから、理にかなった方法で勉強すれば、英検1級は合格出来ると思います。
合格体験記のご投稿、ありがとうございます!
質問をされた際、当方から”That’s a very tough question.”と切り返したところ、ネイティブの試験官が笑顔になった。
質問の答えが見つからないときは、黙ってしまうのが一番良くないですよね。日本語での会話でも、こっちが何か質問して相手が無言だったら「どうしたんだろう」って思いますしね。
「そうですね〜」「難しいですね〜」「お答えになってるか分かりませんが・・・」とか、答えでない答えでいいので、何か言うってことが大事だと思います!
2分間のスピーチで時間が余ってしまった。もう少し話しておけば高得点を狙えたと思う。
難しいところですよね。きちんと構成に沿ったスピーチをして、結論も言った後で時間が余ってしまった場合、具体例などを付け加えてしまうとその構成が崩れてしまうのではないかという懸念がありますよね。
結論をサポートする形で何か付け加えることができたら、もっと点数の加算があったかもしれませんね!
—– 勉強法、対策法、気をつけたこと —–
NHK実践ビジネス英語のテキストを音読30回。毎日1題テーマを決めて、ストップウオッチを使ってスピーチ練習した。
NHK実践ビジネス英語は、英検1級レベルの単語も多く出てきますし、スピーチに使えそうなネタが豊富ですよね。
ただ私の場合、音読ではあまり頭に入らないので、私が実践ビジネス英語をスピーチ対策に使うとしたら、日本語訳から瞬間英作文をすると思います。
スキットと同じ英語に瞬間英作文することは難しいのですが、まずは自分で「この文章はどう英語にするか?」と考えて何とか英語に変換してみて、次にお手本(スキット)の英語を確認するというやり方を採ると思います。その後で音読してもいいですね。
ちなみに、私が英検1級の2次試験合格までにやりまくった瞬間英作文については、こちらを参考にしてください。
というわけで、貴重な体験記のご投稿ありがとうございました!
その他の合格体験記は、こちらからどうぞ。