2011年2月4日
TOEICが採用条件になっている仕事
エバンス愛
さきほど、ふと思い立って
「リクナビ」で派遣の仕事を見てみました。
やっぱり派遣のお仕事は激減していますね。
これを読んでくださっている方のどれくらいが
現在「転職活動中」かは分かりませんが、
無理に動かずじっくりと力を蓄えるときなのかもしれません。
TOEICの点数にこだわりすぎず
「実践的な英語力」を身につけていれば
いずれチャンスは来ると思います。
で、リクナビの話なんですが。
TOEIC900点以上っていう仕事は見当たりませんでした。
800点以上っていうのは結構あるんですけどね。
で、そのTOEIC800点以上っていう条件があるところに
書いてある注意書きって、こんなのです。
・ ビジネス会話力必須
・ ネイティブレベル
ま、まじっすか・・・_| ̄|○ ガクッ
TOEIC800点の実力が分かってないとしか
言いようがないですよね。
800点でネイティブレベルって・・・ねぇ(汗)
それから、
「TOEIC700点または英検1級レベル」
ってのもありました。
英検1級とTOEIC700点が同レベル扱いって・・・
まあ、結局
TOEICの実態は、あまり理解されてないということですね。
だから、どうやっても行き着く結論は同じです。
TOEICの点数にこだわりすぎることなく
実践的な英語力を身につけるしかありません。
TOEICが趣味なら、別にいいんですけどね。
でも、「英語を生かして何かしたい」そう思っているのなら、
TOEICの問題集ばかり解き続けているのでは時間がもったいないです。
TOEIC600点~700点くらいの人なら
基礎が固まってない可能性大ですから、その勉強法でいいです。
でも、800点台後半から900点台になったら、
もうTOEICで上を目指す必要はないんです。
900点くらい行けば、もうたいがいの採用条件はパスするので、
そこでTOEICはスッパリやめて、「実践的な英語」の習得にシフトするべきです。
「もし、950点っていう条件があったらどうするの?」
そんな疑問もあるかもしれませんね。
950点というものが万が一あったとして、
その案件に応募したい場合、私なら
下のようなカバーレターを書いて応募します。
おそらく、これで入社試験には呼んでもらえると思います。
まあ、絶対に通用するかは分かりませんけど、
少なくとも、私が採用担当なら間違いなく候補者として扱いますね。
だって、950点を採用条件にする会社が欲しいのは、
「TOEIC950点以上の人」ではなく、
「英語が本当に使える人」だからです。
そうは言っても、
現在900点に届きそうとか届いたばかりという人の中には
「この点数じゃ、まだ頼りないな~」
と思って、もっと上を目指す人もいるだろうと思います。
そういう人に「今すぐTOEICをやめなさい」なんて言うつもりはないですし、
金輪際TOEICは受けないと決める必要もないと思います。
ただ、覚えておいていただきたいのは、
今あなたが感じている「不安」は、TOEICが950点になっても、990点になっても
ずっと感じるだろうということです。
実践的な英語力を身につける努力を怠っている限りは。
だったら、実践的なトレーニングを行う過程で
「TOEIC用の勉強は全然してないけど、950点が取れちゃった♪」
っていうのが理想的じゃないでしょうか?
実践的なトレーニングとは、たとえば「瞬間英作文」。
英会話力の向上にめちゃくちゃ効きます。
ピンときた方は、まずは書籍でいいので手に入れて
やってみられることをお勧めします。
詳しくはこちらからどうぞ。
↓
瞬間英作文のやり方とおすすめ教材。私はコレで独学で通訳になりました