「英語を英語のまま読めるようになる」ための多読の方法(1)

ほとんどの日本人が英語を英語のままスラスラ読めない理由
長文読解が苦手な私が初めて「多読」をするようになったきっかけ
自分のレベルに合った多読用教材の選び方

にわたって、リーディング、
それも多くの日本人はやったことすらない「多読」について
お話ししてきました。

そこでこのページでは、多読の「最大のコツ」をお話しします!

前にもお話ししたとおり、
私が多読らしきものを始めたのは、塾講師をしていた時です。

ただし、当時は多読という概念を知りませんでしたし、
自分がやっていたのが多読だったと知ったのはずっと後です。

TOEICは700~800点くらいでしたが、
英字新聞はまともに読めませんでした。
「英語を語順通りに理解する」という感覚も分かっていませんでした。

それが、どのように多読のコツを身につけて
英語を語順のとおり読めるようになったかというと・・・

当時、塾講師として英語を受け持っていて
毎日たくさん授業があるので、
とにかくテキストや問題集の予習が大量にありました。

もちろん、ゆっくりやれば解けるに決まっているのですが
ゆっくり悠長にやっている時間はありません。
とは言え、最初はそんなにどんどん読めませんでした。

授業に間に合わなかったら困るし、
仕事を家に持ち帰りたくないという一心で(笑)
その時の自分に出来るトップスピードで読むようにしていました。

毎日、大量に、できるだけ早く読んでいたんですね。

・・・そしたら、気がついたら
英語を語順どおりに英語のままで読める癖が自然に身についていました。
もちろん、読むスピードは格段に上がりました。

「できるだけ速くたくさん読む」

これが多読の最大のコツです。

それだけ?
はい、ただそれだけ。

英語がスラスラと語順どおりに読めるようになるために
私がやったことは、

英字新聞を辞書を片手にうなりながら読むとか
英英辞書で知らない単語を
たらい回しで調べるとかじゃないんです。

自分のレベルに対してすっごく簡単なものを、

・できるだけ速く
・大量に

読んだだけです。


「できるだけ速く」読むことのメリット

普段のあなたの読むスピードってどんな感じですか?
ゆっくりではないですか?

であれば、多読をしろと言われても
最初は無意識のうちにゆっくり読んでしまうと思います。

だから、自分で意識して
「できるだけ速く」読んでみてください。

もちろん、意味が取れないほど速くではなく、
ちゃんと内容が理解できて楽しめるギリギリのスピードで。

このできるだけ速く読むことのメリットですが、
いつもの癖でついつい「返り読み」してしまうことを防ぐことができます。

ゆっくり読んでいると、どうしても文章を分析したくなったり、
頭の中できれいに日本語に翻訳したりしたくなります。

なので、そういう悪い癖を断ち切るために
できるだけ速く読むのです。

返り読みや翻訳の癖が抜けない限り、
英語の語順のままスラスラ読めることは一生ありません。


返り読みせずに読むにはどうすればいいかというと、
返り読みなんか必要ないくらい簡単な英語をたくさん読んで
語順どおりに英語を理解するという作業に慣れるしかないわけです。


できるだけ速く読むには、前から何度も言っているように、
「簡単な英語」を読むことが重要です。

じゃないと、速く読めませんから。

「このくらいなら何とか読めるかも」
「頑張れば読めそう」

じゃないですよ?

目安としては、知らない単語が全くないかほとんどなく(あっても1~2%)
知らない単語があっても推測可能なレベルの素材です。



では、次のページでは
「大量に読むことのメリット」についてお話しします。


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