TOEICを受けるなと言っているわけではないのです

前回の記事
⇒ 客観的な指標としてTOEIC受験は必要ですか?

について、メールをいただきました。

この方と同じように疑問を持った人もたくさんいたのでは?と
ハッとさせられたので、シェアさせてくださいね。


(引用ここから)

> —– メッセージ —–
> えいみさん、こんにちは!
>
> えいみさんのメルマガ、
> いつも楽しく拝見しております。
> そして、
> とてもとても参考にさせていただいております。
> ありがとうございます!!
>
> さて、
> 12/9の「客観的な指標としてTOEIC受験は必要ですか?」という
> 記事に関する感想なのですが、
> 正直申しまして、少々反論めいた内容です。
> (すみません)
>
>
>> やはり、客観的に自分の英語力を知るためには
>> どうしてもTOECIを受けなければいけないでしょうか?
>
> というご質問に関しては、私も無理して受ける必要は
> ないと思います。
>
> しかし、
>
> >客観的に自分の英語力を知るためには・・・
>
> というのは、えいみさんがおっしゃるような
>
> >「客観的な」というのは、○○さん自身のためではなく
> >○○さんの英語力を評価する相手のためのものだと考えます・・・
>
> とはちょっと違うと思うんです。
>
> 私も独学で英語を学んでいますが、
> 独学というのは不安がつきものですよね。
>
> ちゃんと力がついているのか?
> 偏った学習になっていないか?
> 自分に足りない力は何だろう? 等々・・・。
>
> この方の思いは、自分の現在の力を、自分の思い込みでなく、
> 第三者に客観的に正しく評価して欲しいということだと思います。
>

> スクールのように指導者がいれば、評価が得られます。
> でも、独学では誰も評価してくれません。
>
> 評価というものはとても大切だと思います。
> 自分のレベルや欠点を知り、学習方法を見直すことができます。
> また、回を重ね、よりよい結果が得られれば、
> 自分の進歩を確認することができ、励みになります。
>

> 私自身、遠い遠い目標に向かって学習している中、
> 自分の学習に対する評価や励みが欲しいという理由で
> TOEICを受験しました。
> 結果、TOEICのワナに落ちたりもしましたが・・・。(笑)
>
>
> ここからは質問になりますが、
> えいみさんは、TOEICや英検以外で自分のレベル
> (長所・短所を含む)を知る、-つまり、私が考える
> 「客観的評価」的なものを得るためには、
> どんな方法があるとお思いになりますか?
>
> 多分、独学されている方の多くは、同様の不安・疑問を
> お持ちだと思います。
>
> 何か良いアドバイスがありましたら、
> 是非お願いします。
>

***

えいみ回答ここから(一部抜粋)


> スクールのように指導者がいれば、評価が得られます。
> でも、独学では誰も評価してくれません。
>
> 評価というものはとても大切だと思います。
> 自分のレベルや欠点を知り、学習方法を見直すことができます。
> また、回を重ね、よりよい結果が得られれば、
> 自分の進歩を確認することができ、励みになります。

これは、●●さんがおっしゃるとおりだと思います。

TOEICを受けることによって自分の弱点が分かったり、
勉強の方向性が分かったり、励みになったり、
やる気が出たりということを否定するつもりは全くありません。

あの記事の中の私の論点としては、
TOEICの「本試験」を受けるかどうかという問題でした。

(今考えたら、誤解を与える記事だったかな・・・と思っています)

この方は模擬試験でもいいのかどうかという疑問をお持ちだったので、
私は「他人のための」客観的評価が必要ないなら
それでいいと思うと書きました。

●●さんがおっしゃるような、自分の現在の力を自分で知り、
弱点を知ることが目的なら、模擬試験でも問題ないと思うからです。

そういう意味では、客観的な評価を
「自分のために」知りたいという主観的な目的(=自己満足)というか。
意味分かりませんかね(笑)



で、TOEICと模擬試験では
結果が変わるかも知れないという問題もありますが、

TOEICだったら正確で模擬試験だったら不正確なのかというのも、
TOEICそのものが正確な英語力を示すものではなく
単に目安に過ぎないと考えると、
私には重要ではない問題のように思えます。


私の理解では、
「都合により本試験を受けることが難しい状況だが、
模擬試験ではなくてどうしても本試験でないとだめなのか」
という質問だと捉えたので、あのような答えになりました。


「本試験でなければならない」のは、客観的な証明として
自分以外の他人に自分の英語力を示す必要性がある場合であり、
その場合に限っては受験しなくちゃいけないし、
そうでなければ、別に模擬試験でも問題ないと思います、と。


> ここからは質問になりますが、
> えいみさんは、TOEICや英検以外で自分のレベル
> (長所・短所を含む)を知る、-つまり、私が考える
> 「客観的評価」的なものを得るためには、
> どんな方法があるとお思いになりますか?


これについては、実践しかないと思います。

最終的には試験のためではなく、英語を実際に使うために
英語を勉強しているのですから、


・英語ニュースを聞いた→分からなかった→私の欠点は何?
 (単語不足?文法が理解できてない?音そのものが聞き取れない?)

