2012年11月20日
翻訳トライアルに合格しました
エバンス愛

私の翻訳チームでお仕事を頑張ってくださっている方から、トライアル合格の報告メールをいただきました。
—– 件名 —–
トライアルに合格しました—– 現在の英語レベル(教材・勉強法のご質問の場合) —–
11月に英検1級2次、受けます—– メッセージ —–
愛さんお久しぶりです、○○です。
先日、ダメ元で受けてみたトライアルの合格通知が届きました!
トライアル内容は、一般的なビジネス文書、会話、家電のマニュアル、IT用語などを、先方の指示に沿って訳すというものでした。
これまでご教授頂いたことを思い出し、誤字脱字に注意しながらこなしました。愛さんの翻訳チームの経験のおかげで自己アピールも掘り下げて書くことができ、経験があって本当によかったです!
私は子育てなどの関係で、おそらく他の在宅翻訳者より仕事に充てられる時間も少ないですし、これという専門があるわけではありません。仕事上障害になってしまう要因は正直に伝えました。
ただ、翻訳上必要な英文解釈力や調査力、日本語運用能力は一定以上あることを、できるだけ具体的に書きました。
調べ物のしかたや時間配分はもちろん、1日の生活の中でどのように仕事の時間を確保しているかも伝えてみました。
コミュニケーションをしっかり取れる翻訳者になれという愛さんのアドバイスがあったので、自分の生活状況がわかったほうが相手も安心かなと思ったからです。そんな素の自分を伝えた上でのトライアル合格でした。
最初は「こんな私でいいの?」というのが正直なところでした。需要のあるところでは使ってもらえるのだというのがわかり、臆せずトライアルでも何でも受けてみるもんだなと思いました。
TRADOSも持っていませんし、専門性があるわけでもないですが、できることからステップアップをしてゆきたいと思います。
愛さんは確実に私を変えてくれました。本当に感謝しています。
浮かれたりヘタレなことを言っている暇はありません。(書いていて思いました)また勉強を再開します。止まっていた単語シートもまた再開せねば。早速トイレに貼ってきます。
それでは、また近況報告させてください。
嬉しいご報告をありがとうございます。^^
私の翻訳チームでの経験が少しでもお役に立っていればこんなにうれしいことはありません。翻訳ではいつもビシバシと厳しいことを言わせていただいてる甲斐もあるというものです(笑)
そうですよ、トライアルなんてダメ元でいいんですからチャンスがある限りは受けてみるべきです。応募の過程でも勉強になることはたくさんありますからね。
また、相手のことを考えた自己アピールもいつも言ってますが本当に重要ですね。自分の都合しか考えていない人が大半なので、これができるだけで、かなりの人の先を行くことができます。
これをお読みの方が誤解してはいけないので念のため書いておこうと思うのですが、「子育て中なのでなかなか時間が取れない」「特に専門分野はない」これを書くだけでは、アウトです。それは、単なるあなたの都合ですから。
じゃなくて、
「だから時間はこうやって確保します」
「専門知識不足はこうカバーします」
ということを伝えれば、相手はその人のことがよく分かって安心できるんですよね。だって、その人の仕事ぶりが文面から想像できるじゃないですか。
翻訳力そのものが同程度なら、何を考えてるか分からない、人柄も見えない、仕事をちゃんと納品してくれるかも分からない人より、自己開示をする人の方がいいわけです。(自己開示の方法や範囲が適切であるべきなのは言うまでもないですが)
これから翻訳者を目指す方のご参考になれば幸いです!
転職活動の際のNGな自己アピールについては、この記事にも書いてあるので、参考にしてください!