ネイティブ表現が使えることは上手な英会話とイコールではない

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・かっこよくネイティブのように!のつもりが滑稽になる場合
・笑いを誘うのは普段の英語とナチュラルすぎる表現のギャップ
の続きです。

「ネイティブ表現を暗記してしゃべっても滑稽」という
見方によっては結構ショッキングな私の意見を聞いて、

「いや!そんなはずはない!
 自分はネイティブらしくかっこよくしゃべりたい。
 だからとにかくいろんな表現を暗記するんだ!
 そういう本も実際にたくさん出てるじゃないか!」

と納得できなかったかもしれません。

もちろん、いろんな意見があって当然なのですが、
参考になる読者さんの体験談をいただいたのでご紹介しますね。

> 私は、37歳内科医師で、6年ほど前から
> 毎日隙間時間をみつけて英会話学習を続けております。

> 学校英語は得意でしたが、英会話レベルとしては、
> 一人で海外旅行可、日本語が話せない患者さんが来たときの
> 対応可というようなレベルです。
> スムーズなキャッチボールはまだまだのレベルです。

> えいみさんのおっしゃる英語学習法は
> とてもためになっております。


> 具体的にひとつお話させて頂くと、
> 『日本人は知らない・・・・』たぐいの本は
> 重要ではないということです。

> それを指摘されるまで、
> 知らないと意味が想像もつかないようなイディオムを
> 必死で暗記していましたが、
> 今は『あ~そんな意味なんだな~』程度に流して
> こだわることは止めています。

> もしそのようなイディオムを使われたら、
> どんな意味か聞けばいいだけですし、
> そもそも私と会話をしていたら、
> 相手が私のレベルに合わせて英語を使ってくれるように思います。


> 実体験として、『it rings the bell』を
> アメリカ人と会話しているときに使ったら、
> 『君からそんな表現が出るとはびっくりしたよ』と
> 言われたことがありました。

> その時は喜んだ?覚えがありますが、
> よくよく考えると自分のレベルで使うとおかしく感じる表現であり、
> えいみさんのおっしゃる通り、
> 相手には奇妙に聞こえただけだったんだと思います。


(2通目)

> 今回の「ネイティブらしすぎるのも滑稽」。
> 本当にその通りですね!
> 私も少しでも自然な英語を話したいとフレーズの暗記をしていました。
> でもなかなかそういうフレーズを使える場面ってないんですよね。

> ある時、英会話教室(会話力を上げるため通っています)で
> 「あっ!ここで使える!」という場面が訪れたので、
> 暗記したまま流暢に言ったらネイティブに???という顔をされました。

> 通じなかったのかと不安になって「間違った言い方した?」って聞いたら
> 「そういうフレーズが君から出ると思ってなかったから」って。

> 今回のメルマガを読んで、あの時の違和感はこれだったんだなと思いました。
> たどたどしくてもその人の言葉でしゃべっている方が好感が持てるし、
> 言葉に感情が乗りますよね。
> イントネーションとか。

> フレーズ集に手を出すのはもっとレベルが上がって、
> 自分でそのフレーズを消化できる、
> 自分の言葉にして発せられるようになるまで、お預けにします。


この外にも、

「私も実際に外国人にネイティブ表現を使って
 驚かれた(あるいは変な反応をされた)」

という経験がある複数の方から
メールをいただきました。

メールをくださった方々がおっしゃる、
「君がそういう表現を使うと思わなかった」といった反応は、
勉強熱心なあなたに素直に感心しているからだろうと思います。

もちろん、それはそれで良いことですし、
知っている表現なら使えばいいです。

でも、驚かれたり変な反応をされるということは、
やっぱり、前回言った「ギャップ」が
存在しているということなんですよね。



「この人の英語力だと、このくらいの表現を使うのが妥当」

という相手の期待を
いい意味であれ、悪い意味であれ、裏切っているわけです。



決して、「ネイティブらしい表現を使うな」と言いたいのではなく、
知っておいていただきたいのは、これに尽きます。

ネイティブ表現をたくさん覚えることは
英会話上達の近道ではありません。

必要以上にネイティブ表現を使うことに注意を向けるより、
まずは通じる英語をしっかり話せるようになりましょう。




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