ほとんどの日本人が英語を英語のままスラスラ読めない理由

英語の長文を全部ノートの左半分に書き写して、右半分に日本語訳を書いて、
複雑な構文になっている難しい文章を
単語をひとつひとつ調べながらゆっくりと訳していく。


こういう勉強法は、あなたもなじみがあると思います。
日本の英語教育の現場で、広く指導されている手法ですね。

ノートに書くかどうかや、どの程度難しいものを選ぶかなど
やり方やレベルの違いはありますが、
リーディング力アップにはこういった勉強も必要ではあります。

ただ、学校で習うような、このリーディング法しか知らない場合は
あなたはいつまでたっても

英語を英語のままで理解し、返り読みすることなくスラスラ読める

というレベルには決してなれません。

英語長文がとても苦手だった過去の私の経験

私は、英語の長い文章を読むということが昔からすごく苦手でした。

学生時代には英語がスラスラ読めた経験なんて一度もなく、
英語を読むのが楽しいなんて思ったこともなかったし、
それまでは、いわゆる学校英語の

「難しい英語を一語一句ノートに和訳して
 構文を分析して、分からない単語は全部調べて隅から隅まで理解する」

という方法以外のリーディングの方法があることも知りませんでした。

あなたも、そうじゃないでしょうか?

高校時代だけでなく、大学に入っても、
何か斬新で効果の高い勉強法を教えてもらえるのかと思いきや、
高校の授業の延長のような英語の講義でした。

教授に一人ずつ指名されて、予習で全部訳しておいたものを
クラスの前で自分の和訳を発表するというだけの授業。

嫌でたまりませんでした。
何とか単位は取りましたが、クラスでは落ちこぼれでした。


だから、英語のやり直しを始めた頃も、
デイリーヨミウリ(英字新聞)を
購読してみたりしましたが、
ほとんど読めませんでした。

全然読めないのに毎日毎日新聞が届き、
リビングの片隅に積み重ねられていく様を見た母親に

「あんたはこの新聞をいつになったら読むんかね」

と嫌味を言われたり。

全然読めないのい半年くらいは購読したかなー。

廃品回収に直行の紙の束を2万円くらい払って
買っていたことになります。なんともったいない・・・

当時、TOEIC700点から800点くらいだったと思います。

でも、読んでも単語がところどころわかる程度で、
最初は一生懸命理解しようと思って読んでいても、
気づいたら全然内容は頭に入っていなくて、
ただ英語の字面だけを目で追っている状態。

あなたも経験があると思います。

日本語に訳さないと英語が理解できない本当の理由

日本の多くの英語学習者さんが、この

「日本語にしなくても英語を英語のままで理解する」
「語順のままに理解する」

という状態で英語を読むことができないことに悩んでいます。

私も、

「英検の長文が読めないんです」とか、
「英語を英語のままで理解するにはどうやって勉強したらいいんですか」

というメールをたくさんいただきます。

で、その答えとしてよく言われるのが、
「全部を日本語に訳させる日本の英語教育に問題がある」
ということなんですね。
あなたも聞いたことがあると思います。


英語に関して英才教育を受けたわけでもなく、帰国子女でもない私の英語の基礎は
日本の中学校からの英語教育で培われたことは間違いないので
日本の英語教育については、あまり悪口は言いたくないのですが、
「リーディング」については完全に失敗していると私も思います。

ただし、「日本語に訳すこと自体がいけないのか」というと、
そうではないというのが私の考えです。
そこが問題の中心ではないと思っています。

では何が問題なのかというと、日本の英語教育では、
生徒のレベルに対して難しいものばかり読まされているということです。

リーディングは、簡単なものをたくさん読むことで
英語を英語のままで理解できるようになります。

「英語を日本語にしないと理解できない」という悩みは、
「日本語に直すまでもなく簡単に理解できる英語」
たくさん触れることでしか解決しません。


今日現在のあなたにとって難しい英語、つまり
知らない単語を辞書で引いて、構文を分析してようやく理解できるような英語を、
今のあなたが「英語のまま」理解するのは無理です。

難しいものをやるのではなく、

「今日現在のあなたにとって簡単なもの」に触れることで
英語を英語のまま理解する感覚を身につけるのです。



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