TOEICは「ハイレベル英語就職」には役にたたない

TOEICは、点数が上がるほど
TOEICの点数が採用条件になってる職種では武器になりません・・・

という話を、レポートの中で書きました。

それに関して、私と同じ社内通訳翻訳者さんから
メールをいただきました。

***


> 現業務は社内翻訳・通訳といっても
> TOEICなんかいらないんじゃないの?というぐらいです。

> (そんなjob description掲げるぐらいだったら
> 具体的に何を期待するのかを書いてほしかった・・・
> TOEIC~点以上、って意味ないです。

> 採用者に何を求めるのか会社側もわからない場合
> TOEICの点数を基準値として掲載するところもあるのですね。不可解。)


(えいみ)

「英語のプロ」になりたくて勉強しているという方の中には、
通訳・翻訳を目標にしている人もかなりいますし、
そうおっしゃる方からメールもたくさんいただくんですけど、

・・・まあ実際、TOEICや英検は関係ないですよね。

入ってしまえば関係ないのは当然なんですけど、
そういう採用条件を設定するのが
英語のことがよく分かってない人事担当者だったりするので

> 採用者に何を求めるのか会社側もわからない場合

もよくあるように私も感じています。

だから、抽象的で難しいことではあるんですけど、
数字ではなく、
「実際に何ができるのか」を示せることが必要で、
そういうことにつながる勉強をするべきだと思うんですけどね~。

ま、上でおっしゃったように
会社側も「何ができる人が欲しいのか」を
はっきり示してない場合もあるので、
なんともいえない部分もあるんですが。。。

***

やっぱり、「TOEIC~点以上って意味ない」そうです。

もちろん、TOEICはすべての場合において意味ないとか、
採用条件は無視してOKとか、

そういうことじゃありません。

800点くらいまでなら意味あるかなと思ってます。

で、私がこの方への返信で書いていることなんですが、
結局、点数じゃなく「何ができるのか」を
「具体的に」示すことができれば、強いんです。

「そんなこと言っても、これまでそういう仕事の経験もないのに
 何ができるもなにもないじゃない!」


「具体的に示せる実績がないから、TOEICを受けてるんじゃない。
 それが出来たら苦労しないよ~」

たぶん、ほとんどの人が
そう思ったんじゃないでしょうか?

つまり。

あなたが「具体的な実績」を示せたら
「その他大勢」よりかなり先を行けるということです。

よね。

じゃあ、どうやって具体的な実績を示す?
経験もないのに?

ひとつの方法は、翻訳コンテストです。

これは、私も実際に試して効果があったので間違いないです。

翻訳者として採用されたい人以外にも、
かなり使えると思います。


たとえば、あなたが応募したい職種で
単なる資料や英文メール以上の英語を正確に読みこなしたり、
きちんとした英語でレポートをまとめたり

そういったことができる人材が求められていたら?

TOEIC高得点取得者より、翻訳コンテスト入賞者の方が
「この人にはあの仕事を任せられそうだ」
というイメージを持ってもらえやすいと思いませんか?

もちろん、きちんとした日本語が書けるというアピールにもなりますし。

「いやいやそれよりTOEIC高得点者を採用したい

っていうのは、ぶっちゃけ、英語アレルギーの人です。笑

つまり、採用する側が英語できないので
どの程度英語ができる人が欲しいか実のところはよく分からない。

分かんないから、
「ちょっとでもレベルの高い人を雇っておこう」
ってことになり、

「なんだかわかんないけど、TOEIC高得点のヤツがいるぞ!決定!」

で、採用された側は、いざ仕事を始めてみると

「なんだ、こんな程度の英語しか使わないの?
 もの足りないな・・・」

と、ミスマッチが起きることがあります。

私もこのミスマッチを経験しました。

メールでは状況がよく分からないので誤解があるかもしれませんが、
メールをしてこられた方も
そういうことをおっしゃっているのだと思います。

逆に、翻訳コンテストのような「実用性」を重視してもらえる場合、
そこに「英語のエキスパート」がいる可能性が高いです。

つまり、英語がほんとに必要な職場で、
そのエキスパートが自分の上司になる人かもしれません。

TOEIC900点を超えて満点が目指せるくらいになったとき、
狙うのは確実に後者ですよね?

それとも、頑張って勉強して、900点を超えてまで
「簡単な英文メールを週に1回」みたいな仕事をしたいですか?

「週に1回簡単な英語でメールする程度の仕事」が
いいとか悪いとかいう話じゃないです。

「あなたのしてきた努力に合いますか?」ってことです。

もちろん、「楽勝の仕事がしたい」って人も
なかにはいるのかもしれませんが、だったらTOEICを頑張る必要もないわけで・・・

英語を生かしてそのうち転職を・・・と考えている方は、
このあたりは、ほんとによく考えた方がいいです。

その他大勢と、差がつきます。

⇒ 翻訳コンテスト
たとえば、ここのページの★3つのコンテストは
がっつり翻訳家を目指す人以外は、必要ないかもしれません。

でも、デイリーヨミウリ(現The Japan News)なんかは、TOEIC800点台もあれば
入賞できる可能性は大いにあります。

入賞すると誌面に名前が出ますので、ハクがつきますよ。

TOEIC900点くらいになったら、
TOEICばっかりやってる場合じゃないです、ほんとに。

実際に英語で何ができるのか、それが重要です。





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