・英語をネイティブに話してみた→通じなかった→私の欠点は何?
 (文法が間違ってた?発音が悪いの?)

こういう過程を経て
自分のレベルを知っていく以外にないのではないでしょうか。

これを●●さんが「客観的評価」とお考えになるかどうかは分かりませんが、
私は、英語とはネイティブと話したい、映画を字幕なしで見たいといった
自分の目的を達成するために勉強するものだと思いますので、

目的が達成されるなら、数字による「客観的な評価そのもの」は
たいして重要ではないという考えです。

そして、単にその目的の一つが「客観的評価」の必要な
転職、昇進、入試などを伴う場合には
TOEICに取り組むこともまた必要ですね、ということです。

意味、分かっていただけるでしょうか??(汗)

私は英検1級でTOEIC980点ですから、
●●さんのおっしゃることでいけば、これ以上レベルアップしても
「客観的評価」を受けるのはもう不可能ということになってしまいます。

(まあ、国連英検とかありますけど 笑)

でも、点数では測れなくても、
自分のレベルが向上しているかしていないかは、自分で分かります。
他人から「レベル上がったね」とか言われなくても、分かります。

「前はニュースが聞き取れなかったのに、ちゃんと聞き取れるようになったなあ」

ただそれだけでいいのではないでしょうか?


> 独学では誰も評価してくれません。

独学で誰も評価してくれないなら、
自分で自分を評価したらいいと思います。

自分の評価だと単なる思い込みかもしれない?
じゃあ他人の評価は正しいのでしょうか?
私はそれはかなり疑わしいと思っています。

自分の目的が達成されるということのみが、真実だと思います。

(引用ここまで・・・最後の方は変なテンションですが 爆)



自分で自分を評価するのが下手

自分で自分を評価してあげるのが
下手な人が多いなあと感じています。

そんなに、他人に
「私の英語力ってどういうレベルでしょうか?」って聞かないと
ダメなのかな~?と不思議でなりません。

(※この質問者さんのことを言っているのではありません)

「私の英語力、どう?」

「レベル、上がってます?」

「あ、まだダメですか?」

って、2ヶ月に1回も、6000円も払って
他人に聞きにいかなければ安心できないのかな?(笑)


私は今は英語で仕事をするという
恵まれた環境にいますので、
他人からの評価は、毎日受けている立場にいます。

でも、上司に
「あなた、1年前と比べて全然レベル上がってないじゃないの!
このままだったらクビよ!」

って言われる状況にあったとしたら、それを言われなくても
レベルアップしていないことに自分でさっさと気づいて
クビになる前に何とかしなきゃいけないわけです。



逆に、上司に
「1年前と比べてすっごく上手になったね~!!」
と言われたら、もちろんうれしいですし、やる気も出ますが、

そう言われなくても、ちゃんと自分で
「私は進歩している」って気づいてあげないといけないと思うんです。

別に、うぬぼれとか、自信過剰とかじゃなくて、
そうやって確認しながら勉強方法や分量を調節していくんですよね。



それに上司だって
私のレベルアップを100%見守ってるわけじゃないし、
「うまくなったな」と思っても必ずそれを口に出すとも限りません。



自分で自分の成長に100%責任を持って、
自分で自分の成長を100%見守るというのがまず大前提で、

その参考資料として
TOEICや英検という資格試験、職場の勤務評価、
英会話学校のレベルチェック、
そういうものを使えばいいだけだと思うんですけどね。

TOEICを受けるな!と言っているのではなくてね。


で、自分の勉強の成果をチェックしたり
弱点を見つけたりするためにTOEICなどを使うことについて。

TOEICなり模試なりであいまいに
「文法力のレベルアップが必要です」って結果が出るより、

文法問題集を1冊全部解いてみて、文法のどの単元が
苦手なのか分かった方がよっぽど役に立つと思うんですよね。



で、文法の問題集を解いてみてボロボロの出来だったら
TOEICに「あなた文法苦手ですよね~」って言われなくても
自分で分かるわけですし。(笑)


リスニングにしても、TOEICでは
ただ「長い会話の基本的な文脈がうんぬん・・・」
みたいなことしか分かりませんよね。

私は正直、TOEICのあのアビリティーズメジャードを見て
いったいどのくらいの割合の人が
自分がどういう勉強をしていけばいいって分かるんだろうと
不思議でならないです。


それよりも、リスニング教材はまだ買わないで!英語が聞き取れない4つの原因の見極め方
のページで書きましたけど

リスニングができないのはなぜかを分析して
(単語不足なのか、音に慣れてないのか、構文の問題なのか)
具体的な方策を考えていった方がよっぽど早く上達すると思うんですけどね。

で、つまるところ、
それを誰もやらないということなんですね。

やらないで、
自分の評価を他人に任せてしまう。

な~~ぜ~~~?

————-
「前は英語ニュースなんて全然聞き取れなかったのに
そこそこ意味が分かるようになったなあ」

「前よりスラスラ英語が口から出てくるようになったなあ」

「そういえば、英字新聞を読むスピードがかなり上がったかも」
————-

これでは、あなたの進歩を評価する材料として不十分ですか?
これよりも、「客観的評価」の方が重要ですか?




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